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土地売却

土地売却の相場はいくら?土地を売る時の価格を決める要素と値段を自分で調べる方法

土地売却 相場
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土地を売却する際には、事前に土地の相場を調べておく必要があります。

不動産一括査定サイトを使えば、無料で簡単に多数業者の査定をすることができます。

しかし、しっかりと正確に土地を鑑定しようとすると、異なる5つの価格を調べることが必要になります。

全ての価格を調べる義務はありませんが、それぞれに特徴のある値となっているので、違いを理解して使い分けができるようになると、迷うことはなくなります。

ネットの査定だけでは信用できない、最も正確な相場額を算出したいという方は、是非この記事を参考にしてください。

土地の査定方法は?査定の流れと査定額の決まり方・評価される11のポイント

この記事の監修者
中西 諒太
監修者
キャリアアドバイザー
中西 諒太さん

静岡県出身。株式会社了代表取締役。

宅地建物取引士・住宅ローンアドバイザー・2級ファイナンシャル・プランニング技能士

賃貸仲介・売買仲介・賃貸管理会社にて勤務後、独立。

現在はWEBメディア運営と不動産賃貸業を経営。「ITと不動産を活用し”顧客満足”と”事業拡大”を実現します。」をコンセプトにWEB集客をサポート。

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Contents

土地買取の相場は市場価格の60~80%

土地売却の方法には、仲介売却と即日買取の2方法があり、それぞれの売却方法によって相場価格が変わってきます。

一般的に、業者買取で土地を売却した場合、仲介売却で土地を売却した時よりも価格が低く、仲介売却の約60~80%、土地の状態次第では、50%を切るケースもあります。

買取の方が仲介売却よりも安くなる理由を、不動産会社と売り手側の視点で整理すると、以下のような考えがそれぞれにあります。

不動産会社 売主
理由 買い取った土地を再販して利益を得る必要があるため・経費と利益分を差し引いた価格で土地を仕入れたい・個人取引としてではなく、ビジネス的視点で取引を行っている 諸事情ゆえ、早々に土地を売却したいという考えがある売却して利益を得たいという考えよりも「土地を手放したい」という考えが強い

土地買取は、仲介売却に比べて売却価格が低いですが、土地を手放したいという考えが強い方に最適な方法です。

どの売却方法にも一長一短の特徴があるので、どの方法が自分にとって最善であるかを業者と相談しながら選択しましょう。

土地売却の相場の参考になる5つの評価額

土地売却の相場の参考になる5つの評価額

土地売却の相場をより正確に調べるためには、下記の5つの評価額を調査することが重要です。

  • 実勢価格
  • 公示地価(基準地価)
  • 相続税評価額(相続税路線価)
  • 固定資産税評価額
  • 鑑定評価額

土地は、国のものとして見るか、所有者のものとして見るか、取引される商品として見るかなどの視点の違いによって価値が大きく変化します。

一般的に、何の目的で土地価格を調べるかによって、評価額は異なりますし、土地売却の際も、これら全ての額を参考にして売り出しをすることはあまり多くないです。

それでも、評価額をなるべく多く調べておけば、売買交渉の際により多くのデータを提示することができますし、買い手の信頼に繋がります。

実勢価格

実勢価格とは、その土地が現在の市場で取引されている価格、つまり「現在の市場価格」を指します。

これは、需要と供給、地域の開発状況、近隣の物件価格などにより日々変動します。

実勢価格は具体的な取引価格が基になるため、最も現実的な価格を示します。

しかし、取引情報が少ない地域や特殊な土地については、適正な実勢価格を把握するのが難しい場合もあります。

公示地価(基準地価)

公示地価、または基準地価は、国土交通省が毎年公表する土地の価格で、地価公示とも呼ばれます。

この価格は、一定の地域を代表する基準地の価格であり、一般的には1月1日時点の価格を示します。

基準地価とは、地域全体の地価動向を把握するための指標です。

しかし、個々の土地に見られる形状、向き、地勢などの特性を十分に反映しきれないため、具体的な取引価格とは異なります。

相続税評価額(相続税路線価)

