鹿児島県への移住したい！おすすめの地域と移住支援制度を紹介

本州の最南端に位置する鹿児島県。

西郷隆盛の出身地であり世界遺産の屋久島などがあり国内だけでなく世界にもその名を知られています。

今回この記事では、そんな魅力溢れる鹿児島県への移住を考えている方に対しておすすめの地域の特徴と鹿児島県の移住支援制度について紹介していきます。

鹿児島県の特徴

鹿児島県ホームページ東京から約960㎞離れた位置にあるのが鹿児島県です。

小さな山脈や河川が多く、エリアによって海岸線に大きな特徴があります。

火山灰堆積物が多く県土の大部分が火山灰に覆われています。

県庁所在地	鹿児島市
面積	9,187㎢
人口	1,566,326(令和4年4月1日時点)
島の数	26島
県民の日	7月14日
県の花	ミヤマキリシマ
県の鳥	ルリカケス
県の木	カイコウズ、クスノキ

本州だけでなく鹿児島県には26の島々があるので移住先を選ぶ際は様々な選択をする必要があります。

鹿児島県の移住におすすめの地域

鹿児島県　移住鹿児島県の移住におすすめの地域を紹介していきます。

鹿児島県には19市・20町・4村があるのでその中から移住先を探しましょう。

ここでは鹿児島県のおすすめの移住先とその市町村の特徴について紹介していきます。

ぜひ、移住先を選ぶ際の参考にしてください！

指宿市

指宿市は、薩摩半島の最南端、錦江湾口に位置する人口約３万８千人、面積148.80平方キロメートルの花と緑に溢れた食と健幸のまちです。

東は錦江湾を隔てて大隅半島と対峙し、北は鹿児島市、西は畑作地帯が広がる南九州市と隣接しています。

南は東シナ海に臨み明媚な風光を誇っており、中央部には九州一の大きさを誇る池田湖、南西部には標高924メートルの薩摩富士の別名で呼ばれる秀峰開聞岳、南部には南国ムード漂う長崎鼻、東部には潮の干満で陸続きになる、環境省のかおり風景百選に認定された知林ヶ島を有しています。

市の全域を霧島火山脈が縦断しており、世界的にも珍しい「天然砂むし温泉」をはじめ、豊富に湧出する温泉に恵まれ、年間約400 万人の観光客が訪れます。

年間平均気温は、暖流の影響で約18度と高く、温暖で亜熱帯的な気候のため、市内にはソテツが自生し、幸せを呼ぶ熱帯蝶のツマベニチョウが乱舞する北限の地とも言われています。

指宿市のおすすめポイント①：温泉

指宿といえば何と言っても温泉。市内に湧き出る泉源は1,000か所を超え、まち湯はもちろん家庭でも贅沢に温泉を味わえます。

特に、世界的にも珍しい「天然砂むし温泉」を有し、海岸から湧き出る温泉熱で温められた砂に包まれるユニークな入浴の効果は普通の温泉の３～４倍といわれています。

砂の重みと温もり、潮騒に包まれるひとときは、大地の恵みを感じることができます。

指宿温泉は第33回にっぽんの温泉100選（㈱観光経済新聞社）で第３位に選ばれています。

また、温泉熱はハウス栽培にも活用され、観葉植物や熱帯果樹の生産、農産物の早期栽培などに使われています。

指宿市のおすすめポイント②：美しい景色

「指宿の美しい風景に惹かれて移住を決めました」という声もよく聞かれます。指宿市があるのは鹿児島県薩摩半島の最南端。鹿児島湾や東シナ海に面した海岸線を持ち，中央部には九州一の大きさを誇る池田湖もあります。

