住信SBIネット銀行住宅ローンは、ネットバンクの中でもお得な金利で、更に団信が無料付帯しているお得な住宅ローンです。
ただ、ネットバンクの住宅ローンはまだまだ世間的な信頼性に乏しく、「金利が低いということは、他にデメリットがあるんでしょ…?」といった認識になりやすいです。
また実際のところ、住信SBIネット銀行住宅ローンの口コミ・評判はどうなのか、デメリットは?と、疑問に思う方も多いです。
今回は、住信SBIネット銀行住宅ローンの実情を詳しく紹介していきます。
保証会社手数料 | 事務手数料 |
---|---|
無料 | 2.2% |
繰上返済手数料 | 団体信用生命保険料 |
無料 | 無料 |
-
最大2億円まで融資が可能
-
3大疾病50%保障(50歳以下)・全疾病保障が基本付帯
-
業界トップクラスの低金利
住信SBIネット銀行住宅ローンの金利タイプは4種類!低金利でお得
住信SBIネット銀行住宅ローンの金利タイプは、以下の4種類に分かれています。
- 変動金利
- 当初固定10年
- 当初固定20年
- フラット35
金利タイプがシンプルでわかりやすく、利用しやすいのも長所の一つです。
なお、2024年10月現在の、ネット専用住宅ローンの金利は以下の通りです。
金利タイプ | ネット専用 住宅ローン |
---|---|
変動金利(新規借入) | 年0.448%(通期引下げプラン) |
変動金利(借換え) | 年0.448%(通期引下げプラン) |
固定金利 10年(新規借入) | 年1.203%(当初引下げプラン) |
一方、フラット35(保証型)の2024年10月時点の金利は、以下の通りです。
金利タイプ | フラット35(保証型) |
---|---|
借入割合 80%以下 | 年0.75%(金利引下げ期間中) 年1.75%(金利引下げ期間終了後) |
借入割合 90%以下 | 年0.81%(金利引下げ期間中) 年1.81%(金利引下げ期間終了後) |
特に変動金利とフラット35(保証型)の金利が低くてお得です。変動金利は将来的な金利上昇リスクがありますが、2024年の現時点ではかなり低金利で借りることができます。
一方、フラット35は1割以上の頭金の準備があれば、通常のフラット35より低金利で利用することが可能です。
住信SBIネット銀行住宅ローンの口コミ・評判
住信SBIネット銀行住宅ローンの口コミ・評判について紹介していきます。
住宅ローンを組む金融機関によって支払い総額が大きく変わるので、実際の利用者の口コミ・評判をしっかりと確認していきましょう。
口コミ➀金利が低くてお得
大手銀行と比較すると非常に低金利。
信頼性や保障・サポートはそこまで充実していないのが残念だが、とにかく条件がお得なので不満に思わない。
申込みの所要時間もそこまでかからず、スピーディに借りることが出来た。
口コミ②初めてでも難なく申し込める
住宅ローンの申込は膨大な書類が必要になり、複雑な手続きも必要というイメージがありました。
ただ、住信SBIネット銀行は住宅ローン審査がとにかく申し込みやすいです。
使い勝手という意味ではトップクラスだと思うので、面倒な手続きが嫌で、出来るだけ早く融資を受けたい方におすすめです。
口コミ③疾病保障が手厚くて大満足
住信SBIネット銀行の住宅ローンは、全疾病保障が無料付帯していて非常にお得です。
金利が低いのはもちろんのこと、保障も充実しているので言うことありません!
住信SBIネット銀行に申し込んで本当に良かったと思います。
口コミ④繰上げ返済手数料が何度でも無料!
