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不動産売却

不動産査定にかかる時間は平均どれくらい?日数の目安や長くなる理由・短縮方法を解説

不動産査定 時間
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不動産を売却する際に欠かせない「査定」ですが、実際にどのくらいの時間がかかるのか気になる方も多いのではないでしょうか。

特に忙しい方や売却のスケジュールが決まっている場合は、査定にかかる時間を事前に把握しておくことが重要です。

この記事では、不動産査定の種類ごとの所要時間や、流れの中で特に時間がかかるポイントについて解説します。

さらに、査定をスムーズに進めるためのコツも紹介しているので、効率よく不動産売却を進めたい方はぜひ参考にしてください。

所要時間目安
ステップ 所要時間の目安
① 必要書類の確認 約30分〜1時間
② 自分で相場を調べる 約1〜2時間
③ ローン残債を確認する 約30分〜1時間
④ 机上査定(簡易査定)を依頼する 約1分(結果:翌日〜3日程度)
⑤ 訪問査定を受ける 約1〜2時間(結果:数日〜1週間)
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賃貸住宅管理業登録:国土交通大臣(1)第1722号(東京本社)

不動産査定にはどのくらい時間がかかる?

机上査定と訪問査定の違い

不動産を売却する際、まず知っておきたいのが査定にかかる時間です。

査定には「机上査定(簡易査定)」と「訪問査定」の2種類があり、それぞれ所要時間や精度が異なります。

ここではそれぞれの査定方法について、目安となる所要時間や査定結果が出るまでの流れを解説します。

机上査定(簡易査定)にかかる時間

机上査定の流れ

机上査定は不動産の所在地や床面積、築年数などの基本情報をもとに算出される簡易的な査定方法です。

査定結果は早ければ翌日、遅くとも3日程度で受け取れるため、スピーディーにおおよその価格を把握できますが、不動産の実際の内装状況や周辺環境は調査されないため、訪問査定と比べると精度はやや低くなります。

また、机上査定の依頼自体にかかる時間は、不動産一括査定サイトを利用した場合で約1分です。

不動産のおおよその市場価値を把握したい場合や、売却を検討し始めた段階での参考として活用するのがおすすめです。

訪問査定にかかる時間

訪問査定の流れ

訪問査定では不動産会社の担当者が実際に物件を訪れ、間取りや日当たり、建物の状態、周辺環境などを細かくチェックします。

また、築年数やリフォームの有無、管理状況なども価格に影響するため、机上査定よりも精度の高い査定が可能です。

査定結果が出るまでに1週間程度かかることもありますが、より具体的な売却価格の目安を把握できるため、具体的に不動産売却を進める際は訪問査定を依頼することになります。

不動産査定の流れと所要時間

ここでは、不動産査定の流れと所要時間を紹介します。

  1. 必要書類の確認
  2. 自分で相場を調べる
  3. ローン残債を確認する
  4. 机上査定を依頼する
  5. 訪問査定を受ける

Step1】必要書類の確認│30分〜1時間程度

必要書類の確認にかかる時間は30分〜1時間程度です。

査定を依頼する際、不動産会社がほとんどの書類を用意してくれるため、売主が事前に準備する書類はそれほど多くありません。

ただし、スムーズな査定のためには必要書類を把握しておき、求められた際にすぐに提出できることが理想的です。

以下の必要書類を売主自身ですべて揃える場合は、2週間程度かかると想定しておきましょう。

必要書類 必須かどうか
身分証明書
印鑑証明書・実印
登記済証(権利証)・登記識別情
住宅ローンの残高証明書
建物状況調査書
耐震診断報告書・アスベスト使用調査報告書
建設住宅性能評価書
購入時のパンフレット

Step2】自分で相場を調べる│1〜2時間程度

不動産査定を依頼する前に自分で相場を調べておくことで、査定結果の妥当性を判断しやすくなります。また、相場を理解していると売却時の価格交渉もしやすくなります。

所要時間は1〜2時間程度が目安です。

例えば、不動産ポータルサイト(SUUMOやHOME’Sなど)で似た条件の物件の売出価格を調べたり、国土交通省が提供する「不動産情報ライブラリ」で過去の成約事例を確認したりする方法があります。

Step3】ローン残債を確認する│30分〜1時間程度

アンダーローンとオーバーローンの違い

住宅ローンが残っている場合は不動産売却時の精算方法を考えるために、ローン残債を確認しておくことが重要です。

例えば、売却価格がローン残債を上回る場合は「アンダーローン」となり、売却益が手元に残りますが、下回る場合は「オーバーローン」となり、差額を自己資金で補う必要があります。

