サービス名	KORYO Funding
運営会社	香陵住販株式会社
不動産特定共同事業種類	第１号及び第２号事業（電子取引業務を行う）
物件の種類	木造アパート
物件の開示情報	物件所在地 建ぺい率・容積率 敷地面積 構造 延べ床面積など
最低投資金額	10万円～
運用期間	1年～
優先劣後方式	あり
申込手数料	あり
出金手数料	無料
中途解約	不可能

KORYO Fundingは、香陵住販株式会社という創業40年以上を誇る不動産会社が運営する不動産クラウドファンディングサービスです。

本社は茨城県水戸市にあります。

香陵住販株式会社は東証スタンダード市場に上場している企業なので、IR情報を確認することができます。

運営会社の特徴を知ることができるため、運営会社元が非公開の会社に比べると安全性は高いです。

サービスは始まったばかり

KORYO Fundingの第一号案件は2022年4月21日に開始しました。

2022年6月現在、第一号案件の運用途中なので結果はまだ出ていません。

しかし、第一号案件では募集金額は¥53,900,000だったのに対し、応募金額が¥161,700,000と3倍の金額が集まるほど注目されています。

今後の成長も見込まれるサービスです。

KORYO Fundingは新しい不動産クラウドファンディングサービスですが、第一号案件が始まって注目を集めているところです。

今回は実際に利用している人の口コミで、特に多いものを紹介します。

口コミ①運用に知識がほとんどいらない

KORYO Fundingは資金を集めた後の運用はすべてサービス側でやってくれます。

そのためわざわざ投資や不動産の勉強をする必要がなく、投資知識がなくても運用可能です。

不動産クラウドファンディングを始める前に勉強する時間を取らなくてよいので、始めるハードルが非常に低くなっています。

口コミ②手間がかからない

運用自体をすべて運用会社が行ってくれるため、時間が取れない人でも利用しやすいサービスです。

一般的な株式投資やFX売買は日々の値動きを確認する必要がありますし、不動産投資でも物件の管理等をする必要があります。

しかし、KORYO Fundingであれば、入金後の操作が一切なく、期間終了まで触らなくても大丈夫です。

忙しい人でも運用しやすいメリットがあります。

口コミ③利回りが高すぎない

KORYO Fundingの第一号案件は、利回り4.8％の案件でした。

他のクラウドファンディングでは8％以上の高利回り案件がありますが、KORYO Fundingでは利回りが高すぎないことで、リスクが抑えられているメリットがあります。

高利回りであればあるほどリスクは高くなるので、安全に資産運用をしたい人には特におすすめです。

• 第一号ファンドの劣後出資割合が高い
• 茨城県の物件に応募できる
• 東証スタンダード上場企業で不正が起こりづらい

他の不動産クラウドファンディングサービスとは違って上記のようなメリットがあるため、特におすすめの方法です。

以下にそれぞれのメリットを解説していきます。

第一号ファンドの劣後出資割合が高い

KORYO Fundingの第一号案件の劣後出資割合は、30％と高く設定されています。

劣後出資とは、運営側が出資する割合のことを指し、不動産の価値が値下がりしている際に事業者側が負担してくれる制度になっています。

一般的には劣後出資割合は20％のファンドが多いので、KORYO Fundingではよりリスクを抑えて投資できます。

茨城県の物件に投資できる

香陵住販は本社を茨城県水戸市に構える会社なので、第一号案件では茨城県の不動産を対象にしています。

他の不動産クラウドファンディングの物件は東京都内で扱われる物件が多いですが、KORYO Fundingでは今後も東京外の不動産に投資できる可能性が高いです。

不動産クラウドファンディングは最近始まった投資方法なので、投資先のエリアが東京に集中しがちですが、東京外の不動産があれば自然災害が起きた際のリスク分散ができます。