繰上げ返済の手数料がかからず、金利が低い上にお得な返済が可能です。
コストをかけずにどんどん元金を減らすことが出来るので、想像以上に他行と差がついてお得だと感じます。
変動金利は上昇のリスクも今後ありますが、現時点ではかなりおすすめできます。()
口コミ⑤1円単位で繰り上げ返済ができる
住信SBIの住宅ローンは1円単位で繰り上げ返済をすることが出来るので年末や年度末に残りの残金を切りの良い数字に調整することが可能です。
もちろん繰り上げ返済にかかる手数料は一切ないので、自分の好きなタイミングで繰り上げ返済できるのも助かります。
住宅ローンを早く完済するために毎月の余ったお金で返済をしています。(30代・男性)
口コミ⑥頭金が少なくても住宅ローンを利用できる
住宅購入時に発生する費用も資金使途の対象になるので、頭金が少ない私でも住宅ローンを組むことが出来ました。
他の住宅ローンでは自己資本比率が低いと金利が高くなりますが、住信SBIネット銀行なら元の金利が低いので、許容範囲の金利で利用することができます。
また全疾病保証が無料で付帯しているので、何かあった際も安心できるのも心強いです。
口コミ⑦手続きが早い
ネット銀行なので申し込みから融資までに必要な手続きは基本的にほぼすべてオンラインで行うことができました。
手続きが早く簡単に申し込みを行うことが出来たのでとても満足です。
住宅ローンの内容も低金利で不明点は専門のスタッフに電話やチャットで確認することが出来たので疑問点を解消した上で申し込みを行えました。
口コミ⑧圧倒的に金利が安い
住信SBIで住宅ローンを組んだのは金利が圧倒的に低いからです。
また、スマホ一つで住宅ローンの返済残高などを確認できるのもとても便利です。
手数料がかからないで金利も低いので迷わず住宅ローンを組みました。
口コミ⑨審査結果が早く出る
スマホで申し込みをして10分程で仮審査の結果がでました。
ネット完結ですぐに住宅ローンの審査結果が出るのでとても便利です。
ネット銀行はちょっとと考えていましたが、ものは試しの気持ちで使ってみて良かったです。
口コミ⑩定額自動振込サービスが便利
定額自動振込サービスを利用することで、自動的に給料口座から住宅ローン引落口座に振り込みを行ってくれるので便利です。
わざわざ手動で入金する必要がないので住宅ローンの払い忘れなどの失敗なく支払いをすることができます。
住信SBIネット銀行住宅ローンのメリット
住信SBIネット銀行住宅ローンを利用するメリットはどんなものがあるのでしょうか?
魅力を一つずつ紹介していきます。
メリット➀ネット銀行の中でもトップクラスの低金利
特にネット銀行の住宅ローンには“業界トップクラスの低金利”を謳うものが多数あります。
ただ、2020年12月以降、各社の金利を比較すると住信SBIネット銀行住宅ローンは1、2を争うレベルの低金利となっています。
とにかく金利の低さで選びたい方は、住信SBIネット銀行住宅ローンの変動金利タイプがおすすめです。
新規の借入なら、現在は年4%前後で融資を受けられます。
ただ、特にお得なのがフラット35(保証型)です。頭金を1割用意することが出来れば、従来のフラット35よりも低金利で融資を受けることが出来ます。
また、住信SBIネット銀行のフラット35は頭金を入れるほど適用金利が下がり、お得になります。
住信SBIネット銀行のフラット35を頭金ありで借りた際は、適用金利が以下のようになります。
※以下は、フラット35(保証型)の2024年9月時点の適用金利です。
お借入割合 | 金利タイプ |
---|---|
お借入割合90%以上 | 年1.75%※団信加入 |
お借入割合80%以下 | 年1.81%※団信加入 |
近年では、フラット35のお得さが見直されていることもあり、需要が拡大しています。
フラット35を平均よりお得に借りられる方法は数少ないので、住信SBIネット銀行を経由して借りるのはかなりおすすめです。
メリット②保証料無料で全疾病保障特約への加入が可能
住信SBIネット銀行の住宅ローンは、保証料無料で全疾病保障特約への加入が可能です。
通常は保障を利用する際は金利の上乗せが必要になるのですが、住信SBIネット銀行の住宅ローンは上乗せ無しで全疾病保障特約に加入できるのでお得です。
ちなみに、特約を金利上乗せ無しで利用する際は、以下の条件を満たすことが大切になってきます。
- 病気・ケガが原因で就業不能に陥った場合、所定期間内の住宅ローン返済が免除される
- 就業不能の状態が一定期間を超えた場合、住宅ローン残高が0になる
いざと言う時にリスクなしで保障を受けられるので、非常に安心です!
