マンションを売ろうと考えているオーナーなら、自分の要望に沿った高値で売却したいのは当然のことです。
しかし、物件の査定相場を知らなければ、現実とはかけ離れた売値を求めがちですし、足元を見られて安く買いたたかれる可能性もあります。
所有している物件の価値を正しく把握するためには、事前に相場を知っておく必要があるということです。
福井県のマンション売却相場はどうなっているのでしょうか。
オーナーファーストだと評判の不動産会社も紹介しつつ、できるだけ高く売るコツを解説します。
福井のマンション売却の動向
マンションの相場を決める大きな要因として駅距離と築年数があります。
福井県内では築20年~40年の物件と駅距離が10分~20分の物件が増えていることから、価格下落のリスクが高くなっています。
リスクを避けるには、駅距離が遠い物件であれば築浅のうちに売却すべきです。
また、駅距離が近い物件であっても、立地している沿線によって価格下落のリスクが変わるので注意が必要です。
長年住む人が多く居住用マンションの需要が低い
暮らしやすさや住みやすさを判断する重要な尺度として「子育て」があります。
福井県は、幼稚園と保育園の待機児童数がゼロで、3人目の子供の保育園料を原則無料化する取り組みがおこなわれてきました。
また、私立より公立校のレベルが高いうえに塾に通う生徒も少なく、教育費があまりかかりません。
収入の面では、女性の就業率が高く、共働きの夫婦が多いという点が特徴的です。
支出が少なく、収入は多いため、生活に余裕のある世帯は多いのですが、貯蓄率の高さは全国トップクラスです。
つまり、住みやすいため県外への移住者が少なく、しかも財布の紐が堅いという県民性も影響していることから、一度購入した物件には長く住む傾向にあります。
居住用のマンション需要は必然的に低くなるのです。
豪雪地帯なので冬の売却には向かない
2018年のいわゆる「平成30年豪雪」では、県北の国道8号線で約1500台の車が立ち往生するという事態になりました。
1981年以来の記録的な大雪でしたが、そもそも福井県は日本海に面しており、冬季は湿った雪が降りやすいという有数の豪雪エリアです。
夏季と冬季では住環境が一変するため、冬季に売却活動を進めても効果的ではありません。
冬期間は不便さのほうが多く目につくからです。
引っ越しをするにしても、吹雪などの気象条件がネックになるため、マンション市場は不活発なのです。
福井のマンション売却相場
福井県内のマンションは、平均坪単価では18万円ほどであり、全国で27位となっています。
良くも悪くもないという中途半端な位置づけですが、売却成約件数で比べてみると他の都道府県に水をあけられます。
中古マンションの相場も下がっており、全国ワースト3の下落率を記録してしまいました。
全国的には中古マンション相場は上昇していますし、とくに中部地方ではその傾向が顕著です。
しかし、福井県では、中古物件の価格を維持できる良好な材料に乏しいのが現状です。
福井市のマンション売却相場
福井市は福井県内でも地価が高く、平均坪単価は52.0万円です。
しかし、120万円超のエリアもあり、JR福井駅周辺と郊外ではかなり差が開きます。
また、公共交通機関の利便性が相対的に高いとはいえ、福井市内でも自家用車を利用している住民は多くなっています。
その影響で駐車スペース付きマンションに人気が集中し、相場も高くなる傾向にあります。
物件数は豊富で、新築はもちろん中古マンションも多く流通していることから、取引件数も上昇しています。
敦賀市のマンション売却相場
かつて敦賀原発が稼働していた時期は補助金が交付されていたこともあり、市全体が活気に溢れていました。
原発関連の会社が建ち並び、そこで働く人たちが利用する商業施設や公共施設の建設がおこなわれ、景気の良い状態が続いたからです。
原発の稼働停止により、関連会社が撤退・移動し、社員が住んでいたマンションが売られるようになりました。
1000万円以下の物件から1億円を超える物件まで様々です。
ただし、慢性的な不景気と人口減少の影響で中古マンションの取引数は伸びていません。
越前市のマンション売却相場
福井県は一戸建て比率が8割強であり、全国で第2位を誇ります。
