マンションのオーナーであれば、いますぐ売ろうと思っていなくても相場の確認を習慣づける必要があります。
物件を手放さなければならない事情が突然発生するかもしれません。
保有物件の価値を知り、相場を把握しておけば、ベストタイミングを逃さずに売ることができます。
愛知県内の査定相場はどう変化しているのでしょうか。
主要エリアである名古屋市を中心に紹介し、オーナーの要望に近い高値で売るためのポイントを解説します。
愛知・名古屋のマンション売却の動向
2013年1月におこなわれた日銀による金融緩和発表の影響で、主要エリアである名古屋市だけでなく愛知県全域のマンション相場が上昇しています。
ただし、今後も上昇を維持できるかどうかは疑問符が付きます。
マンションの在庫戸数が増えていることや、築年数の上昇による価格下落が予想されるためです。
愛知のマンション売却は名古屋が中心
愛知県内で取引されたマンションの売却成約件数を見てみると、県庁所在地である名古屋市がおよそ6割を占めています。
名古屋市は、行政はもちろん商工業の中心エリアであり、大都市圏を形成してきました。
公共交通機関の利便性に優れ、通勤通学で利用する人も多いため、地価が高く、マンション市場の動きも活発です。
新築・中古ともにマンションの価格は高騰していますし、取引件数も順調に伸びています。
相場は追い風だが中古マンションの人気は横ばい
日銀の金融緩和が発表されてからは、愛知県全域、名古屋市ともマンション価格は大きく値上がりしてきました。
しかし、相場は順調に上昇しているものの、マンションの売却戸数はあまり伸びていません。
原因は、マンションを売り出すオーナーが増えているためで、供給過多の状態が発生しているからです。
今後、マンション需要が上がらなければ、市場に出回る件数がますます増えてしまい、中古マンションを売ろうにも思うように成約できないケースが多くなります。
売却するつもりであれば、早めの決断が必要です。
愛知・名古屋のマンション売却相場
愛知県は、東京都、神奈川県、大阪府に次ぐ第4位の人口を誇り、県庁所在地の名古屋市も日本第4の都市です。
花形の自動車産業を筆頭に、航空宇宙産業や鉄鋼業などが盛んで、古くから人口の流出入が激しい地域です。
そのため、名古屋市を中心に物件の売買が活発におこなわれてきました。
愛知県全体で取引されたマンションの平均売却相場は1,812万円で、中心地には3,000万円クラスもありますが、郡部では数百万円台の物件もあります。
県内の人口密集地から外れたエリアや、名古屋市郊外では一戸建ての需要が高いため、マンションの供給は少なく、相場が低迷しているからです。
名古屋市のマンション売却相場
名古屋市は愛知県の県庁所在地であり、行政、商工業、学術や文化の中心地です。
また、名古屋駅周辺では再開発が進んでおり、高層ビルが建ち並ぶ一大ビジネス拠点に変貌しています。
様々な商業施設に恵まれていて、生活圏としての人気も高いため、マンション需要が上昇しています。
平均売却額は1,940万円で愛知県全体と比べると130万円ほどの差があるだけです。
名古屋市の東区などでは5000万円を超える高額な物件が売買されている一方、天白区などでは100万円台の物件もあるためです。
名古屋市は交通の要所ですが、郊外ではその恩恵をほとんど受けないため、築年数が20年ほどでもかなり低額で取引されています。
豊田市のマンション売却相場
豊田市といえば、世界的に名の知られた自動車企業の本社があることで知られています。
企業城下町の特徴として景気変動に左右されやすいという点があります。
物件の相場もダイレクトに影響を受けてきました。
好景気が続くと従業員数が増えることから、アパートやマンションの相場も上がっていくのです。
豊田市で取引されるマンションの平均売却額は1,885万円です。
豊田駅周辺では5000万円クラスの物件も売買されていますが、名古屋市ほどの価格差はありません。
岡崎市のマンション売却相場
岡崎市は愛知県中央部に位置する文教都市です。
文化と歴史が色濃く残るエリアで、研究教育施設や史跡が多いことでも知られています。
豊かな自然環境に恵まれ、大規模な国定公園もあります。
さらに、教育水準が高いことから住みやすい街として人気が高く、子育て世代の若い夫婦に好まれています。
そのため人口増加が見込まれ、マンション市場に活気があります。
平均売却額は1,508万円ですが、今後はますます相場が上昇していくと期待されています。
愛知・名古屋のマンション売却価格の推移
愛知県のマンション市場価格は、2006年から2011年にかけて横ばい状態が続きました。
2008年にアメリカで発生したリーマン・ショックによる景気後退の影響はほぼ見られません。
底を経験するのは2012年のことです。
この年は国内で政治の混乱がピークに達し、社会的な動揺が広がっていました。
12月に政権交代が起こり、年明けの1月には日銀が金融緩和を発表したことも影響し、2013年からは相場の上昇傾向が続いています。
2014年の4月に消費増税(8%)が施行されたものの、2012年ほどの下落は起こっていません。
愛知県全域・名古屋市ともに相場が上昇中
愛知県全域、名古屋市とも、2013年1月に発表された日銀の金融緩和の影響を強く受け、マンション相場を大きく上げています。
愛知県全域では「在庫平方メートル単価」が45%、「成約平方メートル単価」は41%上昇しました。
名古屋市の「成約平方メートル単価」にいたっては5割近くも上昇しています。
しかし、成約戸数は伸びておらず、在庫戸数のほうが増えている状況です。
高い相場を維持できる可能性は低いと言わざるを得ません。
住宅ローン金利の上昇とともに相場も低下する?