リスクを抑えて投資できる面は、非常におすすめできる点です。

東証スタンダード上場企業で不正が起こりづらい

KORYO Fundingは香陵住販株式会社が運営するため、倒産する可能性が低く、安心して投資できるサービスです。

香陵住販の企業情報は誰でも確認できるように公開されているため、他のサービスに比べて不正が起こりづらく、安全度が高くなります。

また運営会社が大きいので、今後のサービスが拡大していくと良い条件の投資先が増える可能性が高いことも魅力です。

中小企業が行う不動産クラウドファンディング事業が不安な人は、利用すべきです。

KORYO Fundingを利用する流れとしては、次のようになっています。

出資者登録では本人確認が必要になるので、始めると決めた人はできるだけ早めに登録しておきましょう。

以下にそれぞれのステップごとに解説していきます。

会員登録

KORYO Fundingを利用すると決めれば、まずは会員登録から始めます。

会員登録ページでメールアドレスを入力して、認証メールからURLをクリックすれば会員登録が完了します。

会員登録の時点では本人確認は必要ありません。

出資者登録

プロジェクトに出資する前に、出資者情報を登録する必要があります。

マイページから出資者情報登録を行いますが、登録の際には運転免許証などの本人確認書類が必要になるので準備しておきましょう。

出資者情報登録はオンラインかハガキを郵送するかで選ぶことができます。

オンラインであれば即日～1営業日で審査が完了しますが、ハガキであれば郵送に1週間ほどかかるので、急ぐ人はオンラインで済ませると良いです。

プロジェクト応募

出資者情報を登録すれば、プロジェクトに応募できるようになります。

プロジェクト一覧の画面から、投資するプロジェクトを選択できます。

投資するプロジェクトを決めれば、応募口数を選び、「契約成立前書面」「電子取引に係る重要事項説明書」を確認することで応募可能です。

プロジェクト応募前には、必ず書類を確認しておきましょう。

また、出資者が多いと抽選を受けることになります。

抽選に当選した場合のみ、プロジェクトに入金するので事前に支払う必要はありません。

入金

プロジェクトに当選すれば、契約成立時書面を確認してから出資確定ボタンを押して契約を成立させます。

その後メールに入金口座が記載されるため、入金期日までに出資金を振り込みます。

出資者情報登録時に登録した口座以外からの入金は認められないため、気をつけましょう。

また、振り込み手数料も負担する必要があります。

KORYO Fundingで不動産クラウドファンディングを行うなら、次のように考えている人が利用におすすめです。

• 少額でも安定した投資をしたい人
• 東京以外の物件に投資したい人

KORYO Fundingの特徴を理解した上で資産運用をするか選ぶと良いです。

以下にそれぞれ解説していきます。

少額でも安定した投資を行いたい人

不動産クラウドファンディングはそもそも、少額投資なので短期間で大きく稼ぎたい人は向いていません。

KORYO Fundingの案件は中でも劣後出資の割合が高く、安全性が確保されているためリスクを抑えて投資することが可能です。

できる限りローリスクローリターンの投資をしたい人は特におすすめです。

東京以外の物件に投資したい人

KORYO Fundingは茨城県の物件に応募できる特徴があるので、東京以外の物件に投資したい人はおすすめです。

不動産クラウドファンディングの投資先は東京都内の物件に集中しがちですが、少し場所を話して投資先を分散させることができるので、リスク低下につながります。

今後の物件も東京以外の物件が期待されるので、投資場所を変えたい人はおすすめです。

KORYO Fundingを利用する上で、気になるQ&Aを以下に解説していきます。

誰でも会員登録できる？

基本的には、個人法人問わず申し込み可能です。

しかし、次の要件に当てはまる個人は会員登録ができないので注意しましょう。

• 20歳未満または75歳以上の人
• 日本国籍ではない人
• 日本に住所を持っていない人

また、法人では次の要件に当てはまると会員登録できません。

• 法人番号を持っていない法人
• 海外法人

他にも申しこみ後の個別審査で断られることもあります。

出資金入金後のキャンセル、変更はできる？

原則、出資金を入金した後はキャンセル・変更はできません。

正し、契約成立時書面を受領した日から8日が経過するまでの間であれば、クーリングオフによる契約解除が可能です。

KORYO Fundingは不動産クラウドファンディング事業者の中でも劣後出資割合が高く、比較的ローリスクで始めることができる少額不動産投資です。

運営会社も上場しているため信頼でき、投資初心者にも始めやすい特徴があります。

少額不動産投資を始めたい人は、KORYO Fundingを利用してみてはいかがでしょうか。