「プロミスVisaカードの審査について知りたい」
「プロミスVisaカードは申し込んだその日に発行してもらえる?」そんな疑問を持つ人もいるでしょう。
消費者金融のプロミスが提供する『プロミスVisaカード』は、ローン機能がついたクレジットカードです。
一度の審査でクレジットカードだけでなくカードローンも利用できるようになるため、使い勝手がとてもいいですね。
今回はプロミスVisaカードの審査基準や、カード発行までの時間、カード審査で重視される項目などを詳しく紹介します。
- プロミスVisaカードの審査について
- プロミスVisaカードの審査で重要される項目
- カードの審査に落ちた場合の対応策 など
一般社団法人日本クレジット協会のデータによると、クレジットカードの発行枚数は年々増加しており、2024年3月末では31,364万枚に上る結果となりました。
引用:一般社団法人日本クレジット協会「クレジットカード発行枚数調査結果の公表について(2024年11月15日)」
プロミスVisaカードの審査は2社で行われる
プロミスVisaカード申し込み後の審査は、以下の2社で行われます。
- プロミス
- 三井住友カード
始めにプロミスの審査を受けてから三井住友カードのチェックに移るため、2段階の診察通過が必須です。
プロミスの審査を通過した後に三井住友カードの審査に落ちてしまった場合は、プロミスのカードローンのみ利用できる状態になります。
プロミスの審査基準
プロミスの審査基準は公表されていませんが、プロミスVisaカードの申し込み条件のクリアが必須と考えられます。
- 18~74歳(※19歳以下の場合は、収入証明書類のご提出が必須)
- 毎月の安定した収入がある
- 主婦・学生もアルバイト・パートなど安定した収入があれば申込可
- 高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込不可
- 収入が年金のみの場合は申込できない
プロミス公式サイトの「お借入れ診断」を活用すれば、簡易的な審査で借入可能か判断できます。
プロミスの審査は最短3分で完了するため、申し込んだ日に三井住友カードの審査に進めることがほとんどです。
三井住友カードの審査基準
三井住友カードの審査基準は公表されていないので、一般的なクレジットカードの審査で重視されるポイントをチェックしましょう。
- 本人の属性
- 勤務状況
- 信用情報
- 安定した収入
- 他社からの借入状況
- カード会社自社における取引データ
クレジットカード会社は独自の審査基準を決めているため、以上は最低限チェックされる審査項目と考えてください。
いずれも基準をクリアしなければ、クレジットカードの発行は難しいです。
プロミスVisaカードの審査で在籍確認は原則なし
引用:プロミス公式サイト
プロミスVisaカードの審査では、職場への連絡による在籍確認は原則的に実施されません。
申し込み後に勤務先へ電話連絡が行くことがほとんどないので安心してください。
在籍確認を行う場合でも、申し込み者の同意を得てから会社に連絡するため「プロミスから勝手に電話が来た」という事態が防げます。
プロミスVisaカードの審査では、健康保険証や社員証などの書類提出で在籍確認を完了することが多いです。
カードは最短5営業日で郵送される
プロミスVisaカードの審査通過後、カード本体は最短5営業日で郵送されます。
審査に通過した後は、1週間程度あればプロミスVisaカードが手元に届くことも難しくありません。
ただしカード郵送が5営業日内という基準はあくまで最短の期間と考え、余裕を持って申し込みましょう。
必ず5営業日内にプロミスVisaカード本体が届くという保証はありません。
プロミスVisaカードはバーチャルクレジットカードとは異なり、カード本体がないと使えないので注意してください。
プロミスVisaカードの審査で重要される項目
プロミスVisaカードの審査で重要視される項目には以下があります。
- 収入の安定性
- 他社からの借入
- 申込情報に不備・漏れがないか
- 信用情報に問題がないか
収入の安定性
収入が安定していることはプロミスVisaカードの申し込み条件にも明記されている重要な項目です。
「継続的な安定した収入があること」は返済能力の証明になるため、クレジットカードの審査に通りやすくなるでしょう。
- 安定した収入=継続的に給料や報酬を受け取っている
- 返済能力=借り入れを毎月決められた期日までに返済する力
安定した収入の判断として以下を基準にする金融機関は多いです。
- 勤続年数が長いか
- 正社員であるか
- 毎月の収入に大きな波がないか
- 公務員として働いているか
