証券会社、銀行、保険会社など金融機関での勤務を経て2015年FP事務所開業。
より豊かに自分らしく生きるためには「お金と向き合うこと」が大切との想いから、個別相談を中心に、執筆・講師として活動。
知識だけでない経験を踏まえたアドバイスとサポートを提供しております。
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審査が甘い・ゆるい「おまとめローン」はあるのでしょうか。
おまとめローンの審査に通りやすい銀行・消費者金融を徹底検証します。
結論から言えば、おまとめローンの審査は甘くありません。
借り入れの条件によっては審査に通らないこともあります。
この記事では、おまとめローンの審査に通りやすい金融機関や、借入しやすくなる方法を解説します。
金利(年率) | 融資スピード |
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年4.5%~17.8% | 最短3分融資 ※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 |
限度額 | 無利息期間 |
1万~500万円 | 30日間無利息 |
- Web完結申し込み可能※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要
- 最短3分で融資を受けられる※お申込み時間や審査によりご希望に沿えない場合がございます。
- 初めての方は最大30日間無利息
おまとめローンの審査は甘くない
おまとめローンの審査は、一般的な銀行カードローンや消費者金融カードローンに比べて厳しめに設定されています。
おまとめローンは複数のローンをまとめることができる反面、融資額が100万円を超えることもあるでしょう。
そのため、返済能力が低いと判断された人は審査を通過することができません。
おまとめローンを検討している人も、必ず借りられるとは限らないので気を付けましょう。
銀行のおまとめローンは審査が特に厳しい
銀行のおまとめローンは特に審査が厳しくなっています。
銀行は金融庁からの指導により、返済能力が低い人には融資できません。
また、融資額を返済できない人がいると銀行の損失があるので、審査も厳しめになっています。
以前に銀行カードローンの過剰融資で自己破産者が急増したケースもあり、銀行系のおまとめカードローンは慎重に審査を行っている状況です。
参考:首相官邸ホームページ 多重債務者対策をめぐる現状及び施策の動向
消費者金融のおまとめローンも審査が厳しい
銀行だけでなく消費者金融のおまとめローンも、審査が厳しく設定されています。
消費者金融のおまとめローンは、総量規制の例外となる融資です。
そのため、返済能力に問題がない場合は、年収の3分の1以上の融資が受けられます。
しかし、返済する金額自体は増えるため、消費者金融も慎重になるでしょう。
おまとめローン審査について、事前に条件を確認しておきましょう。
おまとめローンの利用がおすすめの消費者金融
プロミス
プロミス | 項目 |
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金利 | 年6.3%~17.8% |
限度額 | 最大300万円 |
審査期間 | 最短3分※ |
即日融資 | 可能 |
最長返済期間 | 10年間 |
プロミスは大手消費者金融の中でも、上限金利が最も低いおまとめローンです。
最大金利が17.8%となっており、他の消費者金融が18.0%と比べるとお得です。
また融資額が高額になれば金利が下がり、月々の負担も楽になるメリットもあります。
ただし、プロミスのおまとめローンは、銀行カードローンやクレジットカードのショッピング利用額の一本化ができないので注意しましょう。
※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
SMBCモビット
SMBCモビット | 項目 |
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金利 | 年3.0~18.0% |
限度額 | 最大500万円 |
審査期間 | 10秒簡易審査 |
即日融資 | 可能 ※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります |
最長返済期間 | 13年4か月 |
SMBCモビットは、三井住友カード株式会社が提供するカードローンのブランドです。
※株式会社SMBCモビットは、2023年7月1日付で、三井住友カードを存続会社として合併しました。
返済する際にTポイントが付与されるシステムで、支払った利息200円につき1ポイントが貯まります。