さらに持ち家住宅の面積に関しても富山県に次ぐ第2位です。
「一戸建てを持つことで一人前として認められる」という県民性が根強く残っていることでも知られています。
その影響から越前市のマンション需要は低く、とくに投資用物件は計画さえされないという現状があります。
中古マンションに関しては、福井市よりも地価が安いため、相場は低く抑えられています。
取引数も少なく、市場が活発とは言えない状態です。
福井のマンション売却価格の推移
福井県全体のマンション査定価格は、2008年から順調に上昇し、2011年にピークを迎えます。
その後は徐々に下がりはじめ、2013年から2014年にかけてこれまでにない下落率を記録しました。
2014年の4月から消費税が8%に上がった影響をもろに受け、住宅需要が急激に冷えこんだためです。
しかし、翌年にかけてV字回復を果たします。
やや下落する年もありましたが、以降は順調に上昇しています。
2014年以降は順調に推移
2008年9月にアメリカで発生したリーマン・ショックによる景気後退の影響を受け、マンションの売却価格は減少に転じますが、大きな打撃は受けませんでした。
むしろ翌2009年からは上昇をはじめます。
しかし、2011年に最高値を記録したあとは下落に転じ、ついに600万円を切ってしまいます。
消費増税の影響です。
どこまで下がるのかと懸念されましたが、2014年で底を打ち、相場は反発します。
2016年にかけて下降したものの、順調に回復している状況です。
取引はほぼ福井市周辺でおこなわれる
福井市は、福井県の行政と政経の核を担ってきました。
とくにJR福井駅周辺を中心に商業施設が整備されているため、様々な面で利便性に優れ、生活環境にも恵まれています。
人口が集中していることから地価が上がり、マンション価格も高値がつき、中古物件の市場も活発さを維持しています。
そのため他の市町村では取引が減少し続けており、福井市周辺にある物件の成約数が圧倒しています。
福井のマンションを高く売るポイント
マンションを売ろうと考えているオーナーが常々チェックしなければならないのは「物件の価値」および「売却相場」です。
いくら高値で売りたいと望んでも、非現実的な価格を設定すれば売れ残る可能性が増すだけです。
査定サイトなどを利用して保有物件の価値を知り、売ろうとしているエリアの相場を知れば、現実的な売却活動が可能になります。
福井県全体ではマンション市場は活発だとは言えません。
できるだけ高く売るためには、売却相場に沿った売値交渉や設定が大前提となります。
さらに、売却エリアの特徴も把握しておくべきです。
福井市では活発に売買がおこなわれていますし、ほかのエリアとの差が開いています。
過疎化が進んでいる場所の物件であれば、価格の下落を防ぐために、築浅のうちに売却するなどの対処が必要となるからです。
①マンションの売却相場を把握して売る
マンションを売るなら不動産会社に仲介してもらうか、直接買取を依頼するか、買取保証の契約をすることになります。
買取保証とは一定期間内に物件が売れなかったとき、不動産会社がその物件を買い取る方式です。
売却活動の期間を限定できるうえ、確実に売却できるため便利なシステムです。
しかし、売却活動をおこなうためには不動産会社と売値交渉をしなくてはなりません。
また、買取保証額を設定する必要もあります。
オーナーはできるだけ高く売るための価格を要望しますが、それが相場に合ったものでなければ物件は確実に売れ残ります。
また買取を依頼する場合は、相場の知識がないと安い価格を提示される可能性があります。
エリアの相場を事前に知っておくことで、保有物件が置かれた現状を把握できます。
現実的な売却活動を進め、着実に売ることにも繋がります。
そのエリアで高く売るということは、現実性と着実性のある売却を意味します。
②地域に根差した売却準備をする
地方に共通した特徴として、県庁所在地などの都市部に人口が集中し、郡部では慢性的な過疎化が進んでいるという現状があります。
福井県でも福井市と周囲の市町村では様々な面で差があり、保有物件を売却する場合は、その地域性を無視することはできません。
公共交通機関の利便性や商業施設の多さ、企業や学校への通いやすさなどが街の人気を左右し、地価を押し上げ、マンション相場を活性化させます。
