ここからは、在学中や卒業後にスクール側から案件紹介などのサポート体制が充実しているおすすめの動画編集スクールを7校紹介します。

今回、ピックアップするスクールの受講スタイルや料金、サポート体制の有無をまとめて一覧表です。

ヒューマンアカデミー動画クリエイター講座

ヒューマンアカデミー動画クリエイター講座は、月額6,300円から通える動画編集スクールです。

受講スタイルはオンラインと、通学の2パターンから通え、動画編集スキルの基礎と応用、案件獲得に役立つ営業スキルが身につきます。

さらに、副業の案件獲得時に必要な「ポートフォリオ制作」への支援サービスが充実しています。

実際に作品を作った後、現役講師による添削や修正アドバイスなどが頂けるので、質の高い作品を在学中に作ることができます。

Chapter Two

Chapter Twoは、完全未経験の方でも高単価の案件が受注できるまでの動画編集スキルが身に着けられるオンライン特化型の動画編集スクールです。

当スクールは、副業特化型のスクールでもあり、高単価な動画案件を遂行させる特に使用する「AfterEffects」をメインに動画編集のスキルを身に着けていきます。

さらに、副業を行って行くうえで必要になる営業スキルの基礎が学べるほか、営業活動支援として、計3回まで、講師同伴で案件受注の営業を行ってくるサービスが付いてきます。

また試験合格者には、スクール側から仕事の案内がいただけるなど、各種手厚いサービスが用意されています。

STUDIO US

「STUDIO US」は、700本以上も動画教材を使用して、動画編集の基礎・応用から営業スキルの基礎など、多方面で必要になるスキルが学び得られるオンライン特化型の動画編集スクールです。

使用している教材は、次替わりのたびに最新のものに更新されているので、常時新しい知識を吸収できます。

提供されているカリキュラム中には、最低15本以上もの作品を制作する時間が設けられています。

講義と並行して、実践的な編集スキルを身に着けることもできます。

また当校卒業のタイミングで、提携を組んでいる企業側が持つ案件を紹介してくれる制度があるほか、映像制作プロダクションでもSTUDIO USが受け持つ案件に参画することも可能です。

デジハク

デジハクは、300本以上もの動画教材を使用して、動画編集の基礎・応用が身に着けられるオンライン特化型の動画編集スクールです。

提供している動画教材は、受講生の好きなタイミングでいつでも視聴でき、学習を進めていく中で浮上した疑問については、チャットサポートやオンライン面談などを通じていつでも質疑応答ができます。

また、デジハクでは、副業サポートとして、企業に提出するポートフォリオの制作支援を行っています。

実際に作成したポートフォリオをプロのクリエイターに見てもらって、添削や修正案が頂けるほか、案件獲得に関する相談もできます。

加えて、在学中に受注した案件は、独立経験のあるプロが製作・編集、納品までのプロセスを全面サポートしてくれます。

デジタルハリウッドSTUDIO by LIG

「デジタルハリウッドSTUDIO by LIG」は、デジタルハリウッドとLIGが共同運営している動画編集スクールです。

東京都をはじめ、埼玉、神奈川の首都圏を中心に6つの校舎に通学するか、オンラインでスキルを学ぶかの2方法から動画編集・映像制作の基礎・応用が学べます。

学べるスキルは、いずれも動画編集・映像制作の副業で通用するプロのスキルレベルです。

また運営を務めている2社は、同業界においてトップクラスの実績を有するところなので、編集・制作に必要なスキルはもちろん、現場の実務スキルやノウハウも並行して学び得られます。

