築20年の戸建ての家の売却相場はいくら?売るコツと売却する際の注意点
戸建ての家の築年数別平均価格
築20年の戸建ての家の売却情報
【築年数別】戸建ての家の売却価格推移
築年数 | 価格減少率 | 戸建ての家の平均売却価格 | |||
---|---|---|---|---|---|
東京都 | 埼玉県 | 千葉県 | 神奈川県 | ||
築0~5年 | 100% | 5,780万円 | 3,657万円 | 3,753万円 | 4,600万円 |
築6~10年 | 80% | 5,783万円 | 3,542万円 | 3,380万円 | 4,026万円 |
築11~15年 | 60% | 5,947万円 | 3,008万円 | 2,900万円 | 4,056万円 |
築16~20年 | 40% | 5,268万円 | 2,877万円 | 2,829万円 | 4,027万円 |
築21~25年 | 10% | 5,390万円 | 2,313万円 | 2,680万円 | 3,996万円 |
築26~30年 | 10% | 5,197万円 | 2,173万円 | 1,680万円 | 3,516万円 |
築31~35年 | 10% | 3,465万円 | 1,307万円 | 1,379万円 | 3,070万円 |
築35年~ | 10% | - | - | - | - |
※1都3県の戸建ての家の売却価格平均(参考:REINS TOPIC「築年数から見た首都圏の不動産流通市場(2021年)」)
築20年の戸建ての家を売却する際の注意点
築20年の戸建ての家を売却する際の注意点は次の通りです。
- 需要がなくなってくる
- 水道管の交換が必要な可能性がある
- 境界が不透明な可能性がある
それぞれを詳しく見ていきましょう。
家の査定の注意点21選!事前に知っておきたいリスクと失敗しない査定方法を徹底解説需要がなくなってくる
築20年の戸建ての家であれば、需要がありますが築年数が25年を超えてしまうと不動産としての価値は購入時の10%近くまで下がってしまっています。
仮に5,000万円で購入した物件であれば500万円程の売却価格になってしまう場合もあります。
築年数が20年を超える前に売却すれば高値で売却することが可能です。
築20年は1つの区切りとなるタイミングなので売却するかどうかは慎重に判断する必要があります。
水道管の交換が必要な可能性がある
古い家の場合は、家だけでなく公共設備である水道管の劣化なども考慮する必要があります。
水道管の交換をする際の工事費用は、買主または売主が持つ費用があり水道交換の費用をネックに感じてそもそも売却ができないなんて事態に発展してしまうことも考えられます。
築20年であれば、交換が必要な可能性が低いですが家以外にも経年劣化してしまうものがある点は考慮するようにしましょう。
境界が不透明な可能性がある
マンションと違い戸建ての家の場合は、家の敷地である境界が不透明になっている可能性もあります。
境界が不透明な場合は、家の売却価格を計算することや売買契約を結ぶ際にスムーズに行かなくなってしまうので、必ず境界が明確になっているかを確認してから売却活動を行うようにしましょう。
築20年の戸建ての家を売るコツ
築20年の戸建ての家を売るコツは次の通りです。
- スケジュールは長期スパンで組む
- ホームインスペクションを行う
- 合い見積もりをする
築年数がある程度建っているので、高く早く売却するためにも今回紹介する方法をぜひ試してみてください。
スケジュールは長期スパンで組む
築年数がある程度経過した物件は特にスケジュールは長期スパンで組むことを求められます。
家を売る際は誰しもができるだけ早く高く売りたいと考えるはずですが、時間的に余裕がないと本来その家が持っている価値よりも安い値段で売却しなければいけないなんてことに陥ってしまう可能性があります。
一般的な戸建ての家の場合は、不動産仲介業者を利用しての売却には売却活動開始から実際に売却完了までに3~6カ月程の時間が必要です。
長期スパンで、戸建ての家の売却を考えておけば機会を逃すことがなく売却を成功させやすいです。
ホームインスペクションを行う
建築されてから20年が経過した家の場合は、第三者が物件の安全性を証明する“ホームインスペクション”を行うことで物件を早く高く売りやすくなります。
ホームインスペクションを行う際は、住宅診断士に依頼をする必要がありコストもかかりますが実施することで、買主は安心して物件を購入することができます。
ホームインスペクションを行うことで、瑕疵などを隠すことができず安全かつ快適に住むことができる建物であることを証明することが可能です。
購入する物件の最終候補で迷っている際に、ホームインスペクションをしているかどうかで売却できるかが左右されることもあります。
合い見積もりをする
物件を売却する際は、売却前に物件の査定を依頼する必要があります。
売主は、物件の査定結果を見て売却するかどうかを検討しますが、1社だけに査定をしてしまうと、その価格が適正な価格かどうか素人目には判断することができません。
不動産一括査定サイトを利用することで、複数の不動産業者から戸建ての家の査定をしてもらうことができます。
複数業者の査定結果から、合い見積もりをすることで、より高値で売却できる不動産業者を見つけられます。
築20年は戸建ての家を売却する一つの区切りとなるタイミング
家の売却相場と築年数は切っても切り離せない関係にあります。
築年数20年を境に、不不動産の売却価格は急激に減少をしていき築25年になってしまうと、購入価格の10%程の価格になってしまいます。
家はマンションよりも不動産の資産価値の下落が顕著なので、売却を考えている場合は早め早めの行動が大切です。
また、売却する際はどの不動産業者を利用するかも不動産売却成功の大きな要素の一つです。
自分の希望している金額で不動産を売却するためにも、不動産一括査定サイトを利用して、合い見積もりを行うようにしましょう。
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