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戸建て売却

家の査定の注意点とは?失敗しないために知っておきたいリスク・無料査定のトラブルと対処法

家 査定 注意点
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家の売却を検討している方は、まず不動産会社に査定を依頼し、査定価格や不動産査定書の内容を確認することから始めるべきと言えます。

家の査定を依頼することで、売却したら一体いくらぐらいになるかが分かるだけでなく、各社の査定価格を比較することで、どの不動産会社に仲介を依頼すれば良いかを見極めることもできます。

仲介売却では契約した不動産会社に販売活動のほとんどを委託するため、どの会社と契約するかは家売却の成功・失敗に大きく関わります。

株式会社グローベルスが実施した調査によると、不動産会社を選ぶ基準として各社の査定価格を挙げる方が最も多いことがわかっています。

不動産売却時の不動産会社選びで重視することは何ですか?(株式会社グローベルス調べ)不動産売却時の不動産会社選びで重視することは何ですか?(株式会社グローベルス調べ)
  • アンケート方法:インターネットによる無作為調査
  • アンケート実施日:2024年10月1日~10月8日
  • アンケート実施人数:1201人(男性:600人 女性:601人)
  • 回答者年齢:30代:213人、40代:438人、50代:511人、60代:39人

つまり、家の査定は売却を成功させるために最も重要な手続きの1つと言えます。

今回は、家の査定で抑えておきたいポイントや、注意が必要な点について解説していきます。

この記事の監修者
ミライアス株式会社 代表取締役 山本健司
監修者
ミライアス株式会社 代表取締役
山本健司

宅地建物取引士、2級ファイナンシャル・プランニング技能士。

50年続く不動産会社の3代目として家業に従事。その後、東急リバブルとソニー不動産(現SREホールディングス)で営業成績1位を連続受賞。

不動産相談件数16,000件以上。豊富な経験と知見を活かし、独立してミライアス(株)を創業。顧客の利益を最優先する仕組みとDXを掛け合わせた「スマート仲介」サービスを展開する。

著書「初めてでも損をしない不動産売却のヒケツ(サンルクス出版)」「損しない モメない 実家の不動産相続のヒケツ(サンルクス出版)

ミライアス株式会社(https://miraias.co.jp/)

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宅地建物取引業免許国土交通大臣(4)第7845号
一級建築士事務所登録:東京都知事 第62093号(東京本社)
特定建設業許可:東京都知事 (特-2) 第135078号(東京本社)
不動産特定共同事業許可:東京都知事 第134号(東京本社)
賃貸住宅管理業登録:国土交通大臣(1)第1722号(東京本社)
Contents

家を査定に出す前の注意点

家の査定の注意点

【注意点1】住宅ローンの残債を確認する

「家を査定して売ろう」と決めた人で、住宅ローンを完済していない人は残高を確認しましょう。

銀行で住宅ローン残高証明書を発行してもらえるので、正確な数字を把握しましょう。

住宅ローンは家を売る際に全額一括返済しなければなりません。

家の目標売却額も住宅ローンの残高から決める必要があるので、必ず査定前に確認しておきましょう。

【注意点2】目標金額と売却時期を設定する

売却時に整理したいポイント
  • 売却の目的は何か
  • 売却後の手残りは最低いくら必要か
  • 売却後に最低いくらの資金が必要か
  • 売り出しから成約までは何か月(何年)後まで待てるか
  • 成約価格は最低いくらに設定するか
  • もし、上記条件に合わない場合はどうするか

家の査定依頼を出す前に、目標金額と売却時期を設定しておきましょう。

売却期間と目標額は査定の依頼をだす際、不動産会社に明確に伝えておく必要があります。

売却期間は最低でも4ヶ月かかることを想定に「この期間までには売りたい!」というものを決めておきましょう。

売却額に関しては、住宅ローンの残債から計算して最低でも住宅ローンの残債以上の金額で売却されることを目標にしましょう。

【注意点3】査定額に影響する要素を把握しておく

家を査定してもらう際には、築年数以外にも査定額に影響する要素があります。

査定価格に影響する要素
  • 家の構造
  • 窓から見える景観・日当たり
  • 近隣関係
  • 間取り
  • 水回りの状態
  • 家主の態度

家の構造が違えば耐用年数が異なるので、同じ築年数でも査定額が変わります。

耐用年数とは
耐用年数とは、建物が耐久性を失うまでの目安期間のことです。
国税庁で公開されている資料より、例えば木造住宅は22年、鉄筋コンクリート造は47年というように耐用年数が決められています。