以上の中でも、公務員や正社員といった判断基準はあくまで一例と考えてください。
プロミスVisaカードのように、会員の間口が広いクレジットカードはアルバイトやパートでも持てる可能性があります。
他社からの借入
複数社から借り入れをしている場合や、多額の借り入れを1社から行っている人は審査に通らない可能性があるので注意しましょう。
プロミスなどの貸金業者は「総量規制」という法律を基準として、カード発行や融資の判断をします。
消費者金融といった貸金業からの借り入れ総額が総量規制の対象となるうえに、銀行からの融資が多い場合も要注意です。
すでにお金を借りている金額や件数が多いと、返済能力が不足していると考えられプロミスVisaカードの審査に通ることが難しくなります。
申込情報に不備・漏れがないか
申し込み情報に以下のような不備や漏れがあるとプロミスVisaカードの審査通過が難しいです。
- 勤務先や年収などの虚偽申告
- 必要書類が足りない
- 情報に誤りがある
以上の中でも特に虚偽の申告は非常にリスクが高く、審査に落ちてしまうほか信用情報にも悪影響があります。
法的措置を取られるといった危険性もあるため、申し込み時に勤務先や年収情報で嘘をつくことは避けてください。
信用情報に問題がないか
クレジットカードの審査では信用情報を信用情報機関から取り寄せて、問題がないか確認しています。
信用情報に問題があると判断される場合は、以下が原因のことが多いです。
- カードや借り入れの支払いを61日以上延滞した
- 金融機関からの借り入れが多い
- 3ヶ月以内に3件以上のクレジットカードに申し込んだ
- 自己破産や任意整理などの債務整理の過去がある
信用情報にマイナス情報が掲載されている場合は、返済能力に問題があると判断されてしまいます。
なかでも債務整理を経験している人は、プロミスVisaカードの発行はほぼ不可能でしょう。
プロミスVisaカードの審査に落ちた場合の対応策
プロミスVisaカードの審査に落ちた場合の対応策をチェックしましょう。
- 信用情報を確認・改善する
- 6カ月後に再申込する
- 6カ月以上空けて他社カードに申込してみる
- 借入れをできるだけ返済する
なぜ審査に落ちたのか原因を確かめて、それに応じた対応策を練ることが重要です。
基本的に他社のカード申し込みや、プロミスVisaカードの再審査は6ヶ月以上の期間を空けることをおすすめします。
すぐにお金が必要な場合は、不用品の売却をしたり公的サービスの利用を考えたりすることも視野に入れましょう。
信用情報を確認・改善する
クレジットカード審査落ちの原因には、信用情報の問題が考えられます。
信用情報を保管している信用情報機関に開示請求を行い、自分の情報を取り寄せてみましょう。
信用情報機関は以下の3つがあり、どれも1000円前後の手数料で情報の開示請求ができます。
プロミスVisaカード以外の審査でも信用情報は厳しくチェックされるので、開示請求し原因を探ることは重要です。
信用情報の改善方法には以下があるので、試してみましょう。
- 雇用を安定させ毎月決まった額の収入を得る
- 持っているクレジットカードを問題なく利用して実績を作る
- 個人信用情報の保存期間が過ぎるのを待つ(5~10年程度)
6カ月後に再申込する
プロミスVisaカードを利用したい場合は、6カ月後に再申込することを考えましょう。
信用情報には申し込みの情報が6ヶ月間保存されるので、半年以上期間を空けることで審査に通る確率がアップします。
ただしクレジットカードの審査に通過するには、信用情報に問題がないことが前提となります。
6カ月以上空けて他社カードに申込してみる
他社カードであれば、信用情報に問題がなければ審査通過の可能性はあります。
カードローン機能が付帯しているクレジットカードを紹介します。
- モビット VISA-W
- ACマスターカード
どちらも年会費無料で利用できるほか、最短5営業日以内にカードを発行してもらえることがポイント。
クレジットカードが利用できるほか、お金に困った時はすぐに借入できる便利なカードです。
借入れをできるだけ返済する
借入れをできるだけ返済することで、クレジットカードやカードローンの審査に通りやすくなります。
融資を受けている額を減らすことで、総量規制の対象となる借入額も減少できるので、審査通過の可能性がアップするのです。
プロミスVisaカードの審査に落ちてしまったら、まずは現在の借入れをなるべく返済するようにしましょう。
プロミスVisaカードの申込手順
プロミスVisaカードは、24時間いつでもWebやアプリから申し込みできます。
- プロミスの審査申し込み
