おすすめ5選
国内での空き家の数は年々増加傾向にあり、空き家を売却したいと考えている人の数もそれに比例して増えています。
しかし、空き家は築年数が経過し劣化が進んでいることが多く、通常の中古住宅やマンションと比べ売却が難しいケースがあります。
- 固定資産税の支払いが高くなる
- 倒壊リスクが高い
- 保険でカバーできない損害賠償が発生する恐れがある
- 行政から差し押さえられる
- 不動産価値が下がり続ける
買い手が付きにくいことを理由に空き家を放置し続けると、このようなリスクを発生させるばかりか、その不動産が持つ資産価値を下げる恐れがあります。
なかなか買い手がつかない空き家は放置せず、空き家を中心に買い取っている不動産会社に買取依頼を出すのが得策です。
空き家の売却を検討している方は、これらの情報を活用して、より良い売却方法を見つけ出しましょう。
この記事では、空き家を買取ってもらう方法と、買取時に損をしないためのポイントや速やかに空き家を買取ってほしい方に向けて、効果的なアプローチ方法を解説します。
空き家査定はどうやる?不要な空き家の査定方法と注意点を徹底解説
売却査定の対応エリア | 東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県、大阪府、奈良県、兵庫県、京都府 |
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高値売却の成功率 | 業界1位※調査方法:インターネットリサーチ /調査会社:GMOリサーチ株式会社 /調査期間:2021年12月24日~27日 |
宅地建物取引業者免許 | 国土交通大臣(2)第9297号 |
- 独自の売却方法により高額売却を実現
- 業界最高水準のAI導入で概算価格がすぐ分かる
- 片手仲介100%で囲い込みリスクが一切なし
【免許登録】
宅地建物取引業免許:国土交通大臣(4)第7845号
一級建築士事務所登録:東京都知事 第62093号(東京本社)
特定建設業許可:東京都知事 (特-2) 第135078号(東京本社)
不動産特定共同事業許可:東京都知事 第134号(東京本社)
賃貸住宅管理業登録:国土交通大臣(1)第1722号(東京本社)
おすすめの空き家買取業者【5選】
SREリアルティ(旧SRE不動産・ソニー不動産)
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SREリアルティはAIなどの新技術の融合も積極的におこなうソニーグループの不動産会社です。
過去の売買実績や周辺エリアの相場状況、AIの導入による価格推移予測データなど豊富なデータを用いることができるため、依頼者としても納得感を持って買取依頼ができます。
取引の公平性・透明性を第一に掲げており、安全な売買が可能です。
会社名 | SREホールディングス株式会社 |
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本社所在地 | 東京都港区赤坂1丁目8-1 赤坂インターシティAIR 14階 |
宅地建物取引業免許 | 国土交通大臣(2)第9297号 |
口コミ・評判 | SREリアルティ(旧SRE不動産)の評判・口コミはやばい?不動産売却・AI査定のメリットや仲介手数料・囲い込みリスクを解説【ソニーグループ】 |
東急リバブル

東急リバブルは業界トップクラスの仲介売買業者ですが、近年は不動産買取のシェアも拡大しています。
東急リバブルによる不動産買取の特徴としては、迅速に対応してくれる、残置物がある空き家も買取が可能、発話が難しい方や聴覚障害をもつ方向けの「電話リレーサービス」の提供などがあります。
また、取引をおこなったお客様の9割以上が「また東急リバブルを利用したい」と回答していたり※、2023年度実績で年間売買仲介取扱件数が30,265件(1日あたり約82件)もあるなど、実績豊富で信頼ができる買取業者と言えます。
会社名 | 東急リバブル株式会社 |
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本社所在地 | 東京都渋谷区道玄坂1丁目9番5号 |
宅地建物取引業免許 | 国土交通大臣(12)第2611号 |
AlbaLink

AlbaLinkは、空き家や事故物件・訳あり物件など条件の悪い物件の買取に強みがある不動産会社です。
AlbaLinkは、築年数が古く老朽化が激しい物件や、建て替えが土地に建っている空き家など、他社では相手にしてくれない状態の物件でも、付加価値をつけて最短3日で買取を行ってくれます。
またAlbaLinkは、不動産問題の解決を得意分野にしている弁護士と密な連携を組んでいるため、近隣住人と揉めた物件や、共有名義の空き家であっても、高値で買い取りに応じてくれます。
会社名 | 株式会社Alba Link |