相続税評価額、または相続税路線価は、相続税の計算に使用される土地の価格を示します。

この価格は国税庁が設定し、通常は公示地価よりも低く設定されます。

相続税路線価は、相続税の計算だけでなく、土地の売買や贈与の際の価格交渉の参考にもなります。

しかし、この評価額は税法上の計算であるため、実際の市場価格とは必ずしも一致しないことがあります。

固定資産税評価額

固定資産税評価額は、固定資産税や都市計画税の算出に用いられる土地の価格を示します。

市町村が設定し、公示地価や相続税路線価とは異なる独自の評価基準を用います。

一般的には土地の形状、利用状況、周辺の環境などを考慮に入れて評価されます。

固定資産税評価額もまた、土地の売買や贈与の際の価格交渉の参考となることがあります。

土地売却で発生する税金はいくら?税金の計算方法や節税方法について解説

鑑定評価額

鑑定評価額は、専門の不動産鑑定士が土地の価格を評価したものです。

これは、土地の特性、現地の状況、将来の開発計画などを詳細に考慮して算出され、最も具体的で詳細な価格評価と言えます。

しかし、その評価は鑑定士の専門的な知識と経験に依存するため、他の評価額と比較して高額な費用がかかる場合があります。

土地の売却相場を調べる6つの方法

土地の売却相場を調べる6つの方法

土地の売却相場を調べる方法は、次の6つです。

  1. 不動産のポータルサイトを使う
  2. 国交省の「土地総合情報システム」を使う
  3. REINS(レインズ・マーケット・インフォメーション)を使う
  4. 公示地価を使う
  5. 路線価を使う
  6. 固定資産税評価額を使う

ここからは、それぞれの実例をわかりやすく解説します。

ポータルサイトを使う

SUUMOやライフルホームなど、大手の総合不動産サイト(ポータルサイト)には、全国ほぼ全ての不動産業者が売り出し中の不動産広告を掲載しています。

ポータルサイトを使う

こちらはSUUMOで「東京都港区」と絞り込み検索をして出てきた土地の情報です。

港区の土地は2018年6月時点で150件ほど掲載されていましたが、バーっと流し見すると、だいたい1億円超ほどで売り出されていることがわかりました。

それぞれの写真も掲載しているので、「どんな土地がいくらくらいで売れるか」のイメージを掴むにはもってこいの方法ですよ!

「土地総合情報システム」を使う

「土地総合情報システム」は、国土交通省が提供している不動産取引のデータベースです。

過去の取引事例を見たい地域を絞り込み、検索すれば過去数年分の取引データがかなり詳しく調べられます。

会員登録などもなく、誰でも無料で利用できますし、上のポータルサイトを使った方法とは違い、実際にいくらで取引されたのかがわかるのが嬉しいところです。

REINSを使う

REINSは不動産流通機構という機構が運営・管理しているサイトです。

REINS

REINSでは絞り込み検索によって家付き土地(戸建て住宅地)の価格を詳しく調べることができます。

また、土地そのものの売却相場を直接調べることはできませんが、裏ワザを使えば土地相場を調べることもできます。

REINSを使って土地相場を算出する方法

REINSはまず「マンション」と「戸建て」のどちらかを選択するようになっているので、「戸建て」をクリックし、更に詳しい地域を設定します。

追加検索条件

するとこのように、より詳しい検索条件を指定することができます。

ここで「築年数」の項目は最大の「20年超」に設定しておくのがポイントです。

戸建ての家はマンションなどより築年数の経過による価値減少が著しく、築22年で価値が0になると言われています。

実際の中古住宅市場では築20年以上の物件価格が0ということはありませんが、かなり下がっていると考えられます。

そのため、築20年以上の戸建て価格を調べれば、土地そのものの価値とさほど変わらない価格が表示されるわけです。

公示地価を使う

土地の価格は、国土交通省が大まかな目安額を設定しています。

これが公示地価で、不動産会社もこの金額を一つの目安にしています。

各地域の公示地価を調べるには「地価公示・地価調査検索システム」というサイトを利用すると便利です。

公示地価

こちらの地価マップから、該当の地域をクリックします。

検索条件指定

すると追加の条件入力画面となるので、調査年や土地の用途区分を絞り込んでいきましょう。

追加の条件入力画面

このように土地の価格が表示されますが、注意してほしいのは、こちらは売り出し価格、成約価格ではなく、公示の地価ということです。実際の取引額とは異なるので注意しましょう。

また、設定で特定の住所を記入することはできず、近くの地価を参考するようになります。より細かく調べると参考にしていたポイントの地価とは違うことも起こり得るので、これも注意が必要です。

路線価を使う

路線価は公示地価とは違い、どんな小さな土地にも付いている価値基準です。

「全国地価マップ」というサイトを使うと固定資産税路線価と相続税路線価という2種類の路線価を求められます。

※路線価を使った土地の査定方法はこちらにまとめてあります。

路線価を使って土地の売買価格を査定しよう!路線価図の見方・計算方法

路線価を調べたら、以下の計算式で相場(実勢価格)を求めることができます。

  • 固定資産税路線価÷0.7
  • 相続税路線価÷0.8

あくまで相場なので目安に過ぎませんが、どんな細かい地域も調べることができるというのは、他の方法にはないメリットです。

固定資産税評価額を使う

土地の所有権を持っていると、年に数回固定資産税の明細が送られてきます。

不動産売却した年の固定資産税は誰が支払う?どう精算する?精算の方法・注意点を解説

固定資産税評価額

こちらは明細の例(地域によって異なる)ですが、価格という項目の一番上に記されている数字が、その土地の固定資産税評価額です。

固定資産税評価額は路線価を参考に付けられるので、逆算すれば土地の相場を求めることができます。

土地相場=固定資産税評価額÷0.7

路線価を使うときのような地図の読み取りの必要がなく簡単なのが魅力ですね!

