株式会社ライブズ様にインタビューをさせていただきました。
株式会社ライブズは、長寿化する日本で資産寿命を延ばす商品を提供したいという思いでサービスを提供している会社です。
ライブズグループは5つの会社で構成されており、不動産の開発・販売・管理から不動産投資ができるクラウドファンディングなど様々な事業を行っています。
そんな株式会社ライブズ様にご協力いただき、会社のコンセプトや事業にかける熱い思いを取材させていただきました。
会社コンセプト(会社の目指すところ)は?
創業から24期目になりましたので、会社の企業理念を繋いでいこうという気持ちが強いです。
ゴールを目指すということはあまり考えていなくて、常に新しいことに挑戦していこうと思っています。
ChatGPTなどの新しいテクノロジーがどんどん出てくる中で、会社も新しい時代についていかなくてはなりません。
今回クラウドファンディングで株式会社グローベルスさんと提携させてもらったのも、実は5年前から計画していました。
会社で物件保有をしていましたのでチャンスがあれば不動産のクラウドファンディングをやってみたいと思っており、今回縁があって提携する形となりました。
このクラウドファンディングで目指すところもゴールではなく、どんどんアレンジして進化していきます。
常に新しいものにチャレンジして、進化を止めないようにしていくのが会社のコンセプトです。
クラウドファンディングなどを通じて若い人に繋げて行くことで、またそこから新しいスタートがあるわけですから。
ライブズグループの特徴は?
ライブズグループは5つの会社に分かれており、各会社で専門性の高いサービスを扱っています。
会社名 | 特徴 |
---|---|
ライブズ(Lives) | 不動産の開発・販売 |
ライブズナビ(Lives NAVI) | 単身向け賃貸と管理 |
ライブズホーム(Lives HOME) | 戸建て販売 |
ライブズパートナーズ(Lives PARTNERS) | 不動産に関するコンサルティング |
ライブズファンディング(Lives FUNDING) | 不動産の資産運営・投資 |
株式会社ライブズの特徴
株式会社ライブズは、不動産の分譲・投資・開発をして販売していくという形の会社です。
ライブズは「不動産という商品を通してお客様一人一人に安心を与え、未来の人生を支える」をミッションに掲げています。
長寿化する日本の資産寿命を延ばすために、マンション経営で収入を作って長い人生を楽しんでいただくことがライブズの目的です。
子や孫の世代まで続く資産価値の高い商品を提供するため、常に成長する意識を持っています。
株式会社ライブズナビの特徴は?
ライブズナビは不動産の販売だけではなく、賃貸の管理もしています。
オーナーさんと入居者様を繋ぐため、不動産賃貸に関するアドバイザーの役割を果たしています。
オーナーさんと入居者様を繋ぐため、不動産賃貸2関するアドバイザーの役割を果たしています。
オーナーになりたい方・部屋を借りたい方・家を買いたい方のお困りごとを解決していきます。
入居者様は24時間365日対応のコールセンターが利用でき、緊急時にも安心です。
株式会社ライブズホームの特徴は?
