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マンション査定を登録不要で受ける方法はある?登録ありの査定方法との違いや利用上の注意点を徹底解説

【更新日】2024-03-07
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マンション 査定 登録不要
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マンションを売却することにしたら、ネット上にある無料査定サービスを活用することで、マンションがいくらで売れるのかが分かります。

しかし、無料サービスの多くが、氏名やメールアドレス、電話番号などの個人情報の入力を求めているところが多く、人によっては強い抵抗を感じる方もいるでしょう。

しかし、一部のマンション査定方法の中には、個人情報の登録なしでおおよその査定額がいくらになるのかを把握する術があります。

今回は、個人情報の登録がいらないマンション査定の方法を紹介すると同時に、個人情報の登録が求められる査定方法との違いについて解説します。

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マンション査定を登録不要で受ける方法

マンションの売却を考える際、査定額の参考にしたいが、個人情報を入力するのは避けたいと思う人も少なくありません。

登録不要で査定額を知ることができる方法は実はいくつか存在します。

マンション査定を登録不要で受ける方法

  • 匿名査定
  • AI査定
  • マンション売却データベースの活用

ここからは、先のリストで上げた3つの方法について1つずつ紹介します。

匿名査定

匿名査定とは、物件の基本情報だけで大まかな査定価格を算出する方法です。

具体的な位置や間取り、築年数などの基本情報を入力するだけで、実際に不動産会社が物件を訪問することなく査定額を出してくれます。

また匿名査定では、以下のようなデータ、情報を基にマンションの査定価格を算出します。

匿名査定で用いられるデータ

  • 公示地価・基準地価などの公的な指標
  • 近隣エリアのマンションの売買実績
  • 直近の相場動向
  • マンションの方角
  • マンションの階数
  • マンションの専有面積

この方法は手軽に価格の目安を知ることができる一方、詳細な査定には実物確認が必要となるため、正確な価格は異なる場合があります。

AI査定

AI査定は、過去の取引データや物件情報をもとに、AIが査定額を算出するサービスです。

Webサイト上に物件の所在地、専有面積、築年数などの基本情報を入力するだけで、AIが査定結果を出してくれます。

それ以外にも、AI査定では以下のような情報を用いて査定価格を算出します。

AI査定で用いられるデータ

  • 過去の売買取引件数
  • 過去の売買取引価格
  • 公示地価や基準地価などの公的データ

この方法の利点はスピーディーに査定結果が得られる点や、客観的なデータに基づく査定ができます。

しかし、地域の特性や最新の市況などの微細な変動に対応していなかったり、運営会社が持つデータ量に応じて査定精度が左右されるなど、サービスによって査定精度に差があります。

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マンション売却データベースの活用

マンション売却の過去データを集めたデータベースを利用しておおよその査定価格を調べる方法です。

データベース上には、類似点があるマンションや近隣マンションの取引実績が確認できるため、自分の物件の価格の推測ができます。

この方法の強みは、実際の取引価格を基にした情報を得られる点です。

ただし、掲載されている情報が最新のものじゃなかったり、同じマンション内での部屋の違いやリフォームの有無など、詳細な情報が得にくいという欠点があります。

なので、マンション売却データベース上にある価格は、参考程度に留めておくのが無難です。

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登録不要のマンション査定を利用するメリット

マンションの売却を検討する際、登録不要の査定サービスが提供されている場所が増えています。

そういったサービスのメリットは多岐にわたります。

ここでは、前節で紹介した3つの査定方法に共通しているメリットを紹介します。

ごく短時間で査定結果を知ることができる

登録不要の査定サービスは、煩雑な手続きや書類の提出が不要なので、ごく短時間で査定結果を受け取ることができます。

特にAI査定の中には、ものの数分で査定額を知ることができるサービスが増えています。

忙しい日常の中で、手間をかけずに素早く物件の価値を把握できる点においては最大のメリットといってもいいでしょう。

査定担当者に会わないで査定依頼が出せる

一般的な査定サービスでは、査定担当者が実際に物件を訪問し、直接査定を行うケースが多いです。

しかし、登録不要のサービスを利用すると、対面でのやり取りがないため、査定を依頼する際のプレッシャーや時間の制約を感じることがありません。

自宅や外出先からも手軽に依頼が可能です。

営業の電話・勧誘が来ない

登録不要の査定サービスでは、個人情報を入力することなく査定を受けられるため、後日不動産会社からの営業電話や勧誘が来るリスクが大幅に低減します。

最も、マンションの無料査定で最も多いトラブルが、不動産会社からの営業・勧誘の電話です。

個人情報の登録が求められる一括査定サイトを活用した場合、お客様との接点が構築されるため、1人でも多くのお客様を獲得したい不動産会社からすればまたとないチャンスです。

