いますぐマンションを売りたいオーナーも、迷っているオーナーも、保有物件があるエリアの査定相場について情報を集めておく必要があります。
資産価値を正しく知ることで現実的な売値交渉ができ、売却のタイミングを誤らずに済むからです。
広島県に物件を持っているオーナーなら、どんな点に注意すればいいのでしょう。
主要エリアの査定相場と評判の不動産会社を紹介しながら、納得できる金額で売るためのポイントをまとめます。
広島のマンション売却の動向
築3年未満という新築同然の物件や駅距離が近い物件が増えているエリアでは、今後もマンション価格の上昇が見込めますし、成約数は伸びる傾向にあります。
一方、これまで高い相場を保っていた中心部であっても、築40年を超える古い物件が減らないエリアでは、将来的に価格が下落する可能性があります。
広島市内では築浅マンションの取引が増加
広島市では坪単価が上がり、マンションの売却相場にも反映されています。
主な要因としては、築40年を超える高経年物件が数を減らしたこと、駅距離が近い物件が増えたことに加え、築浅の物件が増加していることがあげられます。
広島市は県内最大の都市圏を形成しており、マンション市場も活発なため、築浅のなかでも築3年未満の新築と変わらない物件が多くなっていることが特徴的です。
マンション供給が広島市に偏っているのが注意点
広島市は政令指定都市であり、県内でもとくに人口が密集するエリアです。
通勤通学で利用する人は多いですが、生活圏としても人気があるため、マンション需要が高いことで知られています。
広島市では売買成約数が伸びているものの、県全体では下降傾向にあります。
これは広島市に物件取引が集中し、マンション供給が偏っていることの現れです。
広島市以外の市町村では人口減少が進み、過疎化の影響を受けているため、マンション市場が活性化しにくいことも要因のひとつです。
広島のマンション売却相場
広島県のマンション相場に大きく影響を及ぼしているのは、県庁所在地の広島市、広島市のベッドタウンである呉市、そして貿易や工業が盛んな福山市です。
この3市は県内でもマンションの売買が活発におこなわれているエリアで、高いものでは1億円近い物件が取引されている一方、立地条件によって100万円台のものも残っています。
これだけの価格差があるのは、ファミリーや単身者、高齢者といった様々な層のユーザーが売買しているからです。
広島市のマンション売却相場
広島市は広島県の県庁所在地であり、政令指定都市でもあります。
周囲の市町村とは違って複数の区で成り立っており、中国地方で最も人口が密集するエリアに数えられています。
公共交通機関が発達していることから通勤通学にはとても便利であり、様々な商業施設が立地しているため人気の高さも突出しています。
マンションは新築・中古ともに活発に売買され、平均売却額・平均坪単価とも上昇しています。
呉市のマンション売却相場
呉市は県内で3番目に人口が多い都市で、中核市の指定を受けています。
臨海部の工業地域が有名なことに加え、漁業や農業も盛んで、中心地には大規模な商業施設も建てられています。
しかし、同じ大都市ではあっても、広島市に比べれば安価な物件が揃っています。
そのため、呉市の物件を買い、広島市に通勤通学するというユーザーが多くなります。
ベッドタウンとしての利用価値が高いことから、マンションの平均売却額・平均坪単価とも上昇傾向が維持されています。
福山市のマンション売却相場
福山市は大手の金融機関が集中し、大規模商業施設も多いことから、県の経済を牽引する都市です。
また、福山港は物流の拠点であり、工業地帯を支える重要地点です。
そのため、県内外から雇用を求めて人が集まり、広島県第2位の人口を誇ります。
しかし、広島市のように地価の上昇が顕著ではなく、マンション相場もさほど高くはありません。
新築に近い物件が増えている一方で、築40年超の古い物件もまだ残っていることが売却相場を低迷させています。
広島のマンション売却価格の推移
広島県のマンション相場が最安値を記録したのは2008年です。
この年はアメリカでリーマンショックが起こり、世界的に影響を及ぼしました。
その後は順調に回復しますが、2012年にかけて下落していきます。
当時は日本の政治が大混乱に陥っており、経済政策の不安定さが市場にも影響しました。