土地の売却相場を決める要素

土地の売却相場を決めるのは以下の要素です。それぞれを詳しく見ていきましょう。

土地の面積

土地の面積と売却相場には相関関係があります。

土地が広ければ広いほど売却相場は高くなり、狭ければ狭いほど売却相場は低くなります。

また土地の建ぺい率や容積率も重要です。

建ぺい率

敷地面積全体における建築物の割合

容積率

敷地面積における延床面積の割合

土地の形状

長方形や正方形と言った整理された形状の土地であれば、売却相場が高騰します。

反対に土地の形が歪であったり、変形している場合は建物を建設しづらいため売却価格が低い傾向があります。

また間口の大きさも売却相場と大きな関係性があります。

接面道路

道路に接しているかどうかも不動産の売却価格と大きな関りのある要素の一つです。

道路に接しているかどうかによって車の出入りのしやすさなどが変わってくるためです。

また、道路と土地の高さも相場価格を決める要素の一つです。

道路と土地の高さに高低差がなくかつ南・東向きの道路であれば相場価格が高い傾向にあります。

角地・中間画地

マンションでも人気のあるように土地も角地の方が人気があり相場価格も高い傾向にあります。

角と角の間にある中間画地は売却価格は角地と比較しても資産としての価値が低いです。

購入した土地を再度売却する予定や将来的に売却する予定がある場合は、角地を購入することで売却する際の価格が高額になりやすいです。

日当たりや風通し

日当たりや風通しの状態も土地の売却相場と深く関わっています。

立地が良い土地でも、周りに高層ビルがあり日当たりが悪い場合や風通しが無い状態では土地の相場が安くなってしまいます。

土地の売却相場を調べるときは不動産一括査定サイトを使うのがおすすめ

不動産一括査定サイト

現在、不動産を高額売却した人のほとんどが利用している不動産一括査定サイト。所在地や面積などの簡単な情報を記入するだけで、平均最大6社に査定を依頼できる便利なサービスです。

複数社の査定額を比較すれば平均の土地相場がわかりますし、最高額を付けてくれた仲介業者と契約すれば、高額売却の可能性が高まります。

その他にも、地域に対応する仲介業者を探す手間が省ける、複数業者に相談できるといったメリットがあります。

利用料は完全無料なので、ぜひ気軽にお使いください!

不動産一括査定サイトおすすめ比較ランキング!不動産売却におすすめの人気16社を厳選紹介

ここからは、おすすめの不動産一括査定サイトを3つ紹介します。

サービス名 公式サイト 対象エリア 対象となる不動産 運営会社 宅地建物取引業免許
すまいValueすまいValue 全国 土地・一戸建て・マンションなどの不動産 小田急不動産(株)、住友不動産販売(株)、東急リバブル(株)、野村不動産ソリューションズ(株)、三井不動産リアルティ(株)、三菱地所ハウスネット(株)
HOME4UHOME4Uで査定を依頼する流れ
全国 土地・一戸建て・マンション 株式会社NTTデータ・スマートソーシング
イエイイエイ 全国 土地・一戸建て・マンション 株式会社じげん

すまいValue

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すまいValueは、こちらの大手仲介6社が運営するサービスです。

  • 三井不動産リアルティ(三井のリハウス)
  • 住友不動産販売
  • 東急リバブル
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  • 野村不動産ソリューションズ(株)
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一般的な一括査定サービスとは違い、すまいValueに依頼をするとこちらの6社の中で、売却査定に対応している支店に一括で依頼をできる仕組みです。

