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ロードサイド店舗とは?適した業態や特徴・選ぶ際のポイントを解説

【更新日】2023-12-25
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ロードサイド店舗とは?適した業態や特徴・選ぶ際のポイントを解説
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「ロードサイド店舗の経営は難しい?」

「ロードサイド店舗のメリットとデメリットを知りたい」

交通量の多い幹線道路沿いにあるロードサイド店舗。

車での来店を期待しているため、駅から離れた地域でも開業しやすい特徴があります。

ロードサイド店舗は駅前のエリアとは少し違った特徴があるので、これから始めようか考えている人は確認しておきましょう。

この記事ではロードサイド店舗に適した業態やメリットデメリット、さらに物件を選ぶ際のポイントを解説していきます。

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ロードサイド店舗とは?

ロードサイド店舗とは、幹線道路沿いや郊外の生活道路沿いなどの、車の通行量が多い地域にある店舗を指します。

道路沿いにあるため車での来店が基本で、駐車場の確保や視認性の良い看板などが必要です。

店舗の規模の様々ですが、席数が50席を越える店舗も少なくありません。

また、来店を期待できる商圏は店から車で10分~15分程度のエリアです。

観戦道路沿いでも、住宅街が離れていれば利益が少なくなる可能性もあります。

ロードサイド店舗に適した業態

ロードサイド店舗に適した業態は、ファミリーレストランのような広い年齢層に対応可能な店がおすすめです。

車で来店できることから、ファミリー層を中心に、老若男女広い客層が期待できます。

また車で走行しながらの店選びが基本なので、ぱっと見てどんな店かわかるかどうかも重要です。

飲食店以外であれば、ドラッグストアやホームセンターなどの大型店舗も利用客が期待できます。

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ロードサイド店舗のメリット

ロードサイド店舗のメリットとしては、大きく次の2つがあります。

  • 収益性が高い
  • 管理の負担が少ない
  • 建設協力金方式が利用できる
ロードサイド店舗はある程度高い収益性が期待できます。

以下にそれぞれのメリットを解説します。

収益性が高い

建物を賃貸する方式であれば、アパートやマンション経営よりも高い収益性が期待できます。

ロードサイド店舗に利用する土地を貸し出す際は、基本的に事業用借地として企業に貸し出すことになります。

そのため地代を20年~50年の長期間受け取れるので、収益性は高いです。

管理の負担が少ない

ロードサイド店舗に土地を貸し出すのであれば、管理の負担も少ないです。

アパートやマンション経営では建物の管理や修繕を土地管理者が行わなければいけませんが、事業用借地として貸し出せば建物の管理は企業側に任せるのが一般的です。

建物の管理で時間を取られないため、手間をかけずに安定した収入が得られます。

建設協力金方式が利用できる

ロードサイド店舗は建設協力金方式でお金を借りられるメリットがあります。

建設協力金方式とは、建物を建てようとしている企業から建設費用を借りて建物を建てる方式です。

金融機関で借りるよりも金利負担が少ないので、費用削減も可能です。

ロードサイド店舗のデメリット

ロードサイド店舗はメリットも多いですが、次のようなデメリットもあります。

  • 初期投資が大きい
  • 撤退リスクがある
  • 地代は賃料に比べると低い
土地を企業に貸し出すことで利益を得る方法が一般的ではありますが、リスクもあるため気をつけましょう。

以下にそれぞれのデメリットを解説します。

初期投資が大きい

建物を建築してロードサイド店舗を経営する場合、初期投資が大きくなるデメリットもあります。

ロードサイド店舗に限った話ではありませんが、新たに建物を建築してビジネスを始める場合は、数千万円~数億円の資金が必要です。

さらにロードサイド店舗は告知のための看板設置なども重要な要素になってくるので、費用は掛かります。

ただし、事業用借地として土地を貸し出す場合は、初期投資がほぼ0で始めることが可能です。

撤退リスクがある

テナントを募集する方法であれば、企業の撤退リスクもあります。

特にテナントを募集してから建築をしている場合は、そのテナントに合わせた作りになっていることが多いです。

そのため新たなテナントを見つけることが難しく、新たなテナントを募集するためには大規模な改修が必要となるケースがあります。

地代は賃料に比べて低い

事業用借地として企業に土地を貸し出して収入を得る場合は、マンション経営などの賃料が低くなります。

年間の地代額は土地価格の6%程度に決められているため、賃料に比べると収益性は低いです。

ただし、土地を貸し出す方法であれば経営の手間はかからないメリットはあります。

ロードサイド店舗の物件を選ぶ際のポイント

ロードサイド店舗を経営する際、物件選びでは次の点に気を付けましょう。

  • 車が入りやすい店を選ぶ
  • 看板などで視認性が上がる
ロードサイド店舗は駅近くの物件とは特徴が異なるので、理解したうえで対策を練りましょう。

以下にそれぞれのポイントを解説します。

車が入りやすい店を選ぶ

ロードサイド店舗では、車が入りやすい店舗にすることが重要です。

もともと店舗自体が道路沿いにあるため、初来店客をつかみやすいように集客面でメリットがあります。

そのため、店舗に入りやすい場所に設置をすると良いです。

交差点の角にある建物は入りづらい特徴もあるので、角から2~3件ほど離れた立地の方が集客性は高くなります。

また交差点を越えた場所にあれば赤信号中に店を吟味してもらえるメリットもあります。

車が入りやすい立地に建てられる場合は場所を検討してみましょう。

看板などで視認性が上がる

道路沿いに看板を設置する事で、視認性を上げて集客力を上げることも重要です。

店内のイメージが伝わる看板を運転中に見えるように設置する、駐車場が広い旨を記載するなどの工夫ができます。

視認性が高くなれば、来客率も上がる可能性もあるので意識してみてください。

ロードサイド店舗は幅広い年齢層に利用されるので集客力を高める工夫をしよう

ロードサイド店舗は車で来客するため、広い年齢層がターゲットとなります。

そのため看板設置や立地を計算して、できるだけ集客力を上げる工夫をしましょう。

また自分で店舗を経営する他にも、企業に土地を貸し出す方法もあります。

手間をかけずに安定した収益が期待できるので、自身の目的に合わせて選択してください。

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