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本社所在地 | 東京都江東区木場二丁目17番16号 BESIDE KIBA 3階 |
宅地建物取引業免許 | 国土交通大臣(1)第10112号 |
空き家パス

空き家パスは、株式会社ウィントランスが運営を務め、社会問題になっている空き家の売買を専門的に取り扱っているサービスです。
今まで「家の築年数が古く買い手が見つからない」や、「接道条件が悪い」、「家の中に家具や荷物がある」などの理由から、業者買取を断られてきた空き家も、空き家パスなら、素早く査定を実施して買取を行います。
対象エリアは、本社がある東京に限らず、日本全国に対応していますので、地方や田舎方面で放置されている空き家の買取相談も快く承ってくれます。
運営会社 | 株式会社ウィントランス |
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所在地 | 東京都渋谷区代々木2-16-15 |
設立日 | 2011年4月25日 |
事業内容 | 不動産仲介事業 不動産コンサルティング事業 資産相続コンサルティング事業 |
対応エリア | 日本全国 |
免許 | 宅地建物取引業 東京都知事(1)第102329号 |
公式サイト:空き家パス
カチタス

株式会社カチタスは、戸建て住宅の空き家を中心に買取、コスパよくリフォーム・リノベーションを施し、付加価値を付けた状態で再度市場に出すことを生業にしている不動産会社です。
日本各所に100以上もの支店を展開しているため、都市部のみならず地方・郊外にある空き家にも柔軟に対応してくれます。
なお、買い取ってくれる物件の多くは、老朽化が激しいものよりも比較的好条件下で付加価値がつけられるものを中心に買い取っているので、築年数が20年未満な物件や、数台分の駐車場が設けられるなど、特徴がみられる空き家を持っている方におすすめです。
運営会社 | 株式会社カチタス |
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所在地 | 群馬県桐生市美原町4番2号 |
設立日 | 1978年9月1日 |
事業内容 | 中古住宅再生事業 |
対応エリア | 全国 |
免許 | ― |
不要な空き家を売却せず放置するリスク
リスク1】固定資産税が高額になる
空き家でも所有している限り、固定資産税の支払い義務があります。
通常、住宅用地には軽減措置が適用されますが、「特定空き家」に指定されるとこの軽減が外れ、固定資産税が最大で6倍に跳ね上がる場合があります。
リスク2】倒壊の危険性がある
築年数の古い空き家は耐震性に問題があることが多く、特に旧耐震基準の建物では地震による倒壊リスクが高まります。
また、空き家は管理されないことで劣化が早まり、新耐震基準の建物であっても倒壊の恐れが生じます。
リスク3】事故の損害賠償を個人で負う可能性がある
空き家の老朽化によって瓦や外壁が落ち人や物に損害を与えた場合、所有者が損害賠償を負う可能性があります。
保険に加入していても、長期間放置されていた空き家では補償対象外となるケースもあるため注意が必要です。
リスク4】行政による差し押さえの可能性がある
固定資産税を滞納し続けた場合、行政によって空き家が差し押さえられることがあります。
差し押さえ後は強制的に売却されて所有者の財産価値が失われる可能性もあるため、早期の対処が必要です。
リスク5】不動産価値の下落が進む
空き家は住まないことで急速に老朽化が進み、建物の資産価値が低下します。
加えて、近隣に空き家が増えると地域全体の印象が悪化し、周辺の不動産価格にも悪影響を及ぼします。
リスク6】放火や火災の危険が高まる
無人の空き家は放火のターゲットになりやすく、不審火や隣家への延焼といった二次被害のリスクもあります。
長期放置された空き家は火災保険の補償対象外となることもあり、管理体制が問われます。
リスク7】不法滞在や犯罪の温床となる
放置された空き家には、不法侵入や不法滞在者が入り込む可能性があります。
衛生状態の悪化、ゴミの散乱、近隣トラブルの発生など、地域の治安にも悪影響を及ぼします。
退去には法的手続きが必要で時間や費用もかかります。
リスク8】不法投棄の被害を受けやすい
空き家や敷地が管理されていないと、ゴミや粗大ごみの不法投棄が行われることがあります。
撤去費用は原則として所有者の負担となり、放置すればさらに悪化して近隣からの苦情や行政指導につながります。
空き家買取のメリット
メリット1】取り壊す必要が無い
空き家の買取は、空き家が劣化していても取り壊す必要がありません。
買取業者が買取った後に空き家を取り壊しリノベーションする為、売主はそのままの状態で売ることができます。
更地にする為の解体費用も支払う必要が無くそのまま物件を手放せるので、楽に空き家を手放せます。
メリット2】家具などの残置物を回収しなくても売れる
空き家の買取は内装をキレイな状態にしていなくても問題ありません。
家具をそのまま置いていても、買取業者が家具を回収してくれるのでそのままの状態で売れます。
