家を内緒で売る方法4選!身内や職場・周囲にバレずに売却するポイントとは?
- 本ページにはPRリンクが含まれます。
- 当サイトでは、アフィリエイトプログラムを利用し各事業者から委託を受け広告収益を得て運営しております。
「近所の人にばれないように売りたい」
家庭の事情や近隣住民とのトラブルなどで、不動産を内緒で売却したいと思っている人は多いです。
結論から言えば、家を内緒で売ることは可能です。
不動産会社に内緒で売却する旨を伝えれば、周辺地域に告知することなく売却できます。
しかし、内緒で売る場合は売却活動が長期化するなどのデメリットがあるので、事前に把握しておきましょう。
この記事では家を内緒で売る方法を4つ紹介してから、失敗しやすい点と注意点を解説していきます。
家を内緒で売る方法4選
- 不動産会社に買取してもらう
- リースバック
- 広告制限
- 先に引っ越しする
以下にそれぞれの売却方法を解説します。
不動産会社に買取してもらう
不動産会社に売却する方法として有名なのは仲介してもらって新たな買主を見つける方法ですが、買取してもらう方法があります。不動産会社に買取してもらう方法は広告を出さないので、近所の人に知られることはほとんどありません。
不動産会社の人が査定に来るタイミングだけ近所の人に見られる可能性がありますが、それ以外はバレる心配はほとんどありません。
また不動産会社の買取では最短1週間程度で売却することもできるので、手間をかけずに素早く売却することができます。
ただし、買取は不動産会社がリフォームなどの工事をしたうえで新規物件として転売するので、売却価格は相場の2割以上安くなる傾向があります。
また物件の状態によっては買取してもらえないこともあるので、できるだけ複数の不動産会社に査定依頼してもらって価格差を確認しておくことをおすすめします。
リースバック
リースバックとは、家を売却してからも賃貸として住み続ける方法です。引っ越しすることもないので、近所の人や親族に知られるリスクは少ないです。
ただし、リースバックも不動産会社の買取と同じく、価格相場よりも2割以上安くなってしまうデメリットがあります。
また賃貸契約が定期借家契約の場合、契約期間が終わると更新できずに引っ越しをしなければならないこともあるので、契約する際は気をつけましょう。
広告制限
通常通り仲介で売却する際に、広告を制限して売却活動をする方法もあります。仲介は不動産会社に依頼して一般の買主を探すので、相場通りの価格で売却することが可能です。
査定依頼時に「家を内緒で売りたい」旨を伝えれば、不動産会社によっては広告を制限して売却することも可能です。
ただし、内緒で売ると広告が出せないので新たな買い手が見つかりづらく、売却活動が長期化する可能性が高いです。
また内緒で売りに出すと多少相場よりも価格が下がる傾向があります。
制限する広告の範囲を調整することもできるので、どうしても内緒で売りたい人は不動産会社の人に相談しましょう。
先に引っ越しする
内緒で家を売ったとしても、最終的には引っ越しをするので近所の人にはバレてしまいます。どうせバレるのであれば、先に引っ越しをしてしまって、空き家を売却する方法もあります。
先に家を売却すると売却活動中に周囲の隣人にばれて噂されることもありますが、先に引っ越しをすると気兼ねすることなく売却活動をすることができます。
また空き家で売り出すことで購入希望者が気軽に内覧できるようになるので、売れやすくなる効果もあります。
ただし、先に引っ越しをすると、ダブルローンになるなどの資金面の問題が起きやすくなります。
先に引っ越しする際は、ある程度資金計画を立ててからにしましょう。
家を内緒で売る際に失敗しやすい点
- 身近な買主にばれる
- 媒介契約でばれる
- 売却が長期化する
以下にそれぞれの失敗しやすいポイントを解説します。
身近な買主にばれる
家族や周囲の人に内緒で売却活動を進めたとしても、必ず買主にはばれてしまいます。新たに物件を探している人は、今住んでいる近くで探していることが意外と多いです。
自宅の隣の土地を購入して広くする人や、子供夫婦が近くで暮らせる物件を探している人もいます。
そのためどうしても隣人にばれることもあるので、リスクは理解しておきましょう。
対策としては、不動産会社に近所の人には売却活動をしないように伝えておく方法があります。
媒介契約でばれる
内緒で家を売る場合は、不動産会社との媒介契約も確認しておく必要があります。媒介契約とは不動産の売却を不動産会社に依頼する際に結ぶ契約ですが、次の3つがあります。
- 一般媒介
- 専任媒介
- 専属専任媒介
レインズの検索から売りに出していることがばれる可能性もあるので、内緒で売りたい人は一般媒介契約で売却するのがおすすめです。
売却が長期化する
内緒で売却活動をすると、広告活動ができないので売却活動が長期化することが多いです。周囲の人に内緒で売却するのであれば、早期売却することが目標となります。
長期化すると内覧する人の数も増えるので、近隣住民から家を売ることを勘繰られる可能性があります。
また売却活動が長引けば情報も漏れやすくなるので、気をつけましょう。
家を内緒で売る際の注意点
- 査定価格が低くなりやすい
- 机上査定を利用する
以下にそれぞれの注意点を解説します。
査定価格が低くなりやすい
家を内緒で売る場合は、査定価格が安くなる傾向にあります。不動産査定で不動産会社が提示する価格は、広告を打ってできるだけ多くの人に周知させることを前提にしている価格です。
また不動産の査定は会社のアピール面が強く、「広告を出して高く売るから契約してほしい」という側面が大きいです。
そのため広告を出さずに売却するのは、購入希望者が集まりづらく、不動産会社も査定金額を高く提示しづらくなっています。
家を内緒で売りたいのであれば、査定価格が多少低いことを受け入れる必要があります。
机上査定を利用する
家を内緒で売りたい人は、机上査定を利用しましょう。家に訪問して査定する方法は、正確な査定金額が分かりますが、来客する必要があるので怪しまれやすいです。
特に社用車を利用する会社であれば、高い確率で隣人にばれてしまいます。
その点、机上査定であればインターネット上で完結するため、周囲にばれることはありません。
結果もメールで報告してもらうことも可能です。
ただし、机上査定は査定価格が正確ではないので、机上査定で訪問してもらう会社を絞ると良いでしょう。
家を内緒で売ることは可能だが売却価格が下がるので注意しよう
しかし、広告を出さずに売却することになれば、基本的に売却価格は下がってしまうので理解しておきましょう。
内緒で家を売る際は、机上査定や一般媒介契約を利用するのがおすすめです。