不動産買取業者おすすめランキングTOP10！大手買取業者の口コミ・評判の比較と失敗しない選び方【2024年】

不動産買取は、所有する不動産を直接、不動産会社に買い取ってもらう方法です。

不動産を売る一般的な方法である仲介売却は、不動産の所有者が不動産会社(仲介業者)と契約をおこない、物件広告などを通して買い手を見つけて売買をおこないます。

この方法では、物件広告を出してからいつまでに買い手が集まるのか、いつまでに成約できるのかが分かりません。(平均3～6ヵ月ほど)

一方で、不動産買取では不動産会社と契約したらそのまま成約・引き渡しを進めていくので、決済までのスピードが速く(平均2週間～1ヵ月ほど)、売れ残りの心配もありません。

その一方で、不動産買取は仲介売却と比較して、価格が約7割前後(60%～80％)まで下がってしまいます。

また、仲介売却でおこなわれる瑕疵(欠陥)のチェックが、不動産買取ではおこなわれません。そのため、状態・条件の悪い物件でも売買されやすいというメリットもあります。

不動産買取のメリット

仲介売却とは違って、売却価格が抑えられるものの、不動産買取には、仲介売却にはない様々なメリットがあります。

ここでは、仲介売却ではなく、不動産買取を選択して物件を売却するメリットについて解説します。

メリット1】成約・換金までにかかる期間が短い

不動産買取の最大のメリットは、売却までの期間が短いことです。

一般的な不動産の仲介売却では、物件の公開や購入希望者の見つけ出し、交渉など、手間と時間がかかります。

一方、買取では不動産会社が直接物件を買い取るため、売却までの期間を大幅に短縮できます。

これは、急ぎで資金が必要な方や、早く物件を手放したい方にとって非常に有益です。

メリット2】仲介手数料がかからない

不動産買取のもう一つの大きなメリットは、仲介手数料がかからないことです。

仲介を通じた不動産売却の際には、物件価格の約3%を仲介業者に支払う必要があります。

これに対して、不動産買取ではそのようなコストが発生しません。

そのため、買取を選ぶことで、売却に伴う費用を抑えられます。

メリット3】物件調査・内覧対応などの手続きが少ない

仲介売却では、完全に安全性が担保されている物件を売るか、状態・条件の悪い物件の瑕疵が全て透明化された状況で売却するかのどちらかが求められます。

そのため、不動産会社による物件調査や不動産に関する資料・書類の確認作業などは慎重におこなわれる傾向にあります。

また、買い手の内覧でも、物件の状況を詳しくチェックされます。

一方で、買取の場合は「そもそも瑕疵があるかもしれない」ことを前提に不動産会社は買い取るため、売主側は瑕疵の告知義務がないことが多いです。※その分、買取価格は割安に設定されている

このため、売主側で売却時に対応しなけばいけない手続きなども、仲介売却と比べて少ない傾向にあります。

メリット4】物件広告などが掲載されない

不動産買取では契約した不動産会社と直接売買をおこなうため、第三者向けに物件広告などを作成し、チラシやWeb上に掲載することがありません。

そのため、離婚やリストラなど周囲にバレたくない理由で住宅を手放したいと思っている方などでも、プライバシーが保護されやすいという魅力があります。

メリット5】状態・条件の悪い不動産でも売買されやすい

前述の通り、不動産会社は状態の悪い不動産も瑕疵の確認をせず買い取ることが多いです。

これは、不動産会社が再販をする際に解体や建て替え・大規模なリフォームを実施する前提で中古物件を仕入れているためです。

そのため、買取の方が状態の悪い不動産を売却するハードルは低い傾向にあります。

不動産買取業者の選び方

不動産買取では、どの不動産会社と契約するかは慎重に考える必要があります。その理由は主に以下の2つです。

不動産買取は仲介売却と異なり、不動産会社(買主)が提示した金額で売買をおこないます。そのため、価格相場がいくらであったとしても、不動産会社が高額を提示すれば、高値での売却が可能です。