MOOCRES（ムークリ）

MOOCRESは、完全未経験から副業・フリーランスの動画クリエイターが目指せる動画編集スクールです。

東京と大阪の2カ所にある校舎に通うか、オンラインから提供されているカリキュラムを受講して編集スキルの基礎・応用を学んでいきます。

講義では高単価案件を受注したときに使用することが多い「Adobe After Effects」をメインに使用して学習を進めていきます。

実際にプロのクリエイターも使用しているソフトウェアを学習していくため、グレードが高く、映像制作の幅が広い高単価な動画クリエイターが目指せます。

また在学期間中に、講師の手ほどきを受けながら案件の獲得ができます。

DMM WEBCAMP 動画クリエイター講座

「DMM WEBCAMP 動画クリエイター講座」は、DMMグループが運営を務めているオンライン特化型の動画編集スクールです。

当スクールは、最短4週間(1ヶ月)で動画編集を副業にできるだけの実力が身に着けられます。

講義では、動画編集ソフト「Adobe Premiere Pro」を中心に使用し、動画の構成立てから制作・編集、納品といった実践形式でスキルの習得ができます。

また当スクールでは、現役動画クリエイターによる学習サポートの実施や、オンラインでの質疑応答など、挫折しにくい学習環境が整っています。

動画編集スクールに通えば、独学で学ぶよりも短期間で動画編集スキルの基礎・応用等が身に着けられます。

加えて、在学中に案件の紹介や卒業後の進路支援サービスがあれば、他社よりもワンランク上の経験を積んだ状態で仕事を引き受けられます。

ここからは、副業・案件紹介がある動画編集スクールに通うメリットについて解説します。

実戦経験がいち早く積み立てられる

副業・案件紹介がある動画編集スクールに通うことの最大の利点は、早い段階で実戦経験が積める点です。

一般的なスクールでは、教室内での学習と実践の機会は限られていますが、副業・案件紹介を行うスクールでは、受講生は実際の仕事をこなしながらスキルを磨く機会がカリキュラム中に組み込まれています。

これにより、単に学習しただけでは理解しきれない現場でのニーズや問題解決の手法についても直接学べます。

また、このような経験は、将来的な雇用の機会においても有利に働きます。

本業とは別で収入が得られる

副業や案件の紹介を行う動画編集スクールでは、学習に取り組みながら収入を得ることが可能です。

動画編集は、専門的なスキルであり、学習が進むにつれて自分のサービスを提供し報酬を得られるチャンスが増えます。

また、スクールが副業や案件を紹介してくれるため、初めてのクライアントを探す際の手間や不安も軽減されます。

このように、収入を得ながらスキルを磨くことは、経済的な安定を保ちつつ新しいキャリアに挑戦するための大きな支えとなります。

キャリアの幅が広げられる

動画編集スクールでの学習と実務経験は、受講生のキャリアの幅を広げる絶好の機会です。

現代社会において、デジタルメディアやマーケティング分野で活用する動画編集スキルが非常に重視されています。

このスキルを身につけていることで、新たな職業の道が開かれたり、様々な業種で自分の能力を活かす機会が得られます。

また、自分でビジネスを始める際にも、動画編集はプロモーションやブランディングは必要不可欠なスキルです。

そのため、動画編集スクールは、キャリアの選択肢を大幅に広げ、自身の可能性を最大限に引き出すための場となります。

冒頭で7つの動画編集スクールについて紹介してきたわけですが、1つとして似た校風、カリキュラムを提供しているスクールはありません。

似た受講スタイルであっても、学習の質やレベル、受講生へと支援サービスの内容までもが異なります。

ここでは、副業・案件紹介があることを前提に、目的に合った動画編集スクールの選び方を紹介します。

受講スタイルが生活様式に合っている

副業や案件紹介がある動画編集スクールを選ぶ際、まず自分のライフスタイルにフィットするかを確認しましょう。

自宅で学べるオンラインの授業形式や、夜間や週末だけの授業を提供するスクールもあります。

また、フルタイムで働いている方にとっては、自分の仕事と学びの時間をうまく調整できるフレキシブルなスケジューリングが可能かも重要です。

自分のライフスタイルに適したスクールを選ぶことで、学びやすさと継続性を確保できます。

学習内容が通学目的に合っている

スクール選びの重要なポイント2つ目は、教育内容が自分の目的や目標に合致しているかどうかを確認です。

例えば、フリーランスとして動画編集業務を行いたいのであれば、実務的なスキルやビジネススキルを学べるカリキュラムを提供しているスクールを選ぶのが最適です。

また、より創造的な領域を追求したいなら、クリエイティブな側面に焦点を当てたスクールが適しています。

学習できるソフトの充実度

動画編集スクールでは、広範囲にわたるソフトウェアのトレーニングが提供されることが一般的です。

例えば、Adobe Premiere ProやFinal Cut Proなどの基本的なソフトウェアから、より専門的なものまでを含む、学習できるソフトウェアの範囲と深さを確認することは重要です。

