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家の中の物を処分しないで家を売る方法はある?対応可能な業者の選び方やかかる費用を解説

【更新日】2023-12-13
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家の中の物処分しないで家を売る方法
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「家の中の物を処分しないで家を売る方法はあるの?」

「家の中の物を処分するとどのくらい費用がかかる?」

家を売ると決めても、家具や家電の処理に困っている人は多いです。

例えば実家を相続すると不要品も多いので、どのように処分すればいいのかわからなくなってしまいがちです。

家の中の物を処分しないまま売る方法としては、大きく分けて3つあります。

この記事では、家の中の物を処分しないで家を売る方法を紹介してから、買取業者の選び方や物を処分する際にかかる費用を解説していきます。

家を売るにはどうする?売却する流れと注意点・初めて売りたい人でも失敗せず売るコツ

家の中の物を処分しないで家を売る方法

家の中の物を処分しないで家を売る方法としては、次の3つがあります。

  • 買取業者に依頼する
  • 付帯設備表を作成する
  • 一時保管をする
不要品を処分しないまま家を売ることは可能ですが、トラブルにもなりかねないのであまりお勧めしません。

原則、家具などは残っているとマイナス査定にもなるので、売却することをおすすめします。

しかし、家の中の物をそのまま売りたい人は、上記の3つの方法を検討してみましょう。

以下にそれぞれの方法を解説します。

買取業者に依頼する

家の中の物をそのまま売る方法として最も楽な方法は、買取業者に依頼する方法です。

買取業者は家の中の家具や家電などをリフォームする前提でそのまま買い取ってくれます。

そのため不用品だけではなく、ゴミ屋敷などの家でもそのまま買い取ってくれるので、困ったら買取業者に依頼しておいて間違いはありません。

買取業者に依頼すると、最短数日で売却まで可能なので、すぐに売却してお金を準備したい人にも向いています。

ただし、買取価格は仲介で家を売却した際の7割程度なので、高く売りたい人は家の中の物を処分して仲介で家を売る方が良いです。

付帯設備表を作成する

「家具付き」「家電付き」のように記載して個人に売り出す方法もあります。

買い手にとっても新たな家具を準備しなくていいので、家具や家電の状態によっては購入希望者が現れる可能性もあります。

その際は、「付帯設備表」を作成して、どのような設備があるかを買い手に伝えましょう。

故障や不備がある場合も記載しておくことで、契約不適合責任となることを避けれます。

一時保管をする

家の中の家具や家電を処分できない場合、家から運びだして一時保管をしたうえで売却する手もあります。

数か月から数年間の長い期間、家具などを預かってくれるので、一時的に引っ越しすることになった際は利用するべきです。

家の中の物を処分するのではなく、一時的に保管しておくことで、家の売却価格を上げることができるメリットもあります。

再度引っ越しする予定がある人や、家具をすべて処分するのは抵抗がある人は検討してみましょう。

家を売るタイミングはいつ?ベストな売り時と売ってはいけない時期・判断基準を紹介【2023年版】

家の中の物を処分しないで家を売る際の買取業者の選び方

家の中の物を処分しないで買取業者に家を売る際は、次の点に注目して会社を選びましょう。

  • 買取実績が豊富
  • 弁護士と連携している
  • 担当者が信頼できる
  • 査定価格の根拠が明確
買取業者も様々なので、信頼できる会社を選んで売却しましょう。