一方で、不動産買取では価格設定や売買のフローが外に漏れないので、悪徳業者が見つかりにくく、また悪徳業者と契約してしまいやすいというデメリットもあります。

上記の点も踏まえて、不動産買取業者はどのように選ぶのが良いかを解説していきます。

選び方1】査定額を比較して選ぶ

前述の通り、不動産買取では、不動産会社からの提示された価格が高値であるほど、そのまま高値での売買は可能になります。

そのため、大手・中小といった会社規模に関わらず、複数の会社の買取提示額をできるだけ集めて、比較することが大切です。

ただ一方で、買取提示額が1社だけ異様に高いような場合は、そこが悪徳業者であるリスクも捨てきれません。

提示額に疑問を感じた時は、なぜその金額かの根拠を説明してもらうようにしましょう。

選び方2】過去の買取実績を比較する

不動産買取業者を選ぶ際には、その業者が持つ過去の買取実績を重視することが重要です。

買取実績は、業者の信頼性と能力の証拠であり、その専門性を示す指標です。

過去の取引件数や取引総額、顧客の評価などを詳細に確認しましょう。

多くの成功した買取実績がある業者は、市場の動向を理解しており、適正な価格を提示する能力があると言えます。

また、業者の過去の実績には、購入希望者への細やかなサービスや迅速な対応能力が反映されています。

選び方3】不動産買取に重きをおいているかで選ぶ

不動産買取は大手の不動産仲介業者の他に、リノベーションが得意な買取再販業者などが力を入れています。

仲介事業をおこなっている不動産会社であれば買取にも対応しているケースは多いですが、基本的には上記のような不動産買取が得意な業者の方が安心です。

一方で、「事故物件買取・訳あり物件買取専門」を標ぼうしている不動産会社に対しては注意が必要です。

これらの不動産会社はマーケティング戦略のために、ライバル会社が少ない領域の専門業者と名乗っている可能性もあり、実際に事故物件買取・訳あり物件買取で大手よりメリットがあるかは分からないためです。

安易に不動産会社の看板に惑わされず、やはり複数社をしっかりと比較することが大切です。

選び方4】不動産会社・担当者は信頼できるかどうかで選ぶ

前述の通り不動産買取業者には悪徳業者も混じっている可能性があるため、単に査定額が高いかどうかだけで契約先を選ぶのはリスクがあります。

企業の実績や担当者の人柄もしっかりとチェックをした上で、本当に信頼できるかどうかを判断していきましょう。

正規の不動産会社として許認可を受けている、過去に業務停止命令や行政処分を受けていないといった点はもちろんのこと、実際に企業を訪問したり、担当者と話してみて信頼できると感じたかどうかも重要なポイントです。

特に、説明の段階で良いことしか話さない会社には警戒が必要です。買取のデメリットも包み隠さずしっかり話してくれる不動産会社と契約するのが理想的です。

選び方5】希望価格などに対して融通が利くかどうかで選ぶ

こうした条件面の融通が利くかどうかも、契約前にチェックしておきましょう。

選び方6】得意なエリアや不動産タイプで選ぶ

大手買取業者の買取再販事例も、マンションだけに偏っていたり、中古戸建に偏っていたりと、得意な不動産タイプが存在することが多いです。

※不動産買取再販事業者の2023年7月1日~2024年6月30日の実績を元にしています。(リフォーム産業新聞調べ)

順位	会社名	年間買取再販戸数	マンション比率※
1位	カチタス	5535戸	5.5%
2位	レジデンシャル不動産	1885戸	100%
3位	リプライス	1634戸	30.2%
4位	大京穴吹不動産	1428戸	100%
5位	スター・マイカ	1270戸	100%
6位	インテリックス	1146戸	0.6%
7位	ホームネット	1022戸	2.0%
8位	フジ住宅	1016戸	7.8%
9位	長谷工リアルエステート	964戸	100%
10位	イーグランド	868戸	82.6%