さらに、それらのソフトウェアが最新バージョンであること、また新たなアップデートや機能追加に迅速に対応しているかも確認しましょう。

そのためには、スクールが提供する教材やカリキュラム、教師の資格や経験を見ることが有用です。

学習環境が整っているかどうか

良い学習環境は、学習の成果を大いに左右します。

さらに、講師の資格や経験、教育方針も学習環境の一部と考えられます。

優れた講師は、質問に対する迅速で適切なフィードバックを提供し、学生の理解とスキルの向上を促進します。

ポートフォリオ制作支援制度の有無

動画編集スキールの学習では、理論だけでなく、実際の作品作りの経験も重要です。

スクールがポートフォリオ制作を支援していれば、自分のスキルを具体的に示す素晴らしい機会となります。

ポートフォリオは、自分の能力をアピールするだけでなく、自己評価や改善点の特定にも役立ちます。

スクールが提供する指導やフィードバック、専門家からのアドバイスを通じて、より高クオリティーなポートフォリオの作成に取り組めます。

副業・案件の充実度

副業や案件の紹介は、学びながら収入を得るだけでなく、実際の職場環境での経験を積む機会も提供します。

副業・案件の充実度を評価するためには、提供される案件の種類や頻度、報酬、そして案件の内容や要求されるスキルレベルを確認することです。

また、案件紹介のプロセスや、スクールが提供するサポートやガイダンスも併せて確認しましょう。

これらは、副業やフリーランスの仕事に初めて挑戦する人にとって、重要なサポートとなります。

在学中に案件の紹介があるスクールに通えば、他社よりも実戦経験を積んでいるということで、高単価の案件を受け持つことができます。

しかし、高単価の案件の内容は濃く、習ったことを総動員しても達成できない場合があります。

ここでは、在学中に案件紹介を受け持つうえで気を付けることを紹介します。

人気案件に手を出し過ぎない

スクールが提供する案件紹介の中には、特に人気があり、魅力的な報酬を提供するものが存在します。

しかし、スキルの向上と実務経験の積み重ねが主目的であることを忘れてはなりません。

高額な報酬や人気の案件に目が眩んでしまうと、自身のスキルレベルを超えた、または本来の学習目的とは異なる内容の案件を引き受けてしまう可能性があります。

これは逆に自身の成長を阻害したり、無理なスケジュールに追われる可能性があります。

まずは自身のスキルと時間管理を考え、適切な案件を選択しましょう。

案件を途中で放棄しない

案件を引き受けた後、適切な完成を目指すことは非常に重要です。

案件を途中で放棄すると、クライアントの信頼を失い、スクールからの案件紹介にも影響を及ぼす可能性があります。

また、途中で止めてしまうと、あなた自身がその案件から学び取るべき経験やスキルの獲得も途絶えてしまいます。

時には困難な状況に直面するかもしれませんが、それを乗り越えることで実際の業界で働くための重要なスキルを身につけることができます。

ただし、この原則が自身の健康や生活バランスを犠牲にすることにつながる場合は、適切な対処を考える必要があります。

その際には、スクールのサポートを積極的に利用しましょう。

案件紹介がある動画編集スクールに通うことで、新しいスキルを習得するだけでなく、一足早く業界で働く経験を積むことができます。

スクールが提供する案件は、学んだスキルを実践する場であり、プロとして働くための信頼と実績を築くための手段になります。

ただし、スクール選びには慎重さが求められます。

スクールごとに、学習内容や学習環境、使用ソフトの充実度、そしてポートフォリオ制作支援制度など、様々な違いがあります。

また、案件を途中で放棄したり、自身の能力を超えた仕事を引き受けるのは避けましょう。

バランスの良い学習と実務経験の積み重ねが、あなたを成功に導く鍵となります。

自分の目的と学習スタイルに適したスクールを選んで、フリーランスとして活躍するための足掛かりを築きましょう。