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リビング階段を設置して理想の空間づくり!後悔しないポイントと注意点を紹介

【更新日】2023-12-22
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リビング階段を設置して理想の空間づくり
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今人気のリビング階段は、高いデザイン性や空間を広く見せることができる点などから注目を集めています。

SNSなどでもリビング階段のある間取りの写真やモデルルームの写真がよく見られます。

「うちにもリビング階段を取り入れたい!」と考えている方も多いのではないでしょうか。

リビング階段にはメリットも多いですが、実際に取り入れるとなればデメリットについても理解しておく必要があります。

設置後後悔することがないように、メリット・デメリットの両方を把握したうえで検討するようにしましょう。

リビング階段のデメリット対策についてもまとめていますのでぜひ参考にしてみてください。

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リビング階段とは?

リビング階段とはその名の通り、リビングの中に階段がある間取りのことですね

少し前まではリビングの中ではなく玄関ホールに階段があるのが一般的とされていました。

まずはリビング階段の種類や特徴についてみていきましょう。

初めに基礎知識を知っておくことで、この後紹介するメリット・デメリットなども具体的なイメージがしやすくなるはずですよ。

リビング階段の設置には最低でも2帖ほど必要

リビング階段を設置するためには最低でも2帖ほどスペースが必要になります。

もともとのリビングが18帖だとするなら、2帖の階段を同じ空間に作ってしまうことで20帖分の広さを感じることができるということですね。

ただ18帖が20帖になると認識するのではなく、2帖分は階段であることを認識して間取りをイメージしましょう。

リビング階段の種類は大きく分けて4つ

リビング階段にも種類があり、部屋の形や好み、安全性、費用などによって選ぶことができます。

何となくイメージしている自分の理想の形があるかと思いますが、その形にどんなメリット、デメリットの特徴があるのかも事前に把握しておきましょう。

直階段

直階段は一般の住宅でも最も多く採用されている形で、折り返しのない真っ直ぐな階段のことです。

リビング階段というとこの直階段タイプをイメージする方が多いのではないでしょうか。

スタイリッシュですがシンプルな形で、費用も比較的安く済むのがポイントです。

少ないスペースで高さを出そうとすると急勾配になってしまうこともありますので気を付けましょう。

かね折れ階段

途中でL字に折れていて踊り場があるタイプをかね折れ階段と呼びます。

途中で折れている分広いスペースが必要になり、費用も直階段よりは高くなります。

ただ、もし落下しても踊り場があるため下まで落ちてしまうのを防ぐことができます。

折り返し階段

L字に曲がる階段をかね折れ階段と言いますが、折り返し階段の場合はU字に曲がるもののことを指します。

かね折れ階段と似ていて踊り場があり、落下したときに下まで落ちてしまうことを防ぐことができます。

また同じ高さの直階段と比べると折り返しがあるほうが段数は多くなるので、勾配が緩やかになり安全性が高いといえます。

ただ、かね折れ階段よりも多くのスペースを必要とするため注意しましょう。

らせん階段

ステップが渦を巻くように続いていくタイプの階段をらせん階段と言います。

他のタイプと比べて設置スペースが少なくて済むことが多いのがうれしいポイントです。

見た目もおしゃれで惹かれる方も多いらせん階段ですが、形が複雑な分費用は高くなります。

また、ステップの形が三角形なので中心に行くほど足場が狭くなり踏み外しやすいところがありますので注意が必要です。

スケルトン階段とは

スケルトン階段とは骨組みと足を乗せる踏み板のみで作られている階段のことです。

オープン階段、スリット階段、シースルー階段のように呼ばれることもあります。

スタイリッシュな見た目になるので人気があり、リビング階段と言えばスケルトン階段をイメージすることも多いです。

リビング階段をつくるメリット

デザイン性が高くハイセンスな空間づくりができる

リビング階段は素材やカラーにこだわることで部屋のアクセントとなり、リビング全体におしゃれな印象を与えてくれます。

デザイン性が高いものが多いためシンプルな部屋でも寂しい印象になりづらいです。

デザインが素敵というだけで毎日気持ちが上がるということもあるでしょう。

また吹き抜けと相性が良く、開放感がでて空間を広く見せることができます。

階段もひとつのインテリア

最近は階段もインテリアの1つと捉える人も多いです。

あまり部屋にものを置きたくない人なども、おしゃれな階段があることで殺風景な印象にならないようにすることができます。

そのシンプルでありながら存在感があるところが、リビング階段の魅力でもありますね。