日銀の金融緩和によって住宅ローンが低金利になったことから、購入資金を借りやすくなり、マンションを買い求めるユーザーが増えました。
マンション需要の高まりが相場を押し上げてきたのです。
これは物件価格と金利(利回り)の関係式「物件価格=家賃収入÷利回り×100」でも表すことができます。
金利(利回り)が低く抑えられると、物件価格は上昇するのです。
今後、日銀が金融緩和政策を変換すると、金利(利回り)が高くなりますから、物件価格は下がることになります。
愛知・名古屋のマンションを高く売るポイント
保有物件を手放そうと思っているオーナーなら、できるだけ高値で売却したいはずです。
その際に注意しなければならないのは、物件があるエリアの査定相場です。
現状を知ることは何より大切ですが、それと同時に、相場の推移や動向を知る必要もあります。
価格の上昇や下落がどんな原因で発生していたのか、今後はどのような見込みが立つのかという点を知っておくことで、売り時を見定めることができます。
また、相場の推移と動向に影響を及ぼす要素として、エリアの特色を忘れてはなりません。
保有物件がある地域が中心地なのか郊外なのか、マンション需要と供給のバランスはどうなのか、これから人口が増える見通しが立つのか、といった相場を動かす条件に着目する必要があるのです。
①マンションの売却相場を把握して売る
マンションを売るなら不動産会社に売却活動を頼むか、直接買い取ってもらう必要があります。
つまり、仲介か買取かということになるわけですが、どちらを選ぶ場合でも、オーナーは物件の相場をチェックしておく必要があります。
仲介なら不動産会社との売値交渉に臨まなければなりませんし、直接買取であれば、安く買いたたかれないように相場の知識固めが要るからです。
これは、一定期間売り出し、買い手が見つからない場合に不動産会社に買い取ってもらう「買取保証」の場合も同じです。
相場を把握しておけば、現実的な売値で交渉でき、足元を見られたような価格を提示されることもありません。
②地域に根差した売却準備をする
愛知県は国内3大都市圏のひとつで、名古屋市を中心として人口増加が続いているエリアです。
世界的に有名な企業や、巨大な工業地帯が経済と雇用を支えてきました。
数々の戦国武将が活躍した場所でもあることから、歴史的な資産に恵まれ、文教都市の一面も持っています。
マンション需要には、中心地か郊外か、という地政学的な要素が大きく影響します。
しかし、そのエリアにしかない特色も反映することを忘れてはなりません。
名古屋市内であっても公共交通機関や商業施設の恩恵を受けにくい場所なら生活圏としての魅力に欠けます。
郊外であっても、自然が残っていて子育てをしやすい、老後の穏やかな生活に向いている、と認められれば人口の減少は抑えられ、マンション需要も維持されます。
愛知・名古屋のマンション売買関連情報
2013年1月に発表された日銀による金融緩和により、愛知県全域および名古屋市内のマンション相場は上昇しました。
一方で成約戸数は横ばい状態が続いており、在庫戸数が伸びています。
買い手より売り手が増え、供給過多の状態に陥っているためです。
その影響が空き家率にも現れています。
愛知県全体の空き家率は、2013年が11.2%、2018年では12.3%まで増えているのです。
そのため、相場は上昇傾向にありますが、今後の住宅需要は下落する可能性があります。
取引されたマンションの平均専有面積は67平方メートル
愛知県内のマンション取引は、県庁所在地である名古屋市を中心におこなわれてきました。
売買件数が県全体の6割を占めていることから、名古屋市で取引される物件の影響を色濃く受けることになります。
名古屋市ではファミリータイプのマンションが需要を伸ばしていますが、様々な利便性に恵まれ、人気のあるエリアですので地価も上昇しています。
そのため、物件の平均専有面積は63平方メートルでそれほど広くありません。
結果、県全体の平均値を67平方メートルまで押し下げています。
取引されたマンションの平均築年数は約21年
愛知県内で大都市圏を形成している名古屋市の中古マンション相場は上昇傾向にあります。
要因のひとつに新築物件の増加があげられます。
2016年の新設住宅着工戸数は約25,000戸であり、3ヶ月平均で見てみると6,250戸となっています。
一方、中古マンションの売買成約戸数は3ヶ月で550戸ほどしかありません。
中古マンションは新築マンションの1割にも満たない状態です。
そのため、名古屋市の平均築年数は22年であり、県平均を21年にまで押し下げています。
愛知・名古屋のマンション売却査定におすすめの業者
- 三交不動産
- 積和不動産中部
- 石井不動産
- エステート・ラボ
- スプリング不動産
公式サイト | 宅地建物取引業免許 | 本社所在地 | 設立 | |
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三交不動産 |