依頼できる業者の選択肢は少ないですが、どこにあたっても実績十分な大手業者なので、他の一括査定よりも外れるリスクが少ないのがポイントです。

確実に信頼できる業者へ依頼をしたい方におすすめです。

すまいvalueで大手6社に不動産一括査定!実際に利用した方の評判・口コミ

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土地の売却価格の相場【2024年最新】

節までで、土地の売却価格の相場を調べる方法や、価格を決める要素について解説してきました。

土地の売却価格は、土地面積や土地の状態、立地周辺の環境・需給バランスなどの各要素の影響から1つとして同じ価格で売却できるとは限りません。

例えば、同じ土地面積の土地があったとしても、日当たりや風通し、接面道路、土地の状態などの違いから売却価格に数百万円もの差が生じます。

つまり、47都道府県ごとに土地の売却価格が異なるということでもあります。

ここからは、首都圏と日本8大都市、そして47都道府県の土地の売却価格について解説して行きます。

首都圏にある土地の売却相場

首都圏として知られる東京都、千葉県、神奈川県、および埼玉県は、経済的かつ人口密度が高い地域であるため、土地の売却相場も他の地域に比べて高価になる傾向があります。

以下は、首都圏(1都3県)の土地の売却価格をまとめた一覧表と比較グラフになります。

土地の売却価格の相場
エリア 東京都 千葉県 埼玉県 神奈川県
土地価格(万円) 6,077 2,423 2,547 3,646
㎡単価(万円) 42.10 6.52 15.19 18.06
成約件数(件) 174 152 115 142

参照:レインズ|マーケットデータ「2023(令和5)年8月度(全国版)」より

ここからは都県における土地価格の動向、特徴、地域ごとの違いについて詳しく見ていきましょう。

東京都内の土地の売却価格の相場

東京都内の土地の売却価格の相場
年月 価格(万円) ㎡単価(万円) 成約件数
2023年3月 5,630 38.55 278
2023年4月 5,833 42.18 265
2023年5月 5,584 38.30 204
2023年6月 6,141 40.15 268
2023年7月 5,769 44.92 287
2023年8月 6,077 42.10 174

参照:レインズ|マーケットデータ「2023(令和5)年8月度(全国版)」より

東京都内は、日本国内外からの人の流入が非常に多く、ビジネス、観光、住居用途など多様な需要が集まります。

そのため、土地の売却価格も非常に高い傾向があります。

特に、渋谷区、港区、中央区などの市中心部の土地価格は、一般的に1坪あたり数百万円から数千万円とされています。

地域によって価格差はありますが、交通アクセスの良い場所や商業施設が集まるエリアは特に高価です。

千葉県の土地の売却価格の相場

千葉県の土地の売却価格の相場
年月 価格(万円) ㎡単価(万円) 成約件数
2023年3月 2,265 9.37 151
2023年4月 2,344 9.66 159
2023年5月 2,437 12.86 139
2023年6月 2,675 9.09 172
2023年7月 2,282 10.93 156
2023年8月 2,423 6.52 152

参照:レインズ|マーケットデータ「2023(令和5)年8月度(全国版)」より

千葉県は、リーズナブルな価格帯が魅力で、ファミリー層を中心に人気の住みやすいエリアとされています。

しかし、舞浜にあるディズニーリゾートの影響や、海沿いのリゾート地であることから、一部地域では高価な土地も見受けられます。

平均的には、1坪あたり数十万円から数百万円程度で取引されていますが、立地や利便性によってはこれ以上になる場合もあります。

神奈川県の土地の売却価格の相場

神奈川県の土地の売却価格の相場
年月 価格(万円) ㎡単価(万円) 成約件数
2023年3月 3,609 19.26 205
2023年4月 3,348 18.14 190
2023年5月 3,589 19.23 191
2023年6月 3,639 21.59 181
2023年7月 3,639 18.61 185
2023年8月 3,646 18.06 142

参照:レインズ|マーケットデータ「2023(令和5)年8月度(全国版)」より

神奈川県は、横浜市を中心に発展しており、ビジネスエリア、住宅地、観光地が融合したエリアとなっています。横浜市内では、1坪あたり平均で数百万円程度が相場とされていますが、観光地や海に近い地域では価格が上昇する傾向にあります。鎌倉市や湘南地域では、自然環境と利便性が評価され、高額な土地価格が形成されています。

埼玉県の土地の売却価格の相場

埼玉県の土地の売却価格の相場
年月 価格(万円) ㎡単価(万円) 成約件数
2023年3月 2,698 14.49 175
2023年4月 2,649 13.61 144
2023年5月 2,862 16.49 146
2023年6月 2,527 13.05 160
2023年7月 2,722 14.68 198
2023年8月 2,547 15.19 115

