自宅を売る前に、相場をしっかり調べておくと様々なメリットがあります。

まず、だいたいの価格をイメージすることで、査定結果の信ぴょう性が分かります。

不動産会社の査定は一般的にその物件が3か月くらいで売れた時の予想適正価格を算出します。

調べたイメージと大幅にズレている場合、その業者とは契約しないほうが良いです。

また、相場の推移を調べておけば、いつが売り時なのかが分かります。

去年の相場の推移をチェックし、高くなっている時期に売り出せば成功率が高まります。

自宅をどのように売るかの方向性を考える上で、相場を調べておくと効果が高いのです。

自宅の売却相場を調べる方法は、大きく以下の4つに分けられます。

• ポータルサイトをチェックする
• 不動産ジャパンをチェックする
• 土地情報総合システムをチェックする
• 一括査定サービスを使う

それぞれ一つずつ解説していきます。

①ポータルサイトをチェックする

SUUMOやライフルホームズといった不動産情報サイトには、売りに出されている物件の価格が明記されています。

こちらをチェックすれば、だいたいいくらで周囲の物件が売られているのかが分かります。

自宅の査定価格を一から計算する場合、項目ごとにチェックをした上で評価をし、その上で過去の取引事例と合わせながら価格を算出していくようになります。

素人がこれをやるのは難しいですが、売り出し物件の価格はすでにプロが複雑な計算をした後なので、余計なことを考えずに参考にすることができます。

②不動産ジャパンをチェックする

不動産ジャパンは、現在売り出し中の物件をチェックできるサービスです。

全ての物件に登録義務があるレインズというサービスがありますが、こちらは不動産会社しか見ることができません。

ただ、不動産ジャパンでも遜色ない情報量となっているので、売主の方はこちらをチェックしましょう。

→不動産ジャパンは全国の不動産が検索できる！仕組みとサービス内容を徹底解説

③土地総合情報システムをチェックする

土地総合情報システムは国土交通省が提供する不動産データベースで、全国の過去5年分の取引をチェックすることができます。

不動産ジャパンよりも古く、より多い情報をチェックする目的で併用することをおすすめします。

④一括査定サイトを活用する

自宅は個別性が高く、一つとして同じものはありません。

そのため、相場を詳しく調べてもらうには、不動産会社に依頼するしかないのです。

しかし、不動産会社はそれぞれ評価の仕方やポイントが異なるので結果が異なります。

できれば複数社の査定額を比較することをおすすめします。

複数社の査定額の比較をスムーズにできるツールが一括査定サイトです。

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利用料は完全無料。結果を比較すれば、どこが一番高く売れるか一目瞭然ですよ！

自宅の売却相場を知っているかどうかで、その後の売り方が大きく変わってきます。

不動産会社の甘い言葉に騙されることもないですし、どこが相場以上に売ってくれるのかを見抜きやすくもなります。

売却相場の調査と業者選びの2点にどれだけ時間を使えるかが、自宅売却の明暗を分けると言っても良いでしょう。