郡部の場合はどれも劣るため、いざマンションを売ろうと思っても買い手が見つかりにくいケースが多くなるのです。
しかし、物件を築浅のうちに売却したり、エリアをウォッチしたりすることで物件価格の下落を防ぐことはできます。
そのエリアから目を離さないことで、郊外型商業施設の閉鎖、学校の移転、バイパス建設の延期などといった情報を早めに入手できる可能性が高いからです。
福井のマンション売買関連情報
福井県内で最もマンションが盛んに売買されているのは人口密集地である福井市です。
福井市と郡部エリアでは、人気、地価、利便性などでかなりの差が生じていますが、福井市内でも同じような構図が見られます。
中央部と郊外では平均坪単価が10倍ほど開きがありますし、マンションの平均価格ではじつに20倍以上も違います。
最も高いのは開発町の3,540万円で、最安値は豊島町の150万円となっています。
平均坪単価が最も高いのは中央町の119万円であり、最も低いのは問屋町の14万円です。
取引されたマンションの平均専有面積は約56㎡
福井県内のマンション売買は福井市を中心におこなわれています。
そのため、どのようなタイプの物件に人気が集まっているのかを知る場合は、福井市内で取引された物件の特徴が参考になります。
福井市内では、ファミリー層に人気がある広い物件も盛んに売買されていますが、共働きで子供を意識的に持たないDINKSや子供が独立した老後世帯などを対象にした物件が増加しています。
それらの物件は専有面積が60㎡未満のものが多いため、市内の平均専有面積は56㎡に下がっています。
取引されたマンションの平均築年数は18年
近年、福井市内の中古マンション相場は上昇傾向にあります。
その大きな要因としては、駅距離の近い物件が増えたこと、築40年を超える古い物件が大きく数を減らしたこと、さらに築浅の物件が増えたことなどがあげられます。
とくに平均築年数の減少が顕著で、築10年以内の新しい物件が急増しました。
その影響で、福井市内で売買されたマンションの平均築年数は18年まで下がっています。
福井のマンション売却におすすめの業者
- エステートコンサルタント
- ハウスサービス
- 三谷不動産
- 朝衛
- 丸榮住販
公式サイト | 宅地建物取引業免許 | 所在地 | 設立 | |
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エステートコンサルタント |
国土交通大臣(2)第9230号 | 福井県福井市町屋1丁目2-15 | – | |
ハウスサービス |
福井県知事(1)1713号 | 福井県敦賀市長沢28-4-1 | – | |
三谷不動産 | 国土交通大臣(17)第19号 | 福井県福井市中央3丁目1番5号(三谷中央ビル) | 1959年4月27日 | |
朝衛 |
京都府知事(6)10564号 | 京都府舞鶴市浜299番地 | 1996年8月20日 | |
丸榮住販 |
京都府知事(8)第9491号 | 京都府舞鶴市南浜町22番地1 | 1991年12月6日 |
①エステートコンサルタント
エステートコンサルタントは福井県福井市町屋にある不動産会社です。
新築・中古物件や土地などの売買仲介をメインに活動しており、工場や倉庫、事務所、店舗の売買、リフォーム業も手掛けてきました。
接客は「親切、信頼、信用」をモットーにしており、ユーザーの満足を引き出す的確な提案にこだわっています。
会社名 | エステートコンサルタント |
---|---|
本社所在地 | 福井県福井市町屋1丁目2-15 |
設立 | ‐ |
宅地建物取引業免許 | 国土交通大臣(2)第9230号 |
②ハウスサービス
ハウスサービスは福井県敦賀市長沢にある不動産会社です。
物件の売買や賃貸をはじめ、空き家・留守宅の管理業などを主に手掛けてきました。
特徴的なのは、自宅介護整理や介護施設入居整理、生前整理や遺品整理なども請け負っていることです。
遺品の買取に関しては、専門会社と協力しているためしっかりと査定することができます。
会社名 | ハウスサービス |
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本社所在地 | 福井県敦賀市長沢28-4-1 |
