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車は高いお金をかけて購入しますが、年々資産価値が下がっていきます。
消耗度合いや時間経過によって減耗していくので、できれば資産価値が下がりづらい車を選んで購入したいですよね。
基本的に車は時間が経つごとに残価率が下がっていきますが、中には価値が下がりづらい車もあります。
この記事では資産価値が下がりづらい車を紹介してから、さらに資産価値が下がらない条件、価値が下がる原因を合わせて解説していきます。
不動産の資産価値とは?3つの計算方法と戸建て・マンションの違い投資信託数 | 約2676銘柄 | 開設口座数 | 累計800万超 |
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車の資産価値は「残価率」という言葉で表されます。
残価率とは、新車のときの価格に対する残価の割合で、時間の経過とともに減っていきます。
少しでも乗ると必ず資産価値は下がるので、「まったく資産価値が下がらない車」というのは存在しません。
残価率は自家用の普通車・小型車の場合でも、1年で0.681、2年では0.464、3年で0.316となるので、3年たてば約3割程度の価値に落ちます。
資産価値が下がりにくい車は、この残価率が50%を超えている車です。
長い期間乗っても残価率が高い水準で保たれるので、かなりお得になります。
車の維持費が馬鹿らしい!おかしい!車種ごとの維持費の違いと維持費節約のポイント残価率が高い車と低い車があると言っても、実は残価率は5年以内の車に限ります。
自家用の普通車・小型車は6年目で0.1まで残価率が下がりますが、これは資産価値が落ちづらい車でもほとんど同じ程度まで下がります。
5年を超えると損耗が激しくなるので、資産価値がそれまで高い車でも同じように減耗します。
< p>そのため、5年を越えて高い残価率を保っている車はかなりレアだと言えます。ずっと持っていても大丈夫というわけではなく、5年以内に売るという前提で購入するものだと考えましょう。
資産価値が下がりにくい国産車7選について紹介します。
次の7つの車は特に残価率が高く保たれています。
それぞれ以下に解説していきます。
車買取業者・買取店のおすすめ人気ランキング!口コミ・評判からサービスの特徴まで徹底比較トヨタ「アルファード」は大型フロントグリルが特徴の高級ミニバンです。
現在は3代目となっていますが、今でも根強い人気を誇っています。
アルファ―ドは非常に残価率が高いことで有名で、三年後の残価率が85%、五年後の残価率が67%と、通常の自家用車が五年後30%になることと比べてもはるかに高い数値を誇っています。
アルファ―ドは7年後でも残価率40%を維持しているほど人気があるので、5年以上乗っていても高く売れる可能性はあります。
現行モデルの新車価格は359万~775万円程度、中古車としては160万円~1,200万円程で取引されています。
現在人気があるSUVの中から、値落ちしないクルマとして人気があるランドクルーザーです。
現行モデルは2009年に登場し、10年以上も販売されているロングセラーモデルにも関わらず、未だに多くの人から人気があります。
残価率は3年後で62%、5年後で52.9%を保っているので、かなり資産価値が下がりづらいことが分かります。
走行距離が大幅に延びていたり、大きな修理をしていたりしなければ、手放す時に新車時の50%の金額が手元に戻ってくると考えればかなり大きな金額だとわかるでしょう。
スズキ「ジムニー」は1970に誕生してから50年たちますが、未だに多くのユーザーに愛され続けています。
悪路走行に優れたオフロード四駆で、2WDと4WDを手動で切り替えて走行可能です。
ジムニーもかなり価値の下がりにくい車として知られています。
残価率は3年で63.8%、5年で51.8%と、50%と超える高水準です。
ジムニーは何度も世代交代しているにも関わらずこの高い残価率を維持しているので、相当人気のある車と言えるでしょう。
日産「エクストレイル」はアウトドアを楽しみたい若者向けに開発されたモデルです。
2000年11月に初代が販売されて以降、走破性や先進技術が注目されているSUVなので、長い期間人気を保ち続けています。
20X(4WD・5人)の残価率は3年で66%、5年で47%と50%は切るものの、かなり高い数値を維持しています。