Tポイントは返済にも利用できるため、支払い金額を少しでも減らしたい人におすすめです。
また借入できる限度額も500万円までと、高めに設定されている点も魅力です。
SMBCモビットを初めて利用する人は、カードローン審査を受けてからおまとめローンに申しこむ必要があります。
※おまとめローンご希望の方は申込後、オペレーターに相談しましょう
ダイレクトワン
ダイレクトワン | 項目 |
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金利 | 4.9%~18.0% |
限度額 | 最大300万円 |
審査期間 | 最短即日 |
即日融資 | 可能 |
最長返済期間 | 最大120回(最長10年以内) |
スルガ銀行グループに所属するダイレクトワンが提供している「お借り換えローン」は、銀行カードローンやクレジットカードリボ払いを一括にまとめられるおまとめローンです。
ローン申し込みは、専用ダイヤルからの受付のみ対応しており、審査通過後は店頭窓口または書類で契約が完了します。
即日融資の対象は店頭窓口で契約をした方のみになります。
また手続き完了後は、借入先に直接返済してもらえます。
利用者がまとめた借入先に、現金で返済する必要がありません。
レイク de おまとめ
レイク de おまとめ | 項目 |
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金利 | 6.0%~17.5% 100万円以上の場合、6.0%~15.0% |
限度額 | 10万円~500万円 |
最長返済期間 | 最長10年 ご返済回数 最大120回 |
消費者金融のレイクでは、「レイク de おまとめ」を提供。
銀行カードローンも対象にできるおまとめローンです。
「レイク de おまとめ」の申し込みは、専用ダイヤルでのみ受け付けています。
- 「レイク de おまとめ」専用フリーダイヤル: 0120-176-500
- 営業10時30分~19時30分(日曜日は19時)
なお、「レイク de おまとめ」は他のレイクの金融商品と併用できないので気をつけましょう。
三井住友カード カードローン
三井住友カード カードローン | 項目 |
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金利 | 1.50%〜15.0% |
限度額 | 最大900万円 |
審査期間 | 最短5分 |
即日融資 | 可能 |
最長返済期間 | 最大181回(最長15年1ヵ月) |
「三井住友カード カードローン(カードタイプ)」は、所定の時間内に手続きを済ませると最短5分でローンカードを発行してくれます。
利用枠は50万円からの申込なので、おまとめローンにも利用しやすいでしょう。
- 9時~19時30分までに申し込みを済ませる
- Web経由で支払い口座を登録
- 即時発行申し込み
- 審査完了後アプリから借入可能
金利は最大15%ですが、返済実績に応じて年に金利が0.3%ずつ下がっていく優遇措置が設けられています。
オリックス・クレジット VIPフリーローン
オリックス・クレジット VIPフリーローン | 項目 |
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金利 | 1.7%~17.8% |
限度額 | 100万円~800万円 |
審査期間 | ― |
即日融資 | 不可 |
最長返済期間 | 1年~8年/12回~96回 |
オリックス・クレジットが提供しているVIPフリーローンは、消費者金融系の中ではトップクラスの低金利です。
加えて、おまとめ対象にできるローン商品の種類が幅広いこともポイントです。
貸付の下限額が100万円からのため、おまとめローンにも利用できるでしょう。
ただし、融資額が高いローンは、審査基準が他の消費者金融よりも厳しいと予想できます。
おすすめの銀行系おまとめローン
おすすめの銀行系おまとめローンを紹介します。
銀行系のおまとめローンは、消費者金融よりも低金利でお金を借りられることが大きな魅力です。
- 三菱UFJ銀行
- りそな銀行
- 楽天銀行
- auじぶん銀行
- 横浜銀行
- イオン銀行
- セブン銀行
- 東京スター銀行
- 千葉銀行
- ソニー銀行
三菱UFJ銀行 バンクイック
三菱UFJ銀行 | 項目 |
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金利 | 1.8%~14.6% |
限度額 | 最大500万円 |
審査期間 | 最短翌営業日 |
即日融資 | 不可 |
最長返済期間 | 35日ごとのご返済 |
