底地買取に強いおすすめ買取業者ランキング9選！底地の買取相場価格や高く売る方法も徹底解説

「底地買取業者はどこがある？」「底地の買取相場価格はどれくらい？」など底地の売却に悩む人もいるでしょう。

底地の買取を専門としている業者は多く、場合によっては市場以上に高く売れるケースも珍しくありません。

早く売却したかったり、専門性の高いサポートを受けたかったりする場合は、底地買取業者への依頼がおすすめです。

定期借地権の評価類型

定期借地権が付着する底地の評価手法は借地権の種類によって分類されるので
はなく、評価対象不動産の有形的利用及び権利関係の態様に応じて異なる
引用：国土交通省｜定期借地権にかかる鑑定評価の方法等の検討

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物件タイプは？ 分譲マンション 一戸建 土地 ビル一室 マンション一棟 アパート一棟 ビル一棟 工場・倉庫 店舗・事務所 農地・畑・田んぼ 山林 その他

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底地に強い買取業者・不動産会社9選

	公式サイト	対応エリア	会社名	宅地建物取引業免許
SREリアルティ(旧SRE不動産）	公式HP	東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、兵庫県、京都府、奈良県	SREホールディングス株式会社	国土交通大臣（２）第9297号
東急リバブル	公式HP	全国に対応(店舗外エリアを除く)	東急リバブル株式会社	国土交通大臣(12)第2611号
三井のリハウス	公式HP(すまいValue）	全国に対応(店舗外エリアを除く)	三井不動産リアルティ株式会社	国土交通大臣（15）第777号
AlbaLink（アルバリンク）	公式HP	全国	株式会社AlbaLink（アルバリンク）	国土交通大臣（1）第10112号
サンセイランディック	公式HP	全国	株式会社サンセイランディック	国土交通大臣（5）第6282号
底地買取センター	公式HP	記載なし	東京都市開発株式会社	国土交通大臣（5）第6194号
借地権相談所	公式HP	全国	株式会社マーキュリー	東京都知事（4）第84482号
クランピーリアルエステート	公式HP	全国	株式会社クランピーリアルエステート	国土交通大臣（1）第10446号
フレキシブル	公式HP	全国	株式会社フレキシブル	東京都知事(4)第83259号

SREリアルティ(旧SRE不動産）

SREリアルティでは、不動産売買のプロフェッショナルに底地の売却・活用方法を相談できます。

底地買取だけでなく第3者への同時売却のほか、等価交換のコンサルティングなども依頼できるため、興味のある人はチェックしましょう。

利益を最大限取得するためのプランを提供してもらえるため、成約価格のダウンも避けられる可能性があります。

SREリアルティは「底地の売却戦略について話しを聞いてみたい」といった気軽な相談にも乗ってもらえます。

東急リバブル

東急リバブルは全国に店舗を置く大手仲介業者で、長年トップクラスの売却実績を維持しています。

一般的な仲介売買だけでなく買取や買取保証付き仲介も可能で、幅広い物件を売却することが可能です。

売却後の補修費用の保証や、税務や権利関係に関する質問にも答えてくれるなど、サポート体制が充実しており安心して依頼が可能です。

三井のリハウス

三井のリハウス(三井不動産リアルティ)は創業から39年連続(2024年度まで)で仲介売却実績がTOPの不動産会社で、全国に277店舗※を構えています。※2025年3月31日時点