現行モデルは3代目で、新車価格は316万~391万円で設定されているので、若者にも手を出しやすくなっています。
日産 GT-Rは日本国内で非常に人気のあるスポーツカーです。
GT-Rも2007年10月に登場してから約13年が経過していますが、むしろ発売当初よりも人気が出てきています。
現在の新車価格は1000万円を越えています、
GT-Rの残価率は3年で65%、5年後で48.5%と5年たてば50%を切っていますが、3年ではランドクルーザーを上回る数字になっています。
スポーツカーは年々性能がアップしているので、古いモデルだと機能が少なく価値が低くなってしまうことが5年後の残価率が低い原因でしょう。
ですがそれでも50%付近の数字を保てているというのは、根強い人気があるからだと言えます。
スポーティセダンのスバルWRX S4は2019年に発売が中止されて、現在数が非常に少なくなっています。
ただし、生産終了したということは、市場に出回る数が減って希少になったともいえます。
現在WRX S4の残価率は3年で58.8%、5年で43%と非常に高い数値を誇っています。
この先徐々に残価率が下がっていくことにはなりますが、このタイミングで持っている人は車を買えるチャンスかもしれません。
デリカD:5は実は歴史が古く、かつて大人気のミニバンとして一世を風靡していました。
RVとミニバンを融合しているスタイルのためミニバンとは思えない走破性を兼ね備えており、アウトドアを愛好する人たちから特に人気があります。
Ⅾ パワーパッケージの3年後の残価率は73%、5年後の残価率は58%とかなり高い数値を誇ります。
デリカD:5はミニバンの中ではトップクラスの残価率になっています。
資産価値が下がりにくい車は、何も国産車だけではありません。
外車でも残価率が下がりづらい車はいろいろありますが、特に3つ紹介します。
以下にそれぞれ解説していきます。
「ジープ ラングラーアンリミテッド」は、1941年に軍用車として開発されたウィリスMBがもとになっています。
悪路走行に特化したオフローダーで、丸型のヘッドランプなど、特徴的なスタイルに人気があります。
現行モデルであるラングラーアンリミテッドは非常に残価率が高いことが有名で、3年後で94%、5年後でも75%の残価率を保ちます。
さらにラングラーアンリミテッドは外車が影響を受けやすい走行距離に関してもそれほど厳しく査定されることもなく、価値を下げづらくなっています。
BMW「X4」は加速性能の高いクーペタイプSUVで、日本でも広く人気があります。
街中や郊外、高速道路などどこでも快適な走行を楽しめます。
BMW X4は3年後の残価率が57%、5年後で34%と少し低いですが、これはモデルチェンジが影響していると考えられます。
新車価格は695万~925万円、中古車としては300万円~800万円で取引されています。
メルセデスベンツ「GLAクラス」は、エントリーモデルのAクラスをベースとしたコンパクトSUVです。
現行モデルは2代目で、2020年6月に発売されたばかりです。
現在のモデルでは最低地上高52mm・全高115mm高くなっており、乗車時の視点が高く視界が広がっているので、人気を博しています。
メルセデスベンツの残価率は3年で56%、5年で41%。
それほど高くはありませんが、ベンツの中では高い数字です。
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資産価値が下がりにくい車はいくつかありますが、上記に紹介している車はある共通点があります。
資産価値が下がりにくい車の条件は次の4つです。
共通して言えるのは、需要がある車は残価率が下がりづらいと言えます。
それぞれの理由を以下に解説していきます。
日本の車は海外でも販売されていますが、海外でも需要が高い車は価格が下がりにくい傾向にあります。
日本国内で人気がなくても、海外での人気がある車もあります。
販路や需要の多さによって価値を維持できる場合は、査定額も維持しやすいです。
例えばトヨタの「カローラ」は日本国内だけでなくアメリカでも人気の車種で、広く人気を誇っています。
ロングセラーの車種は人気度・信頼度が高いので、需要が高まっています。
長く出ているということは新品ではなくともよく、中古車販売においても需要が高いので、その分値段が下がりにくくなります。
購入前の段階で車を下取りに出すことを予定があるので、ロングセラーの車種を予め選んでおくと良いでしょう。
