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家の査定がAIでできる?不動産査定AIの仕組みやメリット・デメリットを解説

【更新日】2024-01-25
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家 査定 AI
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家の査定は不動産会社に依頼することが多いですが、実はAIによって査定してもらうことができます。

不動作査定AIとは、過去の取引事例をもとにAIが査定価格を算出する方法です。

不動産会社に依頼するよりも早く結果が出るので、気軽に依頼することが可能です。

しかし、いくつかデメリットもあるので、利用する前に確認しておきましょう。

この記事では家の査定ができる不動産査定AIの仕組みやメリット・デメリットを解説していきます。

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家の査定ができる不動産査定AIとは?

家の査定ができる不動産査定AIとは、AIを利用して不動産の査定価格を算出する方法です。

過去の取引データをもとに、短時間で査定金額を算出可能です。

不動産会社に査定依頼する場合とは違って、依頼する相手がAIなので気軽に依頼できます。

不動産の相場を知りたい人にオススメの方法です。

家の査定の注意点38選!事前に知っておきたいリスクと失敗しない査定方法を徹底解説

家の査定ができるAIの仕組み

家の査定ができる不動産査定AIは、物件の条件を入力して、過去の似たような取引データをもとに査定額を算出します。

入力する条件は次の項目があります。

  • 所在地
  • 建物の面積
  • 築年数
  • 方角
  • 構造
  • 階数

査定したい物件種別を選んで、上記の情報を入力します。

マンションか戸建によって入力する条件は多少異なるので、実際に入力して確認してみましょう。

家の査定ができるAIのメリット

家の査定ができる不動産査定AIを利用するメリットとしては、次の内容があげられます。

  • 匿名で利用可能
  • 査定価格が即座にわかる
  • 売却する場合以外でも利用できる
  • マンション査定の精度が高い

AIに査定してもらうと、不動産会社に依頼するのとは違っていくつかメリットがあります。

以下にそれぞれのメリットを解説します。

匿名で利用可能

AIに査定を依頼すると、匿名で利用できるメリットがあります。

不動産会社に査定依頼をすると、連絡を取るために電話番号やメールアドレスなどを登録する必要があります。

個人情報を入力すると営業電話がかかってくることもあるので、面倒に感じることも多いです。

不動産査定AIに依頼すると匿名で査定できるので、営業電話に悩まされることはありません。

その場で結果を確認できるので、個人情報を入力したくない人は利用すべきです。

査定価格が即座にわかる

AIの査定を利用すると、結果が数十秒程度で即座にわかるメリットもあります。

AIが過去の取引事例をもとに算出するので、人に依頼するよりも時間がかかりません。

不動産会社に査定依頼すると査定結果を受け取るまでに机上査定でも数日かかるので、すぐに結果を知りたい人はAIの利用がおすすめです。

また不動産査定AIは休日や深夜などの時間帯にかかわらず利用できる点も魅力です。

不動産会社に依頼すると平日に結果が返ってくることが多いので、即座に結果を知りたい場合は休日でも利用できる不動産AIを利用しましょう。

売却する場合以外でも利用できる

AIによる査定は、売却する目的以外でも利用できます。

不動産会社に依頼する机上査定や訪問査定は、売却を前提とした売主しか利用できません。

しかしAIの査定は購入希望者が適正価格を知る目的で利用することも可能です。

また離婚時の財産分与などの売却価格を知りたいだけの場合も使えます。

マンション査定の精度が高い

AIの査定は、マンション査定の精度が高いメリットがあります。

特に築年数が10年以上経過している大規模なマンションであれば、同じマンションの取引事例をAIが学習している可能性があります。

そのためマンション査定の精度が高くなるので、わざわざ不動産会社に依頼する必要がなくなります。

ただし、リフォームをしている物件は査定価格が変動することが多いので気を付けましょう。

家の査定ができるAIのデメリット

家の査定をAIに依頼するメリットはいくつかありますが、次のようなデメリットもあります。

  • 相場の把握が基本
  • 戸建て査定の精度が悪い
  • 現地確認が必要な部分は反映できない
  • 売主の希望を反映できない

不動産査定AIは取引事例をもとに算出するため、細かい部分は計算できない点を理解しておきましょう。

以下にそれぞれのデメリットを解説します。

相場の把握が基本

AIの査定では、相場の把握しかできない点がデメリットです。

AIの査定は過去の取引事例をもとにおおよその数値を算出するだけなので、相場以上の細かい査定価格を算出することができません。

正確な査定価格を知りたい場合は、不動産会社に訪問査定をしてもらう必要があります。

AIの査定はあくまでも参考程度に利用すると良いでしょう。

戸建て査定の精度が悪い

不動産のAI査定では、戸建ての査定精度が悪いです。

AI査定は過去の取引事例をもとに査定価格を算出しますが、戸建ては過去の取引事例とは条件が異なることが多いです。

近隣で条件が近い物件の取引があったとしても、特有の条件があると査定価格が異なってしまいます。

土地の大きさや形状、駅からの距離など条件が異なる物件を参考にしてしまうので、戸建ての査定価格はあまり参考にしない方がいいでしょう。

戸建ての査定価格を知りたい人は、不動産会社に依頼することをおすすめします。

現地確認が必要な部分は反映できない

不動産のAI査定では、現地確認が必要な部分は結果に反映できません。

リフォームしてプラス評価になる部分や、損傷してマイナス評価になる部分を反映できないので、実際の査定価格とずれることが多いです。

AI査定は実際に部屋を確認することができないので、正確性に限界があることを理解しておきましょう。

売主の希望を反映できない

不動産のAI査定では、売主の希望を査定結果に反映できません。

不動産会社に査定してもらう場合は、「できるだけ高額で売りたい」などの条件を聞いてもらえる可能性があります。

訪問査定では売主の希望に応じて査定価格を変更することもできるメリットがありますが、AI の査定では機械的に査定結果が算出されます。

その結果をもとに不動産会社に相談することも可能ですが、もともと売り方に希望がある場合は二度手間になってしまいます。

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家の査定をAIに頼むのに適した物件

不動産を査定AIに依頼するのに適した物件としては、次のような物件があげられます。

  • マンションの取引
  • 築10年以上の物件
  • 大規模なマンション
  • リフォームをしていない

不動産AI を利用するのに適しているのは「マンション」です。

戸建てでは査定価格の精度が悪いため、AI査定をしても査定結果が大幅にずれる可能性があります。

特に築10年以上の大規模マンションであれば、過去の取引事例をAIが学習していることもあるので査定結果が正確になりやすいです。

またリフォームをしている物件は査定価格が変動する可能性があるのでAIの利用は不向きです。

家の査定ができる不動産査定AIはマンションの査定に向いている!特徴を理解して上手に使おう

家の査定ができる不動産査定AI が現在利用されていますが、利用するのに向いている物件は築10年以上のマンションです。

戸建てでは精度が低くなってしまうことがあるので、過去の取引が記録されているマンションの査定価格を知りたい場合に利用すると良いでしょう。

不動産査定AIは即座に結果が出るメリットがあるので、すぐに相場を知りたい人におすすめです。

正しい使い方を知って不動産査定AIを利用しましょう。

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