しかし、政権交代後の2013年初頭に日銀が金融緩和を発表したことからマンション需要が拡大し、相場もいっきに回復することになります。
広島のマンション相場は徐々に上昇中
広島県のマンション相場は、2008年に発生したリーマンショックの影響を受けて下落します。
その後、いったんは回復しますが2011年に再び大きく下がってしまいました。
この年の3月に東日本大震災が起こり、日本経済が大打撃を受けました。
どこまで景気が悪くなるのかと心配されましたが、広島県のマンション相場に関しては2008年ほど下がっていません。
以降は、2013年の金融緩和政策によるマンション需要の高まりで、相場が徐々に上昇しています。
福山市は築古マンション増で相場が下落傾向
福山市のマンション相場は、広島県全体と同じく2008年に底を打ちます。
東日本大震災後の不景気を経たあとは、2013年の金融緩和でV字回復し、2015年には最高値を記録することになりました。
しかし、以降は価格が下落傾向にあります。
駅距離が近い物件や築浅物件が増えている一方、築40年以内の物件も減らずに残っており、価格の上昇分を打ち消してしまいました。
さらに物件の平均築年数が上がっているため、価格はもどらず、下落しています。
広島のマンションを高く売るポイント
広島県は中国地方で最も経済活動が活発で、とくに広島市では地価が高く、マンションの取引数も伸びています。
売却を考えているオーナーであれば、できるだけ高く売りたいと思うのは当然のことです。
その際に必要となるのは保有物件があるエリアの売却相場です。
相場の現状を認識していないと、非現実的な売値を要望してしまうため、物件は売り残ってしまいます。
また、売却するタイミングも重要です。
適切な売り時を逃さないためには、市区町村が定期的に流す広報などはもちろん、エリア特有の情報を絶えずキャッチしておく必要があります。
できるだけ高値で売るということは、物件の下落時期を見極め、早期に決断するということでもあります。
①マンションの売却相場を把握して売る
実際にマンションを売却する場合、オーナーの独力で買い手を見つけるのは難しい作業です。
売却活動は、いまや、インターネットの拡散力を利用して広告することと同義です。
全国展開している、あるいは、地元密着型の不動産会社に依頼するのが効率的です。
依頼内容には大きく分けて3つあります。
仲介、直接買取、買取保証です。
いずれの場合でも売却相場を理解しておくことが必要です。
不動産会社との売値交渉は現実に即したものでなければなりませんし、買取金額が適正かどうかは相場との比較が不可欠になるからです。
②地域に根差した売却準備をする
エリアの売却相場を知れば、保有物件がどれくらいの価値を持っているのかを理解することができます。
物件の売れ残りを防ぎ、安く買いたたかれないようにするためには欠かせない情報です。
それに加えて、エリア特有の情報を集めておく必要があります。
たとえば、増減している物件の築年数を調べておけば、今後の相場動向をある程度まで見通すことができます。
駅距離が近い物件が増えているのか、減っているのか、という点も重要です。
物件を高く売るためにはベストタイミングで売却しなければなりません。
エリアの特色を理解した売却準備をすることで、将来の相場変動に備えることができるのです。
広島のマンション売買関連情報
中古マンションの売却成約件数は広島市を中心に増えています。
広島市は交通の要所であることはもちろん、行政、政経、学術、歴史、文化などの中心地でもあり、中国地方最大の人口密集地を形成しているからです。
様々な面で利便性が高いため、県内外から移住する人たちが増えていることに加え、相場上昇の維持を見込んで投資用物件を購入する人が多くなっていることも大きな要因です。
ただし、築40年以内の物件が増えているため、今後も高い相場が続くとは言い切れない状況です。
取引されたマンションの平均専有面積は約73平方メートル
広島県のマンション取引件数のうち、およそ7割を占めているのが広島市です。
広島市は県庁所在地であり中国地方を代表する人口密集地でもあります。
マンション市場の中心で、新築・中古物件ともに相場が上昇しており、県内の売却価格に大きな影響を及ぼしてきました。
その影響は、マンションの専有面積にも反映されています。
