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雨樋修理にかかる費用は平均いくら?ケース別の工事費と内訳・安く依頼するコツを解説

【更新日】2023-12-06
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雨樋修理
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屋根の渕にある雨樋は、破損すると雨水が下に落ちて雨漏りなどの被害をもたらします。

雨樋が壊れたら、家全体の老朽化に繋がるので早めに対応をしましょう。

今回は、雨樋修理にかかる費用と、雨樋を破損させない対処法を解説していきます。

外壁修理の費用相場は平均いくら?出費を安く済ませるために必要な知識

雨樋の修理を放置するリスク

雨樋は外部へ剥き出しになっている箇所なので、放置していると簡単に故障します。

雨樋にひび割れが起こっている家はよく見かけますが、壊れた状態の雨樋を放っておくと家全体に影響を及ぼしかねません。

雨樋が劣化すると、住宅の他の箇所も影響を受け、住宅全体が劣化してしまう可能性があります。

雨樋の故障が他の箇所まで広がってしまうと、修理にかかる費用が多くなり、時間がかかってしまいます。

雨樋の故障が確認できた時点で、早めに修理をすることをおすすめします。

雨樋修理の費用相場をケース別に紹介

築年数が古く、雨樋が壊れてしまっている家は比較的よく見られます。

雨樋は外に晒されているため、常に壊れる危険性はあると考えて良いでしょう。

ここからは、雨樋が壊れてしまう主な原因を紹介します。

ゴミが詰まってしまう

雨樋は入口が上を向いているので、風に飛ばされてきたゴミや鳥の糞などが詰まりやすくなっています。

特に多いのが落ち葉で、近くに高い木がある場合は風に乗ってかなりの枚数が穴に入ってしまいます。

雨樋の中にゴミが詰まっていないかは定期的に確認をして、取り除いた後に小さなゴミや泥水に対してバケツの水で流し込むのがおすすめです。

雨樋の設置から20~25年経っている

もともと、雨樋はそこまで頑丈な設備ではありません。

定期的に詰まりの確認や手入れをしていたとしても、設置から20~25年経過していれば劣化して壊れてしまっても不思議ではありません。

経年劣化が原因で雨樋の故障が見られる場合は、交換工事を頼みましょう。

風雪による被害

強風や積雪が原因で雨樋が欠損するケースも多くあります。

台風が良く来るエリアや豪雪地帯なら将来的に雨樋が欠損するリスクは十分考えられます。

いざという時のことを考えて、火災保険に加入しておくことをおすすめします。

中の金具が歪んでいる

雨樋は屋根の周径に合わせて傾斜やカーブが見られますが、元々の設計には無かったはずの傾斜がついてしまうケースもあります。

雨樋のカーブは中に入っている金具が支えています。この金具が劣化することで、歪みや傾斜が進行してしまいます。

雨樋は雨水を流す適切な設計になっているので、形が歪めば雨水を上手く流すことはできなくなります。

歪んでしまった金具はペンチなどで力を加えれば自分で戻すこともできます。ただ、力の入れ方を間違っては損してしまうと更に費用が高く付くので注意しましょう。

中の金具や固定具が破損している

雨樋の中の金具や、固定具が破損している場合、雨樋全体が破損するのも時間の問題と思って良いでしょう。

該当する部位の破損が見られたら、早めにリフォーム業者へ依頼をして、修理していもらいましょう。

雨樋の修理期間は約4日~1週間

雨樋の修理期間はそれほど長期間を取らず、おおよそ4日~1週間です。

具体的には、次のような内容と日数がかかります。

施工内容 所要日数
清掃 数時間~1日
ひびわれ補修・一部パーツ交換 数時間~1日
雨樋全体の交換 1~2日
仮設足場の設置 2~3日
雨樋の工事自体はそれほど時間がかかりませんが、足場の設置に時間がかかります。

