築10年のマンションの売却相場はいくら?売るコツと売却する際の注意点
マンションの築年数別価格減少率
築10年のマンションの売却情報
【築年数別】マンションの売却価格推移
築年数 | 価格減少率 | 戸建ての家の平均売却価格 | |||
---|---|---|---|---|---|
東京都 | 埼玉県 | 千葉県 | 神奈川県 | ||
築0~5年 | 100% | 7,640万円 | 4,753万円 | 4,846万円 | 5,803万円 |
築6~10年 | 81~90% | 6,847万円 | 4,487万円 | 4,376万円 | 5,064万円 |
築11~15年 | 73~81% | 6,736万円 | 4,006万円 | 3,658万円 | 4,688万円 |
築16~20年 | 59~64% | 6,405万円 | 3,872万円 | 3,595万円 | 4,549万円 |
築21~25年 | 48~52% | 5,496万円 | 3,122万円 | 3,193万円 | 3,853万円 |
築26~30年 | 40~41% | 4,064万円 | 2,385万円 | 2,143万円 | 2,692万円 |
築31~35年 | 32~34% | 2,966万円 | 1,340万円 | 1,332万円 | 1,833万円 |
築35年~ | 30% | - | - | - | - |
※1都3県のマンションの売却価格平均(参考:REINS TOPIC「築年数から見た首都圏の不動産流通市場(2021年)」)
築10年のマンションを売却する際の注意点
築10年のマンションを売却する際の注意点は次の通りです。
- 住宅ローン残高を確認する
- リフォームは不要
- 囲い込みがある
築年数がある程度経過しているので、建物の築年数に応じた注意を支払う必要があります。
それぞれを詳しく見ていきましょう。
家の査定の注意点21選!事前に知っておきたいリスクと失敗しない査定方法を徹底解説住宅ローン残高
住宅ローンは最大で35年で組むことができますが、購入する物件やその人の収入に応じてローンを組む期間は異なります。
マンションを売却する際は、必ず住宅ローンを完済しておく必要があります。
住宅ローンを組んでマンションを購入している場合は、マンション自体に抵当権が設定されているので、仮にマンションの所有者であっても物件を自由に売買することができません。
ローン残高を支払いきれるかどうか必ず確認してから売買の計画を立てるようにしましょう。
リフォームは不要
築10年が経過しているマンションは、マンション自体の機能が低下しており、設備なども古くなっている場合があります。
そのためマンションを所有している人の中には、マンションをリフォームすることで高く売却することができるのでは?と考えリフォームをしてしまう人がいます。
たしかに、リフォームをすることで見た目や設備が新しくなり資産としての価値は高くなります。
しかし、中古のマンション購入を考えている人にも予算があるためリフォームをしてしまうことで、買い手が見つかりづらくなってしまうデメリットがあります。
リフォームする際は、容易するのではなく慎重な判断が求められます。
囲い込みがある
築10年のマンションの場合は、専任媒介と専属専任媒介の囲い込みに注意が必要です。
一般媒介契約をすることで、不動産仲介業者として利用することができます。
1社にしか仲介を依頼することができない専任媒介と専属専任媒介を選んでしまうと依頼する業者によってマンション売却の成否が大きく変わってしまいます。
築10年の物件は不動産としての価値もまだ十分にあるので、不動産仲介にかかる費用も高額になりやすいです。
そのため、一般媒介契約をして複数の不動産仲介業者に売主を見つけてもらう方法も一つの選択肢としてあります。
築10年のマンションを売るコツ
築10年のマンションを売るコツについて紹介していきます。
- 不動産一括査定を使う
- 期間に余裕を持つ
- 最初の売値を慎重に決める
新築の物件ではなく、ある程度の築年数が経過した物件なのでポイントをしっかりと押さえた上で売却するようにしましょう。
不動産一括査定を使う
築10年のマンションを売却する際は、不動産一括査定サイトを利用するようにしましょう。
不動産一括査定サイトを利用することで、複数の不動産業者に一度でマンションの査定依頼をすることができます。
複数業者に査定をしてもらうことができるので、合い見積もりを簡単にすることができます。
合い見積もりをすることで、一番高値でマンションを買い取ってもらえる不動産会社を見つけることができます。
期間に余裕を持つ
マンションの売却は、売却期間に余裕をもってスケジュールを組むようにしましょう。
特に、不動産買取業者であればマンションをすぐに売却することができますが、不動産仲介業者にマンションを売却する際は売却完了までに1年かかることもあります。
マンションをすぐに売却したい場合は不動産買取業者に依頼をして、マンションを高く売りたい場合は、不動産仲介業者を利用するようにしましょう。
不動産仲介、不動産買取どちらを選ぶ場合も必ず期間に余裕をもって売却を進めるようにしましょう。
最初の売値を慎重に決める
築10年のマンションであれば、物件としても人気が高く競合となる物件が多くあります。
そのため、最初のマンションの売却額を設定するのが非常に重要になります。
築年数やマンションのエリア相場などをしっかりと確認した上で、値段を設定するようにしましょう。
高値で設定して、中々売却できないとマンションの購入を検討している人からはこのマンションはずっと売りにだされているなと思われてしまい、敬遠されてしまう可能性があります。
築10年のマンション売却は大きな区切り
築10のマンションは流通数が多く、立地が良い値段が安いなどの特徴がないと物件がなかなか売却できない場合もあります。
また、値段も購入価格の80%以下になってしまうため、売却するタイミングとしては大きな区切りになります。
丁寧に使っているのであれば、損傷は少なく見た目も綺麗な状態を保つことができるためすぐに売却できる可能性ももっています。
売却する際は、不動産一括査定サイトを利用して、合い見積もりをするようにしましょう。
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