TOP > リフォーム > 和室リフォームの費用相場はどれくらい?費用を抑えるテクニックを紹介

和室リフォームの費用相場はどれくらい?費用を抑えるテクニックを紹介

【更新日】2023-12-14
このエントリーをはてなブックマークに追加
和室リフォームの費用相場
本ページにはPRリンクが含まれます。
当サイトでは、アフィリエイトプログラムを利用し各事業者から委託を受け広告収益を得て運営しております。
人気のおすすめサービス【PR】
スーモカウンター リフォーム
完全無料で利用できる
中立な立場アドバイザーが最適なリフォーム会社を紹介
相談だけでもOK
料金 無料 利用方法 Web予約
対応エリア 全国 無理な営業 一切なし
\スマホからカンタン申込/

畳は断熱性や保湿性などの優れた機能を兼ね備えており、日本の四季の様に様々な風土がある地域で能力を充分に発揮することが出来ます。

しかし、ダニ・カビが発生しやすく耐用年数も10年~20年のため定期的なメンテナンスが必要です。

今回この記事では、和室リフォームの費用相場についてと費用を抑えるテクニックについて解説していきます。

和室リフォームの費用相場は50万円~100万円

この価格は和室全体をリフォームする場合にかかる費用となります。

部分的なリフォームの場合にはもっと費用を抑えることが可能です。

押し入れだけのリフォームや畳からクッションフロアの変化だけでも部屋のイメージを変えることが出来ます。

自分の予算と相談して必要な部分を優先的にリフォームするようにしましょう。

和室リフォームの内訳

和室のリフォームでかかる費用について具体的な場合に分けて解説します。

部分的なリフォームであれば10万円からでもリフォームをすることが出来ます。

下記の表がリフォームにかかる費用と工事の内訳です。

リフォーム度 費用 工事
30% 25万円~40万円
  • フローリング
  • クロス貼り
60% 45万円~60万円
  • フローリング
  • クロス貼り
  • クローゼット
100% 65万円~100万円
  • フローリング
  • クロス貼り
  • クローゼット
  • 大壁

