運営:株式会社グローベルス [国土交通大臣免許 (04)第007845号]
マンション売却

マンション買取の流れは7ステップ!手続きを手順に沿って解説

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マンションを売却する方法は、主に仲介売却と買取の2通りがあります。

マンション売却の方法 仲介売却 業者買取
売却価格 相場価格の約7~9割前後の価格
※物件の状態によって価格が前後
相場価格の約6~8割前後の価格
※物件の状態によって価格が前後
取引相手 個人 不動産会社
売却活動の期間 平均3~6ヶ月前後
※物件の状態によって期間が延長する可能性あり
最短1~2ヶ月前後
契約不適合責任 あり なし
おすすめの方 高値で不動産を売りたい方
  • 短期間で早々に不動産を売りたい方
  • 条件の悪い不動産を売却したい方

仲介売却のほうがより一般的ですが、スピーディに売却をしたい方や、条件の悪い土地を売りたい方には買取がおすすめです。

今回は、マンション買取の流れをわかりやすく解説していきます。

完了まで60秒!大手不動産会社の売却価格をスピード査定
運営:株式会社グローベルス

【免許登録】
宅地建物取引業免許国土交通大臣(4)第7845号
一級建築士事務所登録:東京都知事 第62093号(東京本社)
特定建設業許可:東京都知事 (特-2) 第135078号(東京本社)
不動産特定共同事業許可:東京都知事 第134号(東京本社)
賃貸住宅管理業登録:国土交通大臣(1)第1722号(東京本社)

マンション買取とは?【仲介との違いを比較】

「なるべく早くマンションを売りたい」「内覧や時間のロスなく現金化したい」

そんな場合に有力な選択肢となるのが不動産会社による“マンション買取”です。

通常の売却(仲介)では、買主が見つかるまでに数カ月かかることもありますが、買取であれば不動産会社が直接買い取ってくれるため、最短1〜2週間で現金化できるというスピード感が魅力です。

スピード重視なら買取、価格重視なら仲介と使い分けるのが一般的です。

また仲介売却は広告活動を通して不特定多数に売り出し、購入してくれる第三者を見つける必要があるため、人口の流入が少ないエリアや条件の悪いマンションは売れ残る可能性があります。

一方で、買取の場合は不動産会社が再販して利益を出す仕組みなので、状態の悪いマンションでも売れる可能性が高くなります。

たとえば「相続したマンションを早く手放したい」「住宅ローンの返済が苦しい」といったケースでは、多少安くても確実に短期売却できる買取が有力な選択肢となります。

マンション買取の流れ【7ステップ】

  1. Step1】買取業者の選定・問い合わせ
  2. Step2】現地調査と価格査定
  3. Step3】買取価格の提示と条件交渉
  4. Step4】売買契約の締結
  5. Step5】事前準備(抵当権抹消・必要書類の確認)
  6. tep6】決済・引き渡し(最短1〜2週間)
  7. Step7】アフターフォロー・税金の納付

マンションの買取は、「査定→契約→引き渡し」という大まかな流れは仲介と似ていますが、買主が不動産会社であるため、スピード感と手間の少なさが大きな違いです。

ここでは、不動産会社によるマンション買取の標準的な流れを7つのステップに分けて解説します。

Step1】買取業者の選定・問い合わせ

まずは、不動産買取を専門に扱う会社や実績豊富な業者を選ぶところから始まります。

  • 不動産一括査定サイト(買取対応の業者に絞って依頼可能)
  • 地元の不動産会社に直接相談
  • マンション専門の買取業者に見積もり

複数社に問い合わせて、対応スピードや査定根拠などを比較検討するのが基本です。

Step2】現地調査と価格査定

業者によっては机上査定のあと、現地訪問で物件の状態や周辺環境をチェックします。

査定では以下のような要素が見られます。

  • 築年数・階数・間取り
  • 室内の劣化状況(補修が必要か)
  • 管理状況・修繕履歴
  • エレベーター・オートロックの有無

買取は業者の収益性(再販のしやすさ)にも関わるため、「販売しやすいマンション」ほど高値がつく傾向があります。

Step3】買取価格の提示と条件交渉

現地調査を終えると、正式な買取価格が提示されます。

査定額は相場の70〜90%程度が一般的ですが、室内状態が良好で再販需要が見込めるエリアなら、90%超の価格がつくケースもあります。

提示された金額に納得できれば、引き渡し日や支払方法などの細かな条件を交渉します。

Step4】売買契約の締結

価格・条件が合意に至れば、売買契約書を作成して署名・押印を行います。

仲介と異なり、買主がプロの不動産業者であるため、契約条件は比較的スムーズにまとまるケースが多いです。

Step5】事前準備(抵当権抹消・必要書類の確認)