設立 | ‐ |
宅地建物取引業免許 | 福井県知事(1)1713号 |
③三谷不動産
三谷不動産は福井県福井市中央にある不動産会社で、新築・中古物件の売買や賃貸などを中心に事業を展開しています。
土地や住宅の高額査定に自信があり、一括借り上げや資産運用、リフォーム業にも力を入れてきました。
中古住宅の売買には安心保証がついていますし、賃貸利用者の退去受付もスムーズにできるという強みがあります。
会社名 | 三谷不動産株式会社 |
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本社所在地 | 福井県福井市中央3丁目1番5号(三谷中央ビル) |
設立 | 1959年4月27日 |
宅地建物取引業免許 | 国土交通大臣(17)第19号 |
④朝衛
朝衛は京都府舞鶴市浜にある不動産会社です。
国道27号線を東に数キロで福井県との県境に達し、小浜市までは1時間ほどの距離にあります。
不動産業務全般に携わっており、物件の売買・賃貸および仲介をメインに活動しています。
引っ越し請負業やレンタル・リース業、損害保険代理業の比重も増えており、ユーザーの要望に沿ったサービスと懇切丁寧なアドバイスに定評があります。
会社名 | 株式会社朝衛 |
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本社所在地 | 京都府舞鶴市浜299番地 |
設立 | 1996年8月20日 |
宅地建物取引業免許 | 京都府知事(6)10564号 |
⑤丸榮住販
丸榮住販は京都府舞鶴市南浜町にある不動産会社です。
不動産の売買および仲介業を中心に、分譲住宅地の建設・企画開発造成販売も手掛けてきました。
リフォーム請負工事や遊休不動産のコンサル業務、損保代理店業務などにも力を入れています。
営業エリアは舞鶴市全般ですが、近畿一円はもちろん、福井県嶺南エリアでも強みを発揮しています。
会社名 | 有限会社 丸榮住販 |
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本社所在地 | 京都府舞鶴市南浜町22番地1 |
設立 | 1991年12月6日 |
宅地建物取引業免許 | 京都府知事(8)第9491号 |
福井のマンション売却にかかる税金・費用・手数料
マンションを売却する際に支払わなければならない税金には、まず印紙税があります。
売買契約書に貼りつける印紙代のことで、税額は物件の売却価格に比例します。
さらに、所有権移転登記などの手続きをすることで登録免許税がかかりますし、不動産譲渡所得が発生すれば不動産譲渡所得税の支払いが必要となります。
費用の面では抵当権抹消登記費用をはじめ、リフォームやクリーニングの費用、土地境界確定測量費用、引っ越し費用などがあります。
抵当権抹消登記を司法書士に依頼すれば報奨金を用意しなくてはなりません。
手数料としては、不動産会社に仲介を依頼した場合の仲介手数料があります。
これは法律で上限額が決まっており、売買契約と引き渡し時に分けて支払うのが慣例です。
また、売却物件にローン残高がある場合は繰り上げ返済をしなければならないため事務手数料がかかります。
福井のマンション売却の口コミを紹介
福井県は暮らしやすいエリアとして有名で、物件には長く住むという県民性も残っています。
それでも保有物件を売りに出そうと決めたきっかけはなんだったのか、売却活動はうまく進められたのか、オーナーの要望どおりに売ることはできたのかどうか、福井県を代表するエリアでの実例を見てみます。
福井市でマンション売却をした方の口コミ
福井県内でマンション需要が高いのは福井市で、成約数でほかの市町村を圧倒していると知りました。
福井駅周辺の物件は高額すぎたので、駅距離が30分ほどの場所に立地していた中古マンションを購入しました。
投資物件です。
あれから10年が経ち、保有物件のエリアの地価もじりじりと上がっています。
知り合いの不動産会社に相談したところ、いまが売り時だということでしたので売却することにしました。
周辺に新築物件が建っていることから、エリアの人気が出ているらしく、思った以上の高値で売れました。