参照:レインズ|マーケットデータ「2023(令和5)年8月度(全国版)」より

埼玉県は、首都圏へのアクセスの良さからベッドタウンとして人気があり、比較的リーズナブルな価格帯の土地が多いです。

しかし、さいたま市のような大都市圏や、鉄道駅周辺は便利さを反映し、価格も高めに設定されています。

平均して、1坪あたり数十万円から数百万円が相場となっていますが、人気エリアではさらにプレミアムがつくこともあります。

日本8大都市にある土地の売却相場

日本8大都市には、多様な経済活動や観光、文化が集結し、それぞれが異なる特性を持っています。

これに伴い、土地の売却相場も大きく異なるため、地域の特性を理解し、適切な価格設定が求められます。

以下は、東京都、神奈川県を除いた、北海道、宮城県、愛知県、大阪府、広島県、福岡県内にある土地の売却価格をまとめた一覧表と比較グラフになります。

日本8大都市にある土地の売却相場
エリア 北海道 宮城県 愛知県 大阪府 広島県 福岡県
売却価格(万円) 1,890 1,938 2,692 3,049 2,086 1,932
㎡単価(万円) 4.70 12.7 11.75 16.63 10.55 5.30
成約件数 190 73 245 188 48 129

北海道の土地の売却価格の相場

北海道の土地の売却価格の相場
年月 価格(万円) ㎡単価(万円) 成約件数
2023年3月 1,982 6.73 199
2023年4月 1,842 3.52 204
2023年5月 1,523 4.85 177
2023年6月 1,770 6.14 232
2023年7月 2,026 5.18 237
2023年8月 1,890 4.70 190

参照:レインズ|マーケットデータ「2023(令和5)年8月度(全国版)」より

北海道は、広大な土地面積を持ちながらも、人口密度は低い地域です。

これが影響して、土地の売却価格は全体的に控えめな傾向にあります。

特に、札幌市以外の地域では、一坪あたり数十万円程度で取引されることが一般的です。

ただし、札幌市や観光地、リゾート地では、需要が高まるため、価格もそれに比例して高くなります。

宮城県の土地の売却価格の相場

宮城県の土地の売却価格の相場
年月 価格(万円) ㎡単価(万円) 成約件数
2023年3月 2,350 8.04 110
2023年4月 2,215 7.48 108
2023年5月 2,000 – 6.37 94
2023年6月 2,038 7.08 91
2023年7月 3,035 9.28 91
2023年8月 1,938 6.44 73

参照:レインズ|マーケットデータ「2023(令和5)年8月度(全国版)」より

宮城県は、東北地方の中心地として経済発展を遂げており、仙台市を中心に多くのビジネスや商業が集まっています。

仙台市内では、一坪あたり数百万円程度が相場となっている地域もありますが、郊外に向かうにつれて価格は下がります。

観光地や温泉地では、地域の魅力が反映された価格設定となっています。

愛知県の土地の売却価格の相場

愛知県の土地の売却価格の相場
年月 価格(万円) ㎡単価(万円) 成約件数
2023年3月 3,284 12.90 315
2023年4月 2,653 11.69 289
2023年5月 2,676 11.39 265
2023年6月 2,926 12.94 308
2023年7月 3,101 13.21 288
2023年8月 2,692 11.75 245

参照:レインズ|マーケットデータ「2023(令和5)年8月度(全国版)」より

愛知県、特に名古屋市は中京地区の経済的な中心地であり、自動車産業を中心に多くの企業が集まっています。

このため、名古屋市内の一等地では、土地の売却価格が一坪あたり数百万円から数千万円と高騰しています。

郊外エリアでも、交通アクセスの良い地域や商業施設の集積地では高価格帯が見受けられます。

一方、市街地から離れた地域では価格は比較的抑えられていますが、依然として高い需要が見られます。

大阪府の土地の売却価格の相場

大阪府の土地の売却価格の相場
年月 価格(万円) ㎡単価(万円) 成約件数
2023年3月 2,827 16.03 270
2023年4月 3,452 16.45 242
2023年5月 2,901 15.71 198
2023年6月 2,749 17.85 240
2023年7月 2,953 17.51 239
2023年8月 3,049 16.63 188

参照:レインズ|マーケットデータ「2023(令和5)年8月度(全国版)」より

大阪府は関西地方の中心で、商業、食文化、エンターテインメントが集まる地域です。

特に大阪市内では、難波や心斎橋などの商業エリアでは一坪あたり数千万円の売却価格が見られ、非常に競争が激しい市場となっています。

郊外やベッドタウンでもアクセスの良いエリアは高価格帯となりますが、交通の不便な地域では比較的リーズナブルな価格で取引されています。

広島県の土地の売却価格の相場

広島県の土地の売却価格の相場
年月 価格(万円) ㎡単価(万円) 成約件数
2023年3月 2,065 3.74 59
2023年4月 2,127 8.68 56
2023年5月 1,740 8.56 40
2023年6月 2,296 10.50 63
2023年7月 1,956 7.76 45
2023年8月 2,086 10.55 48