契約締結後、引き渡しまでに以下の準備を進めます。

  • 住宅ローンが残っている場合 → 抵当権抹消の手続き
  • 権利証(登記識別情報)や印鑑証明書の用意
  • 管理費・修繕積立金の清算確認

司法書士とのやりとりも含め、多くは買取業者がサポートしてくれるため、売主側の負担はそれほど大きくありません。

Step6】決済・引き渡し(最短1〜2週間)

買取は資金力のある業者が即金で対応するため、売買契約締結から1〜2週間での決済も可能です。

当日は以下のような流れで進みます。

  1. 残代金の受け取り(銀行振込)
  2. 鍵の引き渡し・登記の申請
  3. 司法書士による名義変更

引越しのスケジュールに応じて引き渡し猶予などを交渉することも可能です。

Step7】アフターフォロー・税金の納付

売却後は、譲渡所得税の申告(確定申告)が必要になるケースがあります。

売却益が発生した場合には、3,000万円の特別控除長期譲渡による軽減税率などの税制優遇が適用できる可能性があるため、税理士への相談売却時の資料保管を忘れないようにしましょう。

マンション買取のメリット・デメリット

マンションの買取には、スピード・手間・費用面でのメリットがある一方、売却価格の低下というデメリットもあります。

ここでは、それぞれの特徴を具体的に整理します。

マンション買取のメリット

買取の主なメリットは以下の通りです。

  • 売却期間が短い(最短1週間〜1か月)
  • 仲介手数料がかからない(約100万円前後の節約になるケースも)
  • 内覧や広告が不要(プライバシーを守りながら売却できる)
  • 瑕疵担保責任が免責される場合が多い(売却後のトラブルリスクが低い)

特に以下のような方にとっては、大きなメリットとなります。

  • 相続したマンションを早急に手放したい
  • 住宅ローンの返済が苦しい
  • 居住中で、内覧対応の時間が取れない

また、買主が不動産会社であるため、価格交渉がシンプルで、契約トラブルが起きにくいのも特徴です。

マンション買取のデメリット

最大のデメリットは、買取価格が市場相場より10〜30%ほど低くなる可能性があるという点です。

理由は以下の通りです。

  • 業者側がリフォーム・再販などのコストを見込んで価格を設定する
  • 流通リスクを業者が背負うため、安全マージンを含めた価格になる

実際の相場との違いを見てみましょう。

売却方法 3,000万円の物件の売却価格 手取り額
仲介 3,000万円 約2,880万円(手数料▲約120万円)
買取 2,600万円(相場の約87%) 約2,600万円(手数料なし)

このように、買取は手取りがやや下がる一方で、スピードや安心感を重視する方向けの選択肢といえます。

信頼できるマンション買取業者の選び方

マンション買取は不動産会社との直接取引になるため、業者選びが成否を分ける重要なポイントです。

「価格が妥当か」「契約条件に問題はないか」「手続きに不安はないか」などを見極めるためにも、信頼できる業者を選ぶことが欠かせません。

買取実績・資格・口コミをチェック

信頼できる業者かどうかを判断する際は、次のような点を確認しましょう:

  • 宅地建物取引業の免許番号(都道府県知事または国土交通大臣)
  • 買取実績や自社保有物件数が明記されているか
  • 創業年数・会社規模・グループ会社との連携
  • Googleクチコミや一括査定サイトの評価

また、売却事例の紹介が豊富な会社や、売却前後の税務・相続サポートを提供している業者は、総合的に信頼性が高いといえます。

複数社で比較する

価格や対応に納得できる業者を見つけるためには、必ず2〜3社以上で査定・比較を行うことが基本です。

比較のポイントには以下があります:

比較項目 チェック内容
査定額 価格が相場に対して妥当か(高すぎる場合は要注意)
担当者の対応 説明が丁寧か、不安点に応じてくれるか
契約条件 引き渡し時期、瑕疵担保免責などが適正か
費用項目 登記や司法書士報酬を誰が負担するか

なお、一括査定サイトの中には「買取対応」可能な会社を絞って比較できるサービスもあるため、初期の情報収集に活用するのも効果的です。

マンション買取のポイントをおさらい

マンションの売却方法にはいくつかの選択肢がありますが、買取は「早く・確実に」売りたい方にとって非常に有効な手段です。買取を検討する場合でも、複数社から査定を受けることが前提となります。

相場より極端に安い提案や、契約を急かす業者には注意が必要です。

現在では、以下のような無料サービスも充実しています。

信頼できる業者と適正価格で契約するためにも、まずは相場感を掴むところからスタートすることが、安心・納得の売却につながります。

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