木造・合成樹皮造 22年
木骨モルタル造 20年
鉄骨鉄筋コンクリート造 47年
レンガ造・石造・ブロック造 38年。
金属造 19~34年

出典:国税庁「主な減価償却資産の耐用年数表」

また眺めや日当たりが良いとより高い査定額が出されるなど、直接見て判断できるポイントがあるので覚えておきましょう。

実際に訪問査定をした際に担当者が把握しきれないケースもあるので、アピールできるポイントは伝えると良いです。

家の構造

家の構造は、不動産の査定額に大きな影響を及ぼします。

物件の構造を成す木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造などの建築材料や構造は、耐久性や保証の観点から価値を表します。

さらに、構造的な欠陥・瑕疵、例えば基礎のひび割れや構造的な欠陥は、査定額を下げる原因になります。

また、建物のメンテナンス状況や改修の有無も査定に影響を与えます。

なお、国土交通省が公開している「わが家の宅地点検」で、ひび割れの様子や構造的な欠陥のイメージが掲載されているため、ぜひチェックしてみてください。

窓から見える景観・日当たり

窓から見える景観や日当たりは、物件の快適性と生活の質を大きく左右します。

美しい景観は、購入者を引きつけると同時に、資産価値を引き上げてくれます。

また、良好な日当たりは、冬季の暖房コストの削減や生活環境の向上に寄与し、同じく価値を高めます。これらの要素は査定時に大いに評価されます。

なお、日本不動産学会誌で公開されている「競売不動産の価格下落効果の推定」にて、日当たりなどが不動産価格に影響する原因などが解説されています。

近隣関係

近隣関係も物件価値に影響を与えます。

例えば、静かな環境、騒音問題のない地域、良好なコミュニティ関係は、プラスの価値をもたらす一方、問題を抱える近隣関係は購入希望者を遠ざけ、査定額を下げる可能性があります。

間取り

間取りもまた、物件の使いやすさや快適さを決定する重要な要素です。

広いリビングや、自然光がたくさん入るダイニング、プライバシーが確保されたベッドルームなどは、高評価を得る可能性があります。

例えば国土交通省が公開している「人々の住まい」の資料によると、子供ありの世帯は60~100㎡の間取りの建物のニーズが強く、子供なしの世帯では60㎡以下の建物へのニーズが強いとわかります。

世代における間取りの傾向出典:国土交通省「人々の住まい」

物件の種類によってはニーズに合わない間取りの家などもあるため、事前に売却したい家がニーズに合うのかを確認しておくとよいでしょう。

また、変則的な間取りや無駄な空間は、生活スペースの効率性を下げ、査定額を低下させる可能性があります。

水回りの状態

キッチン、バスルーム、トイレなどの水回りの状態は、家の全体的な印象と価値に大きな影響を与えます。

清潔で機能的な水回りは、快適な生活空間を提供します。

古くて汚れた水回りや設備の問題は、修繕費用を必要とし、その結果、査定額が下がる可能性があります。

【注意点4】事前に査定に出す家の相場を調べておく

査定額が高いか低いかを知るには、まず家の相場(一般的な中古価格)を調べておく必要があります。

例えば、国土交通省が公開している都道府県別・用途別平均価格は、住宅地で次のように分析されています。

北海道 24,300円/㎡
東京都 404,400円/㎡
愛知県 116,600円/㎡
大阪府 159,900円/㎡
福岡県 71,200円/㎡

参考:国土交通省「都道府県別・用途別平均価格」

とはいえ、地域ごとの条件で相場が変動することに注意しなければなりません。

エリアを絞って相場を知りたい方は、以下のような方法で初心者も簡単に調べることができます。

家の価格相場の調べ方
  • 過去の取引から売却相場を調べる
  • 売り出し中の不動産価格から売却相場を調べる
  • 国土交通省の提供データから相場を調べる

同じ戸建でも不動産会社によって査定価格が異なるケースがあります。

この時、査定価格が相場より大幅に低かったり、逆に大幅に高かったりすると、相手が悪徳業者で嘘の査定結果を提示して契約をとろうとしていたり、単純に査定評価をハズしている能力の低い業者の可能性が出てきます。

【注意点5】必要書類をそろえる

家を査定する前に、売却してもらう際に必要な書類を揃えておきましょう。

必要書類(一例)
  • 土地の実測図
  • 土地の境界に関する資料
  • 検査済み証
  • 建物の設計図
  • 建築確認申請書

なお、書類をすべて揃えていない状態でも売却することは可能です。

不動産会社に査定を依頼した後に書類の有無を確認されるので、持っていないものがあれば伝えておきましょう。

家を査定に出す時の注意点

【注意点1】家の状態を事前に確認する

家の状態や修繕歴を調べておきましょう。

修繕歴は建物の価値を維持する為に行うものなので、買主や不動産会社にとってアピールすることができます。

具体的に修繕をどのようにおこなったかまとめて、不動産会社や買主に提示できるようにしておきましょう。

また、家の状態を把握しておく理由としては基本情報を把握しておくことで査定時などのやりとりをスムーズにする他、欠陥状況などを事前に把握することで売買時のトラブルを回避する狙いもあります。

