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空き家を活用して憧れのカフェ経営を始めたい!古民家カフェを始める流れ・注意点を紹介

【更新日】2023-12-28
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空き家を活用して憧れのカフェ経営
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空き家の活用方法として注目されているカフェ。

セカンドライフとしても、カフェ経営は誰しも一度は憧れたことがあるはず。

しかし始めるにしても、利点や注意点は知っておきたいですよね。

この記事では空き家でカフェを始めるメリットとデメリット、成功のポイントを紹介しています。

土地活用の方法を厳選25種類紹介!収益性・初期費用やデメリットを徹底比較

空き家を活用してカフェを開くメリット

まずなぜ空き家を利用するのがカフェであるのか、そのメリットを紹介していきます。

初期費用が少なく済む

空き家を活用する場合、多くの場合は大幅なリフォームが必要になってきます。

しかしカフェにするなら、空き家の状態を活かして「古民家カフェ」として経営することができます。

古民家を売りにするなら昔のままの作りがいいですから、耐久性だけしっかりすればあえてリフォーム箇所を少なくすることができます。

空き家自体も安価で販売されているため、建物の購入費用もかかりません。

さらに、空き家を買い取れば家賃もかからず、固定資産税も低いことが多いのでランニングコストも抑えることが可能です。

開業ハードルが低い

カフェの経営は宿泊施設やなどの空き家活用法と比較すると、消防設備の設置基準が緩いです。

軽食程度の提供だけと考えているなら必要な設備もわずかです。

小規模から始められるカフェですから、調理器具も少なく済みます。

また提供するものにもよりますが、カフェの経営は基本的に必要な資格も少ないです。

これは初期費用がかからない点とも繋がってきます。

そのためカフェは始めやすいと言えますね。

地域貢献に繋がる

カフェは気軽に立ち寄りやすく、地域の方の憩いの場として提供することができます。

お友達とおしゃべり・ワークショップなどの使い方をしてもらうことで交流の場になります。

お客さんは場所の確保ができ、店側は常連客を増やすことにも繋がるので安定した経営と地域貢献を両立させることができますね。

カフェができることでその周辺にまた他の店もできた事例もあり、将来的には地域の活性化に一役買うことができるかもしれません。

また使い手のいない空き家を使うことで、空き家の抱える問題である建物の倒壊や景観の悪化を防げます。

そういう点でも地域に貢献になります。

空き家を活用してカフェを開くデメリット

メリットがあれば当然デメリットもあります。

ですが知っておくことで対策を考えられます。

ここではデメリットを紹介します。

競合が多い

ハードルが低い分空き家を利用したカフェをやってみようと考える方は多く、競合相手がどうしても多くなります。

その上最近ではコンビニもコーヒーの提供やイートインスペースを導入しているため、そちらもライバルだといえるでしょう。

自分の店にしかない魅力を作っていくことが必要になってきます。

修繕内容によっては費用がかかる

メリットで初期費用が少ないと説明しましたが、空き家の状態によってはそうはいかない場合もあります。

配水管などに不具合あったり、浄水槽の入れ替えなどが必要になってくると修理費がかかってしまいます。

また空き家の内装がイメージと違った場合は、大掛かりなリフォームが必要になるかもしれません。

どんなカフェにするか、空き家の作りと照らし合わせながら決めていくことが大事ですね。

カフェ経営を成功させるためのポイント

カフェ経営を成功させるためのポイント デメリットも理解したところで、どうしたら上手く経営できるのか説明していきます。

コンセプトをはっきりさせる

集客のためにはどういった層をターゲットにするか明確にしておく必要があります。

競合の多いカフェですから、古民家であること以外の魅力も加えていくことが大事です。

同じ古民家カフェでも、以下のような付加価値を考えることができます。

  • 和をテーマにする
  • コーヒーを飲みながらものづくりができる
  • パンが美味しいカフェ

趣味や特技活かせそうなら、それをコンセプトに反映してもいいですね

どんな年齢・性別でどんなものが好きな人をターゲットにするか、地域の年齢層やカフェの立地などを加味して考えていくといいです。

コンセプトを練ることで競合相手との差別化もできるので、しっかり時間をかけて決めましょう! またコンセプトに合わせた内装にすることも大事です。

内装によってカフェの雰囲気が一気に変わるので、店内の改装から家具ひとつひとつまでこだわりたいところですね。

イメージに合った作りにするためにも、リフォームを頼む施工業者は不動産会社とも話し合いながら決めていきましょう。

競合調査を行う

カフェを開きたいと思っている場所の近隣にカフェはどれくらいあるのか、コンセプトは何かを調べておきましょう。

チェーン店が近くにあると客がそちらに流れてしまう可能性が高くなります。

上記で考えたコンセプトが近隣店舗と客層やコンセプトが被らないようにするためにも、調査は必須ですね。

競合を調べておくことで、「自分のカフェにしかない強み」を考えることもできます!

空き家を活用してカフェを開業するのに必要な手続き・資格

いよいよカフェを開きたい!と思った時に、必要となってくる手続きや資格がいくつかあります。

ここでは絶対に必要となってくる3つを説明します。

食品衛生責任者の資格

まず必要になってくるのが「食品衛生責任者」の資格です。

この資格は、以下のどちらかの方法で取得できます。

  • 講習会を1日受講
  • eラーニングで受講

各都道府県の食品衛生協会が開催しており、全国共通の資格なのでどの地域で取っても大丈夫です。

※栄養士・調理師・製菓衛生士等の資格をすでに持っている場合はこちらの受講は必要ないです。

開業届の届出

次に必要なのが「開業届」です。

こちらは管轄の税務署へ提出が必須です。

カフェの開業一ヶ月以内に行ってくださいね。

喫茶店営業許可、飲食店営業許可

最後に必要なのが「喫茶店営業許可」「飲食店営業許可」のどちらかです。

これは提供するメニューによって取得するものが変わってきます。

喫茶店営業許可はコーヒー等の飲み物とトーストまでの調理。

飲食店営業許可はケーキ、サンドイッチなどのメニューが提供可能です。

様々なメニューを提供したい場合は、基本的には飲食店営業許可を取っておくといいですね。

この2つはどちらも保健所の施設検査にクリアできれば取得が可能です。

上記3つ以外にも場合によっては必要な資格や手続きがあるので、作るカフェに合わせて申請してください。

空き家を再利用して憧れのカフェ経営をはじめよう

カフェは空き家を活用した事業の中でも、かなり手を出しやすいビジネスです。

少ない費用からでも自分だけの店舗を持てるのはとても魅力的です。

自分のイメージするカフェができると考えただけでもワクワクしますよね。

その分競合相手も多いですが、コンセプトが地域の人と噛み合えば長く安定した経営ができます。

憧れのカフェを経営したい、空き家ビジネスを考えているという方は一度古民家カフェの経営を考えてみてくださいね。

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