ライブズホームでは、不動産仲介を通じて物件と人を繋ぐお手伝いをしている会社です。
具体的には、不動産購入・売却の仲介事業や、実際のお住まいに伺って不動産のコンサルティングなどをさせていただいています。
コンサルティングでは不動産の売却の相談や相続対策、住宅ローンなどについて、多角的なアプローチで投資家様にご提案させていただきます。
誠実でスピーディーな対応をするため、不動産・金融の知識は日々アップデートしています。
Lives Partnersの特徴
Lives Partnersは不動産の仲介業やライフプランニング業務、レンタル業務やリース業をしています。
不動産広告のデザインや不動産の貸出などのビジネスをコンサルティングする会社です。
世の中に関するギャップを独自の目線から紐解いて、社会貢献性を重視した長期的なビジネスを行います。
また、Lives Partnersは「SECURITY ACTION」の趣旨に賛同し、2024年3月14日付けで「SECURITY ACTION★★二つ星」を宣言しました。
「SECURITY ACTION」は独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が安全・安心なIT利用を実現するために設立したもので、企業自らが情報セキュリティ対策に取り組むことを自己宣言する制度です。
これにより、ライブズパートナーズは情報セキュリティ対策の強化に努めています。
ライブズファンディングの特徴
Lives FUNDINGはライブズグループが運営する、クラウドファンディングの会社です。
“不動産投資を日常に”をコンセプトとした、新しい投資スタイルのクラウドファンディングを行っています。
月額1万円からスマホ1つで不動産投資ができ、若い方でも投資に挑戦しやすいのが特徴です。
運用開始後、建物や入居者の管理は全てライブズ社が行います。
このため運用管理の手間がかからず、ほったらかしで投資家になれるのです。
また、優先劣後構造によるライブズの信用補完があります。
不動産価値が下落しても劣後出資分までの下落であれば、出資元本が守られるという仕組みになっています。
不動産の施工から販売・管理までライブズグループだけで完結する?
ライブズグループだけで最初から最後まで完結します。
各グループ会社で専門分野が分かれていますので、不動産の施工や販売はもちろん、管理やコンサルティングなどにも対応可能です。
また、分社化やグループ化によって、人材を行き来させられるようになりました。
社内だけで異なる分野の仕事を見られるので、社員が様々な経験を得やすい環境が整っています。
現在特に力を入れている事業や今後焦点を当てたい事業はありますか?
地方の町を応援して活性化するクラウドファンディングをやりたいです。
これは私の夢でもあるのですが、学童のクラウドファンディングなどをやってみたいですね。
また、行政や地域の施設と町がタイアップした事業にも興味があります。
地域に病院がない場合、行政とタイアップした病院施設を作るのもいいですね。
我々はリーマンショックなども経験し、景気低迷時の資金調達の難しさも知っています。
市場が下落していくと不動産の価値も下落していきますが、その時の資金調達手段としてクラウドファンディングが活用できるのではと考えています。
資金を調達できれば正確で良いものができ、地方の活性化に繋がるという考えです。
競合他社さんと比較した際のライブズの強みや優位性は?
ライブズでは、購入いただいたいお客様の建物管理をするにあたり、修繕保障制度を設けております。
物件の広さによって違いますが、修繕保障制度として、お客様に数千円ご負担いただき、ライブズ側で修繕を行う制度となります。
賃借人である入居者様は、修繕保障制度内の不具合であれば、ライブズで連絡が完結する為、迅速な対応が可能となり入居者満足度向上につながっております。
新入社員はBtoCから学ぶ
2024年4月入社の新入社員は、ゴールデンウィーク明けから配属されて、まずは分譲マンションの営業から始めます。
BtoC、いわゆる個人とお客さんで「自分がこういう営業ができる」ということから学んでいきます。
まずは、自分達が商品を売れるという自信をもってから、その人その人の適性に合わせて様々な部署に配属となります。
基本的には中途採用より新卒採用が多いですか?
ライブズは何でも早くやるタイプの会社で、先んじて10年前から働き方改革を実施しました。
これにより社員の評判を聞いた大学の後輩が、新入社員として入社するケースが多くなっています。
ですから案外色々な縁がありまして、中途採用は募集しておらず紹介がほとんどですね。
余談になりますが「まこっちゃんの元気印」という、社長のyoutubeチャンネルがあります。
こちらでも会社の雰囲気などが分かると思いますので、ぜひ見てみてください。
コロナ渦や新NISA実施前後で投資家の方が求めるものに変化はあった?