※年間再販戸数のうち、マンションが占める割合

買取を依頼する場合は、買取依頼を考えている不動産タイプの取扱いが多い不動産会社かどうかの確認を実施しましょう。

地域密着型の不動産買取業者9選

創栄

創栄は幡ヶ谷に本社をおく不動産会社です。再建築不可から戸建てまで、どんな問題でも解決するのが、大きな魅力です。

再建築不可物件や持ち分のみの買取にも対応しており、かつ高く買い取るノウハウも確立しています。

借地権・権利関係の整理などの実務経験13年以上のスタッフがおりますので、お客様のニーズを満たします。

他社で断られてしまった方も、【どんな問題でも解決したい】がキャッチコピーの創栄へ相談をしてみてはいかがでしょうか!！

アイエスエス

アイエスエスは名古屋市名東区にある不動産会社で、売買仲介と事業用地とりまとめ（事業用定期借地）に強みを持っています。

空き家や調整区域など、他社では断られやすい不動産もアイエスエスでは積極的に対応してるのが魅力です。

名古屋市の不動産会社ではありますが、郊外にも対応しているのが強み。周囲に良い不動産屋さんが見当たらないエリアでも、アイエスエスに依頼すれば迅速に対応してもらえます。

万が一対応できないケースでも、親身になってアドバイスしてくれます。相談・調査は完全無料なので、気軽に公式サイトから連絡してみましょう！

四国不動産

四国不動産は高知県高知市に店舗を構える不動産会社で、賃貸物件の紹介から、居住用物件・収益物件など幅広い物件の仲介売買にも対応しています。

四国不動産の公式HPには安価な物件も多く宣伝されており、条件が比較的よくない建物・土地でも積極的に買取対応してくれているようです。

買取してもらえるか不安な方は、まずこちらの四国不動産に相談してみても良いでしょう。

HP内で不動産用語に関する解説もしている他、高知県の観光情報などもまとめているので、気になる方は気軽にアクセスしてみましょう！

トライ

トライは千葉県にある投資用物件専門の不動産コンサルです。

収益物件の売買にも対応しており、買取だけでなく仲介売買も得意にしています。

トライに依頼することで、以下のようなメリットが見込めます。

• 依頼～売却までワンストップサポート
• ローン残債のある物件にも対応可能
• 高価買取ができる最適な不動産会社を紹介
• 売却後、新たに取得する物件の紹介も可能

無料の個別相談を随時受け付けているので、高く買い取ってほしいという方も、まだ検討中という方も、気軽に相談をしてみましょう！

徳丸住宅販売

徳丸住宅販売は、板橋区での顧客満足度1位を誇る不動産会社です。

スタッフの対応満足度などで高い評価を得ており、板橋区の不動産買取を希望する方は候補に入れておきたい業者です。

現在は板橋区内の高価買取を実施している徳丸住宅販売。その他にも依頼をすることで、以下のようなメリットがあります。

• 仲介手数料不要
• 荷物・不用品はそのままでＯＫ(処分費0)
• プライバシー保護を徹底
• 売却後も転居日まで住み続けられる
• 最短翌日契約ＯＫ
• 物件の室内状況は不問で買取
• 高額買取可能

高く早く買い取ってくれるという、どんな人にも嬉しいメリットがあるのはもちろんのこと、スタッフの接客態度や安心感も区内随一の評価を誇る徳丸住宅販売。板橋区の物件買取を希望する方は1度相談に行ってみましょう！