洋室の新設にかかる費用

洋室の新設にかかる費用は65万円~100万円です。

和室の壁は「真壁」と呼ばれる柱が見えるタイプの壁となっています、そのため柱が見えない「大壁」と呼ばれるタイプの壁に変更する必要があります。

そのため洋室を和室に変更する際には、壁の厚みの調整や耐火ボードの貼りつけなどの作業が必要なため費用がプラスして15万円~25万円程かかるので高額になります。

マンションの場合はほとんどが大壁のため、戸建てに比べて洋室の新設にかかる費用が安く済むケースが多いです。

壁のリフォームにかかる費用

日本の和室の大きさは6~8畳がほとんどであり、その場合にかかる費用は5万円~15万円です。

部屋が広ければ広いほど必要なクロスの量も増えるため費用が高くなっていきます。

壁と床のつなぎ目の見た目をよくし、家具を角にぶつけにくくする役割を持つ巾木や廻り縁でのリフォームをおすすめします。

天井のリフォームにかかる費用

天井のリフォームにかかる費用は5万円~10万円です。

壁のリフォームと同じように部屋が広ければ広いだけ料金も上がっていきます。

壁と天井を変えるだけでも和室からグッと洋室へと印象が変わります。

掘りごたつのリフォームにかかる費用

掘りごたつのリフォームにかかる費用は20万円~50万円です。

掘りごたつのリフォームは床下部分の構造によって費用が大きく変わります、戸建ての場合は床下に掘りごたつ用の穴を掘る必要があるため、マンションよりも高額になります。

押し入れのリフォームにかかる費用

押し入れのリフォームにかかる費用は6万円~25万円です。

襖の撤去と新しく扉の設置をして仕切り材やハンガーパイプなどを設置することで押し入れのリフォームが完了します。

扉を襖のままで中だけ使いやすくするためのリフォームであれば、2万円~10万円でリフォームすることが可能です。

反対にウォークインクローゼットなどを新設する場合には50万円近くの費用がかかります。

和室リフォームにかかる費用を抑えるテクニック

和室のリフォームにかかる費用をみてきましたが、費用が思ったより高額になるなと思った方のために少しでもリフォーム費を抑えるテクニックを紹介します。

理想の家を作るためにも、抑えるところは抑え絶対に必要な部分には予算を回せるようにしましょう。

必要なテクニックは下記の3つです。

  • 材料の費用を抑える
  • 依頼する業者にこだわる
  • 補助金をかつようする
それぞれについて詳しく説明していきます。

材料の費用を抑える

まずは、材料費を抑えましょう。

床・屋根・壁など様々な部分の費用を抑えることが出来れば、全体にかかる費用も抑えることが出来ます。

最初に節約できる部分なので最初に考えるようにしましょう。

フローリング選びで費用を抑える

費用を抑えられるフローリングは「複合フローリング」です。

1㎡あたり4000円~9000円で6畳の和室の場合は4万円~9万円で全面張り替えることが出来ます。

ビニール床材を利用する方法なら、さらに費用を抑えることが出来ます。

無垢材などが良い場合は針葉樹のスギやヒノキが比較的安価です。

壁・天井のクロス選びで費用を抑える

シンプルなデザインで特別な機能がないクロスであれば料金を安く済ませることが出来ます。

販売店や工事業者に、一番安いクロスでと指定をすることで費用を抑えることが出来ます。

機能やデザインにこだわりを持ってしまうと費用が高くなってしまうので注意をしてください。

建具選びで費用を抑える

見た目だけ変えるのであれば、襖に洋風のクロスを貼ることで見た目は洋室に変えることが出来ます。

ただし、業者に依頼してもこの方法で工事をしてくれる業者はいないのでDIYで実施する必要があります。

依頼する業者にこだわる

同じ工事でも依頼する業者によって費用が変わります。

一つの業者ですぐに決めてしまうのではなく、必ず相見積もりをして費用を抑えましょう。

相見積もりをするだけで費用が10万円以上抑えられるケースも珍しくないです。

大手リフォーム会社 中堅リフォーム会社 小規模・個人経営
費用 高い 普通 安い
品質 安定している 安定している バラつきがある
特徴 誰もが知っている会社 コスパが良い 悪質な業者の可能性も

補助金を活用する

国や各市町村でリフォームに対して補助金制度や助成金制度があります。

リフォームをする時に省エネやバリアフリーなどの機能を付ける際に補助金をもらうことが出来るので、問い合わせをしてみましょう。

ほとんどの場合が工事をする前に申請が必要なので注意をしてください。

和室リフォームのメリット・デメリット

和室を洋室にリフォームするメリット・デメリットは下記の表の通りです。

メリット デメリット
  • 掃除がしやすくなる
  • ダニ、カビのトラブルがなくなる
  • メンテナンスが不必要になる
  • 介護の際に便利
  • バリアフリー化できる
  • 気密性が上がる
  • 調湿性がなくなる
  • 足元が冷える
  • 畳よりも硬い
  • 防音性が低い