近年利用者が増えているホームインスペクションは、簡易的な住宅診断を通して現状の瑕疵やリフォーム費用の見積もりなどを算出する調査です。このような調査を事前におこなうことで、売主としても安心して物件を売ることができ、買主としても安全に購入が可能です。

【注意点2】査定に出す家の築年数を把握しておく

家の査定では、築年数が重要視されます。

例えば東日本不動産流通機構が公開している「首都圏中古マンション・中古戸建住宅地域別・築年帯別成約状況(2024年10~12月)」によると、築年数に応じて価格の下落が起きているとわかります。

東京都の中古戸建て住宅 東京都の中古マンション
~築5年 6,521万円 9,089万円
~築10年 6,545万円 8,349万円
~築15年 6,526万円 7,788万円
~築20年 6,296万円 7,927万円
~築25年 5,539万円 6,906万円
~築30年 5,250万円 5,341万円
築30年~ 4,048万円 3,421万円

戸建て住宅の価格は緩やかに減少する一方で、中古マンションは急激に価格が下落していきます。

築年数が経過するごとに大きく資産価値が変動するので、自分の物件の築年数は把握したうえで査定に出しておきましょう。

一戸建ては築年数が経過すればするほど、資産価値はおおよそ次のように下がっていきます。

築年数 売却相場の割合
5年以下 100%
5~10年 94.9%
10~15年 90.5%
15~20年 83.0%
20~25年 74.6%
25~30年 62.3%

築年数が経過するごとに、大きく資産価値が変動するので自分の物件の築年数は把握したうえで査定に出しておきましょう。

【注意点3】物件の周辺環境を把握しておく

物件の周辺環境は、売却価格に大きな影響を与えます。

学校や駅までのアクセスや治安の良さなどを事前に把握しておくことで、査定額が妥当かどうか判断しやすくなります。

売却価格を高くするのであれば、周辺環境を事前に確認してアピールできるポイントをチェックしておきましょう。

【注意点4】瑕疵は必ず報告する

売却物件に瑕疵がある際は、必ず報告しなければなりません。

瑕疵とは物件にある欠陥のことで、雨漏りやシロアリ被害、事故物件などが挙げられます。

物理的な欠陥 水漏れ・雨漏りや設備の故障・柱の腐敗や耐震性の不足 など
法律的な瑕疵 建築制限のオーバー、接道義務を果たしていない など
心理的な瑕疵 過去に自殺や殺人事件が物件内で起きた、近隣に指定暴力団事務所があった など
環境的な瑕疵 夜中を通して騒音や睡眠を妨害するレベルの振動があるエリアだった など

瑕疵は報告しなければ後に、出費を伴う大きなトラブルになることもあるので、査定額が下がるとしても報告しなければなりません。

中には売る前に検査や改修をしてくれる不動産会社もあるので、瑕疵がある場合には相談してみましょう。

※2020年4月1日に民法が改正され、従来の瑕疵担保責任は契約不適合責任に替わり、旧制度で定められていた、中古住宅の引き渡しからいつまでに買主側からの賠償請求が必要かという、期限(時効)の概念が実質なくなりました。

民法改正後の内容
民法改正前の内容
項目 起算点と請求期間
① 債務不履行に基づく損害賠償請求権 権利を行使できると知った日から5年
権利を行使できると認められた日から10年
② 不法行為に基づく損害賠償請求権 損害および加害者であると知った日から3年
不法行為を受けた日および加害者が権利行使可能になった日から20年
③ (①②)による特則・生命・身体の侵害による損害賠償請求権 請求権の内容を知った日から5年
加害者が権利行使可能になった日から20年
項目 起算点と請求期間
① 債務不履行に基づく損害賠償請求権 加害者が権利行使可能になった日から10年
② 不法行為に基づく損害賠償請求権 請求権の内容を知った日から3年
不法行為を受けた日から20年