三井のリハウスは比較的幅広いターゲットに対してサービスを提供しており、狭小地などの決して高価で売れる訳ではない物件も取り扱っています。

買取事業にも対応しており、底地やワンルームマンションやファミリー向け、ある程度築年数の経った戸建住宅にも幅広く買取対応しています。

AlbaLink（アルバリンク）

底地の売却には、豊富なノウハウを保有しているAlbaLink（アルバリンク）がおすすめです。

一般の不動産会社が取り扱うのが難しい底地も、最短12時間で無料査定が受けられます。

底地買取の年間相談件数3,000件の実績は業界内でも圧倒的な数字で、信頼性の高い企業でしょう。

値上げができない、借地人との交渉が困難な底地も買取可能で、日本全国の土地に対応しています。

サンセイランディック

サンセイランディックは底地の買取に強い不動産会社で、不動産権利調整の実績が豊富です。

経験と実績と交渉スキルを活かし、トラブルがある底地も積極的に買い取っています。

不動産業の中でも専門性が求められる領域で、底地の価値をアップさせる事業を幅広く展開。

不動産のスペシャリストが適正な価値を見極めたうえで、底地売却や活用法をアドバイスしてくれるでしょう。

底地買取センター

底地買取･売却で悩んでいる人は、底地買取センターへの相談がおすすめです。

底地売却の問題やトラブルに悩むことなくそのまま売却できることは、底地買取センターの特徴です。

公式サイトでは底地買取実績をくわしく掲載しており、大まかな査定価格もチェックできます。

特に関西地域の不動産売買に強いため、エリアで底地の売却を考えている人は積極的に確認してみましょう。

借地権相談所

借地権相談所は借地権の売却から相続に対応している専門業者で、20年の実績があります。

2024年の年間相談実績は1,032件と豊富で、不動産売買に関する高い対応力が期待できますね。

高価買取の実績は公式サイトに詳しく掲載されており、実際の売買状況も簡単にチェックできます。

地主との交渉も担当者に一任できる借地権相談所なら、スピーディーな現金化も期待できるでしょう。

クランピーリアルエステート

底地の買取を専門とするクランピーリアルエステートは、弁護士とも提携している不動産会社です。

法律トラブルやリスクを抑えて底地を売却できるほか、他社から断られた土地の査定に関する相談も可能。

専門的な知識と実務経験がそろっているので、「底地をできるだけトラブルなく手放したい」という人も利用しやすいでしょう。

価格交渉や契約書の作成などで問題を抱えている人にも、クランピーリアルエステートはおすすめです。

フレキシブル

フレキシブルの底地買取は即日回答をモットーとしており、スピーディーな売却ができます。

500万〜10億円まで翌日決済可能な上、瑕疵担保免責で底地の売却ができることはフレキシブルの大きなメリットです。

資産価値が低く需要の少ない底地に困っている人には、適正価格でのスピード買取実績があるフレキシブルがおすすめ。

借地人との交渉も底地買取のプロが対応してくれるので、売却に悩んでいる人は公式サイトから査定依頼をしてみましょう。

底地の売却が難しい原因

底地は権利関係が複雑なうえ、高い利益が見込めない傾向で売却が難しいことが多いです。

他にも以下のような理由で、専門業者以外の買い取りが断られるケースもあります。

• 底地は利益が見込めないから
• 底地は活用できる範囲が決まっているから

原因1】底地は利益が見込めないから

借地権を設定している底地は、土地代の収入だけでは大きな利益が期待できません。

一般的な土地売却時の相場の水準まで値上げすることが難しく、底地を売却できても高い利益は期待できないことが多いです。

専門業者でないと買取を断られることもあるほど、底地の利益化が難しいことに注意してください。

原因2】底地は活用できる範囲が決まっているから

底地は借地人が建物を所有しているので、地主が勝手に土地を更地にしたり自由に活用するといったことが不可能です。

例えば土地を駐車場にしたいといった場合でも、借地人の同意がなければ活用できません。

土地の自由な活用を希望する場合は土地の契約をし直し、所有権を一本化する必要があります。

土地の自由な活用ができないことは、底地の売却が難しい原因のひとつです。

底地を専門の買取業者に依頼するメリット

底地を専門の買取業者に依頼するメリットをチェックしましょう。

• スピーディーな売却と現金化が可能
• 契約不適合責任の免責
• 一般の不動産業者よりも高額で買い取ってもらえる
• 底地を収益化する実績やノウハウがある
• 仲介手数料が不要