空き家を放置していて家具をそのままにしている人も、買取業者がそのまま全て引き受けてくれるので精神的にも負担が少ないです。
メリット3】訳あり物件でも買い取ってもらえる
「築40年以上の物件だから仲介で断られた」「事故物件で仲介では厳しい」といわれている空き家でも、積極的に買取ってくれる買取業者があります。
一般の不動産仲介では敬遠される底地などの物件も買取ってくれるので「仲介で売れなくて困っている」という人にもおすすめです。
メリット4】契約不適合の責任を負わない
仲介で不動産を売却すると、契約不適合の責任を負うリスクがあります。
契約不適合責任は、売却した後に買主に告知していない欠損でトラブルが生じるとその責任を負うことを指しており、損害賠償の請求や契約解除になる恐れがあります。
しかし空き家買取は、業者が買取ってくれるので契約不適合責任を負う必要がありません。
業者がリノベーションした後は、契約不適合責任を負う人は業者になるので売却後も安心できます。
メリット5】放置による行政指導リスクを回避できる
空き家対策特別措置法により管理不全な空き家は「特定空き家」に指定され、固定資産税の軽減措置が外れる、解体命令が出るなどのリスクがあります。
特定空き家 | 管理不全空き家 | |
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区分の根拠 | 「空家等対策の推進に関する特別措置法」(平成27年5月施行) | 「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」(令和5年12月施行) |
認定の条件 |
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買取により早期に手放すことで、こうした行政上の問題を未然に防ぐことができます。
メリット6】固定資産税や維持費の負担から解放される
空き家でも所有しているだけで固定資産税がかかり、草刈りや防犯管理などの維持費も発生します。
今後利用予定がない空き家を早めに売却すれば、これらの費用負担から解放されて資産の整理にもつながります。
空き家買取のデメリット
空き家の買取はメリットの多い魅力的な方法ですが、デメリットも存在します。
デメリットを把握した上で、空き家を買取って貰うか検討してみてください。
デメリット1】買取価格が安い
空き家の買取は仲介で売却するより売却益が安くなる傾向にあります。
買取は空き家の取り壊し費用や家具の回収費用を見積もった上で計算する為、通常の相場より低くなってしまいます。
また買取業者は買取った時点で買取った物件が100%売れる保証は無いので、リスク込みで価格を設定しています。
デメリット2】築浅の空き家は不向き
築浅の空き家は、買取より仲介で売却するほうが高く売れます。
空き家は空き家でも、築浅でまだ劣化していない家であれば仲介で依頼しましょう。
空き家の買取業者は築年数が経過している家向きなので、築年数が10年以下であれば仲介で検討しましょう。
空き家買取の流れ
空き家を買取って貰う流れは下記の通りです。
買取を検討している人は確認しておきましょう。
Step1.買取業者を選ぶ
まず買取業者を選びます。
空き家の買取業者は空き家を専門にしている業者が多く、相談ベースで査定を依頼することもできます。
また複数社に依頼することによって査定額を見比べられるので、最適の業者に依頼できます。
Step2.査定
空き家の買取業者に査定を依頼し、どのくらいの価格で買取ってもらえるか提示してもらいます。
買取業者によって異なりますが、最短で即日買取してくれる会社もあるので「なるべく早く売りたい」という人はスピード重視の不動産会社に依頼しましょう。
Step3.買取完了
買取価格に問題がなければ、そのまま買取って貰い完了です。
買取って貰った後は、売主がなにか責任を負うことがないので安心して現金を受け取れます。
空き家の買取が難しい理由
理由1】建物の老朽化により評価がつかない
空き家は長期間使用されていないことで老朽化が進んでいるケースが多く、建物の資産価値がほとんどないと判断されることがあります。
特に雨漏りやシロアリ被害、設備の故障があると、建物部分は解体前提で査定されることも少なくありません。
理由2】立地や周辺環境によって需要が限られる
空き家は都市部よりも地方や郊外に多く見られ、周辺に生活利便施設が少ない場合は買い手がつきにくくなります。
また、最寄り駅から遠い、道路幅が狭いなど再活用に不便な条件がそろっていると、買取業者の選定も難航します。
理由3】権利関係や管理状態に問題がある場合がある
空き家は相続登記が未了で名義が被相続人のままになっていたり、所有者不明であるケースもあります。
また、長年放置されていたことにより境界トラブルや違法建築の疑いなど、権利関係や現況に不安がある物件も少なくありません。
空き家を高額買取してもらうコツ
家具や不要品は事前に撤去しておく