参照:レインズ|マーケットデータ「2023(令和5)年8月度(全国版)」より

広島県は、中国地方の経済と文化の中心地であり、広島市内は企業や商業施設、観光地が集結しています。

市内中心部では一坪あたり数百万円程度が相場となり、歴史的な観光地やアクセスの良い地域ではさらにプレミアム価格がつくことがあります。

郊外地域では価格は下がりますが、自然環境や利便性によって価格差が出るため、きめ細かな市場調査が必要です。

福岡県の土地の売却価格の相場

参照:レインズ|マーケットデータ「2023(令和5)年8月度(全国版)」より 広島県は、中国地方の経済と文化の中心地であり、広島市内は企業や商業施設、観光地が集結しています。 市内中心部では一坪あたり数百万円程度が相場となり、歴史的な観光地やアクセスの良い地域ではさらにプレミアム価格がつくことがあります。 郊外地域では価格は下がりますが、自然環境や利便性によって価格差が出るため、きめ細かな市場調査が必要です。 福岡県の土地の売却価格の相場
年月 価格(万円) ㎡単価(万円) 成約件数
2023年3月 2,280 5.07 176
2023年4月 2,293 6.06 134
2023年5月 1,914 5.67 147
2023年6月 2,362 8.31 181
2023年7月 2,142 6.41 134
2023年8月 1,932 5.30 129

参照:レインズ|マーケットデータ「2023(令和5)年8月度(全国版)」より

福岡県は九州地方の中心地で、特に福岡市は経済、文化、観光の拠点として多くの人が集まります。

天神や博多などの中心エリアでは、一坪あたり数百万円から数千万円となる地域もあり、活況を呈しています。

また、海沿いや自然豊かな地域ではリゾート地としての価値が反映され、高価格帯となることもあります。

郊外エリアでは、アクセスや利便性によって価格差が見られ、多様な市場状況が展開しています。

全国の土地売却相場

土地売却の相場を都道府県ごとにまとめたデータがこちらです。(2023年9月時点)

都道府県 土地売却相場(万円) ㎡単価(万円)1㎡当たり ㎡単価(万円)50㎡換算 ㎡単価(万円)100㎡換算 ㎡単価(万円)150㎡換算 成約件数
北海道 1,890 4.7 235 470 705 190
青森県 579 1.43 71.5 143 214.5 9
岩手県 1,425 6.35 317.5 635 952.5 5
秋田県 1,339 2.09 104.5 209 313.5 13
宮城県 1,938 12.7 635 1270 1905 73
山形県 954 2.48 124 248 372 10
福島県 1,272 2.63 131.5 263 394.5 25
山梨県 694 1.81 90.5 181 271.5 24
長野県 955 1.8 90 180 270 33
新潟県 1,009 4.29 214.5 429 643.5 29
富山県 1,142 3.73 186.5 373 559.5 24
石川県 1,529 6.15 307.5 615 922.5 32
福井県 1,387 3.89 194.5 389 583.5 10
東京都 6,077 42.1 2105 4210 6315 174
神奈川県 3,646 18.06 903 1806 2709 142
千葉県 2,423 10.6 530 1060 1590 152
埼玉県 2,547 15.19 759.5 1519 2278.5 115
茨城県 974 95.4 4770 9540 14310 21
栃木県 1,024 2.6 130 260 390 27
群馬県 917 2.99 149.5 299 448.5 18
愛知県 2,692 11.75 587.5 1175 1762.5 245
静岡県 1,337 5.36 268 536 804 62
岐阜県 1,183 3.41 170.5 341 511.5 40
三重県 1,485 4.78 239 478 717 36
大阪府 3,049 16.63 831.5 1663 2494.5 188
兵庫県 2,614 12.6 630 1260 1890 116
京都府 2,622 19.15 957.5 1915 2872.5 97
滋賀県 1,239 6.16 308 616 924 44
奈良県 2,053 8.3 415 830 1245 47
和歌山県 838 4.21 210.5 421 631.5 18
岡山県 1,484 5.2 260 520 780 46
広島県 2,086 10.55 527.5 1055 1582.5 48
島根県
鳥取県 737 2.9 145 290 435 6
山口県 1,306 2.94 147 294 441 16
愛媛県 1054 4.35 217.5 435 652.5 15
香川県 911 1.68 84 168 252 4
高知県 1,088 8.68 434 868 1302 8
徳島県 1,278 3.17 158.5 317 475.5 5
福岡県 1,932 5.3 265 530 795 129
佐賀県 592 0.99 49.5 99 148.5 6
長崎県 1,078 2.89 144.5 289 433.5 8
熊本県 2,372 4.1 205 410 615 34
大分県 2,340 6.15 307.5 615 922.5 9
宮崎県 2,208 3.94 197 394 591 17
鹿児島県 1,457 5.81 290.5 581 871.5 15
沖縄県 3,306 8.24 412 824 1236 18