メリット1】スピーディーな売却と現金化が可能

買取業者は独自で底地を買い取っているため、依頼後はスピーディーな売却と現金化が可能です。

土地の買主を探す時間や手間がかからず、短期間のうちに現金が手に入るでしょう。

底地の買い手が見つからずに、売れ残ってしまう危険性もないため専門の買取業者に依頼するメリットは大きいといえます。

メリット2】契約不適合責任の免責

専門の買取業者に依頼するメリットには、契約不適合責任が免責されるケースが多いこともあります。

契約不適合責任が免責されると土地の売却後に瑕疵（不具合）が見つかっても、売主は対応する必要がないのです。

底地を売却する時の負担が軽くなることは、買取業者に買い取ってもらう際のうれしいポイントですね。

メリット3】一般の不動産業者よりも高額で買い取ってもらえる

専門の底地買取業者は、独自のネットワークを活かした高額買取を行っている場合があります。

将来的な土地活用や周囲の相場などを判断してもらえば、適正価格以上の金額で買い取ってもらえる可能性も期待できます。

「平均価格よりも高い値段で買い取ってもらいたい」という人にこそ、底地買取業者への査定依頼をおすすめします。

メリット4】底地を収益化する実績やノウハウがある

専門業者は底地を収益化するノウハウを持っており、専門知識も豊富です。

借地権が絡んでくる底地売却についても、法律などの制度面を熟知している担当者が付くでしょう。

リスクや手続きの注意点を踏まえた上で、満足のいく底地売却をサポートしてくれることは大きなメリットです。

メリット5】仲介手数料が不要

底地の直接買取を行っている専門業者は、そもそも土地を仲介する人がいないため仲介手数料が不要です。

依頼人である売主と、買取業者のみの直接取引となるため、底地売却時に仲介手数料がかかりません。

不動産会社が仲介に入らないことで、不要な仲介手数料のコストを削減できます。

「なるべくお金をかけずに底地を売りたい」といった人に、専門業者への依頼は特におすすめです。

底地を高額売却するための買取業者選びのコツ

底地を高額売却するための買取業者選びには抑えておきたいコツがあります。

• 借地権者との交渉経験はあるか
• 公式サイトに買取の実績が掲載されているか
• 買取業者の口コミや評判を調べる
• 底地買取業者の対応が信頼できるか

コツ1】借地権者との交渉経験はあるか

底地の買取業者は、借地権者との交渉経験がどれくらいあるかチェックしましょう。

底地売却では借地権者との交渉は重要なポイントとなり、対応力が求められます。

現金化を実現するためにも借地権者との交渉が不成立に終わることは避けたいですよね。

多くの専門買取業者は交渉経験やスキルを持っていますが、念のため事前に確認することは重要です。

コツ2】公式サイトに買取の実績が掲載されているか

底地の買取業者の公式サイトに買取の実績や実例があるか見てみましょう。

実際にどのような底地を買い取っているのか、最近の実例が掲載されていればベストです。

買取実例が掲載されている企業は、実績や経験が豊富と判断できるでしょう。

スムーズな査定や取引も期待できるので、依頼前に業者の買取実績をチェックすることは重要です。

コツ3】買取業者の口コミや評判を調べる

GoogleマップやSNSから、底地買取業者の口コミや評判を探してみてください。

買取業者の公式サイトでも口コミが掲載されていることがありますが、良い内容のものしか載せていないことが多いです。

実際のスタッフの態度や利用者が気になった点などは、ほかのウェブサイトを参考にしてみましょう。

マイナスの意見も含め、いくつかの底地買取業者の口コミや評判を比較することが重要です。

コツ4】底地買取業者の対応が信頼できるか

買取業者の対応スキルは、担当者の受け答えやレスポンスの早さなどから総合的に判断できます。

スピーディーな回答か、丁寧な説明はあるか、質問にしっかり答えてくれるかなどをチェックしましょう。

「対応が信頼できない」と感じたら、他の底地買取業者をあたってみることも視野に入れてください。

底地の買取価格の相場

底地の買取価格の相場は以下が目安と考えられます。

• 借地人が底地を買い取る場合は約50％
• 買取業者に売却する場合は10～15％

複数の底地買取業者に査定依頼をし、いくつかの買取価格を比較してもいいでしょう。

借地人が底地を買い取る場合の価格は約50％

借地人が底地を買い取る場合の価格は、更地価格の50％前後が目安と考えられます。

所有権を得るメリットは大きく、土地を活用できる幅が広がるため、底地を高額で売買契約する傾向があるのです。

ただし、借地権割合や土地の状況によって底地の買取相場は変動するため注意しましょう。

買取業者に売却する場合の価格は10～15％

底地の専門買取業者に売却する場合は、更地価格の10～15%程度が目安です。

底地の利用制約解除や借地人との交渉など、底地を商品化するためのコストを差し引くと、買取価格は低めになることが多いのです。

ただ、一般の土地買い取り業者には依頼が難しい底地を買い取ってもらえるので、依頼するメリットは大きいでしょう。

底地の買取を業者に依頼するときの注意点

底地の買取を業者に依頼をするときの注意点や覚えておきたいことを解説します。

