家の中と外を繋ぐのが玄関です。
玄関は家のイメージを決定づける一つの要素なので、劣化を感じたらすぐにリフォームをする必要があります。
玄関リフォームの費用相場は、10万円から50万円ほどとなります。
もちろん、玄関ドアを変えるだけなのか玄関全てをかえるのかによっても費用は異なります。
玄関はセキュリティーの役割も担っているので、壊れてから修理を考えても遅くなってしまうことが多いです。
今回この記事では、玄関リフォームの費用相場と費用の内訳、工事を安く済ませるためのテクニックを解説していきます。
利用料金 | サポート内容 |
---|---|
無料 | リフォーム相談、予算案の設定、リフォーム会社の紹介、リフォーム費用の見積もりなど |
対応エリア | 相談満足度 |
日本全国 | 97.2%※利用者アンケート(2024年5月調べ) |
- お客様満足度91.0%※2024年4月 自社調べ
- 見積もり・会社紹介・契約お断り代行まで一貫して対応
- しつこいセールス・売り込みは一切なし
玄関リフォームの種類と費用の内訳
一言に玄関リフォームと言っても、リフォームの規模によって工事の方法・費用が異なります。
ここでは、具体的な玄関リフォームとその費用について紹介します。
費用の内訳を知ることで、優先して行うべきかどうかを判断することが出来ます。
リフォーム内容費用特徴工事期間
玄関ドア交換 | 30万円~55万円 |
|
1時間~5時間 |
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玄関枠の一新 | 30万円~50万円 | 工期が短い | 1日~2日 |
引き戸の設置 | 15万円~40万円 |
|
1日~2日 |
玄関周り | 5万円~50万円 |
|
1日~1週間 |
玄関ドアを交換するリフォームにかかる費用:30万円~55万円
今あるドアの撤去・取り付け費用に11万円~13万円かかり、新しく設置する扉の費用が19万円~42万円となります。
依頼する業者が違ってもドアの撤去・取り付け費用には大きな変化はありませんが、玄関ドアの値段には大きな幅があります。
性能が高いものやデザイン性が高い玄関ドアは非常に高額になりやすいので予算と相談をして決める必要があります。
また、玄関ドアの交換は扉を交換するだけのため比較的短時間で工事が終わります。
玄関枠を一新するリフォームにかかる費用:30万円~56万円
玄関枠の取り付け費用に11万円~14万円かかり、新しい扉の取り付けで19万円~42万円となります。
カバー工法と呼ばれる、既存の枠の上に新しい枠を設置する工事の為、比較的費用を抑えることが出来ています。
基本的にはその日だけで工事が終わるので、手軽に行うことが出来るリフォームの1つです。
玄関を引き戸にするリフォームにかかる費用:15万円~40万円
今ある玄関ドアの撤去に1万円~2万円、金具やサッシの設置に5万円~10万円、引き戸自体の価格が10万円~30万円程度となります。
戸建てで多く利用されている片開ドアと比べて引き戸は費用が安く済むことが多いです。
そのため、玄関リフォームの費用を抑えたい人は玄関を引き戸にするのは1つの選択肢として考えられます。
玄関周りのリフォームにかかる費用:5万円~50万円
玄関周りのリフォームは多種多様なリフォームがあります。
どのリフォームをするのかで費用が異なるので、それぞれにかかる費用を見ていきましょう。
網戸の設置にかかる費用
網戸の設置にかかる費用は2万円~13万円です。
風通しがよくなるので、室内の換気をしやすくなります。
収納の設置にかかる費用
カウンタータイプの収納の設置にかかる費用は5万円~10万円ですが、シューズクローゼットの様な高機能な収納を設置する場合は20万円以上の費用がかかります。
費用を抑えたい方はカウンタータイプの収納を設置するようにしましょう。
タイルのリフォームにかかる費用
玄関タイルのリフォームにかかる費用は、1平米当たり1.5万円~3万円です。
玄関の規模によっては費用が高くなり、工事期間が長くなります。
一般的な玄関であれば、1日でタイルのリフォームをすることが出来ます。
バリアフリー化にかかる費用
バリアフリーリフォームをするのにかかる費用は、5万円~45万円です。
施工期間についても、工事の規模によって異なります。
小規模な工事であれば即日で完了しますが、玄関の出入り口の大きさを変えたり、入口に手すりを付けるなどの工事を行うものでは7日程度かかるケースが多いです。
玄関リフォームの費用を抑えて工事する5つテクニック
工事の規模によって玄関リフォームは高額になってしまいますが、5つのテクニックを活用することで、費用を抑えることが出来ます。
少しでも費用を抑えて、理想の玄関リフォームを行うようにしましょう!