参照:レインズ|マーケットデータ「2023(令和5)年8月度(全国版)」より

47都道府県内にある土地の売却価格の平均は約1,697万円になります。

上記表から伺えるように、人口が年々増加している都市部を中心に平均以上の価格で売却されています。

特に首都圏や県面積が広く、大きな土地の所有がしやすいエリアほど、売却価格の相場が高くなっています。

とはいえ、これはあくまでも相場であり、個別で見ていくと必ずしもこの価格帯に収まる訳ではないので、個別に査定を依頼する必要があります。

土地売却の相場に影響する外的要因

エリア内の土地売却価格を決める要因としては、こちらのポイントが考えられるでしょう。

  • 条例などによる規制
  • 外部環境
  • 経済状況

条例などによる規制

まず、地域によっては土地の利用状況を制限する法律を適用しているケースもあります。

住宅地の中に唐突に高い建物を建てることは出来ませんし、農地の転用には基本的に制限がかかっています。

軽井沢や京都など、エリアの風格に合わせて規制が定められているケースもあります。

アクセスや面積以外にも、こうした部分が価格に影響してきます。

周辺環境

その他に、外部環境も重要になります。

土地の周辺環境は売却相場を決める大きな要素の1つです。

駅からの近さや商業施設などの利便性が高い土地であれば売却相場の価格が上昇します。

反対に駅から遠かったり、利便性の低い土地である場合は、価格が下がってしまいがちです。

農地などを除いて、空き地を買う方の多くは新居を建てたいと思っているので、そのエリアが生活環境に適しているかというのも重要なポイントとなります。

経済情勢

最後に、経済的な要因も相場に影響します。

土地の売却相場は不動産と異なり経年劣化が少なく保有しているだけで賃貸として貸し出す、売却するといった様々な利用方法があります。

所有している土地の周辺で再開発が行われる際などは土地の価格が急騰します。

反対に都市化調整区域などに指定されてしまうと土地の所有者であっても自由に建物を作ることが出来なくなってしまうためえ、売却相場は下落します。

日本全体の景気の良し悪しではなく、自治体の財政状況なども含みます。

一概には言えませんが、財政の良い自治体が企業の誘致などを積極的におこなえば、人の流入が増えて土地の購入需要が高まります。

これらの項目は単純な地域の相場ではないポイントであり、相場は高くても規制の厳しいエリアなら高額売却は困難な可能性が高いです。

土地売却の相場を調べる際の注意点

土地売却の相場を調べる際の注意点を解説していきます。

本記事で紹介した方法で土地の売却相場を調べることはできますが、あくまでも相場なので実際に売却する時の価格と乖離が生まれてしまいます。

事前に土地売却の相場を調べる際の注意点をしっかりと把握しておけば、相場から実際に売却した時の値段を把握することが可能です。

相場と売買価格は異なる

自分で土地の売却相場を調べた結果、いざ売却を決意した後に実際の売却価格を確認すると、調べた結果と大きく売却価格が離れている事があります。

相場はあくまでも相場であり、実際に売却する際は土地の形状や立地などをより詳しく見て不動産会社が査定するためです。

自分でしらべた土地売却の相場はあくまでも参考価格程度に認識をしておきましょう。

土地売却の相場価格は変動する

土地売却の相場価格は変動するので、過去に相場を調べていてもその価格で今も売れるとは限りません。

売却の相場を参考にする際は、最新の相場を参考価格にしましょう。

土地売却の相場価格が変動する原因としては、相場価格を算出する際に利用するそのエリアの価格を国が公示価格として毎年3月に公示するためです。

公示価格の増減に合わせて売却の相場価格も変動します。

相場価格はあくまでも目安にする

自分で知らべた土地を売るときの相場は、あくまでも参考価格と認識をしましょう。

実際に売る際は、相場価格よりも安い値段での売却となります。

土地を出来るだけ高く売却するためには、複数の不動産会社に合い見積もりを行い高い値段で買取を行ってくれる不動産業者をみつけることが大切です。

一括見積りを利用すれば、一度の申請で複数の不動産会社から見積もりを出してもらうことが可能です。

土地を相場よりも高値で売却するコツ

土地を売却する際は、できるだけ高い金額で売却をしたいですよね。

土地の売却相場をあげるためのポイントを紹介していきます。

  • 繁忙期前に売却をする
  • 合い見積もりをする
  • 買取保証を利用する

それぞれを詳しく見ていきましょう。

繁忙期前に売却をする

不動産業界は3月と8月が最繁忙期です。