そのため足場の設置がない、一部分だけの修理であれば工事期間は1~2日で済みます。

また所要日数は家の外周距離などによっても変わります。

日数が気になる人は、事前に施工業者に質問しておきましょう。

雨樋が壊れてしまう主な理由

雨樋修理と一口に言っても、どこまでの範囲を修理するかによって費用は大きく変わってきます。

ここからは、雨樋修理でかかる費用をケース別に紹介していきます。

雨樋の一部交換・修理の費用は平均1万円~3万円

雨樋全体は破損していないものの、一部にひび割れが見られる場合も、被害の拡大を防ぐために早急な対処が必要になります。

雨樋の一部を修理する場合は、1回あたり1~3万円ほどの費用で済みます。

全体的な劣化が見られず、まだまだ利用できる状態なら、コーキング剤や防水テープによる補強だけで済むことも多いです。

雨樋の全体修理の費用は平均10万円~60万円

雨樋の劣化が激しい場合、全体的に交換する必要が発生します。

雨樋を丸ごと交換する場合、部品代だけで30万円~40万円ほどの費用が発生することも珍しくありません。

加えて2階部分の雨樋も修理が必要な場合は足場の組立が必要になるため、プラスで10万円~20万円ほどの費用が上乗せされます。

雨樋の欠陥を放置すると起こるリスク

p>雨樋は、屋根に流れる雨水を集めて、そのまま下水や地上で流す設備です。

雨樋がないと、屋根に降った雨水が屋根裏を伝って部屋に侵入する可能性があります。つまり雨樋は屋内に雨水を入れないことを目的とした設備となります。

では、雨樋がないと一体どのようなリスクが起こるのでしょうか。

雨漏り被害

雨樋がないとまず起こってしまうのが、室内の雨漏りです。

雨漏りは直接生活に支障を起こすだけでなく、建物内部の腐食も進行させてしまいます。

雨漏りを長期間放置していると、雨が入ってくる穴はどんどん広がっていき、被害を拡大させます。

外壁の劣化

雨樋がないと雨が室内に入ってくるだけでなく、外壁を伝ってどんどん流れていくようになります。

外壁の塗料には防水性の高いものもありますが、雨樋がない場合に壁を伝うほどの水量は想定していません。

頻繁に壁の表面を雨水が流れると、外壁の劣化や腐食に繋がります。

基礎の老朽化

雨水が地面に大量に流れ出す減少が継続的に起こると、建物の基礎部分の劣化が速まります。

基礎部分は頑丈なコンクリートで出来ていますが、水分に多く接すると鉄筋が中性化でサビてしまい、内部に亀裂が起こります。

基礎の劣化した建物は、地震などの災害に弱く、倒壊のリスクも高まります。

雨樋修理はDIYでもできる?