ローン残債は毎年送付される「ローン残高証明書」や、インターネットバンキング、金融機関の窓口で確認が可能であり、所要時間は30分〜1時間程度です。

Step4】机上査定を依頼する│翌日〜3日程度

机上査定(簡易査定)は不動産の基本情報をもとに短時間で査定価格を算出する方法で、翌日〜3日程度で結果が得られます。

机上査定の依頼方法には「不動産一括査定サイトを利用して複数社に問い合わせる方法」と「不動産会社に個別に連絡を取る方法」があり、どちらも依頼自体は一日で完了することが一般的です。

Step5】訪問査定を受ける│結果が出るまで1週間程度

訪問査定は売却する不動産の状態を詳細にチェックするための査定方法で、現地調査に1~2時間、査定結果が出るまでに1週間程度かかります

机上査定よりも時間がかかりますが、実際の状態を加味したより正確な査定価格を把握できるため、本格的に売却を検討している場合に適した方法です。

不動産の訪問査定で時間が長くかかるケースとは?

訪問査定は現地調査に1~2時間かかると前述しましたが、場合によっては1日かかっても終わらないケースがあります。

ここでは、不動産の訪問査定で時間が長くかかるケースを紹介します。

  • 物件に欠陥が多い場合
  • 書類が不足している場合

物件に欠陥が多い場合

訪問査定では、建物の状態が市場価値に与える影響を詳細にチェックします。

例えば築30年以上の木造住宅で外壁に大きなひび割れがある場合、「単なる経年劣化」なのか「構造的な問題」なのかを判断するために詳細な調査が必要です。

担当者は修繕費用や買い手の付きやすさを考慮しながら査定価格を算出するため、こうしたケースでは写真を撮影・補修の見積もりを取るなどの追加作業が発生し、査定時間が長引きやすくなります

書類が不足している場合

訪問査定では登記簿謄本や建築確認済証などの書類をもとに、不動産の権利関係や構造を確認します。

必要書類が不足していると担当者は追加の調査を行う必要があり、結果的に査定時間が延びてしまいます。

基本的には不動産会社のほうで書類は用意してもらえるため、売主が必ず準備するものは多くありませんが、リフォームをした場合などは詳細情報が分かる資料があると査定をスムーズに行うことが可能です

また、一戸建ての場合、土地の境界線に関する資料がない場合は隣地とのトラブルを避けるため、追加で役所調査が必要になることもあります

訪問査定をスムーズに進めるためには事前に必要書類を準備し、不足がないようにすることが理想的です。

不動産査定の時間を短縮するためのポイント

ここでは、不動産査定の時間を短縮するためのポイントを紹介します。

  • 査定に必要な書類を事前に準備する
  • 机上査定は直接不動産会社に来店して依頼する
  • 訪問査定の前に物件情報を詳細に伝えておく

査定に必要な書類を事前に準備する

査定では、不動産の詳細を確認するために必要書類を準備しておくことが望ましいです。

必要書類が不足していると揃うまで査定ができないケースもあるため、事前に不動産会社に確認しておきましょう。

机上査定は直接不動産会社に来店して依頼する

机上査定を依頼する際、直接不動産会社を訪問すると、査定結果をより早く受け取ることが可能です。

通常は電話や不動産一括査定サイト経由で依頼することが多いですが、直接来店するとその場で査定価格を聞ける可能性が高くなります

特に、不動産会社の担当者と対面で話せるため、疑問点をすぐに解消できる点もメリットです。

訪問査定の前に物件情報を詳細に伝えておく

訪問査定をスムーズに進めるためには、事前に物件情報をできるだけ詳しく伝えておくことが重要です。

不動産会社は査定の際、物件の状態」や「周辺環境」、「法的な問題がないか」を確認します。

しかし、事前に知らされていない情報があると現地調査の項目が増えたり、後日の追加確認が必要になったりするため、査定に時間がかかります。

特に、隣地との境界が曖昧な場合やリフォーム歴が不明確な場合などは、査定が長引く要因です。

査定時間を把握しスムーズな売却を実現しよう

不動産査定には机上査定と訪問査定があり、それぞれにかかる時間は異なります。

事前に必要書類を揃え、物件情報を整理しておくことで、スムーズに査定を進めることが可能です。

査定時間の目安を把握しておけば、不動産売却までのスケジュールも立てやすくなるでしょう。

また、効率よく進めるためには一括査定サイトの活用もおすすめです。複数の不動産会社から査定結果を取り寄せ、あなたに合った会社を見つけてください。

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