三菱UFJ銀行が提供している「バンクイック」は、カードローンの1種です。
ただし、事業資金以外の利用目的であれば、おまとめローンとしての利用も可能です。
申し込みはWEBから行えるので、忙しい人にもおすすめですよ。
三菱UFJ銀行の口座を開設していない人も、バンクイックを利用できます。
セブンイレブンやローソンなどのコンビニATMから、基本無料で返済と借り入れが行える便利なカードローンです。
りそな銀行 フリーローン
りそな銀行 | 項目 |
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金利 | 6.0%~14.0% |
限度額 | 10万円~1,000万円 |
審査期間 | 最短翌営業日 |
即日融資 | 不可 |
最長返済期間 | 最長10年(最大120回) |
りそな銀行が提供している「フリーローン」は、事業資金以外に利用できます。
1度の振り込みでまとまった資金が得られるので、ローンの1本化に最適でしょう。
申し込みはWeb完結型なので、店頭窓口まで出向く必要がありません。
同一口座でりそな銀行の住宅ローンを組んでいるひとなら、0.5%の金利引き下げが行われます。
楽天銀行 楽天銀行スーパーローン
楽天銀行 | 項目 |
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金利 | 0.95%~7.25%(期間限定) 1.9%~14.5%(通常) |
限度額 | 最大800万円 |
審査期間 | 最短当日 |
即日融資 | 不可 |
最長返済期間 | ― |
楽天銀行が提供している「楽天銀行スーパーローン」は、返済額の一本化に利用できるカードローンです。
複数のローンを組んでいても、楽天銀行スーパーローンに申し込めます。
金利は1.9%~14.5%、利用限度額最大800万円という、おまとめに利用しやすいローンです。
2025年1月10日まで、金利0.95%~7.25%で返済できる新規入会対象の金利半額キャンペーンを実施しています。
auじぶん銀行 借り換えコース
auじぶん銀行 | 項目 |
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金利 | 0.98%〜12.5% |
限度額 | 100万円~800万円 |
審査期間 | 最短翌日 |
即日融資 | 不可 |
最長返済期間 | ― |
auじぶん銀行が提供しているカードローン「借り換えコース」は、複数のローンの一本化におすすめです。
複数のローンをまとめた時の借入総額が100万円を超えたら利用できます。
あくまで、おまとめ・借り換え専用の商品なので、それ以外の用途では申し込みできません。
またau会員がカードローン「借り換えコース」を利用した場合、年利が最大0.5%優遇されます。
加えて、提携金融機関のATMからの振込手数料が無料になるなどの特典が付いてきます。
横浜銀行 カードローン
横浜銀行 カードローン | 項目 |
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金利 | 1.5〜14.6% |
限度額 | 10万円~1,000万円 |
審査期間 | 1日 |
即日融資 | 不可(最短翌日融資) |
最長返済期間 | 1年ごとに自動更新 |
横浜銀行では、返済管理の一本化に適したカードローンを提供しています。
24時間Web申し込みができ、結果が出るまで最短1日という融資までスピーディーなローンです。
契約後に、希望額が申込者の銀行口座に振り込まれます。
ただし横浜銀行は、地域住民へのサービスに特化した地方銀行です。
神奈川県を本拠地としている方を中心に、東京都内全地域、群馬県の一部エリアに居住されている方のみが利用できます。
イオン銀行 カードローン
イオン銀行カードローン | 項目 |
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金利 | 3.8~13.8% |
限度額 | 10万円〜800万円 |
審査期間 | ― |
即日融資 | 不可 |
最長返済期間 | 1年ごとに自動更新 |
イオン銀行では、土日祝日でもローンの審査を行ってくれます。
イオン銀行カードローンを使えば、複数の金融機関からの借入を一本化できるでしょう。
他の銀行系カードローンよりも、借りやすい金利設定ということもポイントです。
例えば、カードローンの借入額が400~490万円であれば、最低金利が13.8%~8.8%まで引き下げられます。
イオン銀行カードローンは低金利で一本化ができるうえ、融資までのスピードも非常に優れています。
セブン銀行 カードローン