登録国土交通大臣(17)第41号 | 三重県津市丸之内9番18号 | 1955年7月1日 | |
積和不動産中部 |
国土交通大臣(11)第2961号 | 愛知県名古屋市中村区名駅4丁目24番16号 広小路ガーデンアベニュー | 1981年2月2日 | |
石井不動産 |
愛知県知事(13)第8932号 | 愛知県江南市古知野町朝日150番地 | 1974年7月 | |
エステート・ラボ |
愛知県知事(3)第22187号 | 愛知県岡崎市上地6丁目1番地19 | – | |
スプリング不動産 |
愛知県知事(1)第25302号 | 愛知県名古屋市中区丸の内3丁目19-19 2階スプリングヒルギャラリー | 2007年5月24日 | |
名古屋不動産センター |
愛知県知事(3)第21843号 | 愛知県名古屋市千代田3丁目20-22 メゾン千代津1F | 2003年2月 |
①三交不動産
三交不動産は三重県津市に本社がある不動産会社です。
三重、名古屋、東京、大阪に33の支所を置き、住宅団地やマンションの開発・分譲、不動産の仲介などの事業をメインに活動してきました。
商業施設・貸ビル・パーキングの経営も手掛けており、注文住宅、リフォーム、高齢者住宅事業に強みを発揮します。
会社名 | 三交不動産株式会社 |
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本社所在地 | 三重県津市丸之内9番18号 |
設立 | 1955年7月1日 |
宅地建物取引業免許 | 登録国土交通大臣(17)第41号 |
②積和不動産中部
積和不動産中部は愛知県名古屋市中村区に本社を置く不動産会社です。
不動産売買の仲介、賃貸借および管理、斡旋などを主要事業としています。
関連事業として、一般土木建築や庭園の設計加工、情報処理サービス事業、損保代理業などにも力を入れてきました。
ユーザーの要望に寄り添えるサービスをモットーにしています。
会社名 | 積和不動産中部株式会社 |
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本社所在地 | 愛知県名古屋市中村区名駅4丁目24番16号 広小路ガーデンアベニュー |
設立 | 1981年2月2日 |
宅地建物取引業免許 | 国土交通大臣(11)第2961号 |
③石井不動産
石井不動産は愛知県江南市古知野町にある不動産会社です。
不動産に関わる業務全般を取り扱い、リフォーム業や損保代理業も手掛けています。
江南店と栄店があり、スタッフは13名です。
そのうち9名が宅地建物取引士、3名が投資不動産取引士の資格取得者です。
不動産取引の専門家として、ユーザーを笑顔にできる的確なアドバイスに自信があります。
会社名 | 株式会社石井不動産 |
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本社所在地 | 愛知県江南市古知野町朝日150番地 |
設立 | 1974年7月 |
宅地建物取引業免許 | 愛知県知事(13)第8932号 |
④エステート・ラボ
エステート・ラボは愛知県岡崎市にある不動産会社です。
新築・中古戸建、マンション、土地の売買や仲介事業を主におこなってきました。
常にユーザー目線で対応し、ひとりひとりのライフプランに合った物件の紹介にこだわっています。
店内にはキッズコーナーを設けてあるため、子供連れの来店にも向いています。
会社名 | 株式会社エステート・ラボ |
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本社所在地 | 愛知県岡崎市上地6丁目1番地19 |
設立 | 不明 |
宅地建物取引業免許 | 愛知県知事(3)第22187号 |
⑤スプリング不動産
スプリング不動産は愛知県名古屋市中区にある不動産会社です。
不動産売買や仲介、リノベーションデザイン、設計、施工といった事業を進めてきました。
中古マンションを取り扱える不動産会社とリノベーション設計施工会社の融合化を実現した点に特徴があります。
住まいと暮らしへのこだわりが強い女性ユーザーのために設立され、立地や間取り、内装などの理想を実現すべく粉骨砕身しています。
会社名 | 株式会社スプリングヒル |
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本社所在地 | 愛知県名古屋市中区丸の内3丁目19-19 2階スプリングヒルギャラリー |
設立 | 2007年5月24日 |
宅地建物取引業免許 | 愛知県知事(1)第25302号 |
⑥名古屋不動産センター
名古屋不動産センターは幅広い不動産の買取に対応していますが、中でも力を入れているのが収益物件の買取です。
他社では査定額が低くなったり、買取を断られたりするような物件でも独自の良さを見つけて買取、再生、シーリングをおこなっています。
2003年の設立以来、豊富な買取実績を誇る名古屋不動産センターに一度、相談に行ってみてはいかがでしょうか!
