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住宅ローンコラム

住宅ローンはハウスメーカー経由だと審査が通りやすい・通してくれるって本当?「通し屋」の噂を検証

住宅ローン審査 ハウスメーカー
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新築の家を建てると、施工してくれたハウスメーカーから特定の住宅ローンをおすすめされることがあります。

ハウスメーカーの担当者が「住宅ローンを提供している銀行の担当者と関係性があるから、紹介できる」などと、関係性を示唆するような発言をするケースもあります。

こうした発言を聞くと「ハウスメーカー経由だと住宅ローン審査に通りやすく、かつ良い条件で契約が可能なのか?」と考えてしまいがちです。

ただ、自分で選ばずに、紹介してもらった住宅ローンにそのまま申し込んでも良いのでしょうか?

また、「ハウスメーカー経由だと審査が通りやすい」という噂は本当なのでしょうか?詳しく解説していきます。

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【免許登録】
宅地建物取引業免許国土交通大臣(4)第7845号
一級建築士事務所登録:東京都知事 第62093号(東京本社)
特定建設業許可:東京都知事 (特-2) 第135078号(東京本社)
不動産特定共同事業許可:東京都知事 第134号(東京本社)
賃貸住宅管理業登録:国土交通大臣(1)第1722号(東京本社)

住宅ローンはハウスメーカー経由だと審査が通りやすい?

ハウスメーカーに施工をしてもらうと、その流れで提携の住宅ローンを紹介してもらうことが多いです。

自分で1から申し込むより、紹介してもらった住宅ローンのほうが通りやすいという噂がありますが、この噂の信ぴょう性には疑問が残ります。

ハウスメーカーからすれば、新築への引っ越しを早く進めて代金をいただきたいというのが本音でしょう。

つまり、あえて審査に通りやすい住宅ローンの、その中でも審査に通りやすいプランで借りることを営業マンは進めてくるのです。

「ハウスメーカーが勧めてくれた住宅ローンは審査が通りやすい」というケースも多く、別にハウスメーカーの力で審査が通りやすくなった訳ではありません。

ハウスメーカーに住宅ローン審査を通りやすくする力はある?

ハウスメーカーが本当に住宅ローン審査を通りやすくできるかどうかに関しては、実状が表に出てくるようなものでは決してないので、確かめようがありません。

ただ、様々な人の報告を見るとハウスメーカーの営業マンの力で住宅ローン審査に通ったという事例は少なからずあるようです。

2018年のスルガ銀行不正融資事件など審査基準を意図的に下げて融資をおこない問題になった例があるように、上記のような対応は決して褒められるべきものではありません。

ただ、ハウスメーカーの営業マンは人によっては、住宅ローン審査を通す力はある可能性が高いです。

銀行=民間企業であって役所ではない

銀行は公的な機関なので公平な審査基準でなければいけない!という認識の方は多いですが、そもそも銀行は自社の利益を追求する民間企業なので、絶対的な審査基準を設けなければいけないという訳ではありません。

申し込み内容を客観的に評価すると審査落ちだけど、過去の実績や今後の期待を含めると通過させても問題ないと判断するケースはあります。

ましてや相手が太いパイプを持つハウスメーカーのプッシュがある場合は、当落線上でも期待を込めて審査に通しても不思議ではありません。

成約実績=審査に通した実績でもある

ハウスメーカーが多棟成約実績のある場合、あわせて住宅ローン審査に通した実績も高いと考えられます。

実績の高いハウスメーカーは、過去の実績から審査に通す方法を独自分析することが可能ですし、一般的に審査に通ると言われる方法以外のやり方を編み出している可能性も高いです。

成約実績の高いハウスメーカーが「審査に通す」と発言するのは「審査をねじまげて通す」ということではなく、「この物件なら、ウチのやり方で申し込めば通る」という意味の可能性もあります。