- 審査結果は最短3分でメールか電話で連絡が来る
- 審査可能にプロミスからの借り入れが可能な状態となる(指定口座にインターネット振込可能)
- プロミスVisaカードの審査通過後に最短5営業日以内にカード発行
- カード審査に押してもプロミスの利用は可能
- 三井住友カード会社名義で自宅にカードが届く(簡易書留郵便)
プロミスVisaカードの審査に必要な書類
プロミスVisaカードの審査に必要な書類は以下があります。
| 本人確認書類 |
|
|---|---|
| 追加で書類が必要な場合 (マイナンバーカードは除く) |
|
| 収入証明書類 |
証明年度は前年度のものを提出。 |
プロミスVisaカードの概要
| 概要 | 詳細 |
|---|---|
| 利用可能額 | 総利用枠:~100万円 カード利用枠(カードショッピング):~100万円 リボ払い・分割払い利用枠:0~100万円 |
| 国際ブランド | Visa |
| 返済日 | 15日締め翌月10日払い/月末締め翌月26日払い 選択可 |
| 支払方法 | 1回払い/2回払い/ボーナス一括払い/リボ払い/分割払い |
| 電子マネー | 三井住友カードiD/Apple Pay/Google Pay™ 三井住友カードWAON/PiTaPaカード |
| 保険 | 最高2,000万円の海外旅行傷害保険 (事前に旅費などを当該カードでクレジット決済することが前提) ※希望に応じて旅行傷害保険をお好きな保険に切替え可能 |
| 借入 | 融資額:500万円まで 実質年率:4.5%~17.8% 遅延利率:20.0%(実質年率) 返済方式:残高スライド元利定額返済方式 返済期日:5日・15日・25日・末日のいずれか 返済期間:最終借入後原則最長6年9カ月/1~80回 資金使途:生計費(個人事業主は事業費も可能) 担保・保証人:不要 |
プロミスVisaカードのメリット
プロミスVisaカードのメリットを紹介します。
- 最短3分で融資可能か分かる
- 30日間の無利息サービス
- 年会費が永年無料
- ナンバーレスデザインでセキュリティ面も安心
- 24時間年中無休で申し込みできる
- Vポイントが貯まる
最短3分で融資可能か分かる
プロミスVisaカードの審査結果は、最短3分で融資が可能か結果が分かります。
ただし、クレジットカードの発行の審査自体は最短3分とはいかないので注意しましょう。
急いでいる場合は審査申し込み前に、プロミスフリーコールに相談してください。
プロミス フリーコール(0120-24-0365)
30日間の無利息サービス
Visaカードの審査で融資の審査に通った場合、初回借入の翌日から30日間無利息で利用可能です。
ただし無利息は、利用できる条件が決まっているので注意しましょう。
- はじめてプロミスから借り入れする人
- プロミスWeb明細を利用する人
- 無利息サービスに申し込み後、メールアドレスを登録
返済期日が無利息期間中にあたる場合は、借入残高に応じてプロミスへの返済が必須です。
年会費が永年無料
引用:三井住友カード公式サイト
プロミスVisaカードの年会費は永年無料で、ショッピングや借り入れをしても返済以外のお金がかかりません。
カードローンとクレジットカード機能が一体になった便利なカードなうえ、年会費がかからず持ちやすいでしょう。
発行時に別途費用も必要ないので、コストを掛けずにクレジットカードを作りたい人にもおすすめです。
ナンバーレスデザインでセキュリティ面も安心
プロミスVisaカードは、ナンバーレスデザインでセキュリティ面も安心です。
カードの券面に番号が印字されていないほか、カードに署名をする必要がないサインパネルレスカードということも特徴。
カード番号・有効期限などのカード情報はVpassアプリから簡単にチェックできます。
24時間年中無休で申し込みできる
プロミスVisaカードは、アプリやWEBから24時間年中無休で申し込みできることがポイントです。
早朝や深夜でもスマートフォンから申し込めるため、忙しい人も審査を受けやすいクレジットカードでしょう。
プロミスの融資審査は最短3分ほどで完了するので、カード発行の可能性が分かりやすいこともプロミスVisaカードのメリットです。
Vポイントが貯まる
引用:三井住友カード公式サイト
プロミスVisaカードの利用金額に応じてVポイントが貯まり、ポイントは以下への移行が可能です。
- 景品やマイル
- ギフトカード
- 他社ポイント
利用金額200円(税込)につき1ポイント貯まるので、日常的にプロミスVisaカードで支払いをすればお得に活用できますね。
Vポイントは加盟店が多く、コンビニでの支払いなどにも使える便利なポイントサービスです。
