マンションの売却相場は、築年数だけでなく物件がある地域によっても大きく変わります。
相場の価格を調べるには、地域の情報を重点的に集める必要があるでしょう。
マンションに限らず、不動産の取引には地域性が影響するのが常です。
地域情報に詳しい不動産業者などは、マンションの売却でもいろいろと役に立ってくれるかもしれません。
今回は、和歌山のマンションを売るときの相場情報や高く売るためのポイントなどを解説します。
和歌山のマンション売却の動向
マンションの売却がどのような地域で多いのかや、不動産の相場の動きなどは、売却査定を受ける前にチェックしておいて損はありません。
和歌山にあるマンションの売却査定の動向について、ここでは少し紹介してみましょう。
マンション売却は和歌山市を中心におこなわれる
和歌山県の場合、マンションの売却は県庁所在地である和歌山市を中心におこなわれる傾向があります。
和歌山県の人口は和歌山市に集中しており、市内ではマンションなどの居住用不動産の取引もしばしばおこなわれているようです。
和歌山市では、新築マンションはもちろん、ある程度築年数が経過した中古マンションも多く売買されています。
和歌山市でも、一戸建てなどを購入したり、移転したりするときにマンションを売る人が出てくるようです。
持ち家比率が高く早期成約は期待できない
和歌山県は、持ち家の人の割合が多い地域です。
このような地域でマンションを売る場合、早期成約を期待するのは少し難しい可能性があります。
和歌山県でマンションを売るときは、他県から和歌山県に移転してきた人や、賃貸住宅から分譲マンションに移る人などが現れるタイミングを気長に待たなければならない場合もあるでしょう。
なかなか買い手が現れない場合、売り出し価格を下げたり不動産業者に買取を依頼したりする必要があるかもしれません。
和歌山のマンション売却相場
マンションの売却査定情報を見るときには、間取り別に相場をチェックしておいたほうが良いかもしれません。
売却査定相場は、不動産業者が公開している売り出し価格を見るとだいたいわかります。
相場のもとになる売却査定価格は、3カ月前後の間に売れる可能性があると不動産業者が判断した金額です。
売主は、こういった査定価格をもとに売り出し価格を決めることが多いです。
以下では、取引数が多い和歌山市のマンションの売却査定相場を3つのカテゴリーにわけて紹介します。
和歌山市のワンルームマンション売却相場
和歌山市のワンルームマンションの売却査定相場は、500万円以下になる可能性が高いです。
和歌山市では、実際にワンルームマンションが500万円以下の金額で売買された事例があります。
ちなみに、県内の和歌山市以外の地域にあるワンルームマンションは、売り出し価格が250万円から300万円前後になっています。
ほかの地域に比べて地価が高い和歌山市のワンルームマンションは、こういった金額よりも査定相場が上がる可能性がありますが、500万円の金額がつく物件はごく一部に限られるでしょう。
和歌山市のマンション売却相場(1K~2LDK)
和歌山市にある1Kから2LDKのマンションの売却査定相場は、500万円から2,000万円ほどです。
2Kや2DKのマンションの場合、売り出し価格から予想される売却査定相場は500万円から1,000万円前後です。
リビングがついた2LDKは売り出し価格の金額がやや上がっているため、状態が良いマンションであれば1,500万円から2,000万円前後の金額がつく可能性があります。
ニーズが高い2LDKのマンションなどは、和歌山市でも売却査定相場がやや高くなる傾向があるようです。
和歌山市のマンション売却相場(3K~5LDK以上)
やや広い和歌山市の3Kや5LDKのマンションも、売却査定の相場の金額は500万円から2,000万円前後です。
和歌山市内の3LDKのマンションは、500万円から1,000万円前後で売りに出されるケースが多いようです。
また、和歌山市以外にある4LDKのマンションは、700万円台から1,700万円台が売り出し価格の相場になっています。
このようなマンションの売却査定相場は、売り出し価格とほぼ同じになる可能性があります。
和歌山市の場合、広い間取りのマンションだからといって査定相場が必ず上がるわけではないようです。
和歌山のマンション売却価格の推移
マンションなどの不動産の売却査定価格は、常に同じではありません。
毎年発表される公示地価と同様に、マンションの売却査定価格も年によって上がったり下がったりします。
過去の売却査定価格の移り変わりを見ておくと、今後の価格がどうなるかがある程度予測できるかもしれません。
これからマンションの売却を予定しているときは、過去の情報を参考にして売り時を見極められる場合もあるでしょう。
和歌山のマンション売却査定価格の推移と、今後の予測をここでは簡単にまとめてみました。
和歌山のマンション相場は2016年から上昇