家族とのコミュニケーションが増える

リビング内に階段があれば、2階と1階を行き来するとき必ずリビングを通ることになります。

そのため家族同士顔を合わせる機会が多くなるためコミュニケーションも増えやすいです。

階段がリビングの外にある場合は玄関からそのまま2階の自室に入ることができるので、お子さんが大きくなるにつれコミュニケーションが減るという話もよく聞きます。

家族の時間を大事にしたい、たくさんコミュニケーションをとりたいという方にはリビング階段はとてもおすすめです。

中2階で空間を活用できることも

リビング階段に踊り場があるタイプなら、踊り場を中2階のフリースペースとして活用できることもあります。

敷地が狭い場合でも空間をタテに有効活用することができるのですね。

リビング外にある階段では空調が届かないため、夏や冬にフリースペースとして使うのは難しいでしょう。

リビング階段のだからこその、有効な空間の使い方ということですね。

2階との意思疎通が簡単

リビング階段で、しかも吹き抜けになっている間取りの場合は特に、2階との意思疎通がしやすいです。

もし2階の部屋にいたとしても、1階から呼びかけが聞き取りやすいでしょう。

一体感のある空間でコミュニケーションがとりやすい点もリビング階段のメリットと言えます。

リビング階段があっても1階の寒さは気にならないことが多い

リビングに階段を設置すると1階がオープンになり寒くなるのではと心配している方もいるのではないでしょうか。

確かに一昔前の家ではリビング階段にすると寒いことも多かったようです。

ただ、最近の性能の家は断熱性と気密性に非常に優れていて、リビング階段だから寒いということはまずありません。

むしろ1階を暖かくすることで2階までその暖かさが届きやすいというメリットもあります。

冬に「寒すぎてリビングを出られない…」という悩みも解消されます。

さらに日差しの入り方などにもこだわって、より暖かい部屋づくりを意識してみましょう。

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リビング階段をつくるデメリット

上下階の音や匂いが届きやすい

リビング階段は1階と2階を隔てるものがないため、上下階の音や匂いが伝わりやすいです。

リビングでゆっくり過ごしたいけど2階で子どもが友達を呼んで遊んでいる、というようなときは、にぎやかな音がリビングまで聞こえてくることもありそうです。

またキッチンと2階の間にも仕切りがないため、料理の匂いなどが上の階まで伝わりやすいでしょう。

気にならないという方もいるかもしれませんが同居する家族がいる場合には念のため相談してみてもいいかもしれません。

1階から2階のフリースペースが見える

リビングから2階のフリースペースが見える作りになっていると、来客時にお局様からも2階が見えることになります。

リビングを片付けて満足していたら2階が丸見え…ということもありますからね。

見える範囲が広いということは普段から整理整頓すべき範囲も広いということです。

片付けがあまり得意でないという人は注意が必要ですね。

顔を合わせる機会が多いことがデメリットになることも

リビング階段があると家族が顔を合わせる機会が増えコミュニケーションが増えるとお伝えしていましたが、これが場合によってはデメリットとなってしまう場面も 考えられます。

例えばケンカをしてしまったときや顔を合わせたくない理由があるときでも、リビングに階段がある以上必ずリビングを通過しなくてはいけません。

お子さんが大きくなってくると、オープンすぎる空間はプライバシーがないと感じてストレスになってしまうこともあります。

あまり干渉されたくないような状況の時には、リビング階段にデメリットを感じてしまうこともあるかもしれませんね。

来客時に気まずいことがあるかもしれない

2階に自室がある場合、リビングに来客があるときはどうしても顔を合わせなくてはならないことがあります。

1階の洗面台を使いたいけどすっぴんを見られたくない、帰宅したときに家族の誰かに来客があり、ラフな格好のままリビングを通らなければいけなかったなど。

来客のタイミング次第では、リビング階段がデメリットになってしまうこともあるでしょう。

スケルトン階段だと収納づくりが難しい

リビングの外に作る一般的なホール階段なら、階段下に外からは見えないような収納スペースをつくることができます。

ただ、リビングの中につくるスケルトン階段の場合は、ホール階段のようななんでも雑多にしまっておけるような収納をつくるのは難しいでしょう。

外から見えないつくりの収納が欲しい方にはデメリットになりますね。

赤ちゃんがいるおうちは注意が必要

ハイハイができるようになった赤ちゃんは好奇心旺盛です。

おもちゃで遊んでいると思ったらいつの間にかリビング階段を上り始めていた、ということになれば落下のおそれもあり非常に危険です。

階段がリビングの外についている間取りであれば、一人でドアを開けられるようになるまで心配いらなかったことですから、赤ちゃんが階段を上ってしまうかもしれないという可能性がうっかり頭から抜け落ちてしまうこともありまるのですね。