広島市は地価が高いため、平均専有面積は68平方メートル程度しかなく、県全体の平均値を73平方メートルにまで押し下げています。
取引されたマンションの平均築年数は24年
広島市では中古マンション市場が活発で、築20年~築40年の物件が数多く取引されてきました。
築40年を超える物件も残っていますが、築浅や新築が数を増やしていることから、売買されている物件の平均築年数は21年です。
一方、中心部から離れたエリアでは相場が下がっています。
駅距離が遠い物件や古い物件が多いことが主な要因です。
そのため、県全体の平均築年数は広島市に比べて上がっており、24年になっています。
広島のマンション売却査定におすすめの業者
- トータテ住宅販売
- オールハウス
- ナカホームズ
- ケイズエステート
- KHS
公式サイト | 宅地建物取引業免許 | 本社所在地 | 設立 | |
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トータテ住宅販売 |
国土交通大臣(8)第4315号 | 広島県広島市中区国泰寺町二丁目4番7号(トータテビル) | 1978年8月3日 | |
オールハウス |
国土交通大臣(1)第9975号 | 広島県安芸郡府中町八幡1丁目4-23 | 1976年7月1日 | |
ナカホームズ |
広島県知事(2)第10397号 | 広島県安芸郡府中町鹿籠二丁目14番25号 ルマ西本3階 | – | |
ケイズエステート |
広島県知事(4)第9469号 | 広島県広島市中区住吉町12番4号 | – | |
KHS |
広島県知事(3)第10258号 | 広島県広島市南区段原2丁目17-13-201 | – |
①トータテ住宅販売
トータテ住宅販売は広島県広島市中区に本社を置く不動産会社です。
分譲住宅やマンション、土地の売買における仲介業をメインに活動しており、損保代理業も手掛けてきました。
広島県内に4つの営業所があるだけでなく、岡山県でも事業を展開しています。
おすすめのサービスは夜8時まで営業している「ナイター案内」です。
仕事の帰りに立ち寄って室内見学できるため便利です。
会社名 | トータテ住宅販売株式会社 |
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本社所在地 | 広島県広島市中区国泰寺町二丁目4番7号(トータテビル) |
設立 | 1978年8月3日 |
宅地建物取引業免許 | 国土交通大臣(8)第4315号 |
②オールハウス
オールハウスは広島県安芸郡府中町に本社がある不動産会社です。
物件の売買や賃貸仲介をはじめ、リフォームやコンサル業に力を入れてきました。
さらに、ビルの設計施工や管理業務、コインパーキング事業、財産ドックといったフィールドにも対応しているため幅広くユーザーの要望に寄り添うことができます。
会社名 | オールハウス株式会社 |
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本社所在地 | 広島県安芸郡府中町八幡1丁目4-23 |
設立 | 1976年7月1日 |
宅地建物取引業免許 | 国土交通大臣(1)第9975号 |
③ナカホームズ
ナカホームズは広島県安芸郡府中町にある不動産会社で、不動産の販売・仲介・再生が主要事業です。
営業エリアは安芸郡府中町に限定されており、地元密着型のサービスに強みを発揮しています。
また、設立者である那賀氏がひとりで活動している会社なので、しつこい営業などもなく安心です。
登録ユーザーに向けた「月刊ナカホームズ」が好評です。
会社名 | 株式会社ナカホームズ |
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本社所在地 | 広島県安芸郡府中町鹿籠二丁目14番25号 ルマ西本3階 |
設立 | 不明 |
宅地建物取引業免許 | 広島県知事(2)第10397号 |
④ケイズエステート
ケイズエステートは広島県広島市中区にある不動産会社です。
新築・リフォーム・リノベーション事業に携わってきました。
家づくりにはとくにこだわりを持ち、健やかさと快適さを追求しています。
美容と健康を考えたマイクロバブルトルネードというバスシステム、次世代型の空調として人気があるエコウィンハイブリッド、さらに家族の一員である愛犬と暮らせる住宅もおすすめです。