和歌山のマンションの相場は2016年に大きく下がりましたが、以後は上昇しています。
2012年から2016年にかけては、県内のマンションの相場は低い状態が続いていました。
2016年からは上昇傾向に転じ、2017年には1,200万円、2018年には1,500万円前後にまで相場の価格が上がっています。
2018年の相場は、比較的相場が高かった2009年や2011年よりも上がっている状況です。
このような傾向がどのくらい続くかは不明ですが、大きな下落がなければ以後も高めの相場が続く可能性があります。
人口減少が本格化する前に売るべし
少子高齢化などの影響もあり、和歌山の人口は徐々に減ってきています。
2020年は2015年よりも数パーセントほど人口が減る見込みになっており、以後も引き続き人口減少が続く可能性が高いです。
人口が減る現象は全国的に見られますが、和歌山のような地方は東京などの都市部よりも減少傾向が顕著に現れるケースが少なくありません。
こういった地域でマンションの売却を考えているときは、人口減少が本格化する前に行動を開始したほうが、希望する条件で売りやすくなるでしょう。
和歌山のマンションを高く売るポイント
和歌山のマンションを高く売るには、いくつか押さえておきたいポイントがあります。
マンションをはじめ、不動産の価格は売主と買主の話し合いで決まることも多いです。
このような不動産は、事前準備の仕方によって高く売れるかどうかが決まってくる可能性があります。
物件を手放してしまってから後悔をしても、キャンセルが難しいのが不動産の取引です。
取り返しのつかない失敗をしないためにも、マンションを売る前には上手な売り方のポイントをしっかりとチェックしておきましょう。
①マンションの売却相場を把握して売る
マンションの売却相場を把握してから売却を始めることは、高く売るための1つのポイントです。
マンションを売却する場合、査定を受けた不動産業者を利用して買い手を探したり、売り出し価格の相談をしたりすることが考えられます。
査定の金額を客観的にチェックすることは、不動産業者と対等な立場でやり取りをするためにも必要な準備です。
複数の不動産業者で査定を受けておくと、その時期の売却相場がある程度正確につかめるかもしれません。
②地域に根差した売却準備をする
地域に根差した準備を進めることも、大切なポイントと言えます。
不動産の取引事情には、地域差があります。
和歌山のマンションを売る場合も、どのような人が購入する可能性があるかや、ターゲット層に効果的にアピールできる売り方などをあらかじめ調べておきたいところです。
マンションを売るときには、大手の不動産会社にサポートしてもらう方法や地元の不動産業者に相談する方法などがあります。
地域性を考慮しながら、高く買ってくれる相手とマッチングが可能な業者を選ぶことが大切です。
和歌山のマンション売買関連情報
和歌山のマンションの場合も、専有面積や築年数などはそれぞれ違います。
売却査定相場を調べるときは、自分が売りたいマンションに近い特徴をもつ物件を探すのが確実な方法です。
ただ、ここで紹介する和歌山のマンションの平均専有面積や平均築年数などは、どのようなタイプのマンションを売る場合にも参考になる可能性があります。
平均のデータを踏まえて判断をすれば、自分が売りたいマンションの査定相場がイメージしやすくなるでしょう。
取引されたマンションの平均専有面積は約63平方メートル
2018年第1四半期から2018年第4四半期のデータによると、和歌山県にあるマンションの平均専有面積は約63平方メートルです。
約63平方メートルという面積は、マンションの専有面積としてはだいたい平均的なレベルです。
3LDKのマンションは、専有面積が60平方メートルから70平方メートル前後の物件が多いです。
ちなみに、東京都などの首都圏に比べると、和歌山県がある近畿地方はマンションの専有面積の平均がやや狭い傾向があります。
取引されたマンションの平均築年数は17年
2018年第1四半期から2018年第4四半期のデータでは、取引があった和歌山県のマンションの平均築年数は17年になっています。
マンションの査定で考慮される築年数は、10年が評価のわかれ目です。
築年数が10年以上の物件はマイナスの点数がつくことが多く、以後は売却査定相場が1年ごとに安くなっていくのがマンションの査定では一般的と言えます。
和歌山県では、築年数が20年以上の中古マンションも取引されている状況です。
和歌山のマンション売却におすすめの業者
和歌山のマンションを売るときにおすすめなのが、次の5つの不動産業者です。
各業者の特徴を、以下で簡単に紹介しましょう。
- アズマハウス
- N・Nコーポレーション
- センチュリー21(丸石ホーム)
- リソー産業
- スミカ
公式サイト | 宅地建物取引業免許 | 本社所在地 | 設立 | |