赤ちゃんの落下や店頭による事故を防ぐためには、階段前にドアや柵を設置することを忘れないようにしましょう。

リビング階段作りで後悔しない方法

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階段とリビングの間に壁を設置してプライバシー対策に

階段とリビングの間に壁を設置することでプライバシー対策をすることができます。

階段を覆ってしまうのではなく、上り下りが見えないように壁を設置することで来客時にも1階と2階を往復しやすくなります。

また年頃のお子さんがいるなどで、オープンすぎる空間にストレスを感じてしまうことを避けるためにも有効です。

壁を置きたくないときは階段と出入口の位置を近くする

リビング階段でせっかく空間を広く使えるのだから、できれば壁は設置したくないと思う方もいるでしょう。

そういう時はあらかじめ階段と、水回りや玄関へ通じる出入口の位置を近くに設定しておきましょう。

リビングの滞在時間を最短にすることで来客時のストレスの軽減になります。

階段下は見せる収納やワークスペースとして活用

リビング階段の階段下は収納をつくりにくいとお伝えしていました。

確かにホール階段下のように、色々なものを雑多にしまっておける、外から見えないタイプの収納をつくることは難しいです。

ただ、だからと言ってリビング階段の下のスペースは活用できないというわけではありません。

見せる収納としてよりリビングをスタイリッシュに見せる方法や、書斎、ワークスペースとして有効活用することもできます。

リビングを階段だからこその空間の活かし方を知ることでデザイン性を保ちながら快適なリビングをつくることもできますからね。

キッチンと階段を離して匂い対策に

リビング階段だと、リビングと2階の間に仕切りがないことで、キッチンで作っている料理などの匂いが2階まで伝わりやすいです。

匂い対策をしたい場合は建設時にあらかじめリビングとキッチンを離しておくのがおすすめです。

または階段前にカーテンやカーテンロールを設置できる場合には検討してみましょう。

そういった簡易的な仕切りでもある程度匂いを対策することができます。

部屋をあらかじめ防音に

上下階の音が伝わりやすい点を対策するには、2階の部屋に防音設備を取り入れましょう。

楽器を弾けるまでの設備とは言わなくても、壁や床に音を吸収しやすい素材を使用することや、防音性のある扉などを取り入れておくことで音の伝わりやすさの問題は軽減されます。

2階にもトイレを設置する

リビングに来客があるとき1階にしかトイレがないと、トイレに行くたびにお客さんに気を遣わなければいけないためストレスが溜まってしますことがあります。

できれば2階でも水回りの設備が使えることが理想ですが、難しい場合はトイレだけでも2階にも設置しておくといいでしょう。

断熱性と気密性の高い家を建てる

今から建てる家であればほとんど問題ないかと思いますが、建築時点で断熱性、気密性の高い家にしておくことが大切です。

気密性が高いというのは隙間がないという意味ですね。

断熱性と気密性が高い家であれば家全体の適温を保ってくれるので、リビング階段を取り入れた間取りでも、1年を通して快適に過ごしやすくなります。

階段前をカーテンロールや引き戸で仕切る

それでも寒さ対策をしておきたいときは、リビングと階段の間に引き戸をつくっておきましょう。

ただ引き戸を開けてすぐに階段があると圧迫感があり狭く感じてしまうことがあります。

建設時点でスペースに余裕を持たせて設置するのがおすすめです。

また、引き戸を設置できないタイプやスケルトン階段の時にはカーテンロールで仕切るか、カーテンで階段を覆ってしまうことで断熱性を高めることができます。

せっかくリビング階段を取り入れて開放感のある空間にしたのに…と思う気持ちもあるかもしれませんが、冬の間だけ寒さ対策として取り入れてみるのもいいのではないでしょうか。

床暖房を設置する

暖かい空気は下から上へと向かっていきます。

その性質を利用し、床暖房を設置することで家中を効率よく温めることができます。

十分な効果を発揮するためには床面積の70%程度に床暖房を設置することが望ましいといわれています。

冷暖房効率を上げるためにシーリングファンの設置もおすすめ

今の家は断熱性と気密性が優れているので、リビング階段にしたことで寒さが気になるということはまずありません。

ただ部屋の空間が大きくなる分冷暖房効率は下がります。

冷暖房効率を上げるためには天井にシーリングファンを設置するのがおすすめです。

プロペラが回転することで空気を循環させ、冷暖房がききやすくなります。

また見た目もおしゃれなものが多いので空間の雰囲気を壊しません。

シーリングファンは省エネでもある

エアコンから出る暖かい空気は上の方に溜まりやすいですから、寒いからと言って温度をあげていくのはあまり効率がいいとは言えません。

設定温度のわりに体感できる暖かさがあまり変わらないからですね。

シーリングファンを使えば、上の方に溜まった暖かい空気を循環させることができるので、暖房の設定温度をあげなくて済みます。

むしろ暖房の温度を1℃下げても、シーリングファンを回していれば効率的に部屋を快適な温度に保つことができます。

エアコンは暖房時の設定温度を1℃低くすると約10%の消費電力の削減になるといわれていて、対してシーリングファンの電気代は1日24時間つけていても約28円程度と言われています。

シーリングファンを取り入れることで、快適に過ごしつつ節約にもなるということですね。

リビング階段は事前のシミュレーションが重要

リビング階段を設置する上でのメリット・デメリット、そしてデメリット対策について紹介しました。

毎日過ごす家ですから、どこまでもこだわって納得のいく空間をつくりたいものです。

リビング階段はデザイン性が高いだけでなく、開放感のある空間をつくったり家族とのコミュニケーションを増やすきっかけとなったりします。

ただ、同居する家族がいる場合にはリビング階段の設置について相談し、メリット・デメリットを共有しておくのを忘れないようにしましょう。

自分が気にならないことでも、他の家族にとってはストレスとなってしまうポイントがあるかもしれません。

長く暮らしていく家だからこそ、全員にとって居心地がいい空間について考えていくことが大切なのですね。

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