雨樋修理は、自分で出来る範囲の欠陥であればDIYでも対応可能です。

ただし、自分で修理できそうな欠陥だとしても、家の水捌けに大きく関わるような欠陥が生じているリスクもあります。

DIYでも対応できる欠陥だけ対応して、それ以外のものは業者へ依頼することをおすすめします。

DIYは手が届く範囲の修理が前提

DIYでは、業者に依頼するのと同じような大規模な修理はできません。

DIYで修理をするなら手が届く範囲で、かつ最大でも2、3カ所程度のひび割れに対して補修するようにしましょう。

また、DIYで補修ができる雨樋は、微小なひび割れなどがある以外は劣化が見られず、頑丈であることが前提となります。

30年以上放置していたような雨樋だと、下手にDIYで補修を依頼するよりも、交換を依頼したほうが安く済みます。

高所の修理は必ず業者へ依頼する

雨樋の破損が後半に渡る場合は、確実に業者へ依頼したほうが安全です。

それでも安く済ませるために自身で修理する方もいるかと思いますが、高所を修理する場合は必ず業者へ依頼することをおすすめします。

高所の工事は命の危険が伴うので、見よう見まねで屋根に登って作業をするのは大変なリスクがあります。

職人に依頼すると費用は確かに高くなりますが、彼らは高所でも安全に工事ができるスキルと経験を持っています。

大きな事故がなかったとしても、素人が高所で冷静に満足のいく補修ができる可能性はほぼ0に近いです。

雨樋修理を行う上でのポイント

雨樋修理はある程度高額な資金が必要な工事です。

修理する際には、次のポイントを抑えるようにしましょう。

  • 修理する範囲を確認する
  • 環境に合わせた雨樋を設置してもらう
  • 足場の有無で工事期間と費用が変わる
以下にそれぞれのポイントを解説します。

修理する範囲を確認する

雨樋の修理では、一部分だけ修理するのかすべて取り換えるのか2つの方法があります。

劣化や破損の度合いは素人目では判断しづらいので、工事会社に依頼して判断してもらう必要があります。

一部分だけの修理に比べてすべて取り換えることになれば費用面でも負担が大きくなるので気をつけましょう。

環境に合わせた雨樋を設置してもらう

雨樋は地域の気候や環境に合わせて、由貴や台風、直射日光に強い素材を使うことで長持ちします。

そのため設置する際は、できる限り地域の特徴に合わせたパーツをつけてもらうようにしましょう。

地元の会社であれば施工にも慣れているため、依頼せずとも適切な雨樋をつけてもらえることが多くおすすめです。

足場の有無で工事期間と費用が変わる

雨樋の工事では、足場を組むかどうかによって工事期間と費用が変わります。

一部分だけの修理では足場を組まずに直すことができますが、二階建ての住宅では基本的に足場の設置が不可欠です。

足場が必要なければ費用を大幅に抑えることができるので、まずは現場の状況をしっかりと確認して見積もりしてもらいましょう。

雨樋修理での業者の選び方

雨樋修理をいくらで依頼するか、どのような仕上がりになるかは、契約する業者が非常に重要となります。

雨樋修理を失敗せずおこなうために、どのように業者を選べば良いのでしょうか?

雨樋修理の専門業者に依頼する

雨樋を修理する際に多くの方が疑問に思うのが、「どのタイプの業者に修理を依頼すれば良いの?」という点です。

雨樋は屋根の一部とも、外壁の一部とも考えられます。しかし、屋根修理業者は基本的に屋根の葺き替え・葺き直しなどが本業ですし、外壁修理業者も外壁材の張替えや塗装工事が本業となります。

雨樋に関しては、雨樋修理の専門業者も少なからず存在します。安くて質の高い修理をピンポイントで依頼したいなら、専門業者への依頼をおすすめします。

必要部品のストックを確認する

雨樋を修理する際には、支持金具や交換用の備品、交換用の雨樋本体などが必要になります。

日頃から雨樋修理を実施していない業者だと、こうした工具や部品は契約後に発注する流れになります。

この場合、既に備品の取り揃えがある業者に比べて時間がかかりますし、費用も上乗せされる恐れがあります。

備品のストックなどが既にあるのか、契約前に確認しておきましょう。

雨樋修理の費用を安くするコツ

雨樋の修理くらいDIYで出来るのでは?と考える人もいますが、素人が手を出して症状を余計に悪化させてしまうケースも多々あります。

雨樋をしっかり修理してほしいなら業者に依頼することをおすすめしますが、プロに頼むと高額な費用が発生してしまうのが大きなネックです。

ここからは、雨樋修理を安く依頼するにはどうすれば良いかを紹介していきます。

雨樋修理をピンポイントで依頼する

雨樋が壊れているなら、雨樋の修理をピンポイントで依頼できる業者を探しましょう。

一般的なリフォーム会社だと、屋根工事の一環で雨樋修理もおこなうので費用は高く付いてしまいます。

全国展開している大手業者よりも、地域密着型の中小業者のほうがこうしたケースへ柔軟に応じてくれることが多いです。

火災保険を利用する

災害によって雨樋が壊れるケースも多いですが、こうした時には火災保険を利用して工事費を安く済ませることが出来ます。

災害によって欠損した部分の写真を撮って申請書類と一緒に送り、認められれば契約内容に応じて金額が支給されます。

保険会社の審査によっては保険料が振り込まれないこともあるので、保険料の支給が決定したことを確認してからリフォーム会社に工事を依頼しましょう。

補助金・助成金を利用する

自治体によっては、雨樋修理に際して補助金や助成金が支給されるケースもあります。

10万円~20万円程度の支給がされるので、安く工事を依頼したい人にすれば結構なコスト減になります。

ただ、募集が始まるタイミングや期限はマチマチな上、先着順で締め切られることが多いので、出来る限り早く申請を済ませましょう。

複数社の見積もりを比較する

雨樋の修理にかかる費用は、業者によって大きく異なるケースもあります。

交換する雨樋や金具の取り揃えと人件費、機材の運搬費などによって、費用総額が変わるので、複数社に見積もりを依頼して比較することをおすすめします。

1社ごとに連絡をして来店相談するのは時間と手間がかかり過ぎてしまうので、Webの一括見積もりサービスを使うとスムーズに業者選びを進めることができます。

劣化した雨樋はしっかり修理しよう

劣化した雨樋をDIYで対処し続けても、最終的な全体的な破損などに繋がりかねません。

家における雨樋の役割を知らない方も多いですが、破損を放置していると家の基礎の腐食の要因になります。

劣化した雨樋を修理する際は、信頼できる業者に依頼をしてしっかりと直してもらいましょう。

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