リフォームをする際の、悩みの種の一つとして子供部屋が出てくるのではないでしょうか。
マイホーム購入後にライフスタイルの変化、子供の成長により子供部屋をそのまま使うことが出来なくなってしまった。
子供部屋をリフォームしたいとけど、リフォームの費用相場はいくらと疑問を持っている方が多くいます。
今回この記事では、リフォームにかかる費用相場を具体的な事例を用いて紹介していきます。
利用料金 | サポート内容 |
---|---|
無料 | リフォーム相談、予算案の設定、リフォーム会社の紹介、リフォーム費用の見積もりなど |
対応エリア | 相談満足度 |
日本全国 | 97.2%※利用者アンケート(2024年5月調べ) |
- お客様満足度91.0%※2024年4月 自社調べ
- 見積もり・会社紹介・契約お断り代行まで一貫して対応
- しつこいセールス・売り込みは一切なし
子供部屋リフォームの費用相場
子供部屋リフォームの費用相場は、20万円から50万円です。
全体の40%の人が20万円から50万円の予算でリフォームをしています。
リフォームの費用相場 | 割合 |
---|---|
10万円未満 | 5% |
10万円から20万円 | 7% |
20万円から50万円 | 40% |
50万円から100万円 | 28% |
100万円以上 | 20% |
断熱性を改善するための窓ガラスの設置から部屋を分割するリフォームまで幅広いリフォームがあります。
部屋全体を工事する場合は、50万円から100万円かかることも珍しくはないです。
費用別の子供部屋リフォーム事例
ここからは、費用別に子供部屋リフォームを紹介していきます。
自分の予算ではどんなリフォームができるのか、あの工事をするためには予算がいくら必要なのかの参考にしてください。
リフォームをする際は、なぜリフォームを考えたのかという目的からずれないようにしましょう。
多種多様なリフォームがあるので、リフォームを考えているうちに本来の目的から離れたリフォームをしてしまうケースが多くあります。
10万円未満:二重窓の設置
10万円未満の予算では、部屋の断熱性を高める二重窓の設置ができます。
部屋のリフォームとしては小規模な工事になりますが、窓を変えるだけでも部屋の断熱性が大きく変わります。
窓自体の価格・工賃がそれぞれ4万円、計8万円で二重窓の設置をすることが出来ます。
単板ガラスより複数ガラスの方が費用は高いので、費用を抑えたい人は、単板ガラスを選択することで3割費用を抑えることが出来ます。
10万円から20万円:簡単な間仕切りの設置
10万円から20万円の予算では、簡単な間仕切りの設置ができます。
兄弟で1つの部屋を共同で使っていたけれど、年頃になり1人の部屋が必要になった際に間仕切りを設置することで問題を解決することが出来ます。
部屋を分けるだけならば、部屋の中心に間仕切りを設置するだけなので工賃込み12万円でリフォームが可能です。
ただし、部屋を分けることで空調問題や配線問題が起きるので間仕切りで部屋を分割するリフォームを行う場合は、計画的なリフォームが求められます。
20万円から30万円:床材・クロスの変更
20万円から30万円の予算では、床材・クロスの変更ができます。
床材を畳からフローリングに変更、部屋のクロスを全面張り替えすることで、部屋のイメージを一新することができます。
20万円未満の予算では、見た目が大きな変化を伴うリフォームをするのは難しいですが、20万円以上の予算があれば一目で実感できるリフォームをすることが可能です。
30万円から50万円:ロフトの設置・クローゼットのリフォーム
30万円から50万円の予算では、ロフトの設置・押し入れからクローゼットへのリフォームができます。
ロフトを設置することで、部屋の空間をうまく利用することが可能です。
部屋の広さが変わらなくても、ロフトをベッドにすることでロフトの下すべてを居住空間として利用できます。
また、押し入れをクローゼットへのリフォームをすることも可能です。
クローゼットにすることで、衣類を収納しやすくなり見た目もスッキリした印象を与えることが出来ます。
50万円から100万円:部屋の2分割
50万円から100万円の予算では、部屋を2分割することができます。
簡単な間仕切りでの2分割ではなく、部屋としての機能を兼ね備えた部屋に2分割可能です。
コンセントの設置やエアコンの設置まですることができるので、個人のプライバシーを尊重しながら部屋を有効活用することができます。
木材で作った枠に石膏ボードをはめ込む方法が、一般的な部屋の分割方法ですが防音性が低いので防音性を高めたい場合は、防音の間仕切りを利用することで音の漏れも防ぐことが可能です。
100万円以上:和室から洋室へのリフォーム
100万円以上の予算では、和室から洋室へのリフォームをすることができます。
クロス、フローリングを一新して和室を洋室へと生まれ変わらせることが可能です。
工賃にかかる費用は80万円ほどなので、利用する床材やクロスを安価なものにすれば130万円ほどで全てをまかなうことが出来ます。
子供部屋リフォームの注意点
子供部屋リフォームを行う際に抑えておくべき3つのポイントを解説します。
子供が過ごしやすい部屋を作るためにも必要なポイントなのでしっかりと理解しましょう。
予算と相談して下記で紹介するポイントを押さえた子供部屋リフォームをすることで、子供が過ごしやすく、親にとっては利便性が高いリフォームをすることができます。
年齢によって子供が使いやすい部屋は変わる
幼稚園・小学校・中学校・高校・大学と子供は成長をしていきます。
幼少期は、おもちゃで溢れていた部屋が大きくなるにつれて学習教材、本、趣味道具と部屋に置いてあるものが変わっていきます。
部屋の機能が同じままでは、中身が変わった時に対応することができなくなります。
そのため子供の成長に合わせて部屋も成長させる必要があります。
収納ケースや机・椅子を設置することで部屋の機能を向上させることも出来ますが、限界もあります。
年齢によって子供が使いやすい部屋は異なることを改めて確認する必要があります。
子供が独立することに考慮する
子供がずっと実家にいるとは限りません。
早い子供では中学生になった時点で実家を出て独立をします。
子供が独立してしまったら子供部屋もその役割を終えます。
子供がいなくなった後にその部屋をどう利用するかを考慮した部屋作りをしましょう。
将来、物置として使うのか夫婦の部屋として使うのか、そのままにして子供が帰省した時に利用するように取っておくのか、事前に決めることでその部屋を最大限に有効活用することが出来ます。
カビ・ウィルスに気を付ける
カビやウィルスがある部屋では安心して、子供を遊ばせたり寝かせたりすることが出来ないです。
壁材や床材の中には抗菌作用が高い物があります。
リフォームの際に抗菌作用が高い物を利用することで、子供がカビやウィルスを原因としたアレルギー反応などを起こす心配をなくすことが出来ます。
また、換気システムを導入することで室内でのカビ・ウィルスの繁殖を抑えることが可能です。
騒音に気を付ける
学童期の子供は、はしゃぎまわり、大声を出し、室内でジャンプすることが多いです。
子供の声がうるさいことが原因でご近所トラブルに発展してしまうケースも珍しくありません。
子供に対して注意をすることで辞められる子供もいますが、子供の成長を阻害してしまう恐れもあるので、音を出しても大丈夫な環境を作ることを優先しましょう。
吸音マットや吸音機能が高いクロスを貼る簡易なリフォームでも効果があります。
子供の成長に合わせたリフォームをしよう
子供は親が思っているよりも早く成長します。
部屋がそのままでは、子供の成長に追い付くことが出来ません。
子供と同じように部屋も成長させる必要があるので、部屋のリフォームをして子供が快適な生活を送ることが出来る環境を整えるのも親の役目の一つです。