空き家に残された家具や備品は処分費用が発生するため、買取価格から差し引かれる原因になります。
不要な家具類はあらかじめ撤去し、できるだけ空の状態にしておくことで、査定額の減額を防ぐことができます。
また、整理整頓された状態で内見や査定を受けることで物件の印象も良くなり、査定アップにつながる可能性があります。
外観・内観の写真を事前に用意しておく
オンラインで査定を依頼する際は、築年数だけで判断されることのないよう外観と内観の写真を事前に準備しましょう。
見た目がきれいであれば、築年数以上の価値が認められることもあります。
写真は明るい時間帯に撮影し、室内の広さや清潔感が伝わるよう工夫すると効果的です。
空き家買取に特化した業者に依頼する
空き家買取の経験が乏しい業者では査定が相場より低めになったり、売却までにトラブルが発生することもあります。
スムーズかつ適正価格で売却するには、空き家買取に特化した実績豊富な業者を選ぶことが大切です。
業者の選定時には公式サイトの買取実績や口コミを参考にし、空き家対応に強いかどうかを事前に確認しておきましょう。
空き家買取に向いている物件
空き家の買取は、メリットもデメリットもありますが物件によっては買取で進めた方がメリットの恩恵を大きく受けられるケースもあります。
結論から言うと、空き家の買取に向いている物件は下記のような物件になります。
- 仲介で売れない物件
- 素早く売りたい物件
- 所有者複数人いる
これから各項目を詳しく解説していくので「売りたい空き家は買取に向いているのかな?」と疑問に思っている人は参考にしてください。
仲介で売れない物件
空き家は売却しようとしても、中々買主が見つからないケースが多いです。
比較的新しい家や環境が整っている物件は仲介でも売りやすい傾向にありますが、築年数が経過している古い家は仲介で売却すると時間が掛かってしまいます。
仲介で中々売れない物件は、買取で売った方がスムーズに売却することができるのでおすすめです。
売りたい物件が遠方
売りたい空き家が売り主の居住場所から遠くはなれていると、仲介をスムーズに行うのが難しく手間がかかってしまうので、買取のほうが向いています。
仲介は空き家の査定や媒介契約・内覧のやり取りがあり、買主と売買交渉していく必要があるので、頻繁に空き家に訪問する必要があります。
「本業が忙しいから中々空き家まで行けない」という人は、業者に買い取ってもらう方が手間がかからず、処分できるのでおすすめです。
現金化する期限が決まっている
仲介は買主が現れるまで売却することができないので、いつ売却できるかわかりません。
現金化までの期限が決まっている人やなるべくスムーズに現金化したい人は、仲介に向いていません。
買取は、不動産会社が直接買い取ってくれるので査定から売却完了までスケジュール通りにすすんで行きます。
物件の状況によりますが、買取は素早く進むと最短1週間で売却することができるので、なるべく早く売りたい人にむいています。
複数人が所有している物件
空き家の実家を複数人相続している状態で、売却を検討している人は買い取ってもらう方がスムーズに売却できます。
相続人が複数人居る物件は、売却に出す際に全員の同意が必要で、仲介だと売出し価格なども全員の同意を得る必要があります。
買主から値引き交渉を受けた場合は全員に相談する必要があるので、手間がかかります。
また相続人同士のトラブルに発展するきっかけにもなります。
買取は、買取価格の同意を得られた時点で売却が可能なので、余計なトラブルを引き起こさず現金化できるのでおすすめです。
空き家買取に向いていない物件
状況によって空き家は買取に向いていないケースもあります。
- 築浅物件
- 高値で物件を売りたい
- じっくり時間をかけて売りたい
売り主の目的によって、買取に向かない物件になる場合もあるので注意しましょう。
築年数が浅い空き家
築年数の浅い空き家は、仲介でも買主が見つかりやすく市場価格で売却できる可能性が高いです。
逆に買取で空き家を売ると勿体ない事になる恐れがあるので、一度不動産会社と相談することをおすすめします。
なるべく高値で売りたい
買取は不動産会社が買取り、不動産会社はリフォームした後に売り主を探す形になるので市場価格より安い価格で買い取ります。
「空き家を市場相場で売りたい!」という人には物足りない買取価格になってしまう恐れがあるので、仲介で進めることをおすすめします。
ただし物件によっては仲介で売れる見込みの無いものもあるので、不動産会社と入念に相談することをおすすめします。
売却完了まで時間を掛けられる
現金化するまでの時間が特段決まっていない人は、物件の状態によって仲介の方が向いているケースもあります。
仲介で長期間売りに出して売れ残ってしまうリスクもありますが、場合によってはしっかり市場価格で売れる事もあります。
「売却を感朗したい期限は特に決まっていない」という人は、まず仲介で売却する方向で進めていきましょう。
空き家は「買取」と「仲介」どっちが良い?