【注意点5】売却に関する権利関係や登記簿の確認をする

売却に際しては、権利関係や登記簿の確認が重要です。

不動産登記簿謄本の内容と見方不動産登記簿謄本の内容と見方

権利関係や登記簿に記載されている情報が正確かどうか、事前に確かめておきましょう。

権利関係などで問題があった場合は、早急に対応して売却活動を進めれるようにしておきましょう。

【注意点6】査定前のリフォームはしなくてもいい

査定前にリフォームをして売却価格を上げようと考える人もいるかもしれませんが、基本的には不要です。

リフォームをすると売却価格は上がる傾向にありますが、数十万円~数百万円の資金がかかります。

リフォーム代以上に査定価格が上がるとは限らないため、損をする可能性が高いです。

例えば50万円でリフォームをして、30万円しか査定価格が上がらなければ大きな損失となるので、査定前にリフォームするのは避けておいた方が無難です。

もしリフォームがしたいのであれば、不動産会社に査定してもらった後に相談しましょう。

【注意点7】1社にだけ査定を依頼しない

家の査定をしてもらう際は、1社にだけ査定依頼するのはNGです。

家の査定基準は不動産会社ごとに異なっているため、不動産会社が変われば査定価格も変わります。

各不動産会社の査定価格例

1社だけでは相場よりも低く査定されることがあるので、できる限り複数社に査定依頼しましょう。

不動産一括査定サイトの仕組み

複数社に査定依頼をする場合、1社ごとに電話連絡をするのは面倒なので、HOME4UすまいValueといった不動産一括査定サイトを利用することで、査定結果の非アックがスムーズになります。

【注意点8】査定額が高すぎる会社は避ける

査定をしてもらった際に、相場よりも査定額が高すぎる会社は避けるようにしましょう。

査定基準は不動産会社ごとに決められていますが、数百万円も変わるほどの違いは基本的にはありません。

中には通常の査定額の2割増し以上の査定金額を提示してくる会社もありますが、本来の査定ではなかなかあり得る乖離ではありません。

査定金額が高いと売却価格も高くなると思ってしまう人もいますが、相場から大きく外れた金額では買い手が見つからないので結果売れません。

売れ残りが続くと買い手が見つからないだけではなく、査定金額よりも価格を下げられることも多いので、高額査定をしてくる会社は危険です。

最終的に損失が大きくなってしまうので、査定額が高すぎる会社は避けましょう。

家の査定実施から査定結果をチェックする際の注意点

【注意点1】査定結果に明確な根拠があるか確認する

不動産会社に査定を依頼したら、そこから数日~数週間後に調査をした上で、結果を不動産査定書にまとめて提出されます。

不動産査定書は、大きく分けて以下の3つの内容が記載されています。

不動産査定書の基本的な記載内容
  • 査定を依頼した物件や土地の現況
  • 査定に関わる各項目(アクセス・周辺環境など)の調査結果や評価
  • 査定物件・土地の査定価格と、価格の算出フロー

不動産査定書では一般的に、最初に土地や建物の現況や登記上の詳細が記されており、その後に立地や周辺環境などの各項目の相対的な評価の記載があり、最後に査定価格の計算内容が記載されているというのが一般的です。

不動産査定書には専門的な用語の記載もありますが、基本的には不動産知識のない初心者が読んでも分かる内容になっています。不動産査定書が届いたら内容をじっくり見て不明点がないかチェックしましょう。

ご所有不動産および事例物件の評点(大項目)-三井のリハウスご所有不動産および事例物件の評点(大項目)-三井のリハウス

特に、評点と呼ばれる各項目ごとの評価点は、家の持ち主と不動産会社の認識に齟齬が出やすいため注意が必要です。

【注意点2】家の査定額=手残りではないことを認識する

査定額=手残りではないと理解しておきましょう。

査定額通りに家が売れたとしても、そこから仲介手数料や各種諸経費や税金、引っ越し代などが引かれていきます。

仲介手数料
(400万円超えの場合)
売買価格×3.3%+6万6000円
出典:UR賃貸住宅「住みたいへやの選び方」
譲渡所得税 ・所得税
・住民税
・復興特別所得税
出典:国税庁「譲渡所得(土地や建物を譲渡したとき)」
印紙代 200円~
出典:国税庁「不動産売買契約書の印紙税の軽減措置」
仲介手数料とは
不動産を売却する際にかかる手数料のことであり、不動産会社を仲介して手続きの手間や買主探しをサポートしてもらうことに対してかかる費用です。

売った家の状況によって異なりますが、成約価格の1割ほどはこうしたコストの支払いに消えると思っておいたほうが良いでしょう。

査定額を算出してもらったら、そこから手残りがいくらになるか計算しないと、最終的に目標へ利益が達さず、ムダに大事な家を手放すことになります。

【注意点3】査定額と売却価格が異なることを知っておく

不動産の売却を考える際、物件の査定額と最終的な売却価格が必ずしもイコールの関係になるとは限りません。

まず、家を売り出す際は査定額を基準として、売主の希望も踏まえて売り出し価格を設定します。

三井のリハウス「タイプ別売出提案価格」三井のリハウス(三井不動産リアルティ)「タイプ別売出提案価格」
売却プラン 査定価格 スタンダート チャレンジ スピード
売出提案価格 2,184万円 2,180万円~2,380万円 2,380万円~2,580万円 1,980万円~2,180万円
査定価格乖離率 99.8%~108.9% 108.9%~118.1% 90.6%~99.8%
90日以内成約割合 81% 72% 88%