ハウスメーカーも確実に審査落ちの物件はプッシュしない

ハウスメーカーは成約数に基づいて評価が決まるケースが多いです。

そのため、審査の当落線上にいる場合は「私が通します!」と言ってひとまず契約を結んでから営業マンの努力で通過させようとしている可能性があります。

ただ、誰がどう見ても審査通過の難しい物件はハウスメーカーも通すことはできないので、プッシュしてこない可能性が高いです。

ハウスメーカーが住宅ローン審査に通りやすくすることは原則できない理由

理由1】審査部・保証会社と関係を作るのは難しい

ハウスメーカーが「住宅ローンを提供している銀行に知り合いがいる」などと言ってくる場合、ほとんどのケースで銀行の営業部であることが多いです。

ただ、住宅ローンの審査は銀行の審査部が管轄し、実際のチェックは保証会社によって行われることが多いです。

銀行の審査部や保証会社は特定の企業などと関係を作ることは原則推奨されていないため他社との打ち合わせに参加する機会はほとんどなく、かつ営業部とも対立関係にあることが多いです。

たとえハウスメーカーが知り合いの銀行営業部の方に審査優遇を頼んだとしても、それを審査部に共有したところで相手にされず、場合によっては営業部が指導を受けます。

理由2】金融庁の指導対象となるリスクがある

住宅ローン審査で特定のハウスメーカーなどを優遇する場合、銀行法などを違反しているとして金融庁の指導対象になる可能性が高いです。

また、銀行の営業部が審査部に圧力をかけて不正融資をおこなったスルガ銀行不正融資事件(かぼちゃの馬車事件)のように、無理やり審査で優遇しようとする圧力が銀行内部で働いていたとしたら、銀行そのものの営業が停止される可能性もあります。

「審査に通りやすい」とハウスメーカーに言われても信じるべきではない

ハウスメーカーに「この住宅ローンは審査に通りやすいですよ」と言われても、安易に信じるべきではありません。

そもそも、新築を建てた人の多くが住宅ローンを利用しています。彼ら全員が通りやすい住宅ローンを使っているかと言えば、そんなことはないでしょう。

何も考えず住宅ローンを選ぶと、返済負担から抜け出せなくなる可能性もあり、非常に危険です。

住宅ローン審査を恐れない

「審査に通りやすい」と言われてすぐに気持ちが傾いてしまうのは、あなたが実際よりも住宅ローン審査をはるかに通りにくいものだと思っているからでしょう。

ただ、住宅ローン審査はそこまで通りにくいものではありません。

新築物件を担保にする分、収入の低い人でも借りやすい仕組みになっているのです。

安定収入がある人は、審査の通りやすさで住宅ローンを選ぶべきではありません。

ハウスメーカー経由だと審査が通りやすいという噂が広まった背景

ハウスメーカー経由だと住宅ローン審査に通りやすいという噂が広まったのは、恐らく担当者が本当にこのようなことを口走ったのが原因だと考えられます。

ただ、いくら他社の商品とは言え、提携している銀行を「通りやすい」というのは、かなりグレーな行為です。

なぜこのような事態が起きたのでしょうか?

ハウスメーカーが勧めてくるのはフラット35が多い

ハウスメーカーが勧めてくる住宅ローンは、フラット35タイプが多いです。

フラット35は、窓口は各金融機関になっていますが、実際の融資は住宅金融支援機構というところが行います。

つまり、提携先の銀行にとってもリスクがないので、通りやすいと言ってもお咎めはないのです。

むしろ、銀行の営業マン自身がハウスメーカーにそのようなことを吹聴した可能性も十分あります。

民間住宅ローンの通りやすさはそこまで差がない

そもそも、絶対通る住宅ローンというものはありません。

審査に通りやすい、通りにくいの差があっても、その差は思っているより少ないです。

それよりも重要なのは、申込者自身のステータス(属性)と、物件の担保評価です。

通りやすい住宅ローンを探す前に、まずあなた自身のステータスの見直しをしましょう。

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