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アズマハウス |
国土交通大臣(3) 第8219号 | 和歌山県黒田1丁目2番17号アズマハウスビル3F | 1977年5月 | |
N・Nコーポレーション |
大阪府知事(2) 第60733号 | 大阪府堺市西区原田103番地3 ヨーク原田3階 | 2015年10月 | |
丸石ホーム |
和歌山県知事(15)925号 | 和歌山県橋本市東家5丁目4番1号1F | 昭和47年2月 | |
イエステージ・kai |
和歌山県知事(2)第3837号 | 和歌山県和歌山市和田310-4 | 2016年11月29日 | |
スミカ |
和歌山県知事(3) 第3753号 | 和歌山県和歌山市三番丁85 | – |
①アズマハウス
不動産の仲介や買取などを幅広く手掛けているのが、こちらのアズマハウス株式会社です。
アズマハウス株式会社の店舗は、和歌山市内はもちろん、岩出市や大阪府の狭山市などにもあります。
テレビ和歌山で番組を提供するなど、宣伝にも力を入れているのがこちらの会社の特徴です。
アズマハウス株式会社では、利用者が気軽に入れる雰囲気を意識して店舗を運営しています。
任意売却や買取した物件の賃貸サービス「マイホーム・リースバック」なども提供しています
会社名 | アズマハウス株式会社 |
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本社所在地 | 和歌山県黒田1丁目2番17号アズマハウスビル3F |
設立 | 1977年5月 |
宅地建物取引業免許 | 国土交通大臣(3) 第8219号 |
②N・Nコーポレーション
有限会社N・Nコーポレーションは、大阪府堺市にあります。
こちらの不動産会社では、和歌山県の物件も数多く扱っています。
賃貸や売買の仲介だけでなく、土地やマンション、戸建て住宅の買取もおこなっているため、和歌山県内にあるマンションを売りたいときにも相談にのってもらえる可能性があります。
有限会社N・Nコーポレーションでは顧客を大事にするスタイルを貫いており、アットホームな雰囲気のなかで相談ができるのが魅力になっています。
会社名 | 有限会社N・Nコーポレーション |
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本社所在地 | 大阪府堺市西区原田103番地3 ヨーク原田3階 |
設立 | 2015年10月 |
宅地建物取引業免許 | 大阪府知事(2) 第60733号 |
③丸石ホーム
和歌山県橋本市にある丸石ホームは、橋本市周辺の不動産に強い会社です。
売却の相談も受け付けており、条件が合えばマンション、戸建てを問わず買取してもらうことが可能になっています。
注文建築・リフォームについても相談できるところは、こちらの不動産会社ならではです。
橋本市や紀の川市、岩出市などにあるマンションを急いで売りたいときなどは、相談にのってもらえるでしょう。
会社名 | 丸石木材住宅株式会社 |
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本社所在地 | 和歌山県橋本市東家5丁目4番1号1F |
設立 | 昭和47年2月 |
宅地建物取引業免許 | 和歌山県知事(15)925号 |
④イエステージ・kai
和歌山市にあるイエステージ・kaiも、マンションの売却相談ができる不動産会社です。
マンションのプレ査定ができるこちらの会社では、和歌山県内の不動産の売却の仲介や買取をしています。
この会社は、売却査定の相談はもちろんですが、相場情報などを聞きたいときにも力になってくれるでしょう。
会社名 | 株式会社イエステージ・kai |
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本社所在地 | 和歌山県和歌山市和田310-4 |
設立 | 2016年11月29日 |
宅地建物取引業免許 | 和歌山県知事(2)第3837号 |
⑤スミカ
不動産売買の仲介、買取を広くおこなっているのが、和歌山市のスミカ株式会社です。
スミカ株式会社では中古マンションの買取にも対応しているため、売却相談の際にはスタッフから良い売り方をアドバイスしてもらえるかもしれません。
投資用物件やリゾート物件なども取り扱っており、いろいろな不動産の取引をサポートしています。
和歌市内だけでなく、岩出市や紀の川市、大阪府の阪南市の物件も扱った実績があります。
中古物件のリフォームも、業務の1つです。
会社名 | スミカ株式会社 |
---|---|
本社所在地 | 和歌山県和歌山市三番丁85 |
設立 | 不明 |
宅地建物取引業免許 | 和歌山県知事(3) 第3753号 |
和歌山のマンション売却にかかる税金・費用・手数料