敦賀市でマンション売却をした方の口コミ
中古マンションを購入したのは、まだ敦賀原発が稼働しているときでした。
郊外に建てられた物件で、そこまで開発が進むのではないかと思ったからです。
自用で買いましたが、投資用としても利用できればと考えていました。
しかし、原発が稼働しなくなってから敦賀市全体の地価が下がり、開発の見込みも立っていないようです。
売るべきかどうか迷っていたので一括査定サイトを利用して相場を調べました。
すると、思ったほど悪い価格ではありませんでした。
要望に近い売値をつけてくれた不動産会社の担当者と会い、仲介を依頼しました。
担当者の話では、付近にバイパスが通る計画があるらしく、エリアの地価は上昇傾向にあるということでした。
保有物件のあるエリアの情報は常に集めておくべきだと痛感しました。
鯖江市でマンション売却をした方の口コミ
わたしは鯖江市の出身です。
わたしと妹が生まれたことを機に、両親が新築のマンションを購入しました。
入居して30年目に母が他界し、昨年の夏に父も亡くなりました。
妹は県外に嫁いでいますし、わたしは福井市内に家族と住んでいます。
そこで妹と相談し、両親のマンションを売りに出すことにしました。
地域でも良心的だと評判の不動産会社に仲介を依頼しました。
仲介は売れるまで時間がかかると聞いていましたが、焦っているわけではなかったので対応は担当者に任せました。
鯖江市のマンション需要はあまり高くないため、売れるまで1年ほどかかかりました。
それでもこちらで求めた売値で成約できたので満足しています。
越前市でマンション売却をした方の口コミ
結婚を機に買ったマンションもだいぶ古くなり、退職と同時に売却することにしました。
妻とふたり暮らしですので、コンパクトな一戸建てを買おうと決めました。
同じ越前市内で売りに出された住宅のなかに、手ごろな物件があったからです。
住んでいたマンションは築40年で、売れるかどうか心配でした。
しかも、越前市でマンションの売買が盛んだという話は聞いたことがなかったからです。
不動産会社に相談すると、駅距離が近いことと専有面積が広いことが好条件だと言われました。
それなりに時間はかかりましたが買い手は見つかりました。
わたしたちと同じ年代の老夫婦です。
ずっと一戸建てに暮らしていたようですが、冬期間の雪片づけの心配がないマンション生活を選んだということでした。
小浜市でマンション売却をした方の口コミ
小浜市は生まれ故郷です。
社内での良縁に恵まれて結婚し、念願のマンションを購入しました。
息子と娘が生まれ、家族4人で暮らした思い出が詰まった物件です。
子供たちの就職を機にマンションを売りに出すことにしました。
妻の両親が体調を崩したため、彼女の実家がある京都府舞鶴市内の中古物件を買うつもりです。
すぐに現金化したかったので不動産会社に買い取ってもらいました。
事前に相場を調べていたこともあり、安く買いたたかれることはありませんでした。
しかも、対応がスピーディで助かりました。
あわら市でマンション売却をした方の口コミ
あらわ市は、福井県でも有数の温泉郷があります。
子供のころから慣れ親しんだ街なので、それほど温泉のことは貴重なものだと思っていませんでしたが、大学進学で郷里を離れて実感させられました。
就職を機に実家にもどり、両親とのマンション生活を再スタートさせました。
わたしが大学に通っているあいだに、ずいぶんと観光客が増え、商業施設も新しくなっています。
地価の上昇率を聞いてびっくりしましたが、もっと驚いたのは父がマンションの売却を考えていたことでした。
叔父が不動産会社を経営していることもあり、ベストタイミングを見計らっていたそうです。
古い物件でしたが、湯治場で暮らすのが夢だったという若い夫婦に売れました。
福井のマンションをスムーズに高く売ろう
福井県では福井市内でマンションの売買が盛んです。
それ以外の市町村では人口減少が進んでおり、しかも同じ物件に長く住む県民が多いことから、マンション市場は活況とは言えません。
保有物件を高く売るには、相場の動向や推移を確認し、売り時を逃さないことが肝心です。
また、スムーズに売却するためには、地域に強く、良心的な不動産会社を見つけることがポイントになります。