売り出し価格は一般的に、査定価格より高く売り出すプランと査定価格とほぼ同じくらいの価格で売り出すプラン、査定価格より低い価格で売り出すプランの3通りに分かれます。

査定価格より高値で売り出せば成約時に相場より高く売れますが、売れるまでにかかる時間が通常より長引きがちです。

一方で、査定価格より低値で売り出せば成約価格は相場より低いものの、売り出し期間が通常よりも短縮できます。

売り出し価格は、売れ残り期間が続くと値下げ調整をするケースなどもあります。また、買い手が見つかった場合売買契約の前に値下げ要求を買主から受けることがあります。

不動産は最終的には売主と買主が合意した金額(成約価格)で取引されますが、結果的に売り出し価格の約1割を値下げして成約となるケースも珍しくありません。

【注意点4】土地境界線を明確にしておく

戸建て住宅を親から相続したり、古屋付の土地を売却する方向で話を進めていく方も中にはいらっしゃいます。

そのような住宅を売却する時、住宅の土地と近隣住宅との土地境界線が明確になっているのかどうかの確認を取りましょう。

地積測量図・境界確認書

仮に、土地境界線が明確化されていない状態で売却活動を行うと、相手の資産侵害になるなどの近隣トラブルを招く恐れがあります。

土地境界線は、登記事項証明書から確認が取れ、もし書類が見つからない場合は、法務局又はオンライン郵送で取得できます。

【注意点5】査定後のアフターサポートが充実している業者を選ぶ

アフターサポートが充実している業者を選ぶと、売却後に困ったことがあっても安心です。

査定後も対応してくれるかどうかは不動産会社によって異なるので、査定時に質問しておきましょう。

税金や手続きに関するアドバイスを受けられる業者は、査定後にも頼りになるのでおすすめです。

【注意点6】担当者が信頼できるかどうか見極める

担当者が信頼できるかどうかをしっかりと見極めることも重要です。

例えばA社とB社の家(戸建て)査定額を比較すると、A社の方が高かったとします。

しかし対応してくれる営業マンの能力も価格には影響するので、査定額が多少違うくらいであれば人柄を見て判断すると良いです。

更に、家が売れるまで営業マンはあなたのパートナーになるので、相性も大切になります。

いろいろと相談した時に、初心者にも分かりやすく答えてくれるか、気配りができて売り主の目線で話をしてくれるかなどもチェックしておきましょう。

家の査定におすすめの不動産一括査定サイト

不動産一括査定サイトの費用の仕組み

家の査定を不動産会社に依頼する際、おすすめなサービスが不動産一括査定サイトです。

不動産一括査定サイトはIT企業や複数の不動産会社によって利用されているサービスで、簡単な物件情報を送信すると地域に対応する不動産会社6社以上に一括で査定依頼ができる優れものです。

ちなみに、不動産一括査定サイトは登録される会社の広告料で運営されており、利用料は完全無料です。

不動産一括査定サイトは現在、大小合わせて33サイトほどあり、初めて家を売る方はどれを利用すれば良いかわかりにくいと思います。

そこでここからは、家(一戸建て)の査定で使うのにおすすめのサイトを5つ厳選して紹介していきます!

順位 サイト名 運営会社 登録会社数 同時依頼件数 対応地域 入力時間の目安 査定可能な種類 査定実績 利用満足度  IR活動
営業利益 
IR活動
株価
おすすめ1位
(43点)
HOME4U
HOME4U
株式会社NTTデータ・スマートソーシング 約2,300社
(5点)
最大6社
(5点)
全国
(5点)
約1分
(5点)
8種
(5点)
査定数累計55万件以上
(5点)
9割
(5点)
58,302百万円
(5点)
19.73円
(3点)
おすすめ2位
(39点)
すまいvalue
すまいValue 合同6社 6社
(1点)
最大6社
(5点)
全国
(5点)
約1分
(5点)
7種
(3点)
査定数累計87万件以上
(5点)
95.5%
(5点)
98,124百万円
(5点)
157.28 円
(5点)
おすすめ3位
(31点)
ライフルホームズ
ライフルホームズ 株式会社LIFULL 約4,500社
(5点)
最大6社
(5点)
全国
(5点)
約2分
(3点)
7種
(3点)
年間4.4万件
(1点)
69.4%
(3点)
1,417百万円
(5点)
-0.44円
(1点)
おすすめ4位
(31点)
おうちクラベル
おうちクラベル SREホールディングス株式会社 約1,500社
(3点)
最大15社
(5点)
全国
(5点)
約1分
(5点)
5種
(3点)
非公開
(1点)
 記載なし
(1点)
2,212百万円
(5点)
85.83円
(3点)
おすすめ5位
(27点)
サテイエ
サテイエ 株式会社SARUCREW 約1,000社
(3点)
最大6社
(5点)
関東エリア、大阪
(1点)
約30秒
(5点)
11種
(5点)
非公開
(5点)
 記載なし
(1点)
 記載なし
(1点)
 記載なし
(1点)