汐留プロパティ

汐留プロパティは不動産の売買、仲介、斡旋、賃貸及び管理の他、不動産投資のコンサルティングも営む、銀座に本社を構える不動産会社です。

不動産買取にも力を入れており、老朽化した建物に限らず、土地、戸建て、マンション、収益物件など幅広い買取に対応。

しっかりした実績・経験から適正価格を算出し、スピーディに買い取ってくれる会社です。

「買取に出すのを何となく考えているけど、やり方が良く分からない…」という方は一度相談をしてみましょう。

物件の査定から決済まで、ワンストップでサポートしてもらえるので初めての方でも安心ですよ。

また、仲介売却や任意売却など、幅広い売買の方法にも対応しているのが大きな魅力

「買取を一応考えているけど、本当にお得なのだろうか…」という方も相談すれば、物件の状態を鑑みて最適なプランの提案をしてもらえますよ！

お悩みの方は、まず公式HPから相談をしてみましょう！

アイベックスホーム

アイベックスホームは池袋を拠点に一都三県のマンション買取再販、仲介に力をいれている不動産会社です。

業界歴の長いスタッフが多数在籍しており、顧客の希望に合わせた提案をモットーとし、顧客満足度が高い丁寧なサポートに定評があります。

相続物件の売却などは専属の税理士に無料でご相談する事も可能で、買取もスピーディーに対応してくれます。

また、買い替えの場合は会員登録制度を利用する事により成約時にギフト券プレゼントや条件にマッチした最新の物件情報を定期的に受け取れるなどの特典もあります。

公式HP上では住宅ローンのシミュレーションサービスなども提供しており、とにかく不動産買取に関わる幅広い面でサポート・対応が可能という印象を受けます。

気になる方は、まず公式HPから相談をしてみましょう！！

モーリス

モーリスは広尾エリアを中心に、渋谷区・港区・目黒区といった都心の不動産の売買仲介・買取を得意とする不動産会社です。

マンションや一戸建てなどの住まい(居住用不動産)だけでなく、投資用不動産の取り扱いの実績もあり、幅広い方法で対応することができます。

また、賃貸経営や住まいのリフォームに関しても相談可能。相続や税金など、不動産に関するよくある悩みに関しても豊富な知識を持っているので、お気軽に相談してみましょう！

ファーストコーポレーション

ファーストコーポレーションは茨城県猿島郡に店舗を構える不動産会社です。

住宅、土地（宅地、山林、畑）など、幅広い物件の買取に力を入れています。

土地柄、農地を積極的に買い取ってくれるのは嬉しいですね。

その他にもサイト上にお役立ちコラムを掲載しているので、これから不動産を買取に出したい方は必見です。

茨城県県西地区（境町、古河市、五霞町、結城市、八千代町、下妻市、筑西市、桜川市、常総市、坂東市）の買取に幅広く対応しているので、郡外の方も積極的にご相談・ご来店ください！

不動産買取業者に買い取ってもらった方が良いケース

「買取も良いけども仲介と迷っている…！」という人も居ますよね。

売りたい物件や条件によって買取業者に買い取ってもらった方が良い場合と良くない場合があります。

これから不動産買取業者に買い取ってもらった方が良い場合の特徴を紹介します。

買取にするか仲介にするか迷っている人は売りたい物件や条件を照らし合わせて見てください。

スピーディーに物件を売りたい

不動産買取の最大の強みはスピーディーに物件を売却出来る所です。

「短期間で売りたい！」「現金化しなければ行けない期限が決まっている！」という人は不動産買取に依頼することをおすすめします。

不動産仲介は、買い主が一般人になるので物件が売れるまでの期間が曖昧になってしまいます。

仲介で早く買い主が見つかったとしても様々な手続きが必要になり、最低でも3ヶ月程かかってしまいます。

一方で不動産買取は最短1週間程度で売却が完了し現金化することが可能で、不動産会社が提示した価格に売り主が納得すれば売却手続きを進めて行けるのでスピーディーに現金化出来ます。