会社名 | 株式会社名古屋不動産センター |
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本社所在地 | 愛知県名古屋市千代田3丁目20-22 メゾン千代津1F |
設立 | 2003年2月 |
宅地建物取引業免許 | 愛知県知事(3)第21843号 |
愛知・名古屋のマンション売却にかかる税金・費用・手数料
マンションを売却却するときは様々なコストがかかります。
売買契約書に貼りつける印紙代である印紙税、所有権移転登記などの手続きに必要な登録免許税、不動産譲渡所得が発生すれば所得税を支払わなければなりません。
抵当権抹消登記を司法書士に依頼すれば報奨金がかかりますし、物件の築年数にかかわらずリフォームやクリーニングが必要なケースは多くなっています。
周囲とのトラブルを防ぐために土地境界確定測量費用は欠かせませんし、住まいの買い替えなら引っ越し費用も必要になります。
不動産会社に売却活動を依頼するのであれば仲介手数料が発生しますが、宅地建物取引業法によって費用の上限は規定されています。
また、売却予定の物件にローンが残っている場合は、一括返済するための事務手数料がかかり、費用負担が増えることになります。
愛知・名古屋のマンション売却の口コミを紹介
マンションを手放すのは大きな決断です。
投資用の物件を売却するときも、同じように決断力が要ります。
どんなきっかけで売ろうと思ったのか、タイミングをどのように決めたのか、経過と結果は満足のいくものだったのか、愛知県内の各エリアでおこなわれた売却活動を参考にしてみます。
名古屋市千種区でマンション売却をした方の口コミ
名古屋市千種区は生まれ育った街です。
わたしが生まれたのを機に、父がマンションを購入しました。
その後、弟が2人生まれ、賑やかな5人での生活が続きました。
末っ子が東京都内の企業に就職が決まりましたし、父も退職する年齢になったということで住み慣れたマンションを売ることにしたのです。
中心地からは車で10分ほどの距離にあり、築30年以上の物件ですので売れるかどうか心配していました。
一括査定サイトで調べてみたところ、父の要望に近い金額を提示してくれた不動産会社が2社見つかりました。
ファミリータイプのマンションで、専有面積が広かったことが決め手だったようです。
そのうちの1社に即決し、仲介を依頼しました。
数週間後には買い手が見つかり、両親も大満足だったようです。
豊橋市でマンション売却をした方の口コミ
わたしの地元は名古屋市内ですが、転勤族なので、中部エリア一帯で異動を繰り返してきました。
娘が6歳になるまでは家族3人で引っ越し生活を続け、つぎの異動先が決まったときにマイホームの購入を決めました。
小学校に上がってからの引っ越しは可哀そうだと思い、妻と相談したところ、彼女も同じ意見だったからです。
子育てをするなら自然が残っているエリアが最適だろうと考えた結果、豊橋市に築浅のマンションを買いました。
その娘も結婚しましたので、マンションを手放すことにしたのです。
名古屋市内に高齢者世帯用の住宅が売り出されたことも背中を押しました。
地価が下落傾向にあると聞きましたので、地元密着型を売りにしている不動産会社に買取保証を依頼しました。
一定期間の売却活動だということで、会社のほうでもかなり頑張ってくれたようです。
わたしたちと同じ年代の夫婦に売れました。
名古屋市中央部からの引っ越しで、定年後の閑静さを求めていたとのことです。
安城市でマンション売却をした方の口コミ
安城市には高校を卒業するまで住んでいました。
京都府内の大学に進学し、そのまま就職したので生活の拠点が移っています。
同業の女性と良縁があり、結婚し、府内に中古マンションを買いました。
2人の子供に恵まれ、慎ましい4人暮らしを続けてきました。
両親の健康状態に問題はなかったと思っていたのですが、70歳を過ぎると何が起きても不思議ではないと思い知らされました。
母が脳梗塞で倒れ、亡くなったことをきっかけに、翌年には父も同じ病で他界してしまったのです。