• 借地人との契約書がなくても底地は売却できる
• 売却は借地人に伝えておく
• 共有名義の底地売却は共有者全員の同意をもらう

注意点1】借地人との契約書がなくても底地は売却できる

底地の買取を業者に依頼する場合は、借地人との契約書がなくても底地は売却できます。

しかし、以下のように借地権の契約を明確にする書類は交渉や契約を円滑に進めるために重要です。

• 領収書や銀行の振込記録など地代の支払い記録
• 借地人名義の建物の登記事項証明書

登記事項証明書は法務局で取得できますが、相続が発生した場合は相続登記を完了させているかもチェックしましょう。

注意点2】売却は借地人に伝えておく

底地の売却は借地人に伝えておくとトラブル回避やスムーズなやり取りが可能なので、事前に話しておきましょう。

借地人に情報を共有しておけば、権利関係の引き継ぎや地代の支払先変更の手続きなども時間を短縮できます。

無用なトラブルを避けるためにも底地の売却は借地人に事前に伝えておくことをおすすめします。

注意点3】共有名義の底地売却は共有者全員の同意をもらう

専門業者への依頼に関わらず、共有名義の底地の売却は共有者全員の同意をもらうことが必須です。

全員の同意を得なければ底地すべてを売却することは不可能なので、交渉は慎重に行ってください。

共有状態を解消したい場合は、なるべく早めに調整しておくことがおすすめです。

自分の持分のみでも業者に底地売却の買取依頼はできることが多いですが、手元に入る現金は少なくなります。

専門業者に底地の買取を依頼する流れ

専門業者に底地の買取を依頼する流れを紹介します。

1. 底地買取業者への相談・査定依頼
2. 売却で必要な書類をそろえる
3. 買取業者と売買契約を結ぶ
4. 代金の支払いと底地の引き渡し

手順1】底地買取業者への相談・査定依頼

まずは専門業者に底地の査定依頼をし、だいたいの買取価格を確認しましょう。

売却を依頼する底地買取業者や不動産会社は初めからひとつに絞らず、複数に依頼することが重要です。

複数の査定額を比較し、ベストな底地買取業者を探すことに力を入れてください。

手順2】売却で必要な書類をそろえる

査定額と条件に合意できれば、売却で必要な書類をそろえてください。

• 登記済権利証または登記識別情報通知
• 運転免許証、マイナンバーカードなど本人確認書類
• 発行から3ヶ月以内の印鑑証明書
• 実印
• 住民票 など

底地買取を依頼する企業によって、提出が必要な種類は異なる場合があるので注意しましょう。

手順3】買取業者と売買契約を結ぶ

買取業者と売買契約を結ぶ際は、底地と借地権付き建物の売買契約をそれぞれ対応します。

くわしい条件や権利関係が記載してある売買契約書などに署名と押印をします。

底地特有の条項が詳しく載っていますが、不明な点や疑問があれば担当者に積極的に尋ねてください。

手順4】代金の支払いと底地の引き渡し

最後に、底地の登記識別情報(権利証)の引き渡しと、権利移転登記が必要です。

契約が完了した後は、代金の支払いと底地の引き渡しを契約書類の内容に基づいて行います。

専門業者から代金を受け取って底地の売却手続きが完了します。

参考：法務局｜不動産登記の申請書様式について

底地売却でかかる税金

底地の売却でかかる税金には以下の3種類があります。

• 譲渡所得税｜利益が出た場合
• 印紙税｜売買契約書の作成で必須
• 登録免許税｜底地に抵当権が設定されている場合

土地の売却には納税義務が発生することが多いので、取りこぼしの無いように注意しましょう。

譲渡所得税｜利益が出た場合

底地を売却して利益が出た場合、譲渡所得税が発生します。

税率は底地を所有していた期間によって異なるので、計算時は注意しましょう。

底地を売却し利益が出た場合、翌年の2月中旬から3月中旬までに確定申告を行うことも忘れてはいけません。

参考：国税庁｜No.1440 譲渡所得(土地や建物を譲渡したとき)

印紙税｜売買契約書の作成で必須

印紙税は、売却に必要な領収書や契約書に対して課税される税金で収入印紙を購入して納めます。

底地の場合は第1号文書にあたる「底地売買契約書(借地権負担付土地売買契約)」という課税文書が必要です。

印紙代は、契約書に記載された売買代金の金額によって決まります。

参考：国税庁｜No.7140 印紙税額の一覧表（その1）第1号文書から第4号文書まで

登録免許税｜底地に抵当権が設定されている場合

底地に抵当権が設定されている場合、相続登記（名義変更）の登録免許税の納税が必須です。

底地の所有権移転登記や相続登記を行うときは、必ず登録免許税が発生するので納税や手続きは必須と考えましょう。

不明な点がある場合は専門業者の担当者や、企業と提携している司法書士などに質問してください。

参考：国税庁｜登録免許税の税額表

底地買取業者ランキングを参考に信頼性が高い業者を選ぼう

底地買取業者ランキングを参考に、信頼性が高い業者をチェックしましょう。

より高い金額で底地を売りたい人は、複数の底地買取業者に査定を依頼して比較することが重要です。

底地の売却には法律的な手続きや全問知識が必要不可欠なので、専門家の力を借りることをおすすめします。