古い建物を売りたい

売りたい物件の築年数がかなり経過している場合は、買取も視野に入れましょう。

築年数が20年以上の物はリフォームが必要な物件もあり、建物の状況によっては買取の方がスムーズに現金化できる可能性があります。

特にリフォームの必要な物件は、仲介で依頼するとリフォーム前のままだと売れ残ってしまう恐れがあります。

仲介で依頼すると自らリフォームする必要がありますが、買取は不動産会社が買い取ったあとにリフォームしてくれるのでリフォーム費用もかからず売ることができます。

状態が悪い物件を処分したい

事故物件・再建築不可物件・借地などの訳あり物件は、仲介に出しても売れ残る可能性が高いです。

不動産買取業者の中には、訳あり物件専門の買取業者も居るので売れ残る心配ありません。

また訳あり物件の専門的な知識を持っているので、他の不動産会社に売るよりしっかり査定してくれます。

通常の不動産会社より高く売れる可能性もあるので、おすすめです。

不動産買取業者おすすめ一覧【一戸建て住宅】

こちらは、一戸建て住宅のおすすめ買取業者一覧です。

この中で最もおすすめなのがカチタスという会社です。

不動産買取業者は一般的に高価な物件を積極的に買い取りますが、カチタスは3000万円くらいまでのファミリー向け・一般向けの物件の買取に力を入れており、他社で買取を断られた人も相談の価値ありです。