そのチャンスを逃すまいと、会社側は報告ついでに訪問査定の勧誘をしてきます。

しかし、匿名査定やAI査定は、個人情報の登録を不要とする査定方法なので、会社側から直接連絡が来ることはありません。

この特徴から査定のみを目的としている人にとっては、大きなメリットと言えるでしょう。

主観的判断で価格を算出しない

AI査定などの技術を利用した登録不要のサービスでは、過去の取引データや物件の情報に基づき、客観的に価格を算出します。

人間の主観的な判断が介入しないため、公平な価格を知ることができます。

ただし、マンションの特性や付加価値などは正確には反映されにくいこともあるため、最終的な価格は専門家の査定も参考にすると良いでしょう。

類似点があるマンションの売却事例が確認できる

多くの登録不要の査定サービスでは、過去のマンション売却事例を基にしたデータベースが提供されています。

このデータベースを活用することで、自分のマンションと類似点がある物件の実際の売却価格や取引動向の確認ができます。

これにより、自身の物件の価格帯の目安や市場の動きを把握するのに役立ちます。

登録不要のマンション査定を利用するデメリット

登録不要のマンション査定サービスが持つメリットは非常に魅力的ですが、それと同時に考慮すべきデメリットも存在します。

ここからは、3つの査定方法に共通しているデメリットについて解説します。

査定精度が運営会社の取引実績に依存する

登録不要のマンション査定サービスやAIを用いた査定サービスは、そのアルゴリズムが運営会社の取引実績やデータベースに強く依存します。

運営会社が取引の実績が少ない地域やマンションタイプに関しては、査定結果の精度が低くなる恐れがあります。

実際の市場価格と乖離した査定額が出ることも考えられるため、利用者は複数のサービスで査定を取るなどして、結果を比較することが望ましいです。

メールアドレスの登録を求められることがある

「登録不要」と銘打っているサービスであっても、査定結果を受け取るためにメールアドレスの登録を求められるケースがあります。

この場合、そのメールアドレスをもとにマーケティング活動が行われる可能性もあり、結果的に不要なメールが届く可能性があります。

プライバシーを保護するためにも、査定依頼前にその点を確認し、必要であれば捨てアドレスを利用するなどの対策を取りましょう。

マンションの個別状況に対応しきれていない

登録不要の査定サービスは、特定の条件やパラメータに基づいて自動で査定額を算出します。

そのため、マンションの内装の状態や、隣接する建物とのトラブル、特別なリフォームの実施などの問題点を適切に反映するのが難しいです。

これらの独自の要因は、最終的な売却価格に大きな影響を与える可能性があります。

よって、正確な査定を得るためには、実際に専門家による訪問査定を受けることが必要です。

登録不要のマンション査定と一括査定サイトとの違い

マンション査定を受ける際には、さまざまな方法が存在します。

近年、登録不要のマンション査定サービスと一括査定サイトが利用者の間で人気を博していますが、これらのサービスはどのような違いがあるのでしょうか。

ここからは登録不要の査定方法と登録が求められる査定方法それぞれに見受けられる違いを解説します。

入力する情報の違い

登録不要のマンション査定サービスでは、基本的な物件情報のみを入力することで査定額の把握ができます。

個人情報や連絡先などを入力することなく、査定結果が表示されます。

ただし、サービスを利用する過程でメールアドレスの入力を求めているところもあります。

一方、一括査定サイトでは、複数の不動産業者に査定を依頼するため、より詳しい物件情報や連絡先を入力する必要があります。

一括査定を利用するには、氏名、住所、メールアドレス、電話番号の入力が必須です。

これらの情報は、査定依頼を出している会社から査定結果を得る目的で使用しますが、一部の会社は報告にこじつけて、営業の電話やDMを送ってくるなどの行為をしてくることがあります。

しかし、一括査定サイトの中には、このような行為に見舞われた際の対策を用意しています。

査定方法の違い

登録不要のマンション査定では、AI技術を用いて即時に査定額を算出します。

AI査定では、サービスを提供している会社が持つ取引事例のデータや公的機関が管理しているデータを基に価格を算出しています。

価格を算出過程では、査定を担当しているものの手は一切加わっていません。

そのため、査定価格はAIの学習に使用されたデータ量に依存し、使用されたデータ量がAIの査定精度を決定付けます。

これに対して、一括査定サイトでは、登録した情報を基に複数の不動産業者が査定を行い、その結果をユーザーに報告します。

価格を出す過程では、過去の取引データや類似する取引データを基にしていますが、価格を報告するまで過程で査定担当者の手が加わっています。

そのため、一括査定サイトの方が詳細な査定を受けることが可能ですが、結果を受け取るまでの時間がかかります。

査定結果報告後の違い

登録不要のマンション査定を利用した場合、査定結果はその場で確認できます。

加えて、個人情報になるメールアドレスや電話番号の登録をしていないので、会社側から営業の電話や勧誘が来ません。

一方、一括査定サイトを使用すると、納得がいく査定価格を提示した会社を複数社提示してくれます。

提示してくれる情報の中には、査定を行ってくれた会社の実績や提供しているサービス、利用者の口コミなどの情報が閲覧できます。

さらに訪問査定の依頼もこの段階で依頼できます。

しかし、結果を報告してくれる会社の中には、報告にこじつけて営業をしてくるところもあります。

よって、一括査定は、査定結果に基づいて具体的な取引の話を進めることがスムーズにできる反面、多くの業者からの連絡を受けることになるので、その点を注意して利用する必要があります。