20代の若い投資家が増えました。
10年前の20代と今の20代では、投資に対する考え方が全く違います。
現在では、小学生や中学生から学校の授業で投資について学んでいるんですよ。
iDeCoができたあたりから投資家の考え方が大きく変わって、当時のクラウドファンディングでも20代のお客様が大幅に増加しました。
これからも求めるものはどんどん変わっていくと思います。
ただ、我々が20代だったバブルの時から賃金はほとんど上がっていません。
貯蓄と投資が重要となっていく中で、投資の勉強をする人としない人ではどんどん格差が広がっていくと思います。
コロナ前だと、30代の方でも未来に不安を感じていた方が多かったですね。
コロナ後や新NISA開始で、不安にさらに拍車がかかった印象です。
そんな中、月々の投資でお金を増やすことが注目されています。
新NISAやクラウドファンディング、ビットコインなどが世間に広まり、投資を身近に感じるようになったため、学生で投資の勉強をする方も増えてきていると思います。
日銀がゼロ金利政策をやめたことも影響を与えましたか?
ゼロ金利政策の影響はあまりないですね。
銀行も今貸すところが無いんです。
ゼロ金利政策を解除したとしても、不動産融資が伸びているところですぐに金利を上げるのは厳しいでしょう。
それよりも、円安の方が資材の高騰などで影響が出ると思います。
クラウドファンディングに参入したきっかけや今後の展望を教えて下さい
社会貢献ができる子供の施設や学童、塾などを行政とのタイアップで作ってみたいです。
また、高齢者のグループホームや介護施設を提供するのも良いですね。
SDGsですから会社が儲かるだけではダメで、社会貢献していかなければなりません。
クラウドファンディングを通して、地域を応援していきたいです。
クラウドグランディングに区分マンションが多い理由は?
区分マンションの取り扱いが多いのは、投資家の方に安心感を感じてもらいたいからです。
いきなり1棟ではなく、区分マンションからの方が地道に実績を積みやすいです。
今は区分マンションが19件、1棟が1件くらいの取り扱いですが、今後さらにある地方都市で高めの利回りで出す計画を持っています。
夏くらいから投資家の方がワクワクするようなものを出していく予定です。
クラウドファンディングに参入したきっかけを教えて下さい
会社の業績が絶好調だった5年前に、これからの資金調達について考えたことがきっかけです。
もしも業績が悪くなった時に行政や国を頼っても、大抵は何もしてくれません。
安定している時に銀行以外から資金調達できる仕組みを作っておくことで、何かがあった時でも計画的に開発資金を得られるようにしたいと考えました。
好調な時にでも、常にチャレンジしていきたいという考えです。
千葉ロッテマリーンズさんのオフィシャルスポンサーになった目的は?
オフィシャルスポンサーになったのは、私が個人的に野球をするのが好きだからです。
また、千葉ロッテマリーンズさん以外にも応援している団体があります。
「キッズドア」という子供たちの学習支援や無料の塾などを行っているNPO法人です。
キッズドアへボランティアに行っている生徒には、当社の部屋を無償で提供しています。
キッズドアさんを知ったきっかけは?
子供が勉強をしたくても、勉強できる環境がない家庭があることを知ったのがきっかけです。
当社が管理しているワンルームに、家賃を滞納している子連れ家庭が住んでいました。
入居者の子供の環境を知り、自分にできることはないかと調べたところからのスタートです。
そこから塾などの無料支援を行っている団体「キッズドア」を知りました。
また、その家庭の子供が大学生になった時、奨学金を借りたとしても部屋を借りられなかったのです。
そこで私は、条件付きの家賃支援などを始めました。
家賃支援をする代わりに、キッズドアの支援をしてほしいとお願いしています。
自分も昔大学に受かっていたのですが、お金が無くて行けなかった経験がありまして。
電気代が無くて、ろうそくで勉強をしていた時もありました。
そういった経験があるからかもしれませんが、子供を応援する支援は7年ほど続けています。
千葉ロッテマリーンズのオフィシャルスポンサーであることも活かして、子供たちを招待してあげたいですね。
記事の読者に一言あればお願いします
ライブズは、みなさんがワクワクすることをクラウドファンディングでやっていきます。
投資を始めるきっかけとして、スマホ1つで月々1万円から始められるクラウドファンディングを選択肢の1つとしていただければ幸いです。
これから様々な不動産投資の商品が増えていく予定ですので、よろしくお願いいたします。