また、カチタスは中古住宅の元々の良さを活かしながらリフォームをして、再販します。

コストを他社より抑えられるので、結果的に買取価格が高くなりやすいです。

不動産買取業者おすすめ一覧【マンション】

マンションの買取業者は、都心など好アクセスのところに密集する傾向があります。

狭い面積で大人数を収容できるマンションは都市部でないとあまり意味がないので、そもそも地方の郊外で営業しても売上は見込めないのです。

マンション買取業者の中にも、ファミリーが住む分譲マンションが得意な業者もいれば、収益物件(貸マンション)の買取が得意な業者もいます。

まずは買取業者の特徴を見極めることが大切です。

不動産買取業者おすすめ一覧【土地】

土地は一戸建てやマンションに比べるとシンプルなので、簡単に処分できると思われがちです。

ただ、実は土地の扱いが一番難しいのです。

一戸建てやマンションなどの人工物は所有者が明確なのに対し、土地は自然のものなので、権利関係があいまいになりがちです。

隣の土地との境界も利用している中であいまいになることが多く、いざ処分をする時はこうした問題の処理に時間と手間を使いがちです。

土地買取は権利・境界問題のフォローができる業者にお願いすることをおすすめします。

不動産買取業者のおすすめ一覧【細かい物件タイプ別】

ここまで、一戸建ての家・マンション・土地の3タイプ別におすすめの買取業者を紹介しました。

ただ、このメジャー3タイプの買取業者は他のサイトでも紹介されています。

不動産はこの3タイプだけでなく、多種多様なものがまだまだあります。

もっと言えば、不動産の所有権だけを取引する場合だってあります。

ここからは、更に不動産タイプを細かく分けて、おすすめの買取業者を紹介していきます。

アパート買取におすすめの不動産買取業者一覧

アパートは木造が多く、買取に出す段階では何かしらの問題を抱えている可能性が高いです。

そのため、買取業者を選ぶ際は、自分のアパートの欠陥をしっかり教えてくれるところを選ぶことが大切です。

また、アパートを買取に出すのは主に投資家なので、投資関係の知識も十分持っている業者がおすすめです。

※アパート買取のおすすめ業者は、こちらに詳しくまとめています。

ビル買取におすすめの不動産買取業者一覧

ビルを買取に出す場合も、それが自社ビルかテナントビルかによって処分方法が変わってきます。

まずは自分のビルのステータスを確認した上で、適切な業者に買取を依頼しましょう。

店舗買取におすすめの不動産買取業者一覧

店舗の買取は、店舗に詳しい業者に依頼することをおすすめします。

店舗の価値は、普通の不動産会社には理解しにくいです。

一般的な戸建て住宅ならアクセスが良く築年数の浅いものが高く売れますが、店舗の場合はアクセスが多少悪くても周囲が静かなほうが、人気が出ることもあります。

上で紹介した店舗買取専門業者をまずは検討しましょう。

実家(相続物件)買取におすすめの不動産買取業者一覧

相続した実家は、築年数が古くて状態が悪い上に、権利や税金がからんでくるため手続きが複雑になります。

普通の不動産会社では買取を断られることもあるので、まずは状態の悪い実家の受け入れ体制が出来ていること、そして相続関係の話題に詳しい担当者がいることが大切です。

別荘買取におすすめの不動産買取業者一覧

別荘の買取を依頼する際は、軽井沢、熱海など、別荘があるエリア専門の業者に依頼するのがセオリーです。

街中の業者にとって別荘地は遠いので、対応していないケースも多いです。

また、軽井沢などはかなり細かいエリアに分かれており、それぞれ違う魅力を持っています。

また、景観を汚さないために、自由な不動産取引を規制する法律もあります。

基本的にはリゾート専門業者を選ぶようにしましょう。

農地(田畑)買取におすすめの不動産買取業者一覧

農地(田畑)を生かせるのは農家だけなので、不動産会社が農地を買い取っても旨味はほぼありません。

そのため、農地買取業者は、「農地以外にいい活用の仕方があるか」を考えながら、買取査定をおこなっています。

農地の活用方法として最近人気なのが太陽光発電です。

農地を宅地や商業地に転用しても、都市部から離れているので使い道がありません。

いっぽう、太陽光発電はアクセスが悪くても日当たりさえよければ収益化できるので、農地にピッタリの活用法です。

近年は太陽光パネルの取り付け業者が農地を募集しているケースも増えてきました。

不動産会社だけでなく、視野を広げて業者選びをしていきましょう！

山林買取におすすめの不動産買取業者一覧

山林や山地を買取に出す時に考えたいのが、自分がその山林をどれだけ理解しているかというところと、材木をどう処分するかの2点です。

まず。山林の面積は広大なので、持ち主でも正確な面積を把握していないケースが多いです。

この時、不動産会社は登記簿謄本に記載されている面積を参考に査定をしますが、それでも納得できるかどうか考えましょう。

次に、山林に立つ材木の処分方法です。

山林・山地とはあくまで地面のことで、そこに立っている樹木はまた別の資源です。

不動産会社によっては山林の買取とは別に、材木の買取までしてくれるので、より高利益をのぞめます。

アパート用地買取におすすめの不動産買取業者一覧

アパート用地を募集している買取業者は、首都圏・都市部を中心に意外と多くいます。

築古の木造アパートの処分に困った際は、建物を建て壊して用地のみを買取に出すという方法もあります。

アパートの解体費用は高くつくので、用地を買取に出す時は査定額を比較し、高く買い取ってくれる業者を選びましょう。

タワーマンション(タワマン)買取におすすめの不動産買取業者一覧

タワーマンションなら仲介売却で売っても引く手あまたと考える人は多いでしょうが、近年タワマンが売れ残るケースが増えています。

理由としては、高層マンションがより一般的になったことで魅力が昔ほどないこと、堅実志向の方が増えていること、災害面などのリスクがささやかれていることなどがあげられます。