プロミスVisaカードのデメリット
プロミスVisaカードのデメリットをチェックしましょう。
- 審査に時間がかかり即日発行できない
- 国内旅行傷害保険がない
- カードローン機能が外せない
- 借入とクレジットカードの返済日が異なる
年会費無料でVポイントが貯まる 使いやすいカードですが、気をつけたいことがいくつかあります。
審査に時間がかかり即日発行できない
プロミスVisaカードの審査はある程度の時間が必要で、その日に終わるわけではありません。
カード発行にはプロミスに加えて三井住友カード2社の審査を受けることが必須で、審査状況などによってさらに時間がかかることも考えられます。
そもそもプロミスVisaカードが手元に届くまでに5営業日ほどかかるので、申し込むタイミングに注意してください。
プロミスVisaカードは「すぐに利用したい」という人にはやや不向きなカードです。
国内旅行傷害保険がない
プロミスVisaカードには国内旅行傷害保険が付帯しておらず、契約後につけることもできません。
多くのクレジットカードについている国内旅行傷害保険がプロミスVisaカードにはないことで、デメリットを感じる人もいるでしょう。
自動付帯している海外旅行傷害保険についても、あらかじめ旅費をカードで支払うといった利用条件があるので注意が必要です。
カードローン機能が外せない
借り入れをしない場合でも、プロミスVisaカードのカードローン機能は外せません。
カードローン機能付きということが前提のクレジットカード発行になるので注意してください。
プロミスVisaカードのカードローン機能は総量規制の対象となるため、他のクレジットカード発行やマイカーローン、住宅ローンなどの審査に影響することがあります。
これから車や家をローンで購入したり、子供の教育資金を銀行から借りるといった予定がある人はカード発行は慎重に考えましょう。
借入とクレジットカードの返済日が異なる
プロミスVisaカードは、借り入れとクレジットカードの返済日が異なります。
- カードローンの返済日 5日・15日・25日・末日
- クレジットカードの返済日 15日締め翌月10日払い・月末締め翌月26日払い
契約の際に、以上のいずれかからそれぞれの返済日を選ばなくてはなりません。
クレジットカードに加えカードローンを利用する人は、支払日に残高不足とならないように管理する必要があります。
プロミスVisaカードの審査でよくある質問
プロミスVisaカードの審査でよくある質問とその回答を、Q&A形式でまとめました。
- プロミスVisaカードの審査はどれくらいかかりますか?
- プロミスVisaカードはすぐ使えますか?
- プロミスVisaカードはクレジットカードですか?
- プロミスVisaカードの審査結果が来ないときの対処法は?
プロミスVisaカードの審査はどれくらいかかりますか?
プロミスのローン審査は最短3分で完了しますが、三井住友カードの審査はその日のうちに完了しません。
プロミスVisaカードの審査が完了し、カードが郵送されるまで1週間ほどかかることに気をつけてください。
プロミスVisaカードはすぐ使えますか?
バーチャルクレジットカード機能は無いので、審査に通ったからといってすぐ支払いに使えるわけでは無いのです。
ただし、プロミスのローン審査に通れば、インターネット振り込みでの借入が可能です。
プロミスVisaカードはクレジットカードですか?
Visaのクレジットカードとプロミスのカードローンが1枚になったカードは、年会費無料ということもポイント。
審査に通過すれば、カード受け取り後に借入とカードローンどちらも利用できます。
プロミスVisaカードの審査結果が来ないときの対処法は?
それでも結果が来ていなければプロミスコールセンターに問い合わせることをおすすめします。
ただしプロミスVisaカードの審査は、プロミスのローン審査は最短3分で完了しますが三井住友カード会社の審査に時間がかかることが多いです。
プロミスVisaカードは幅広い人が持てるクレジットカード
プロミスVisaカードは幅広い人が持てる、年会費無料のローン機能付きクレジットカードです。
プロミスと三井住友カードの2社による審査がありますが、比較的利用者の間口が広いと判断できるでしょう。
「信用情報に自信がない」「他社のカードの申し込み対象ではない」といった人にもおすすめできる消費者金融系のクレジットカードといえます。
![GRO-BELラボ[株式会社グローベルス]](http://gro-bels.co.jp/labo/wp-content/uploads/2024/08/ラボ ロゴ-02-1.jpg)