「空き家は買取と仲介どっちが良いの?」と悩む人もいますよね。
空き家の状態によって買取のほうがおすすめだったり仲介だったりします。
これからケース別にどちらがおすすめなのか紹介するので、悩んでいる人は参考にしてください。
空き家の状態によって異なる
空き家の内観・外観がキレイな場合は仲介でも買主が現れる可能性があります。
一方で急速に劣化している空き家や、築年数が経過している空き家は仲介で売れのこる可能性が高く買取をおすすめします。
上記のように空き家の状態によっておすすめの方法が異なるので、まずは不動産会社に相談してプロの意見を聞いてみましょう。
早く売りたい人は買取がおすすめ
売却益よりスピードを重視している人は、買取がおすすめです。
買取は大体1~2週間で買取が完了しますが、仲介は3ヶ月程かかります。
特別な事情があって売却しなければならないタイミングが決まっている人は、買取業者に依頼しましょう。
買取保証を付けるのも1つの手段
売却益を高く保ちつつスピーディーに現金化したい人は、仲介で買取保証を付ける手段もあります。
買取保証は、最初仲介で売却活動を行い万が一売れ残ってしまった時に不動産が買取ってくれるサービスです。
期限内に買主が見つかれば売却できますし、万が一買主が見つからなかった場合でも不動産会社に買取ってもらえるのでお得です。
空き家の買取に関する質問
ここでは空き家を業者買取で手放す前に知っておきたいことや解決しておきたい疑問を質問形式で解説して行きます。
空き家を買取に出すとき解体工事は行わなくてもいい?
買取業者は、不動産の状態を評価し、その上で買取価格を決定します。
解体費用は、一般的に買取業者が負担しますが、その分買取価格から引かれることもあります。
そのため、解体工事を行うか否かは、買取価格や解体費用、そして自身の時間や労力を考慮して決定するのがいいでしょう。
ただし、一部の業者では、解体工事を条件としている場合がありますので、具体的な条件については、各業者に確認しましょう。
空き家買取の相場価格は仲介売却に比べてどれくらい低い?
これは、買取業者が、その後のリスクを負うからです。
さらに業者は、空き家を購入した後にリフォームや管理、販売などを行い、その過程でコストを負担します。
また、即時現金化を選択することで、手間や時間をかけずに買取を進めることができますが、それには買取価格の低下などが伴います。
空き家の買取では家電や家具なども一緒に買い取ってくれる?
一部の業者は、買取する不動産に含まれる家電や家具も一緒に買い取ってくれます。
ただし、古いまたは劣化した家電や家具は、むしろ処分費用が発生するため、買取価格から引かれます。
また、買取後に全てを撤去・処分するという業者もいます。
そのため、具体的な取り扱いについては各業者に確認しましょう。
空き家を買取に出しても買い取ってくれない場合がある?
大規模な修復が必要な場合や、立地条件が悪い場合などは、買取を難しくする要因となります。
また、一部の業者は特定の物件のみを対象としているため、全ての空き家が買取対象になるわけではありません。
そのため、事前に複数の業者に相談し、評価や見積もりを取りましょう。
買い取ってもらった後の空き家はどうなる?
一部の業者は、リフォームやリノベーションを行い、再販または賃貸として市場に出します。
また、再開発の一部として使われることもあります。
他の業者では、土地としての価値を見込んで解体し、新たな建物を建築する場合もあります。
いずれの場合でも、買取業者は不動産を再利用し、物件に付加価値をつけて再販します。
空き家は買取業者に依頼するのがおすすめ
空き家は仲介で断れやすい物件ですが、買取業者積極的に購入してくれます。
「ちょっと売れないかも?」と思われる物件でも買取業者は対応してくれるので、空き家問題に悩まされている人は相談してみてください。