セブン銀行カードローン | 項目 |
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金利 | 12.0%~15.0% |
限度額 | 10万円~300万円 |
審査期間 | ー |
即日融資 | 不可(最短翌日) |
最長返済期間 | 1年ごとに自動更新 |
セブン銀行が提供しているカードローンは、おまとめローンとして利用できます。
全国のセブン銀行ATMから、借り入れと返済が24時間365日いつでも行えることも魅力ですね。
使い勝手の面では、金融機関のなかでトップクラスといっても過言ではありません。
セブン銀行ATMから借り入れ時や返済する場合は、手数料0円で利用できます。
東京スター銀行 スターワン乗り換えローン
東京スター銀行 スターワン乗り換えローン | 項目 |
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金利 | 9.8〜14.6% |
限度額 | 30万円~1,000万円 |
審査期間 | ― |
即日融資 | 不可 |
最長返済期間 | 最長10年 |
東京スター銀行では、「スターワン乗り換えローン」というおまとめローンを提供しています。
勤続年数問わず、働き始めたばかりの方や転職直後の方でも借り換えがしやすいローンです。
所定の条件を満たしていれば、非正規雇用の契約社員や派遣社員も借り換えが可能。
ただし、審査厳格化のため、アルバイトやパートなど、月収入が少ない方は貸付の対象にはなりません。
千葉銀行 ちばぎんフリーローン
千葉銀行 ちばぎんフリーローン | 項目 |
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金利 | 1.7%〜14.8% |
限度額 | 10万円〜800万円 |
審査期間 | ― |
即日融資 | 不可 |
最長返済期間 | 最長15年 |
千葉銀行では、「ちばぎんフリーローン」という商品を提供しています。
最長15年にも及ぶ返済期間が設けられているおまとめローンです。
期間にゆとりをもって、複数の金融機関に返済できますね。
ただし、「ちばぎんフリーローン」の対象者は、千葉県全域を含めた東京都、埼玉県、茨城県全域に加えて神奈川県一部地域に本拠地を持つ人に限られます。
ソニー銀行カードローン
ソニー銀行カードローン | 項目 |
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金利 | 2.5%~13.8% |
限度額 | 10万円~800万円 |
審査期間 | ― |
即日融資 | 不可 |
最長返済期間 | 1年ごとに自動更新 |
大手ネット銀行であるソニー銀行カードローンは、複数個所から借り入れているローンの一本化ができます。
カードローンの利用者に対して、借入契約の過程で口座開設が同時に行えます。
ソニー銀行の口座を持っていない方でも気軽に申し込みができますね。
おまとめローンの代わりとして利用できるソニー銀行カードローンは、低金利で利用しやすいこともポイントです。
おまとめローンの審査に通るための条件
おまとめローンは現在借入れているローンを1本化して、返済しやすい状態にしてくれます。
しかし、返済そのものが困難で、融資額が返って来ない危険性があると判断されれば借入はできません。
加えて、債務者の個人信用情報や返済状況の良し悪しなども厳しくチェックされます。
- 信用情報に傷がないこと
- 他社からの借入が3社以内であること
- 他社借入の返済状況が良好であること
ここからは、おまとめローンの審査を通過する必要最低限の条件を3つ紹介します。
個人信用情報に傷がないこと
おまとめローンの審査を通過するための重要な要素の一つは、信用情報に傷がないことです。
個人信用情報とは、ローン、クレジットカードなどといった金融商品の信用取引の履歴を含む情報です。
信用情報が良好であれば、借り手が過去の債務を適切に管理し、責任を持って返済したと判断できるでしょう。
過去に支払い遅延や債務不履行があると、これが信用情報に記録されます。
結果として、おまとめローンを含む金融商品の審査に悪影響があるでしょう。
また債務整理や61日以上の返済遅延があると、金融事故として処理され、5~10年にわたって信用情報に記録されます。
信用情報を良好に保つことは、ローン審査に通過するための重要なステップと考えてください。
他社からの借入が3社以内であること
おまとめローンの審査は、他社からの借入が3社以内でなければ融資が難しいです。
多数の貸金業者から借り入れを行っていると、借り手が過度な債務を抱えていると判断できます。
基本として4社以上から高額な借り入れをしている時点で、返済能力が疑われるでしょう。
