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土地活用で貸し倉庫経営を始めたい!成功するために知っておきたいメリット・デメリット

【更新日】2023-12-28
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貸し倉庫経営
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近年街中でも見かけるようになった「貸し倉庫」。

土地活用の候補として考えている方も多いんじゃないでしょうか。

この記事ではそんな貸し倉庫経営のメリット・デメリットや経営形態まで解説します。

どれも経営のためには知っておきたいことばかりなので、貸し倉庫経営を検討している方は必見です!

土地活用の方法を厳選25種類紹介!収益性・初期費用やデメリットを徹底比較

貸し倉庫経営のメリット

貸し倉庫の経営は他の土地活用と比べて何が利点なのか、詳しく説明していきます。

初期投資が少なく済む

初期投資が抑えられるのが貸し倉庫経営の大きな魅力です。

賃貸経営やアパート・マンション経営では数千〜数億円の初期費用が必要になってきます。

対して貸し倉庫なら費用は倉庫の設置費が主になってくるので、数百万円で済むことが多いです。

経営形態によっては更に抑えることも可能です。

初期投資が少ないと参入ハードルも低く、簡単に始めることができますね。

利回りが高い

上記の初期投資が少ないというメリットがあるので、利回りも高くなります。

アパート・マンション経営の利回りは8%程であるのに対し、貸し倉庫は10〜20%の高利回りが期待できます。

そのため上手く経営できればすぐに初期に投資した分が回収でき、安定した収益を得られるようになります。

万が一経営に失敗しても損失が少なく済むため、経営を始めるリスクも低くなっています。

住宅に不向きな土地でも経営できる

貸し倉庫は賃貸経営やアパート・マンション経営と違い、周りの環境に影響を受けないことがほとんどないです。

住宅の場合は日当たり・騒音・排気ガスなどの要因があると入居者が見つからない可能性が高いです。

その分貸し倉庫ならそこに住むわけではないので、住宅に向いていない土地でも開業できます。

立地の関係で使えていなかった土地を活かすチャンスですね!

管理の手間がかからない

物を置いておくためだけに利用する貸し倉庫なので、掃除や修繕の必要がなく手間がかかりません。

賃貸経営だと経年劣化した所の修繕を行う必要があります。

アパートやマンションだと共有部分の管理もしなければいけません。

ですが貸し倉庫経営は経年劣化も起きにくく、上記のようなメンテナンスの必要はありません。

メンテナンス費もかからないので、ランニングコストも抑えられますね。

貸し倉庫経営のデメリット

次にデメリットについても解説していきます。

利用者が見つかるまで時間がかかる

貸し倉庫は比較的新しいサービスです。

そのためそもそもの認知度も高いとは言えず、賃貸などと違ってポータルサイトがあまり発達していないです。

なので貸し倉庫を始めても周知しにくく、利用客はなかなか見つからないことが多いです。

もちろんポータルサイトが存在しないわけではなく、それ以外でも集客方法はあります。

サイトへの登録も行いながら、看板の掲示やチラシの配布で集客を図りましょう。

建設できる土地が限られる

周囲の環境に影響されない貸し倉庫ですが、都市計画法で定められた用途地域によって開業できない所もあります。

下記3つが貸し倉庫を作ることのできない場所です。

・第一種低層住居専用地域 ・第二種低層住居専用地域 ・第一種中高層住居専用地域 所有している土地での貸し倉庫経営を考えている場合は、必ず確認しておきましょう。

節税はできない

貸し倉庫は住居の扱いではないので、固定資産税は減額されません。

固定資産税の節税をしたい場合には住宅を建築が必要です。

節税を考えている場合は、他の土地活用方法を考えるのも手です。

貸し倉庫の経営形態

貸し倉庫の経営には5つの形態があります。

1つずつ詳しく解説していきます。

自力で経営

自力での経営は、自分で倉庫の設置から各種申請、集客などの全てを行う方法です。

最も初期投資の必要な方法で、利用者の管理も簡単ではありません。

始めるまでが大変ですが、その分収益は全て自分に入ってくるので利回りは最も高くなります。

経営・経営ノウハウがある方にオススメの方法になっています。

フランチャイズ

フランチャイズでの経営は倉庫の設置は自分で行いますが、企業の経営・経営ノウハウと名前を借りることができます。

既に知名度のある企業の名前を使えるので、集客にも有利です。

自力での経営やフランチャイズでの経営は利用客が多いほど収益が増えるので、集客に強いのはメリットですね。

ロイヤリティーとして売上の数十%を払う必要はありますが、知識がなくとも経営を始められます。

貸し倉庫のフランチャイズはマニュアルがそこまで厳しくないのも魅力です。

業務委託

業務委託は貸し倉庫の設置は自分で行い、経営・管理は業者へ委託する方法です。

上記2つは管理や集客を自分で行う必要がありましたが、業務委託なら業者が全て行ってくれるので自分の手間が減らせます。

ただし委託費用が必要なので、ランニングコストは嵩みます。

サブリース

サブリースは貸し倉庫の設置までを自分で行い、その後一括で倉庫を業者へ貸し出す方法です。

現在最も利用されている経営方法です。

業務委託と似ていますが、業務委託は経営のみお任せして利用客と契約関係にあるのは自分です。

なので利用者がいなければ収益はありませんが、サブリースは倉庫を一括で業者に貸し出して契約までも委託します。

そのため契約者のいない倉庫があっても満室分の収益が入ってきます。

毎月決まった収益が得られるので、安定して収入が得られますね。

ただし、一般的な使用料より倉庫を安く貸し出すことになるので、上記の経営方法より利回りは低くなります。

事業用定期借地

事業用定期借地は他の経営方法と違い、土地のみ業者へ貸し出す方法です。

貸し倉庫の設置を自分で行う必要がないので、初期投資も手間も抑えることができます。

管理の必要もないのでランニングコストも当然かかりませんね。

借地契約期間中は解約ができないので、期間中の収入は安定します。

ただし土地のみの貸し出しなので、上記の方法に比べて収益は少なくなります。

貸し倉庫の種類

貸し倉庫にも2つの種類があり、開業する場所やニーズに合わせてどちらにするか考える必要があります。

ここでは2つの特徴やメリット・デメリットを解説していきます。

屋内型

屋内型はビルやマンションの空き部屋・空きフロアを収納スペースとして貸し出します。

都市部に多い倉庫になります。

建物の中にあるので温度・湿度の管理がしやすく、様々な物を保管できることがメリットです。

ですが収納スペースが比較的少なく、初期投資額も多くなるのがデメリットとして挙げられます。

ビルやマンションの空きスペースを活かしたい方に向いている倉庫になります。

屋外型

屋外型は土地にコンテナを置いて貸し出す倉庫です。

郊外によく見られる形式です。

コンテナを置く土地が広ければ沢山設置できるので、収益が多く見込めます。

初期費用も安く済むので、利回りが高くなりますね。

また、撤収しやすいので経営が上手くいかなかった場合でも土地転用が簡単になります。

デメリットとしては屋外型に比べてセキュリティ面に不安が残ることと、天候の影響を受けやすいことが挙げられます。

土地と相性の良い貸し倉庫の運営方法を見つけよう

貸し倉庫は他の土地活用に比べて初期投資も手間も少なく利回りも高い、メリットの多い事業です。

都市計画法の影響を受けたり節税はできないデメリットはありますが、自分に合った経営方法を選べば安定した収益を得られます。

ぜひこの記事を参考に、土地活用のためにも貸し倉庫経営を始めてみてくださいね。

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