南西部に薩摩富士とも呼ばれる標高924mの開聞岳がそびえ，その山頂からは胸のすくような壮大な眺めを味わえます。

指宿市のおすすめポイント③：フリーランスに優しい

指宿市では「フリーランスに優しいまちづくり」を掲げ、フリーランスの方の移住を支援し働きやすい環境づくりを目指しています。

定期的にフリーランス同士の交流会が行われており、様々な情報交換がしやすいです。

日置市

日置市は、鹿児島県西部に位置しており鹿児島市に隣接している都市です。

人口は約4万6,000人で面積は約253㎢の歴史と自然に囲まれたまちです。

妙円寺詣りや流鏑馬などの伝統行事が行われており、多くの観光客が訪れています。

日置市を想うすべての人に向けたウェブメディア「ひおきと」があり、地元だからこその情報が盛りだくさんに掲載されています。

日置市のおすすめポイント①：鹿児島市へのアクセスがしやすい

日置市の隣市は人口60万人の鹿児島市です。

総合病院に行く際や、都市で遊びたい際はすぐに鹿児島市に行くことができます。

日置市ではゆっくりと自分の速度で生活をして、何か用事がある際は鹿児島市に簡単にアクセスすることが可能です。

日常の生活は車がメインとなりますが、30分で日常生活から遊びまでのすべてを網羅することができます。

日置市のおすすめポイント②：歴史の魅力が溢れている

日置市は、島津家の歴史を巡ることができます。

歴史の教科書に必ず載っている「関ケ原の戦い」に島津家は参加をします。

西軍として参加した際に、1500名と少ない人数で東軍に囲まれ絶対絶命という時に武将の島津義弘は敵本陣を突っ切り撤退を成功したという話しは、歴史好きなら必ず知っている逸話の一つで、島津の退き口と言われています。

伊作城跡や多宝寺跡その他にも島津家に関する様々な歴史に触れることができます。

毎年10月には妙円寺詣りが行われ、多くの観光客で賑わいを見せています。

日置市のおすすめポイント③：雄大な自然がある

雄大な自然を身近に感じることができます。

全長約47キロの吹上浜があり、サーフィンをしたり海岸沿いを散歩したりすることができます。

雄大な自然と街が隣接しているのが日置市です。

また、独特な文化があり、文化事体を楽しむこともできます。

鹿児島県の移住支援制度

鹿児島県では移住支援事業として、東京23区(在住者又は通勤者)を対象とした移住支援金を給付する移住支援制度を実施しています。

移住支援を活用することで、鹿児島県への移住がよりしやすくなります。

鹿児島県移住支援金制度

東京圏の人を対象と移住支援制度です。

鹿児島県移住支援金制度の対象世帯に最大100万円が支給される制度です。

項目	詳細
対象者	①～④の条件をすべて満たす人 ①：住民票を移す直前の10年間のうち，通算５年以上，東京23区内に在住していた方又は東京圏のうちの条件不利地域以外の地域に在住し東京23区内に通勤していた方 ②：住民票を移す直前に連続して１年以上，東京23区内に在住又は東京圏のうちの条件不利地域以外の地域に在住し，東京23区内への通勤をしていたこと。 ③：２に記載した市町村に移住した方で，５年以上継続して居住する意思のある方 ④：就業に関する要件を満たした人
就業に関する要件	①：かごJobに掲載された求人に応募し就職された方 ②：県が実施するプロフェッショナル人材戦略拠点事業又は国が実施する先導的人材マッチング事業を利用して就業した方 ③：所属先企業からの命令でなく、自己の意思により移住し、移住元でノ業務をテレワークにて引き続き行う方 ④：市町村が当該移住希望者を個別に本事業における関係人口と認め、就業又は起業をする方 ⑤：企業支援金の交付決定を受けた方
対象となる移住先	鹿児島市,鹿屋市,枕崎市,阿久根市,出水市,指宿市,西之表市,垂水市,薩摩川内市,曽於市,霧島市,いちき串木野市,南さつま市, 志布志市,南九州市,伊佐市,姶良市,十島村,さつま町,湧水町,大崎町,東串良町,錦江町,南大隅町,肝付町,南種子町,屋久島町,宇検村,龍郷町,徳之島町,天城町,伊仙町
支援金額	2人以上世帯：100万円単身世帯：60万円 (18歳未満の者1人につき最大30万円加算)