会社名 | ケイズエステート株式会社 |
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本社所在地 | 広島県広島市中区住吉町12番4号 |
設立 | 不明 |
宅地建物取引業免許 | 広島県知事(4)第9469号 |
⑤KHS
KHSは広島県広島市南区にある不動産会社です。
新築・中古一戸建て、中古マンション、土地の販売を中心に活動しており、投資用の物件なども取り扱っています。
広島市での事業展開にこだわりがあり、ユーザー第一主義をモットーにした懇切丁寧な対応とサポートが好評です。
会社名 | 株式会社KHS |
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本社所在地 | 広島県広島市南区段原2丁目17-13-201 |
設立 | 不明 |
宅地建物取引業免許 | 広島県知事(3)第10258号 |
広島のマンション売却にかかる税金・費用・手数料
マンションを売却する際にかかる税金には、譲渡所得税・住民税・印紙税の3種類があります。
譲渡所得税は売却価格が購入価格を上回ったときに発生し、税率×(譲渡価額-取得費-売却費用)で計算できます。
取得費に計上できる科目は様々で、区別しにくいものも含まれているため注意が必要です。
住民税は売却してから1年間支払う義務があり、通常、課税額を4期に分けて支払います。
印紙税は売買契約のときに納付するもので、売却価格に比例します。
期限を超過すると課税額が3倍になってしまうので、やむを得ず納期が遅れる場合は早めに申告すべきです。
売却予定の物件にローン残高がある場合は繰り上げ返済をする必要があるため、事務手数料が発生します。
さらに、抵当権を抹消しなければならず、登記費用がかかります。
何かと複雑な手続きになることから司法書士に依頼するケースが多くなり、その場合は報奨金も用意しなければなりません。
不動産会社に売却活動を依頼するのであれば報酬として仲介手数料を支払うことになりますが、この仲介手数料は法律で上限が決められており、売買契約と引き渡し時に半金ずつ支払うのが通例です。
その他に、リフォームやクリーニング費、土地境界確定測量費、引っ越し費などがあります。
広島のマンション売却の口コミを紹介
マンションの購入は個人にとっても家族にとっても大きな決断です。
大切な時間を共有した、慣れ親しんだ物件を売ろうと決意したきっかけはなんだったのか、どんな不動産会社に依頼したのか、望むような結果は得られたのか、主要なエリアでの売却活動を具体例としてあげます。
広島市安佐南区でマンション売却をした方の口コミ
広島市安佐南区は、わたしの生まれ育った街です。
2歳離れた兄が生まれた年に、父が新築のマンションを購入しました。
妹も生まれ、家族5人での生活が続きました。
学校がすぐ近くだったので便利な街だったことが印象に残っています。
わたしと兄は県外に就職しましたし、昨年、妹が大阪市の大学に進学しています。
子育てから解放された影響なのか、半年前から母の体調が悪くなり、父から「マンションを売ってもっと静かな場所に引っ越すつもりだ」と告げられました。
不動産会社を経営している従兄弟に相談したところ、エリアの相場が高い状態だからいまが絶好のタイミングだと教えてくれました。
築30年の物件ですがすぐに買い手が見つかり、両親も満足そうでした。
広島市西区でマンション売却をした方の口コミ
結婚するのに合わせてマンションを買いました。
西区は学生時代にひとり暮らしをした場所であり、妻と知り合った思い出の街なのです。
2人の子供に恵まれましたが、彼らも独立し、妻とふたり暮らしがはじまりました。
新婚当初を思い出しながら平穏な時間を過ごしてきましたが、わたしたちの体調を気遣ったのでしょう、長男夫婦から2世帯住宅を建てないかと切り出されました。
思いがけない言葉でしたが、妻と相談した結果、長男夫婦の提案に乗ることにしたのです。
マンションは一括査定サイトで相場を調べました。
思った以上の高値をつけてくれた不動産会社があり、そのうちの1社に仲介を依頼することにしました。
最寄り駅から遠い物件でしたが、半年ほどで売ることができました。
マイカー通勤をしている共働き夫婦が買い手でした。
東広島市でマンション売却をした方の口コミ
