築20年のマンションを売却する際の注意点について紹介していきます。

• 築25年経つまでに売却する
• 安易なリフォームは危険
• 瑕疵の説明責任を果たす

それぞれを詳しく見ていきましょう。

築25年経つまでに売却する

マンションは築25年を経過してしまうと、資産としての価値が急激に減少してしまいます。

マンションを高く売却したい場合は、築20年が経過している場合は早め早めの対応が必要です。

マンションを不動産仲介で売却する場合は、売却活動開始から売却完了までに期間が必要なので、特に注意が必要です。

安易なリフォームは危険

築20年が経過しているマンションは建物内の設備が劣化をしてしまいます。

そのためリフォームをすることで、マンションの資産価値を上げてから売却しようと考える人もいますが、安易なリフォームは危険です。

綺麗になったことで、買主からは魅力的な物件のようにもみえますがその分、販売価格も高くなってしまうので、結局売却することができないという本末転倒という状況になってしまいます。

リフォームに費用をかけても結局売却する際は、リフォームにかけた費用を回収することができない形になってしまいます。

瑕疵の説明責任を果たす

築年数がある程度経過した物件は、建物自体に問題が生じてしまうことも珍しくありません。

特に築20年の物件であれば、欠陥や破損・不具合が発生しないことは珍しくありません。

仮に瑕疵があるにも関わらず、瑕疵がない形で売却してしまうとトラブルになり賠償請求などに発展してしまう可能性もあります。

築20年のマンションを売るコツについて紹介していきます。

• ターゲット層を明確にする
• 一括査定サイトを利用する

それぞれを詳しく見ていきましょう。

ターゲット層を明確にする

築20年の経過したマンションを購入する人はどんな人なのか、ターゲットは何なのかを明確化させるようにしましょう。

家族で引っ越しなのか、一人暮らしなのか、交通の利便性がよいのかマンションによって長所・短所となる点が違うので明確化させることが大切です。

明確化することで、買主にアピールがしやすくなります。

一括査定サイトを利用する

一括査定サイトを利用して、合い見積もりをするようにしましょう。

合い見積もりをすることで、物件を高値で売却することができます。

不動産の査定に明確な決まりはなく、どの物件にどのような査定価格を付けるかは、不動産会社によってことなります。

そのため、複数の不動産会社に査定依頼をだすことで合い見積もりを行うことで、高値を付ける不動産会社を見つけ出すことができるというわけです。

築20年経過したマンションは今後も資産価値が継続して減少していきます。

築25年を経過してしまうと購入した時の価格の6割ほどにまで下がってしまいます。

将来マンションの売却を予定している人であれば、築20年の今こそマンションの売却を検討してみましょう。

実際に、マンションの売却流通数を見ると築20年の物件も多く流通しています。

まずは、マンションの査定を依頼してみることから売却活動が始まります。