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    実績 ★★★★
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    ※住友不動産の場合
    口コミ・評判 すまいvalueで大手6社に不動産一括査定!実際に利用した方の評判・口コミ

    すまいValueは一般的な一括査定サイトと違い、こちらの超大手6社が運営しています。

    すまいValueの運営に携わっている不動産会社【一覧】
    会社名 宅地建物取引業免許番号
    三井不動産リアルティ株式会社
    三井不動産リアルティグループ(三井のリハウス)
    国土交通大臣(15)第777号
    住友不動産ステップ(旧 住友不動産販売)
    住友不動産販売 評判
    国土交通大臣(13)第2077号
    東急リバブル株式会社
    東急リバブル_2024
    国土交通大臣(12)第2611号
    野村不動産ソリューションズ株式会社
    野村不動産ソリューションズ_トップ
    国土交通大臣(5)第6101号
    三菱他所ハウスネット株式会社
    三菱他所ハウスネット
    国土交通大臣(5)第6019号
    小田急不動産会社
    小田急不動産
    国土交通大臣(15)第1168号
    サービス運営窓口
    運営者名 すまいValue事務局
    サポート窓口番号 0120-087-301
    問い合わせ対応時間 10:00~18:00

    特に三井のリハウス、住友不動産ステップ(旧 住友不動産販売)、東急リバブルは日本の仲介業者TOP3なので、この3社に一括で査定依頼して比較ができるのは魅力的ですよ。

    一括査定サイトの口コミを見ると、「個人情報が流出した」「知らない不動産会社から電話がかかってきた」というネガティブなものが多いですが、すまいValueは大手不動産会社が運営しているので信頼性が高く、利用者の95.5%が「安心感が違う」と回答しています。

    また、すまいValue利用者の成約件数が87万件以上となっており、家を売るまで平均3~6か月かかることを考えると驚異的な実績です。

    はじめて家を売る方は、すまいValueをまず利用することをおすすめします。

    すまいValueの評判・口コミ

    口コミ・評判
    40代 男性
    man5_口コミ

    不動産の一括査定は、なるべく大手不動産会社が運営している場所を利用したかたっはのですまいValueを選びました。

    査定価格が非常に満足のいくものでしたし、担当者からのしつこい営業の電話もなかったので、ノンストレスで契約先を選べましたね。(出典:自社アンケート)

    口コミ・評判
    40代 女性
    woman2_口コミ

    ネットで色々と不動産会社を探して見たところ「すまいValue」という一括査定を発見。

    1分ですぐに必要な申込み情報を入力できたし、レスポンスも早かったのですぐに契約へ進めました。

    なるべく早めに売却したいと考えて査定をお願いしたところ、すばやく査定へ進んでもらえたので、非常に魅力的なサービスでした。(出典:自社アンケート)

    ライフルホームズ

    ライフルホームズ
    サイトの使いやすさ ★★★★★
    実績 ★★★
    安全性 ★★★★
    匿名査定 対応
    こんな人におすすめ!
    • 個人情報を流出したくない…
    • 離婚、子どものいじめなど、売却理由を知られたくない
    • サイト利用後の営業電話をシャットアウトしたい
    提携会社数 約4,500社
    累計査定数 年間4.4万件
    利用満足度 69.4%(オリコン顧客満足度
    IR活動状況 営業収益:1,417百万円
    1株当たり:-0.44円
    ※2024年3月時点

    ライフルホームズはSUUMOやアットホームと並ぶ大手不動産総合サイトで、1000万件近い物件広告が常時掲載されています。

    ライフルホームズの目玉サービスが、こちらの匿名査定サービスです。個人情報を入力せずに査定依頼ができるので、営業電話が心配な方や離婚・借金など言いにくい理由がある方におすすめです。

    匿名査定をして査定額が気に入った会社があれば、こちらから電話をして話を進めることもできます。

    ライフルホームズの評判・口コミ

    口コミ・評判
    40代 男性
    man1_口コミ

    ライフルホームズのおかげで、すぐに査定業者を比較できました!なるべく早く家を売却したいと考えていたため、ハイスピードで資料をいただけたので非常に助かりました。

    そのまま査定にも移っていただき、想定よりも高い査定額だったので大満足です。(出典:自社アンケート)