したがって、借入先を3社以内に抑えることは返済能力を証明し、返済の見通しを立てやすくするための重要な条件となります。
他社借入の返済状況が良好であること
他社からの借入の返済状況が良好であることも、おまとめローンの審査に通過するための要素です。
これは、これまでの債務の返済履歴が、新しいローン審査の際に重要な参考情報となるためです。
借り手が他社からの借入をしっかり返済しているという事実は、返済能力があることの証明になります。
一方、返済できないほどの困窮に見舞われている場合や、返済計画が立てられないなどの状況にあると、貸し倒れのリスクがあるものとみなされます。
この場合は、審査に落ちる可能性がグッと高まるでしょう。
返済能力の証明には、半年以上の返済実績を作っておまとめローンに申し込むのがおすすめです。
おまとめローンの審査でみられるポイント
おまとめローンの審査でみられるポイントとしては、次の6つが重要です。
- 返済能力の有無
- 勤続年数は短すぎないか
- 家族構成(本人以外に対処できるか)
- 滞納履歴が問題ないか
- 債務整理がないか
- 金融機関やローン会社にデータがないか
以下にそれぞれのポイントを解説します。
返済能力の有無
返済能力は、ローンの審査で最も重要視されるポイントの1つです。
申請者の所得、職業、年齢などから返済能力を判断します。
所得が安定していて、生活費やその他の債務を支払った上で、新たに借入れを返済できるだけの余裕があるかを確認します。
おまとめローンでは、契約前の審査で所得証明書を提出することがほとんどです。
勤続年数は短すぎないか
勤続年数は、申請者の就労状況の安定性を示す重要な指標です。
一般的には、勤続年数が長ければ長いほど、その職場での安定性が高いとみなされ、信頼性が増します。
転職したてで勤続年数が短いと、返済能力が低いと判断され審査に通りにくくなる可能性があります。
家族構成(本人以外に対処できるか)
家族構成もローン審査の重要なポイントです。
特に家族の中に扶養家族がいる場合、返済能力に影響を与えると判断される可能性があります。
一方で、配偶者の収入が安定している場合、それが返済能力の一部とみなされ、審査のプラスポイントとなることもあります。
滞納履歴がないか
滞納履歴は、過去の債務履行能力を示すものです。
滞納履歴がないかは、おまとめローンの大きな審査ポイントとなります。
信用情報機関に登録された滞納情報があると、返済意欲や返済能力が不十分とみなされてしまうでしょう。
この場合、審査で不利に働く可能性があります。
債務整理がないか
過去に債務整理(個人再生、自己破産、任意整理など)を行った記録があるかどうかも、審査の重要なポイントです。
債務整理の記録がある場合、その事実が信用情報機関に登録されます。
個人信用情報に債務整理情報が掲載されている期間は、新たな借入れが制限されます。
金融機関やローン会社にデータがないか
他の金融機関での借入れ状況や返済履歴などは、おまとめローンの審査に影響を与えます。
金融機関やローン会社は、顧客の情報を信用情報機関に報告します。
複数の金融機関から多額の借入れがあると、返済能力が低いと判断される可能性があります。
金利(年率) | 融資スピード |
---|---|
年4.5%~17.8% | 最短3分融資 ※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 |
限度額 | 無利息期間 |
1万~500万円 | 30日間無利息 |
- Web完結申し込み可能※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要
- 最短3分で融資を受けられる※お申込み時間や審査によりご希望に沿えない場合がございます。
- 初めての方は最大30日間無利息
おまとめローンの審査に通りやすくする方法
おまとめローンの審査に通りやすくする方法は、次の4つです。
- 金利の高いおまとめローンを選ぶ
- 借金がまとめられる金融機関を選ぶ
- 年度末に申しこむ
- 現在借入している金融機関に相談する
おまとめローンの審査は厳しいですが、少し工夫すれば審査に通りやすくなるので実践してみましょう。
以下にそれぞれの方法を解説します。
金利の高いおまとめローンを選ぶ
おまとめローンを選ぶ際は、金利の高いおまとめローンの方が審査に通りやすくなっています。
金利が低いローンでは、金融機関側の貸し倒れリスクが高くなってしまうので、審査が厳しくなりがちです。
金利が低ければ返済も楽になりますが、審査を通過できなければそもそもおまとめローンが利用できないので意味がありません。