メリット②条件を満たすと団信特約を利用できる
住信SBIネット銀行住宅ローンは、女性の利用やネット利用、対面申込などで団信特約を利用することができます。
例えばネット型住宅ローンの場合、女性契約者は「ガン診断給付金特約」が無料付帯しています。
これは、ガン診断を受けた時に30万円の給付金が受け取れる特約になります。
一方、「MR.住宅ローンREAL」の対面申込では、「団体総合生活補償保険」が無料で付帯します。
こうした特典が無料で付帯するのも、住信SBIネット銀行住宅ローンの大きな魅力です。
住信SBIネット銀行住宅ローンのデメリット
住信SBIネット銀行住宅ローンは、金利が低くて保障が充実しているという、一見すれば幅広い方にとってメリットのある商品になっています。
ただ一方でデメリットも存在するため、事前にしっかりと把握しておく必要があります。
デメリット➀全疾病保障が適用されにくい
住信SBIネット銀行住宅ローンは無料で全疾病保障が適用されるという大きな特徴がありますが、一方で適用条件が厳しいので注意が必要です。
住宅ローン残高が0になるためには12か月以上就業不能状態であること、8疾病以外の場合は24か月以上就業不能状態が続かなければ、残高が0にはなりません。
また、期間内に職場復帰が出来ていなかったとしても、治療によって就業可能な状態であると判断されれば、この保障は適用されません。
たとえば23か月の就業不能状態が続いたとして、無事に回復できたとしても住宅ローン返済はかなり厳しい状況に陥ってしまいます。
万が一の時のリスクも考えた上で、ローンの借入をする必要があるでしょう。
デメリット②窓口相談がしにくい
ネット銀行の中でも実店舗を持って対面相談できるケースはありますが、住信SBIネット銀行の場合は店舗が首都圏・関西圏に偏っており、地方の方は相談がしにくい環境にあります。
住宅ローンの課題は借入額や置かれている状況・環境によっても異なるため、専門家に相談をするのが解決の近道です。
住信SBIネット銀行の対面相談に居住エリアが対応していない場合は、借入後のシミュレーションもした上で、不明点があった場合はどう解決していくつもりなのかも考えておきましょう。
住信SBIネット銀行住宅ローンでよくある質問Q&A
住信SBIネット銀行住宅ローンのよくある質問について回答していきます。
住宅ローンを契約する際は、仮審査・本審査と2回審査があるように初めて利用する人は知らない知識が必要です。
契約を結ぶ前にしっかりとした知識を得て、疑問点を解決しておくことが成功の鍵を握っています。
仮審査後に借入金額を変更できますか?
借入金額の変更は可能です。
借入申込書の変更箇所に二重線並びに訂正印を押印し訂正内容を記入してください。
二重線や訂正印が無い場合は、正式な訂正とみなされない可能性があるので修正方法をしっかりと確認する必要があります。
借入金を修正することで本審査に通過しなくなる可能性もあるので実施する際は自分の収入状況や資産状況を鑑みた借入金額を記入しましょう。
住信SBIネット銀行住宅ローンの審査にかかる期間はどれくらいですか?
仮審査から本審査完了までには、2~3週間程度の期間が必要です。
- 仮審査:数時間~数日
- 本審査:必要書類到着後1週間~10日
必要書類に不備がある場合は審査期間が延びてしまうので、書類を提出する前に不備がないかをしっかりと確認した上で提出するようにしましょう。
審査結果の有効期限はいつまで?
仮審査・本審査の結果共に180日間です。
- 仮審査:メール送付日から180日間
- 本審査:正式審査終了日から180日間
有効期限内に書類の提出が無い場合は取り下げと判断し、再審査を希望する場合は一から審査をやり直す必要があります。
住信SBIネット銀行住宅ローンの他社と比較した強み
住信SBIネット銀行住宅ローンを他社と比較した時の強みとしては、やはり金利の低さが挙げられます。
とにかくお得な条件でローンを借りたい方にはおすすめ候補の1つと言えるでしょう。
その一方で、全疾病保障の適用条件が厳しい、対面相談に対応しているエリアが少ないといったデメリットも存在します。
こうした不利な条件すらも金利の低さでカバーできる算段があるなら良いですが、やはり保障が不十分な住宅ローンにはリスクも存在するので、十分注意をして申し込むようにしましょう。