    口コミ・評判
    30代 女性
    woman5_口コミ

    ネットで一括査定を利用したかったのですが、情報流出などが怖くなかなか手を出せずにいました。

    そんなとき、ライフルホームズなら匿名で申し込みができると聞き、すぐに申し込みをさせていただきました。

    親切なことに、たくさん資料をいただけましたし、他社の実例も取り入れながら今のプランに反映してもらうこともできたので、利用して良かったと思ってます。(出典:自社アンケート)

    おうちクラベル

    おうちクラベル
    サイトの使いやすさ ★★★★
    実績 ★★★
    安全性 ★★★★
    匿名査定 未対応
    こんな人におすすめ!
    • 1社でも多く不動産会社から査定してもらいたい
    • AIを利用した不動産査定をした
    • 信頼できる会社が運営しているサイトを利用したい
    提携会社数 約1,500社
    累計査定数 非公開
    利用満足度 記載なし
    IR活動状況 営業収益:2,212百万円
    1株当たり:85.83円
    ※2024年3月時点

    おうちクラベルの運営会社は東証プライムに上場をしているSREホールディングスです。

    世界的大企業のソニーグループの系列会社であるため信頼性は抜群です。

    査定は完全無料でかつAIによる査定を行う事もできます。

    AIが査定した結果と不動産会社の査定結果を比較することで、客観的に査定金額を比較することができます。

    おうちクラベルは一括査定サイトであるため複数の不動産業者から見積もりをして貰い、高値で買取をしてくれる不動産業者を見つけられる点も魅力の一つです。

    おうちクラベルの評判・口コミ

    口コミ・評判
    30代 男性
    man2_口コミ

    AI査定という便利なサービスがあると知り、おうちクラベルを利用してみました!

    ものは試しと思い実際に利用してみましたが、かなり精度が高い査定をいただけました。業者に1社ずつお願いするよりも素早く査定額がわかったので、売却する目安になってよかったです。(出典:自社アンケート)

    口コミ・評判
    30代 男性
    man3_口コミ
    自宅マンションの売却のために「おうちクラベル」を利用しました。すぐに査定をしてもらえましたし、簡単に複数の業者から見積もりをもらえたので、とても満足しています。また機会があれば、おうちクラベルを利用したいですね。(出典:自社アンケート)

    サテイエ

    サテイエ
    サイトの使いやすさ ★★★★
    実績 ★★★★
    安全性 ★★★★★
    匿名査定 未対応
    こんな人におすすめ
    • 大手と地域密着型に査定依頼を出したい方
    • 将来の売却や現状の資産価値を知りたい方
    • コンシェルジュが売主の事情を踏まえたうえで会社を紹介してくれる
    提携会社数 約1,000社
    累計査定数 非公開
    利用満足度 記載なし
    IR活動状況 記載なし

    サテイエは、株式会社SARUCREWが運営し、主に東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府で不動産の売却と査定サービスを提供するプラットフォームです。

    このサービスの大きな魅力は、わずか30秒で複数の査定結果を比較できる迅速さにあります。

    また、築年数が長い物件や特殊な条件を持つ不動産への対応も柔軟で、相続などの複雑な案件にも適切なサポートを提供しています。

    サテイエは、査定価格の透明性と詳細な説明を通じて、利用者が納得できる売却を行うことを支援しています。

    加えて、約1,000社以上の提携不動産会社から最適な選択肢を提案し、サービス利用後の営業電話がない点も利用者に高く評価されています。

    サテイエの評判・口コミ

    口コミ・評判
    30代 男性

    はじめての不動産売却、不安がいっぱいだったので、一括査定サイトのサテイエを利用してみました。不動産売却として扱いにくい物件でも、サテイエなら提携不動産会社の中から適切な買取先を見つけてくれると聞いて、すごく安心しました。

    複雑なケースにおいても適切なサービスを提供してくれるのがさて家のよいポイントでした!(出典:自社アンケート)

    口コミ・評判
    30代 男性
    man3_口コミ

    家の売却を考えたとき、同僚からサテイエが便利だと聞きました。実際に透明性と根拠ある説明を行ってもらえました。また自分の物件がどういった基準で評価してもらえたのかイメージしやすかったです。

    市場価格に基づいた適正な価格を知りたいなら、サテイエを利用するのがおすすめですね。(出典:自社アンケート)

    家査定の流れ【全5ステップ】

    自宅を売却するための査定について、利用の仕方や手順がわからないという人も多いでしょう。

    参考として、一般的な家査定の流れをまとめました。

    1. 利用する不動産一括査定サイトを見つける
    2. 自宅の物件情報や希望項目を入力する
    3. 連絡がきた業者と査定内容について相談する
    4. 訪問査定を受ける
    5. 数日後に査定書が届く

    より詳しく家査定の流れを知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてください。

    家の査定で注意したいポイントをおさらい

    思い出の詰まった家を売却する際は、必ず査定をする必要があります。

    しかし、査定業者の言いなり通りにしてしまうと、不利益を被ってしまう可能性があります。

    ここでは、家査定の注意点をおさらいしたので、参考にしてください。

    家の査定を依頼する際の注意点は?