また多少金利が高くても、現在の複数社から借りている状態よりも合計の返済額が下がるケースもあります。
返済額を計算したうえで、できるだけ審査が甘い金融機関のおまとめローンを利用するのがおすすめです。
借金がまとめられる金融機関を選ぶ
おまとめローンは、借金が全てまとめられるわけではありません。
消費者金融系のおまとめローンでは、貸金業者からの借入しかまとめられないケースがあります。
銀行カードローンもまとめたいのであれば、対象となる金融機関を選びましょう。
消費者金融の中ではアイフルがまとめられる範囲が広いためおすすめです。
年度末に申しこむ
消費者金融系のカードローンでは、一般的に年度末になると審査が通りやすいと言われます。
消費者金融も営利目的の企業のため、年度内に目標を達成するため、決算日直前に申しこめば多少審査が甘くなるからです。
しかし、あくまで審査が甘くなりやすいというだけで、ブラックの人や返済能力がない人が審査に通るわけではないので注意しましょう。
時期が合えば年度末を狙って申し込む、くらいに考えておきましょう。
現在借入している金融機関に相談する
おまとめローンについて、現在借入している金融機関に相談する方法があります。
過去に返済遅延などがなければ、金融機関から返済能力を認められて1本にしてもらえる可能性があります。
審査に通りやすい消費者金融系でなくとも、おまとめローンが利用できるケースもあるので、まずは一度相談してみましょう。
特に返済実績がいい人や借入している金融機関が少ない人におすすめです。
おまとめローンの審査で落ちた人の例
おまとめローンの審査で落ちた人には、次のような人がいます。
- 他社からの借入が遅延している
- 他社借入件数が4社以上
- 勤続年数が短い
- 金融事故の履歴がありブラックリストに名前がある
返済能力がないと判断されると、おまとめローンの審査で落ちてしまいます。
以下にそれぞれの例を紹介します。
他社からの借入が遅延している
おまとめローンの審査で落ちる一つの例は、他社からの借入が遅延しているケースです。
返済遅延は信用情報に記録され、貸主が新たなローンを許可する際の重要な参考情報となります。
返済遅延が起きている人は、予定通りに債務を返済する能力が疑われる可能性が高いです。
したがって、他社からの借入が遅延している場合、おまとめローンの審査には通りにくいでしょう。
勤続年数が短い
勤続年数が短いという理由でも、おまとめローンの審査に落ちることがあります。
貸主は、借り手の雇用状況と収入安定性を重視します。
したがって、勤続年数が短いと、将来的な返済能力に疑問が生じる可能性があります。
特に、新規に就職したばかりの場合や、フリーランスや契約社員といった形態の雇用では、収入が不安定なため審査に落ちやすい傾向にあります。
金融事故の履歴がありブラックリストに名前がある
金融事故の履歴があり、ブラックリストに名前がある場合、おまとめローンの審査には通過しにくいでしょう。
ブラックリストとは、過去に大きな金融事故を起こした人々の名前が記載されているリストのことを指します。
個人信用情報の大きなダメージは、新たな貸出を困難にします。
金融事故を起こした過去がある場合、借り手の返済責任や管理不十分の可能性を示すため、ローンの審査に大きな影響を与えます。
おまとめローンの注意点
おまとめローンにはデメリットもあります。
1本化により月々の返済額が軽くなったからと言って、借金がなくなるわけではありません。
気が緩んでしまって、おまとめローン契約後に他の金融機関からお金を借りるケースも考えられるでしょう。
借金がなくなったと錯覚してしまう
おまとめローンを契約すると、一時的に気が抜ける人が多いです。
「借金がなくなった」「返済そのものが軽くなった」と勘違いをするケースもあります。
このことが原因で、他の消費者金融やカードローンから追加で借り入れをする危険性もあるでしょう。
実際にお金を返すのは自分自身ですが、複数あったローンが1つにまとまっただけです。
すべての返済を、自分で用意した現金で完了したわけではありません。
借金がなくなったと錯覚しないようにし、新しい借り入れは避けましょう。
最終的な総返済額が増える可能性がある
おまとめローンは、最終的な返済額が増える可能性があります。
毎月の返済を軽くできることはおまとめローンの大きなメリットです。
しかし、毎月の返済額が減ることで、返済期間が長くなる可能性が考えられるでしょう。
利息が膨らみ、総返済額が増える原因にもなりかねません。
おまとめローンは、必ずしも借り入れの返済を楽にするものではないことに注意してください。
おまとめローンを活用する方法
おまとめローンを活用する方法をまとめました。
- 返済総額を計算
- おまとめしたいローンが対象になるかチェック