以下にそれぞれの点を解説します。

買取実績が豊富

まずは、買取業者の買取実績がどの程度あるかを確認しましょう。

「ゴミ屋敷」「訳あり物件」などの買取実績が豊富であれば、不用品がある家の買取にも慣れているので、スムーズに進めれる可能性が高いです。

またコスパを抑えて不要品撤去してもらえるため、抑えた費用分高額で売却できます。

反対に、家の中の物をそのまま買取することを明記していても、実績が少ないと慣れていない可能性があるので気をつけましょう。

事前に依頼する会社のHPを確認しておくことが重要です。

弁護士と連携している

物がある家をそのまま売却したい人は、相続によって家を取得している人も多いはずです。

そのため、弁護士と連携している買取業者を選ぶことで、権利問題を解決できます。

弁護士と連携のない会社に依頼すると、相続の問題を自分で解決する必要があるので面倒です。

相続問題がある人は、弁護士と連携している買取業者に依頼すると一石二鳥です。

担当者が信頼できる

買取業者は価格の高さや実績だけではなく、担当者が信頼できるかどうかをチェックすることも大切です。

担当者からの折り返し電話は早いか、質問に明確な回答が得られるかなどを確認して、信頼できる相手かどうか見極めましょう。

中には悪徳業者もいるので、できる限り信頼できる相手か見極めたうえで契約を結びましょう。

査定価格の根拠が明確

査定価格の根拠を明確に提示してくれる会社を選びましょう。

不当な買取業者はあえて高額な査定価格を提示して、契約直前に値下げしてくることがあります。

そのため高額な査定価格を提示されたからと言って安心はできません。

買取業者が提示してきた価格の根拠を質問して、適切な価格かどうか見極めましょう。

家を売るにはどうする?売却する流れと注意点・初めて売りたい人でも失敗せず売るコツ

家の中の物を処分する際にかかる費用

家の中の物を処分する場合、次の二つのケースでかかる費用が異なります。

  • 自治体の粗大ごみ回収に出す
  • 不用品回収業者に依頼する
自分で処分すると回収業者に依頼するよりも大幅に節約できます。

以下にそれぞれの費用目安を紹介します。

自治体の粗大ごみ回収に出す手数料

不要品の量が少ない場合、自治体のごみ回収に出せば費用を抑えられる可能性があります。

一例として、東京都江東区の粗大ごみの回収には次のような手数料がかかるので、把握しておきましょう。

布団 400円
テレビ台 1,200円
ベッド用マット 1,200円
ソファー(2人用以上) 2,000円
他の自治体でも似たような金額がかかります。

不用品回収業者に依頼するよりは大幅に節約できるので、出すごみが少ない人はおすすめです。

不用品回収業者に依頼した際の費用

処分する不用品の数が多い人や自治体に持っていく時間が取れない人は、不用品回収業者に依頼することで手間をかけずに不用品を処分することが可能です。

不用品回収業者に依頼した場合、戸建てであれば数十万円~数百万円が相場となっています。

1R 3万円~10万円
1DK・1LDK 5万円~20万円
2DK・2LDK 9万円~30万円
3DK・3LDK 15万円~50万円
間取りが広くなればなるほど、相場は上がっていきます。

また家具単体で見ても、冷蔵庫は3000円~12000円、ベッドは1000円~10000円といったように、自治体に自分で出すよりは高額になっています。

家の中の物を処分しても売れるとは限らない物件

家の中の物を自分で処分したとしても、次のような物件では売れるとは限らないので注意してください。

  • 老朽化が激しい物件
  • 事故物件
  • ごみ屋敷
費用をかけて不用品を処分しても、物件が売れ残ることがあります。

売れ残っている間の固定資産税などの維持費用は所有者に課されるので、売れない物件の場合は買取業者に依頼するのも手です。

以下にそれぞれの物件を解説します。

老朽化が激しい物件

築年数が古く、人が住まなくなった老朽化の激しい物件は、不用品を処分しても売れるとは限りません。

雨漏りやシロアリ被害といった瑕疵に当たる劣化が進んでいることも多く、購入希望者が現れづらくなっています。

売却する際は、不用品の処分に加えて、被害が出ている部分をリフォームしてからがおすすめです。

事故物件

人が死んだことがある事故物件も、家の物を処分しても売れない可能性が高いです。

特殊清掃という、床材や壁紙の張替え・オゾン消臭などの清掃を行ってから売却します。

ただし、事故物件は売却金額が大幅に下がる傾向にあるので、購入してくれる人もいるかもしれません。

ごみ屋敷

ごみから染み出た液体や住み着いた害獣によって、床や天井が腐食しているゴミ屋敷は、売却しづらい特徴があります。

中にはキッチンなども使えなくなっている可能性があるので、売却前には床や壁紙の張替えをしておく必要があります。

買取業者にそのまま買い取ってもらう場合は、手間をかけずに売却することが可能です。

家の中の物を処分しないで売る方法は買取業者に依頼するのがおすすめ

家の中の物を処分しないで売る方法はいくつかありますが、買取業者に依頼するとそのまま引き取ってもらえるのでおすすめです。

買取業者に売却すると最短数日で売却できるので、時間をかけずに売ることが可能です。

また自分で不用品を処分する際は、不用品物の量が少なければ自治体に自分で持っていく、不用品の量が多ければ不用品回収業者に依頼すると良いです。

ただし、事故物件やゴミ屋敷の場合、家の中の物を売却しても売れるとは限らないので気をつけましょう。

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