和歌山でマンションを売る場合、税金などの費用についてもしっかりと把握しておきたいところです。
不動産を売却すると、翌年に譲渡所得税と復興特別所得税を納付する必要があります。
譲渡所得税の税率は、5年以上不動産を所有していたときには売却金額の15パーセントです。
このほかにも、数パーセントの住民税がかかります。
不動産業者に仲介を依頼した場合は、仲介手数料も必要です。
買主との契約の際には、売却金額に応じた印紙税を納付するのがルールになっています。
抵当権抹消登記をする場合は、登記手数料も必要になるでしょう。
和歌山のマンション売却の口コミを紹介
初めてマンションを売るときには、どのような流れで売却が進んでいくのかすらわからないかもしれません。
具体的な流れを知るには、口コミを参考にするのが1つの方法です。
和歌山県内でマンションを売った人の口コミを、以下では紹介します。
和歌山市でマンション売却をした方の口コミ
他県に引っ越すことになり、和歌山県内の不動産会社に売却を依頼しました。
インターネットで評判の良い会社を選んで相談したところ、すぐに査定価格を教えてもらえました。
買い手が現れるか不安だったのですが、会社側が宣伝に力を入れてくれたこともあり、無事に予定していた価格で売却ができた次第です。
「マンションの売却は難しい」というイメージを持っていましたが、思いのほかスムーズに手続きが進んでホッとしています。
マンションを売るときは、不動産会社の選び方が重要だと感じました。
有田市でマンション売却をした方の口コミ
このほど、娘夫婦と同居することになり、有田市のマンションを手放すことになりました。
20年以上住み続けたマンションなので、最初は売れるかどうかかなり心配だったと言えます。
幸いなことに、知人の紹介で親身に相談にのってくれる不動産業者が見つかり、高齢の私でも無事にマンションの売却を終えることができました。
築年数がだいぶ経っているため、売却価格には余り期待していなかったのですが、予想よりも高く売れたので少し驚いています。
岩出市でマンション売却をした方の口コミ
私は、数年前に購入した新築マンションを地元の不動産業者を通じて売却しました。
急きょ結婚が決まり、それまで住んでいた自分のマンションを売却して新居を購入することにした次第です。
売却代金を新居の購入費用に充てる必要があったことから、私の場合はできるだけ早くマンションを売りたいと思っていました。
物件の買取もしている不動産会社に相談したところ、比較的高い金額で引き取ってもらえることになりました。
値崩れが少ない新築マンションは、不動産会社に相談して買取してもらうのも1つの方法だと思います。
海南市でマンション売却をした方の口コミ
我が家では相続した海南市のマンションをずっとそのままにしておいたため、毎年の固定資産税の負担がかなり大きかったと言えます。
自分たちの終活も兼ねて、放置していたマンションを売却することになりました。
娘が教えてくれた不動産会社に連絡をしたところ、担当の方がすぐに対応してくれました。
査定金額を聞いて意外に高い金額で売れることがわかり、仲介を依頼したのがちょうど3カ月前のことです。
売り出しを始めてから2カ月目に入ったころ、購入を希望する人が現れ、契約をすることになりました。
もっと長くかかるかと思っていましたが、予想に反して早く売れたと思います。
紀の川市でマンション売却をした方の口コミ
介護のために私たち夫婦が妻の実家に同居するようになってから、以前に家族で暮らしていた紀の川市のマンションには独身の息子が1人で住んでいました。
1人暮らしには少し広すぎることや、住宅ローンが残っていたことなどもあり、息子と相談してマンションを売ることにした次第です。
ちょうど半年前、息子が見つけた不動産業者に私たち夫婦も出向き、売却相談をすることになりました。
リラックスできる雰囲気のお店だったため、売り出し価格の相談なども気楽にできたと思います。
息子の新居も紹介してもらい、安心してマンションを手放すことができました。
新宮市でマンション売却をした方の口コミ
私が新宮市のマンションを売ったのは、念願の庭付き一戸建てに移ることになったのがきっかけです。
インターネットから一括査定を申し込んだところ、いろいろな不動産業者からコンタクトがありました。
複数の業者を選んで話を聞き、最終的に1社に絞り込んだため、業者選びには少し時間がかかったと思います。
選んだ不動産業者はこれまでにも新宮市の物件を扱った実績があり、信頼できそうでした。
売却もほどなく決まり、良い業者にめぐり逢えたと家族で喜んでいます。
和歌山のマンションをスムーズに高く売ろう
マンションは、売り方次第で話がまとまるまでのスピードや得られる利益が変わってきます。
和歌山のマンションの場合も、自分なりの工夫をすれば、スムーズにかつ高い金額で売ることも不可能ではありません。
必要な準備をして、上手に売却を進めていきましょう。