平成の大合併が予定されていた前年にマンションを購入しています。
自用は呉市に所有しており、東広島市の物件は投資用です。
合併することで人口が増えますし、利便性を高めるための幹線道路や商業施設などが建設されると見込んだからです。
しかし、保有物件のあるエリアの地価はなかなか上がらず、最寄り駅とは反対側にある地域の開発が進んでいることでますますその差が開いてしまいました。
地域密着型を売りにしている不動産会社に査定してもらったところ、意外にも、今後の上昇が期待できるということでした。
広島市の物件があまりにも高額なため、比較的安価な東広島市の中古マンションに人気が出ているらしいのです。
そこで予定していたよりも高い売値を設定し、買取保証をつけて売りに出すことにしました。
結果が楽しみです。
福山市でマンション売却をした方の口コミ
福山市は家族と過ごした思い出の街です。
しかし、ひとり息子であるわたしは、地元には居を構えていません。
名古屋市にある専門学校を卒業し、そのまま市内の企業に就職したからです。
社内で良縁があり、結婚することになりました。
一男一女に恵まれ、両親も喜んでくれました。
一昨年、母が亡くなったことが引き金になり、父も体調を崩しました。
仲のいい夫婦でしたからショックだったのかもしれません。
とうとう父の病状は回復せず、昨年、亡くなりました。
父名義のマンションを相続することになりましたが、投資用の物件としては築年数が経ちすぎているので、売りに出すことにしました。
近くにあった雑居ビルが取り壊され、再開発の波が押し寄せている最中です。
直接買取を依頼した不動産会社も割合に高い売値を提示してくれました。
三原市でマンション売却をした方の口コミ
三原市に引っ越してきたのは10年ほど前のことです。
今のコンサルタント会社に移ってすぐ、友人が紹介してくれた中古マンションでした。
築浅で新築同様でしたが、駅距離が遠かったことから割安だったのです。
様々なクライアントと向き合いながら仕事をこなし、50歳を目前にして独立することにしました。
業種を絞って依頼を受けることでもっと親身になれるのではないかと気づいたからです。
今住んでいるマンションを売りに出し、広島市の中心部である中区に事務所と住まいを構えるつもりです。
クライアントの知り合いである不動産会社に依頼したところ、現金買取でもかなりの額を提示できると言われ即断しました。
担当者の話では、三原市のマンション相場は消費増税時には大きく下落したものの、近頃は過去の最高値に迫る勢いだそうです。
偶然でしたが、いいタイミングで売りに出していたようです。
呉市でマンション売却をした方の口コミ
わたしが勤務する会社の本社は呉市にあります。
青森県から鹿児島県まで営業所を配する企業ですので、どこに異動になるかはわかりません。
結婚して3年後に娘が生まれました。
転勤族の宿命で、妻も娘も引っ越し先で友人知人をつくりにくいようでした。
仲良くなっても数年で住まいを移る必要があるからです。
妻は割り切った付き合いをしていましたが、娘は保育園でできた友達と別れるのがつらかったようです。
お別れ会で涙を流した娘を見て、マイホームを買おうと決めました。
絶対に本社にもどるという決意もこめて、呉市にある中古マンションを購入しました。
遠い場所に勤務しているときはひと月に一度帰れればいいという状況でしたが、妻も娘も頑張ってくれました。
本社での採用が決まったのは、娘が高校に入学する年でした。
その娘も市役所に勤めることが決まり、職場近くでひとり暮らしをはじめています。
わたしにとってマンションは家族と再会する特別な場所だったわけですが、老朽化も目立ってきたことから思い切って売ることにしました。
呉市では冬から春にかけて物件の取引件数が伸びるという話を聞いていたので、それに合わせて売りに出しました。
依頼した不動産会社がマメに売却活動をしてくれたおかげで、わずか2ヶ月で買い手が見つかりました。
広島のマンションをスムーズに高く売ろう
広島県でマンションを高く売るには、保有物件があるエリアの売却相場を知り、エリア内の物件情報などを集める習慣を身に着ける必要があります。
そうした売却準備が整ったら、情報量が豊富でオーナーの要望に寄り添ってくれる不動産会社を見つけるべきです。
エリアに強い売却活動のプロに協力してもらえれば、スピーディでスムーズに高く売ることができます。