和室から洋室へリフォームするメリット

和室から洋室へリフォームする際のメリットについて解説していきます。

ライフスタイルの多様化から和室よりも洋室の方が需要が多く、洋室へリフォームする方が多くいます。

また、ライフスタイルの多様性やインテリア性が洋室の方が高いのも洋室のメリットです。

掃除がしやすくなる

和室の場合は畳なので、畳の木目をみてホウキ掛けをする必要があります。

フローリングならば木目などを気にすることなく、掃除機をかけることが出来ます。

さらに、畳の様に細かな隙間がないのでゴミや食べカスが詰まることがなく、清潔を保つことが可能です。

ダニ、カビのトラブルがなくなる

清潔を保つことが出来るので、ダニの栄養分がないため住みづらくなります。

同様にカビの発生も抑えることが出来るので一石二鳥です。

一度カビが発生してしまうと、完全除去は難しいのでカビが生える前に対処する必要があります。

メンテナンスが不必要になる

畳の上にタンスなどの重い家具を乗っけてしまうと、畳が凹んでしまうため定期的にタンスの場所を動かさなければなりません。

また、畳自体を日向干しさせたり襖をあけて風を通してあげたりと定期的なメンテナンスが必要ですが、洋室の場合はこのような必要はありません。

洋室の場合は、凹みはありませんが、日焼けするというデメリットもあわせて理解しておきましょう。

介護の際に便利

畳の場合は立つ・座るという動作が必然的に多くなってしまいます、洋室の場合は椅子に座るので、その分介護をする側もされる側も楽に介助することが出来ます。

また、トイレを我慢できなくなってしまってもフローリングの場合は拭き取ることで畳よりも清潔を保つことが出来ます。

バリアフリー化できる

畳の場合は間仕切りの関係で完全なバリアフリー化するのが難しいです。

しかし洋室の場合は完全にバリアフリー化することが出来るので、年を取った後や高齢者と同居の家族が安心して暮らすことが出来ます。

少しの段差でもお年寄りには危険です。

気密性が上がる

畳や襖は気密性が少なく隙間ができやすいですが、フローリングの場合は木の収縮を踏まえた上で隙間なくクロスなどを貼っているため気密性が高いです。

冷房や暖房を効率よく室内に循環できるので省エネ効果もあります。

空気の循環には注意が必要です。

和室から洋室へリフォームするデメリット

リフォームした後では後悔しても遅いです。

和室から洋室へリフォームするデメリットについても確認しておきましょう。

メリット・デメリットの両方を知ることで自分がどちらを必要とするかが明確にわかります。

調湿性がなくなる

和室は湿度が高くなれば湿度を吸湿、湿度が低くなれば湿度の放出を自動的にすることが出来ます。

そのため日本の様に四季がある国では利便性が非常に高いです。

しかし定期的にメンテナンスをしなければカビの発生や結露の原因となるので注意が必要です。

足元が冷える

冬ベッドで目覚めて起きると、フローリングがキンキンに冷えてた…なんてことを誰しもが経験していると思いますが、畳の場合はわらで作られているので、フローリング程熱を溜め込まないので裸足でも生活することが出来ます。

フローリングでは熱を溜め込んでしまうので冷たい思いをしてしまいます。

畳よりも硬い

フローリングは畳よりも単純に硬いです。

畳の場合は、ワラなどを編み込んで作られているので硬すぎず柔らかすぎないあの硬さを出すことが出来ますが、フローリングは無機質な硬さしかありません。

和室で寝たり、あの独特なイグサの香りを嗅ぎながらゆっくりすることが出来なくなってしまいます。

防音性が低い

畳は吸音性があるため足音などを吸収することが出来ます。

そのため和室から洋室へリフォームをした人は音が響きやすくなってしまいます。

マンションなどの場合はこれまで以上に音に配慮する必要があります。

和室のリフォームで掃除や手入れが簡単になる

和室から洋室へのリフォームをすることで掃除や手入れが簡単になるだけでなく、年齢を重ねていっても安心して快適に過ごすことが出来ます。

また、おじいちゃんおばあちゃんと同居の家族は介護しやすく介護する側もされる側も楽になります。

予算の都合上完全なリフォームをすることが出来ない場合は部分的にでもリフォームをしましょう。

このエントリーをはてなブックマークに追加
人気のおすすめサービス【PR】
スーモカウンター リフォーム
完全無料で利用できる
中立な立場アドバイザーが最適なリフォーム会社を紹介
相談だけでもOK
料金 無料 利用方法 Web予約
対応エリア 全国 無理な営業 一切なし
\スマホからカンタン申込/

関連する他の記事

特集記事

【2024年最新】大手不動産リースバック業者比較ランキング!おすすめ会社の口コミ徹底比較
リースバック業者ランキングを紹介!口コミ・内容を比較して人気の会社をランキング形式で紹介していきま…
【2024年】大手不動産会社ランキング!売上高・売却仲介件数・評判を比較!信頼できるのはどこ?
不動産会社ランキングの決定版!総合売上、売却仲介実績、過去の利用者の口コミ・評判からおすすめの不動…
【2024年最新】不動産一括査定サイトおすすめ比較ランキング!不動産売却におすすめの人気16社を厳選紹介
不動産査定サイトのメリットとしては、複数業者に査定依頼できる、無料でネットから申し込める事の他にも…
不動産売却とは?不動産を売るなら読むべき鉄則
不動産売却を行う理由は多岐に渡り、売却方法も理由や事情などに合わせて選んでいく必要があります。 ま…
pmark image
お客様の個人情報保護のため、プライバシーマークを取得しております。
個人情報を適正に取り扱うことができる企業のみ認定されてる制度です。