もし処分に困ったら、上で挙げた業者に一度相談してみましょう！

事故物件(訳あり物件)買取におすすめの不動産買取業者一覧

事故物件を処分する場合は、まず損切りの意識を持ちましょう。

損切りとは、物件を持ち続けるリスクを早めに遮断するという意味で、利益を出すのではなく、コストを減らすことを目標にするということです。

事故物件を売っても高額利益が出る可能性はわずかです。

それよりも、なるべく早く買い取ってもらうことを意識して、買い取る物件の幅が広く、換金がスピーディな業者に依頼しましょう。

社宅・寮買取におすすめの不動産買取業者一覧

社宅・寮は特殊な物件で、買取再販でも同じ目的で購入されることがほとんどです。

また、企業が自ら購入するケースもあり得ます。

なので、企業とのつながりが深い不動産会社を選ぶことが何よりも重要になります。

借地権・底地権買取におすすめの不動産買取業者一覧

借地権・底地権は不動産会社に買い取ってもらうこともできます。

当事者間で話し合って解決するよりも、第三者のプロが介入して処理をしたほうが、解決がスムーズという側面もあります。

地主と借地人の関係がこじれる前に、買取に出すという方法をとるのがおすすめです。

賃貸物件買取におすすめの不動産買取業者一覧

賃貸経営を相続した時に気を付けたいのが、空の賃貸物件と入居者のいる賃貸物件では処分の仕方が異なるということです。

空の賃貸物件は不動産を丸ごと取引しますが、入居者を退去させずに取引する場合は、所有権のみを取引するオーナーチェンジという方法をとります。

どちらの方法をとるかで対応が全く異なるので、事前にチェックしておきましょう。

収益物件・投資物件買取におすすめの不動産買取業者一覧

最近ブームの不動産投資ですが、物件は築年数に伴い劣化するので、いつまでも収益を上げられる訳ではありません。

築古になれば利益が上がらず、コストが増えるという状態になり、赤字になってしまいます。

これを防ぐには、出口戦略としての売却を計画しておく必要があります。

売り時の見極めはプロでも簡単ではないので、セミナーなどに通ってしっかり学習しておきましょう！

ワンルームマンション買取におすすめの不動産買取業者一覧

ワンルームマンションの買取専門業者は都心を中心に意外と多くいます。

理由としては、ワンルーム経営が不動産投資の基本と言われているため、購入する人が多いからです。

地方のワンルームでも、東京の投資家が購入するケースが多いです。

地元の不動産会社だけでなく、都心の買取業者も探すことをおすすめします。

民泊・ホテル・保養所買取におすすめの不動産買取業者一覧

民泊やホテルなどの買取業者は、宿泊施設を提供している企業のグループ会社だったりするケースが多いです。

一般的には施工してくれた会社にそのまま処分を依頼することが多いですが、不動産買取は査定額＝利益なので、複数社を比較しないのは絶対に損です。

上記で挙げた業者など数社に査定を依頼し、比較することをおすすめします。

テナント・事務所買取におすすめの不動産買取業者一覧

テナントや事務所は、売る際に大々的な営業やPRをおこないません。

理由としては、法人の持つ物件が売りに出されたと競合や顧客に知られたら、経営に影響が出てしまうからです。

そのため、基本的には依頼を受けた業者が個々のネットワークを通じて処分することになります。

つまり、実績が高くネットワーク力がある業者に買取依頼をすることが、何より重要なのです。

不動産買取業者に買取を依頼する流れ【全4ステップ】

不動産買取業者に買取依頼する際は、次の流れで依頼から決済まで行われます。

1. 査定依頼
2. 査定結果の受け取り・業者の決定
3. 売買契約の締結
4. 決済引き渡し

査定依頼をしてから決済が終わるまで、最短では2週間程度となっています。

流れを理解してスムーズに進めれるようにしておきましょう。

以下にそれぞれのステップごとに解説します。

【Step1】査定依頼

不動産買取を依頼することを決めると、不動産会社に査定依頼をします。

複数社に査定依頼できる「不動産一括査定サイト」を利用すると、まとめて査定依頼が可能です。

正確な査定金額を知りたい人は、机上査定ではなく訪問査定を依頼しましょう。

【Step2】査定結果の受け取り・業者の決定

不動産査定書 表紙(公益財団法人不動産流通推進センター)

不動産会社から上記のような査定結果(不動産査定書)を受けとると、一番高い査定額を提示してくれた会社と契約します。

不動産買取では査定価格がそのまま売却金額になるので、高い査定価格を提示してくれた会社と契約すれば問題ありません。

担当者に必要書類を確認してから、引き渡し日について相談しましょう。

【Step3】不動産売買契約の締結

不動産売買契約書の雛形(全宅連 提供)