入学や転勤などの関係で引っ越しなどをしてこれまでの生活と一変した生活を行う人が多いためです。

そのため不動産業界では繁忙期に備えて不動産のストックを増やそうとします。

土地の売却をする時期を繁忙期に合わせて行うことで、その他の期間に売却するよりも高価買取を行ってもらえる可能性が高くなります。

合い見積もりをする

不動産の価格はどの不動産会社に見積もりを出してもらうかによって大きく異なります。

そのため、必ず複数の不動産買取業者から見積もりを取るようにしましょう。

複数の不動産買取業者から合い見積もりをすることで

買取保証を利用する

土地の即時買取であれば、確かに早く不動産を売却することができますが相場よりも売却の価格が下がってしまうという難点があります。

そこで、最初の一定期間は不動産仲介として売りに出し購入希望者が見つからなかった際は、不動産買取をしてもらう方法で売却することをおすすめします。

不動産仲介では仲介手数料が発生してしまいますが、買取よりも高額な値段で買取をしてもらえるので売却による利益を大きくすることが出来ます。

土地売却の相場に関するよくある質問

土地売却の相場に関するよくある質問について回答していきます。

土地の売却は人生の中で何度も経験することはないので、多くの人にとって最初で最後の経験になります。

そんな貴重な体験を成功で納めるためにも他の人がよくする質問について確認していきましょう。

Q.土地売却を行う前にしておくことはある?

土地売却の手順を把握することから始めましょう。

土地売却の流れを把握している状態と、していない状態とでは、売却の進み具合が大きく異なるほか、悪手な不動産会社に騙されることなく、円満な形で土地売却が行えます。

【図解】土地売却の流れは10ステップ!手続きの手順を分かりやすく解説

Q.土地売却を行うにはどのような書類をそろえる必要がある?

以下の書類を揃えましょう。

  • 本人確認書類(売主)
  • 登記済権利書(もしくは登記識別情報)
  • 不動産の全部事項証明書
  • 固定資産税納税通知書と固定資産評価証明書
  • 地積測量図/筆界確認書
  • 物件の図面/建築設計図書/工事記録書/建築確認済証/検査済証

土地の査定額と相場額が違うのはなぜ?

不動産買取業者に算出してもらった査定額は、実際に不動産売買をする際に利用される金額で、査定で算出してもらった金額で売却をすることが出来ます。

対して、相場額は不動産の持っている資産としての価値の目安となる金額です。

実際に売却する際は、相場額ではなく査定額を参考にするようにしてください。

土地売却の相場を簡単に調べる方法は?

不動産一括査定サイトなどを利用することで簡単に土地売却の相場を調べること出来ます。

また、売りたい土地があるエリアに強い不動産会社であれば自社のHPに土地の買取価格等を提示していることがあるので、参考にすることで自分の所有している土地の売却相場を知る参考にすることが出来ます。

Q.ローンが残っている土地を売るにはどうしたらいい?

ローンを完済して抵当権を抹消するのが最適な手段ですが、売却価額がローンの残債額を上回る状態であれば、売却益をローンの残債に充てることを条件にすれば売却ができます。

Q.借地中の土地を売るにはどうすればいい?

貸し出しの状態で売るか、借地人に立ち退いてもらってから売却するかのいずれかになります。

例えば、土地を定期借地契約で貸し出しているなら、期限満了後、土地を更地にした状態で返還されます。

しかし、普通借地契約で貸し出している場合は、借地人から承諾を得ない限り、立ち退きや契約解除手続きが組めません。

よって、普通借地や賃貸期間中の定期借地の土地を売るときは、底地の状態で売却するしか手がありません。

底地で売却は、借地料が得られる一方、利用使途に制限があるため、相場よりも安くなります。

仮に借地人が立ち退きに応じたとしても、交渉期間が長期に渡ったり、立ち退き料を支払わなければならないなどのデメリットが生じます。

土地売却を成功させるには相場の把握が不可欠

土地のそれぞれの評価額の説明と、それを売却時にどう活かしていくかということを紹介しました。

土地の売却は、大きな利益が出る一方、測量などの手続きで大きな出費も予測されます。

そのため、はじめての人はなかなか手続きに踏み出しにくいですが、こうした評価額を調べることで、不安を払拭できます。

売却を検討している土地と同じ地域で、なるべく条件の似ている土地を探し、実際の売却実績を業者に教えてもらうのもおすすめです。

それによって、土地売却の大体のイメージを掴むことができます。

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