希少価値が高い車は下取り価格が下がりにくい傾向にあります。
例えば元々の販売台数が少ない車や、一次的な限定発売が行われた車は台数が少なく持っている人が少ないので、中古でも需要が高いです。
中古車市場にあまり出回っていない車種も存在するので、中古車として出すと残価率は高いまま維持されています。
希少価値が高い車は需要があるので、高く買い取ってもらえる可能性が高いでしょう。
業者オークションでの落札価格では、まったく同じ車種・年式・グレード・内外装の車でも、色が違うだけで数十万円違う場合があります。
特に需要が高い車は白か黒のカラーの車です。
汚れが目立つので避けたい人もいるかもしれませんが、コーティング加工や洗車をすると綺麗になるので問題ありません。
将来的に車を売り出す予定にある人は出来るだけ白か黒のカラーを選ぶと良いです。
ただし、人気車のイメージカラーがある場合は、その色も人気です。
例えばインプレッサの青色、フェラーリの赤色、NSXの黄色などはイメージカラーになっています。
車の資産価値が高い車の条件はありますが、車の乗り方によっては残価率が下がってしまう可能性もあります。
車の資産価値が下がる原因は、次の3つです。
以下にそれぞれ解説していきます。
外装・内装にあからさまにダメージがある場合は資産価値が高い車でも残価率は低いです。
ボディの傷やサビ、塗装はげなどがあると見た目が悪く、事故などの経歴が疑われてしまいます。
他にも他人が使った古い車である印象を受ける内装のシミや臭いの染み付きなども評価が下がるので、使い方には気をつけましょう。
だだし、専門の業者に修理してもらえる場合は良いですが、自分で修理してしまうと買取時に不良品とみなされる可能性があるので注意が必要です。
修理するときは自分でやらず、専門の業者に頼む方が良いです。
走行距離は車の寿命に直結しているので、中古車の査定を大きく左右します。
特に走行距離が多すぎる車は価値が下がります。
だいたい1年間に乗る距離は決められていて、その距離に沿って残価率も設定されます。
走行距離を本来の規定距離から逸脱していると、残された寿命が短い車と判断されて、安く買われます。
ただし、年式に見合わないほど走行距離が少ない車も評価は低いです。
倉庫に眠っていて、内部の状況が劣化していると判断されかねないので、走行距離は年式に見合った、平均的な数値が理想です。
日頃の整備を怠っていることも価値を下げます。
特にエンジンンの状態が悪いと将来的な故障リスクが高いと判断されるため、買取価格が大きく下がってしまいます。
このほかにも車の改造やホイールやハンドルなどを純正パーツ以外にかえることも、整備不足と判断されて価値を下げる原因になります。
車の資産価値を下げずに売るコツは、次の2点です。
2点を守れば、通常の売却価格より高い金額で売ることができるでしょう。
以下にそれぞれ解説していきます。
前述しましたが、整備不足の車は評価が非常に下がります。
普段手入れしながら乗ることで、車の損耗を防げるので、できるだけ途中で車の清掃や修理に出したりしながら車を使うと良いです。
もちろん、車に適切な距離乗っておくことも大切です。
乗りすぎも乗っていなさすぎも価値を下げることに繋がるので、ある程度使うと良いでしょう。
車を高額買取りしてほしい場合は、中古車の買取専門業者に売却すると良いです。
ほとんどの人は車を売ろうと考えたとき、新車を購入した販売店に連絡して売ることが多いでしょう。
しかし、ディーラーはあくまでも新車の販売が目的なので、買取にはあまり向いていません。
かなり評価を低くつけられてしまうので、安い査定になりやすいのです。
そのため、車を売るなら中古車買取業者に頼むと良いでしょう。
買取業者はその後再び売ることになるので、海外輸出のルートも持つため、幅広い車種が必要です。
そのため、値下がりしやすい車でも有利な値段で買い取ってもらいやすくなっています。
車の資産価値は一定期間乗っていれば必ず下がりますが、中には下がりづらい車というのが存在します。
5年たっても50%以上の残価率を維持している車もあるので、数年後にまた売る予定がある人はできるだけ資産価値の下がりづらい車を選ぶと良いでしょう。
この記事で紹介した車を参考にして、車選びをしてみてはいかがでしょうか?
投資信託数 | 約2676銘柄 | 開設口座数 | 累計800万超 |
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