査定精度の違い

登録不要のマンション査定と一括査定サイトはともに、過去の取引事例や公的データを基に査定額を算出しています。

例えば、登録不要のマンション査定の1つ、AI査定では、過去の取引事例や公的データを繰り返し学習することで査定精度を高めています。

しかし、取引データの量が少なかったり、AIの容量が少なかったりすれば、査定精度は下がってしまいます。

そのため、AI査定の精度は運営元の取引実績に左右されるといってもいいでしょう。

一方、一括査定サイトでは、過去の取引事例や公的データに加えて、現在の市場状況や経済状況といった情報を加味して査定額を出しています。

価格を出す過程では、査定担当者がこれらの情報を調査して算出しています。

また会社ごとに査定価格にバラつきがあるのは、会社ごとに得意とする分野・エリア・評価基準などがあるためです。

登録不要のマンション査定を活用するときに気を付けること

登録不要のマンション査定は、手軽に物件の査定価格を知ることができる便利なサービスですが、利用する際には注意点も存在します。

ここでは、登録不要のマンション査定を活用するときに気を付けることを詳しく解説します。

査定価格=売出価格にはならない

登録不要のマンション査定で提示される価格は、あくまで一般的な参考価格の範囲であり、実際の売出価格や取引価格とは異なる場合が多いです。

AIやデータベースに基づく査定では、物件の細かな特徴やリフォーム状況、近隣の市況など、独自の条件を完璧には反映できません。

そのため、提示された査定価格に固執せず、実際の市場状況や物件の状態を考慮して、適切な売出価格を設定することが重要です。

結果報告のメールが大量に届く

「登録不要」という名前のサービスでも、査定結果をメールで受け取るためのアドレス登録が必要な場合があります。

その結果、査定結果の報告だけでなく、マーケティング関連のメールや他のサービスの勧誘が大量に届くことも考えられます。

このような不要なメールを避けるためには、捨てアドレスを使用したり、明確にメール受信の希望・不希望を登録の過程で済ませましょう。

正確な情報を得るなら一括査定と訪問査定を活用すること

登録不要のマンション査定は便利で迅速ですが、最も正確な査定結果を得たい場合は、一括査定サイトや実際の訪問査定を併用することが望ましいです。

一括査定サイトを通じて、複数の不動産業者からの査定結果を比較することで、市場価格の参考範囲を把握できます。

また、訪問査定では物件の独特の状態や特徴を実際に確認しながら査定を行うため、より詳細かつ正確な価格情報が得られます。

登録不要のマンション査定の利用が向いている方

登録不要のマンション査定は、特定のニーズを持った方々に非常に便利なサービスとして機能します。

以下は、登録不要なマンション査定の利用が向いている方の特徴です。

登録不要のマンション査定の利用が向いている方

  • マンションの資産価値をすぐに知りたい方
  • マンションの資産価値を知ったうえで売却するかを決めたい方
  • 査定担当者に会わずに査定を依頼したい方

マンションの資産価値をすぐに知りたい方

登録不要のマンション査定は、簡易的な情報を入力するだけで、即座に査定結果を知ることができるのが最大の魅力です。

特に、物件の現在の価値を素早く把握したい場合、例えば相続税の計算や資産整理の一環として、あるいは転職や転居の計画を立てている際に、現在所有しているマンションの価値を知りたいという方々に非常に便利です。

マンションの資産価値を知ったうえで売却するかを決めたい方

不動産の売却は大きな決断です。

そのため、実際に売却を進める前に、まずは物件の大まかな価値を知ることで、売却の是非を決めたいと考える方が少なくありません。

登録不要のマンション査定は、非常に手軽に査定結果を得られるため、売却の前の下調べや参考として活用する方に適しています。

査定担当者に会わずに査定を依頼したい方

訪問査定では、不動産業者の担当者が物件を訪れて査定を行います。

しかし、プライバシーの面や時間の制約から、業者の担当者に会うことなく査定を受けたいと考える方もいます。

登録不要のマンション査定は、オンライン上での手続きのみで査定結果を得られるため、非接触での査定を希望する方々に特に向いています。

登録不要のマンション査定はおおよその相場価格を把握する目的で使用しよう

マンションの売却は、一生の中でも大きな決断の一つと言えます。

その際、現在の物件価値や市場の動向を知ることは、売却の際の参考情報として非常に重要です。

特に、現代の情報豊富な時代において、短時間で手軽にその情報を得る方法が増えてきました。

その代表的な方法の一つが「登録不要のマンション査定」サービスです。

このサービスの最大の特長は、手間をかけずに簡易的な情報入力で、マンションの大まかな相場価格を知ることができる点にあります。

しかし、その手軽さの裏には、詳細な情報に基づかない概算の価格が提供されるという事実もあります。

そこで、このサービスを利用する際の最適なアプローチとして、それを「絶対的な査定価格の指標」とするのではなく、「おおよその相場感を把握するための一つの参考」として利用することをおすすめします。

具体的な売却計画を立てる前の下調べや、大まかな市場価格の動向を知りたい時に、このサービスを活用することで、より賢明な不動産取引の第一歩が踏み出せます。

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