    家の査定を依頼する際は、必ず複数社に査定依頼をして、金額を比較しましょう。

    一社だけに依頼をした状況では、査定額が本当に適切な値段かどうか判断することができないためです。

    複数社に査定依頼をして市場相場価格と比較することで、適切な査定額かどうか判断することができます。

    家の査定はどうやって依頼する?

    家を査定する方法は3つあります。「不動産業者に査定依頼をする」・「査定シミュレーションを利用する」・「不動産一括査定サイトを利用する」の3つです。

    一番おすすめなのは不動産一括査定サイトです。

    一括査定サイトなら一度の査定依頼で複数の不動産業者に査定をしてもらえるので、合い見積もりを簡単に行う事ができます。

    家の査定で見られるポイントは?

    家の査定で見られるポイントで一番見られるのは次の3つです。
    家査定で見られる主要なポイント
    • 築年数
    • 周辺環境
    • 家の構造

    家はマンションよりも築年数が経過すればするほど資産価値の減少が激しいです。

    また、家は生活の基盤になるので周辺環境や利便性が査定額に大きな影響を与えます。

    間取りは、長方形などの誰しもが使いやすい形であれば、転用がしやすいので査定額が高値になりやすいです。

    どんな不動産会社に査定を依頼すべき?

    査定額が高いところを基準に、以下の要点を押さえているところを選ぶのがおすすめです。
    不動産会社の選び方
    • 売却におけるいいところのみならず悪いところ(リスク)の説明もしてくれる
    • 査定結果に対して根拠のある説明ができるところ
    • 売却する物件の取り扱いに長けているところ
    • ユーザー満足度が高いところ
    • 物件のあるエリアに精通しているところ

    査定結果は会社によって100%同じということはなく、会社によっては数百万円単位の差額が生まれることもあります。

    円満な形で売却を行って行くためにも、査定依頼を出す会社は慎重に選びましょう。

    家の無料査定で起こるトラブルはどんなものがある?

    家の無料査定を依頼して起こるトラブルは、査定価格が実際の市場価格との乖離が大きいケースや、査定を依頼しただけなのに勧誘の電話がかかってくるケースなどがあります。

    こうしたトラブルを避けるためにまずは家の売却価格のイメージを把握しておき、その上で複数の不動産会社を比較して査定価格や実績、信頼性などを見極める必要があります。

    また、仲介業者とは別に家の査定・売却でトラブルがあった時に相談できる弁護士や業界団体、自治体の相談窓口などを把握しておきましょう。

    仲介業者に不満が持ったり、トラブルがあった時に売主と担当者で1対1で話して解決しようとするケースも多いですが、売主が言いくるめられやすい上、別のトラブルが発生するリスクも高いです。

    家の無料査定はどこに頼むのが正解?

    戸建住宅は個別性が高いため不動産会社からの評価にも乖離が生まれがちです。そのため、一概に評価や実績の大きい不動産会社が高値で査定してくれる訳ではありません。

    「どんな種類・立地の物件や土地でも最高額で査定してくれる不動産会社」というものは存在しないので、しっかり不動産会社を比較して選ぶ必要があります。

    家の査定だけを不動産会社に依頼することはできる?

    家の査定だけを不動産会社に依頼することは原則可能です。

    ただし、売却をしない場合は机上査定の対応をしてくれるものの、訪問査定に関しては対応を渋られるケースがあります。

    家査定の仕組みを事前に理解しておこう

    上で紹介した「家の査定価格の考え方」を見ると、築年数に応じて割とシステマティックに価格が決められているのがわかります。

    ただ、人の心は決して、こうした計算通りにはいかないものです。

    賃貸マンションに引っ越した経験のある方はわかるでしょうが、図面上は同じ間取りに見える部屋でも、実際に内見すると感じ方に雲泥の差があるものです。

    築古住宅でも、きれいに清掃しておき、なおかつ魅せ方にこだわるだけで、査定額以上で売却できる確率は大きく上がります。

    自宅を売る人はだいたい初心者ですが、それは買うほうも一緒です。特別専門的な勉強するよりも、普通の感覚で「自分ならどんな家に住みたいかなあ…」「古くてもこんな家なら魅力的!」と考えて掃除などをしていくほうが、買い手の心を掴めますよ!

    完了まで60秒!大手不動産会社の売却価格をスピード査定
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