買取金額屋引き渡しの日程が決定すると、不動産売買契約書に署名をして契約書を完成させます。

売買契約が成立したタイミングで、買取業者から手付金が支払われます。

【Step4】決済・引き渡し

売買契約書に記載された日に、買取業者への引き渡しが行われます。

引き渡し日には司法書士などの専門家が立ち会った上で決済と所有権移転登記の手続きがされます。

不動産のカギを渡せば決済完了です。

不動産買取業者に高く買い取ってもらうコツ

不動産買取業者に高く買い取ってもらうためには、次のポイントを確認しておきましょう。

• 複数の買取業者に査定依頼する
• 買取相場を調べておく
• 売却時に物件の長所を伝える

時間に余裕がある場合は、できるだけ上記のポイントを意識して不動産会社を探すと良いでしょう。

以下にそれぞれのコツを解説します。

コツ1】複数の買取業者に査定依頼する

不動産買取業者を探すのであれば、複数の買取業者に依頼しましょう。

査定価格は不動産会社によって異なるので、１社だけに依頼するとその査定価格が適正価格かどうか分かりません。

複数の不動産買取業者に依頼すると、物件の売却相場を知ることができるので、安い金額で買いたたかれることがありません。

不動産一括査定のサービスを利用すると、まとめて複数社に査定依頼できるのでおすすめです。

コツ2】不動産買取相場を事前に調べておく

不動産買取査定をする前に、買取相場を自分で調べておきましょう。

買取価格は市場価格の7割程度とされているので、売却相場を調べておくと提示された査定価格が適正かどうかわかります。

査定を依頼する前に買取相場をチェックする方法としては、上記などがあります。

家買取相場は市場価格の6～8割！不動産買取相場の調べ方と地域別の買取相場を解説

コツ3】売却時に物件の長所を伝える

不動産買取査定の際には、物件の長所をアピールできれば査定価格が上がりやすいです。

次のような内容は、必ず伝えておきましょう。

• アクセスの良さ
• 日当たりの良さ
• 間取り
• 設備の充実度

周辺に公共施設や商業施設が充実していると査定額が上がります。

家のパンフレットなど情報が分かる書類があれば準備しておきましょう。

不動産買取に関するよくある質問

不動産買取に関するよくある質問について回答していきます。

• 税金
• 司法書士報酬
• 引っ越し費用
• 印鑑証明書発行費用

税金は、印紙税・抵当権抹消登記税・譲渡所得税の3種類が発生します。

納税をしっかりとしないと追徴課税などで、さらに多くの納税義務が発生してしまいます。

不安な方は、公認会計士や税理士にしっかりと相談をするようにしましょう。

ただし、住宅ローンが残っている不動産は抵当権が付いているため、不動産買取をするためには抵当権を外す必要があります。

買取金額がローン残高を上回っていれば、スムーズに売却することができますが、査定金額がローン残高を下回っている場合は差額を準備しておく必要があります。

不動産を早く売りたい・手放したい場合は買取業者、少しでも高い価格で不動産を売却したい場合は仲介業者を利用するようにしましょう。

どちらにするか決めかねる場合は、不動産買取と不動産仲介の両方の特徴を持っている不動産買取保証サービスを利用するようにしましょう。

不動産仲介で売りに出し、買い手が見つからなかった場合は不動産会社が買取保証をしてくれるので、必ず不動産を売却することができます。

不動産買取の場合は、個人ではなく不動産会社とやり取りをするので、猶予期間は柔軟に対応をしてもらうことが可能です。

その際は、不動産買取業者に処分費用などを追加で支払う必要がありますが、家具・家電を自分で処理する必要が無いので手間を省くことが可能です。

不動産買取にかかる費用を抑えたい人の場合は、家具や家電の処分は自分で行った方がコストを抑えることができます。

【チェックリスト】不動産買取業者を選ぶときに活用しよう

最後に、業者選びに役立つチェックリストを掲載しておきます。

印刷をしてそれぞれの会社をチェックし、比較してみてください