両親が住んでいたマンションをどうするか、兄弟で話し合った結果、売りに出すことにしました。
わたしには3歳離れた弟がいますが、彼も大阪で所帯を構えているからです。
わたしの同級生が不動産会社を経営しているので相談しに行きました。
安城市は新幹線が乗り入れているし、大手企業も進出しています。
中古マンション市場は安定していて、割と活発だと聞かされホッとしました。
友人の指摘したとおり、ひと月もかからずに売れてしまいました。
名古屋市昭和区でマンション売却をした方の口コミ
名古屋市内に投資用の物件を購入するなら、昭和区あたりがいいのではないかと思い、10年ほど前に買いました。
名古屋市の中央部は地価が高すぎますし、今は車社会ですのでいずれ郊外の物件の人気が高まると考えていたからです。
昭和区の繁華街から車で7、8分のエリアにある中古マンションを買い、相場を観察してきました。
購入の決め手は広い駐車スペースを確保していたことです。
なかなか地価が上がらなかったため投資は失敗かと思ったのですが、不動産会社の無料査定ではなかなかのいい結果が出ました。
駐車スペースを求めて古い物件から引っ越すファミリーが多いとのことでした。
売値交渉もうまくいき、納得の結果が出ました。
名古屋市東区でマンション売却をした方の口コミ
東区に居を構えて20年以上が過ぎました。
再婚したことをきっかけに中古マンションを購入し、妻との2人暮らしを続けてきました。
ともにバツイチ経験者ですが、連れ子はいません。
最初の結婚で失敗した経験を生かし、互いを尊重し合う生活にこだわっていました。
妻は気管支に持病を抱えており、月に1度は病院に行っていました。
昨年、症状が悪化したため、腰を据えて住環境について考えるようになりました。
この一帯はとても利便性が高く、生活圏としてはなんの問題もないのですが、近くに新しい幹線道路ができたことから車の往来が激しくなっていたからです。
そこで、もっと空気のいい場所へ引っ越すことに決めました。
2人で暮らせるなら全国どこでも構わないというのが妻の要望でしたので、不動産会社も全国展開している店にしました。
買取を依頼するのと同時に、引っ越し先の物件も見つけてもらうつもりだったからです。
わたしたち夫婦のようなパターンはあまりないとのことで、担当者も奮闘してくれました。
三重県の郊外にいい物件が見つかり、また、若い夫婦が買い手として現れました。
どちらの結果もわたしたちには納得のいくものになりました。
豊橋市でマンション売却をした方の口コミ
今のマンションには10年しか住んでいないのですが、大阪市内に引っ越すことが決まったので売りに出すことにしました。
名古屋市出身のわたしは、地元の税理士事務所で働いてきました。
友人の紹介で豊橋市のマンションを購入し、生活そのものには満足していたのです。
しかし、その友人がファイナンシャルプランナーとして独立したと聞いて奮起しました。
わたしは独身ですし、チャレンジするなら今しかないと思い、お世話になった事務所を辞めて独立することに決めたのです。
名古屋市にしておけ、という上司の言葉はもっともだと思いましたが、甘えが出るだろうとも感じ大阪を選びました。
大阪は大学時代に過ごした街ですし、土地勘もあります。
仲介を依頼した不動産会社はインターネット広告に強いと評判でした。
情報の豊富さと鮮度の高さを謳っています。
担当者の口ぶりにも自信が満ちていました。
聞けば、売りに出してから数日でかなりの問い合わせが入ったようです。
成約までにはそれからひと月ほどかかりましたが、引っ越しの準備を進めていた私には好都合でした。
独立しても頑張ってください、という担当者の言葉には涙が出ました。
愛知・名古屋のマンションをスムーズに高く売ろう
愛知県全域および名古屋市内のマンション相場は上昇していますが、買い手より売り手が増えていること、今後は古い物件が増えていくことなどの不安要因も見えてきました。
保有物件をできるだけ高値で売り、しかも滞りなく売却活動を進めるには、扱っている情報が豊富で良心的な不動産会社を見つけることがポイントになります。