築30年のマンションを売却する際の注意点を紹介します。

• 売却がしにくい
• 契約不適合責任が問われる可能性がある
• 設備が劣化している

建築されてから長期間が経過しているマンションを売却する際は今回紹介する注意点をしっかりと押さえた上で売却しましょう。

売却がしにくい

築30年のマンションは、築浅の物件と比べると需要が少ない傾向にあります。

築年数が25年までの物件であれば、住宅ローン控除を利用することができます。

対して、築30年のマンションを購入する場合は、建物自体の価値ではなく利便性や値段の安さを魅力に感じて購入をします。

また、設備の不具合や大規模修繕などを求められることもあります。

もちろんしっかりとポイントを押さえることで売却することは可能です。

契約不適合責任が問われる可能性がある

契約不適合責任は瑕疵担保責任とよく比較されるものです。

20202年4月1日に改正民法で施行されました。

設備の不調や壁や床の傷と言った不具合などが発生された際の権利や責任を定めるものです。

設備が劣化している

築30年のマンションであれば、マンションの設備が劣化している可能性があります。

特に水回りの湯沸かし器や食洗器などは特に劣化がしやすいです。

壊れていなくても、不具合が多いなどと言った場合は売却前に修繕をしておくようにしましょう。

トラブルに発展する可能性があります。

築30年のマンションを売るコツを紹介します。

建設されてから年月が経過しているのでポイントをしっかりと押さえることでスムーズに売却することができます。

• ハウスクリーニングを行う
• 一括査定サイトを利用する
• リフォームは行わない

それぞれを詳しく見ていきましょう。

ハウスクリーニングを行う

普段から綺麗に利用している人であっても築年数がある程度経過したマンションは普通の清掃方法で、完璧に綺麗にできない汚れもうまれてしまいます。

費用はかかってしまいますが、専門のハウスクリーニング業者に依頼することで、普段自分が清掃することができない箇所や、特殊な薬剤などを用いて頑固な汚れなどを清掃することができます。

築年数が経過している物件でもしっかりと清掃をすることで、綺麗な見た目にすることができマンションの購入希望者の購買意欲を促進させることができます。

同じマンション、同じ価格なら綺麗なマンションを購入したいですよね

一括査定サイトを利用する

築年数が経過している物件をスムーズに高値で売却するためには一括査定サイトの利用がおすすめです。

不動産一括査定サイトを利用することで、面倒な査定依頼を1回にまとめることができます。

査定したい物件の立地にもよりますが、複数の不動産会社から見積もりをもらうことが可能です。

合い見積もりをすることもできるので、どこに売却すれば高値で売却することができるかの判断をすることもできます。

リフォームは行わない

築30年が経過している物件には、リフォームが不要です。

リフォームをすることで不動産としての価値はあがりますが、その分売却する際の価格も高値に設定しないとリフォームをしたメリットを感じることができません。

築30年のマンションを購入する際は費用を抑えて購入したいという人が多いため、価格がリーズナブルという長所を失ってしまうことになります。

設備が不具合を起こしていたり、破損している場合は修理が必要ですが問題なく使える場合は、リフォームは行わないようにしましょう。

築30年が経過したマンションを売却する際は、購入時価格の半額程度になってしまいます。

もちろん物件の立地などによって売却する際に価格が上昇する可能性もありますが、基本的には経年劣化によって資産としての価値は減少をしていきます。

また、大規模修繕や設備の不調によってランニングコストがかかりやすくなってしまいます。

売却する際は、しっかりとポイントを押さえた上で売却するようにしましょう。

不動産一括査定サイトを利用すれば、売却する際の面倒をなくし合い見積もりを行い高値で売却できる不動産業者を見つけ出しやすいです。