補助金制度を活用する
国や各地方自治体には省エネやバリアフリー化の工事を行う際に補助金をもらうことが出来る制度があります。
補助金を活用することで、出費を減らすことが出来ます。
補助金の金額や条件は各自治体によって異なるので、自分の住んでいる市役所に確認が必要です。
複数の業者から見積もりをとる
同じ工事を行う場合でも業者が違うだけで工賃が異なります。
必ず複数の業者から見積もりを貰い、それぞれの結果を比較することが大切です。
比較する際は、掛け率の欄を必ず確認するようにしましょう。
掛け率が高ければ高いほど、材料にかかる費用を抑えることが出来ているので工事費用を低くすることが出来ます。
施主支給でリフォームを行う
リフォームで使う材料をすべて業者に任せてしまうと費用が高額になってしまうので、ホームセンターなどで購入できるものは自分で買ってしまいましょう。
ホームセンターで売っていなくても、インターネットを活用することで、大きな材料以外は揃えることが可能です。
業者には設置だけ依頼することで、費用を抑えることが出来ます。
ただし、工事業者にとって施主支給は利益率が低くなってしまいますので断られる可能性があります。
工事を依頼する前に、施主支給が可能かどうかを事前確認しましょう。
DIYする
自分でDIYすることでも玄関リフォームの費用を抑えることが出来ます。
ここまで紹介してきたタイルの張り替えや、カウンタータイプの収納の設置はDIYですることが可能です。
ただし、専門知識や特別なスキルが必要な箇所はDIYではなくプロの業者に依頼をするようにしましょう。
DIYでやった結果失敗してしまうと、かえって費用が高くなる場合があります。
予算上限を決めておく
工事業者は少しでも高額な工事を進めてくるので、予算の上限を業者に伝えてしまうのも費用を抑えることが出来る一つの手段です。
事前に予算上限を伝えておくことで、業者が提案をしてくれるプランは予算内になります。
これぐらいだったらと考えてしまうと、リフォームはどんどん高額になってしまうので注意をしましょう。
玄関リフォームする際に注意する4点
玄関リフォームをする前に注意しておくべき4点を確認しましょう。
リフォームをする際は、下記の4点を必ず確認してから契約書にサインをするようにしてください。
玄関の機能を最大限に発揮させるために重要となります。
玄関ドア選びは慎重に行おう
玄関ドアは室内の環境と密接な関係性があります、断熱機能が高く、風通しが良い玄関ドアを選ぶようにしましょう。
家の空気の循環や温度が大きく変わります。
小さい子供や女性だけの家の場合はセキュリティー面を重視したり、将来の事を考えて車椅子でも出入りがしやすいように引き戸を選ぶなど、短期的ではなく長期的な視点から玄関ドアを選ぶ必要があります。
玄関に収納スペースを確保する
玄関には靴だけでなく、傘・防止・アクセサリー・鍵・コートなど家庭によって多種多様なものが置かれています。
外出する際には玄関を絶対に使うので玄関に物を置くことで、生活する上で動線に無駄がなくなります。
そのため、玄関には物が多くなりがちなので見た目をよくするためにもしっかりとした収納を設置することで利便性が高く見た目もすっきりしている玄関にすることが出来ます。
玄関の段差を考慮する
一般的な日本の玄関は18㎝ほど床よりも上にあり、これより高くなると上り下りがしにくくなります。
段差はない方が利便性は高いので、玄関リフォームをする際は出来るだけ段差をなくすようにしましょう。
床と玄関を平らにすることで、車椅子や足腰が弱くなっても出入りが楽になります。
マンションの場合は利用規約を確認する
マンションの場合は、管理規約上リフォームをすることが出来ない場合があります。
玄関リフォームを検討する際は、リフォームを行っていいかどうかマンションの管理規約を確認しておきましょう。
管理規約によって自分のしたいリフォームが出来ない場合は、大家さんや管理会社に相談をしてみましょう、理由によってはリフォームを認めてもらえる場合があります。
玄関リフォームは見た目と機能のバランスが大事
玄関リフォームは10万円からすることが出来ますが、こだわりを持ってしまうと費用がどんどん高くなってしまいます。
予算と相談して、見た目と機能のバランスが取れたリフォームをするようにしましょう。
玄関をリフォームすることで、快適な生活をすることが出来るようになります。