- 今持っている口座を利用できるか・口座開設は不要か確認
まとめることで金利が低くなるのか、総返済額はどれくらい減るのか確認しましょう。
返済総額を計算
返済総額を減らせるか確認し、おまとめローンを選びましょう。
チェックする点は以下の2つです。
- 金利を下げられるか
- 毎月の返済額を減らせるか
おまとめローンを借りた場合の最も高い金利を調べましょう。
まとめたいローンより金利が低くなければ、大きなメリットはありません。
毎月の返済がいくらになるか、確認してください。
おまとめしたいローンが対象になるかチェック
おまとめローンはまとめたい借入が対象か確認しましょう。
おまとめローンの公式サイトには「おまとめの対象」「借換対象」といった記載があります。
例えば、おまとめローンではクレジットカードのショッピングは対象外となることがほとんどです。
加えて、銀行のカードローンもまとめられないことが多いでしょう。
今持っている口座を利用できるか・口座開設は不要か確認
銀行系のおまとめローンは、融資元である金融機関の口座開設を求められることが多いです。
既に持っている銀行口座を使える場合、口座開設の時間や手間が必要ありません。
持っている口座を利用できる・口座開設は不要というおまとめローンがおすすめです。
口座開設は不要という銀行のおまとめローンは、ほとんど無いので注意してください。
おまとめローンの利用に関する質問
おまとめローンを利用する前に解決しておきたいことや知っておきたいことを、質問形式で解説します。
Q.おまとめローンの審査が甘い・緩い消費者金融や銀行はある?
借り換え審査が緩い消費者金融や銀行系は存在しません。
そもそも、おまとめローンの融資額は、他の金融商品よりも融資額が多額です。
万が一、債務者に貸し倒れされると、融資した側は大きな痛手になります。
つまり、融資額が多額のため、おまとめローンの審査は他のローンの借入時の審査よりも厳しいのです。
Q.審査が甘い・緩いと言われるおまとめローンの審査に通らない原因は?
過去に金融事故を引き起こしていて、信用に傷がついていたり、借入額が巨額すぎて、融資すれば貸し倒れされる可能性があるなどの理由が挙げられます。
そもそもおまとめローンは、返済専用ローンとして利用される金融商品です。
審査の過程で返済能力が低い人と判断されてしまうと、その時点で審査に落ちます。
Q.おまとめローンでも総量規制は関係している?
おまとめローンに総量規制は総量規制は関係しません。
おまとめローンは、借入残高を減らすための貸付として利用できる金融商品になるので、総量規制に関係なく借換えができます。
ただし、カードローンやフリーローンなど、おまとめローンではない金融商品を利用した場合は、総量規制が適用されます。
Q.おまとめローンを利用してもクレジットカードの利用は可能?
おまとめローンを利用してもクレジットカードの利用は可能です。
ただし、クレジットカードの利用ができるのは、キャッシング枠の借入残高のみをおまとめにしている場合に限られます。
仮に、ショッピング枠中のリボ払いとキャッシング枠の借入残高をおまとめ対象にした場合は、クレジットカードそのものを解約しなければなりません。
Q.クレジットカードのリボ払いを借り換え・おまとめ対象にすることは可能?
クレジットカードのリボ払いを借り換え・おまとめ対象にすることは可能です。
ただし、クレジットカードのリボ払いを、おまとめローンの対象にできる金融商品は少ないので注意してください。
消費者金融系ではアイフルやダイレクトワンの2社、銀行系なら横浜銀行カードローンが対応しています。
おまとめローンの審査は甘くない!消費者金融系のローンがおすすめ
複数の借入をまとめることができるおまとめローンは、融資額が多くなるため審査が厳しくなっています。
特に金利が低い銀行のおまとめローンは審査が厳しいため、申し込むのであれば消費者金融のおまとめローンがおすすめです。
また審査に通りやすくするためには、借入を3社以内に抑えるなどの方法もあるので、可能であれば意識してみましょう。
おまとめローンを利用して月々の返済額を抑えましょう!
金利(年率) | 融資スピード |
---|---|
年4.5%~17.8% | 最短3分融資 ※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 |
限度額 | 無利息期間 |
1万~500万円 | 30日間無利息 |
- Web完結申し込み可能※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要
- 最短3分で融資を受けられる※お申込み時間や審査によりご希望に沿えない場合がございます。
- 初めての方は最大30日間無利息