
世田谷の不動産を売る!世田谷区の不動産情報と最新の売買事例・査定におすすめの不動産会社を紹介!
東京トップクラスの富裕エリアといわれる世田谷区。高級でセレブが住むというイメージ通り、成城などの閑静な住宅地が立ち並ぶ他、下北沢、三軒茶屋、二子玉川など、エリアごとに人を惹きつける特色があります。
人口、世帯数、高齢者数、若者の数など、数多くの指標で23区トップを走っています。
高級住宅地なので新築物件の需要が高いですが、中古物件の取引件数も人口が多いので高めです。
ここからは、そんな世田谷区の不動産事情と取引データ、高額売却のコツなどを紹介していきます。

世田谷区の概要
面積 | 58.08㎡(大田区に次いで23区中2位) |
人口 | 約88万人(23区中1位) |
区役所アクセス | 世田谷駅徒歩5分 |
世田谷区は成城、田園調布、代沢のような住宅地と、下北沢、三軒茶屋、二子玉川などの商業エリアで構成されています。
都心に近いながら自然豊かなのも魅力の1つで、公園が区内に300以上あり、天気のいい日は世田谷公園や駒沢公園が老若男女でにぎわっています。公園が多いのはファミリー層にとっても嬉しいですよね!
世田谷区内には京王線、小田急線、東急田園都市線など多くの路線を利用することができ、抜群のアクセスの良さを誇ります。
路線バスも多く運行しているので、高齢者にとっても便利なエリアとなっています。
世田谷区はファミリー向け物件の需要が高い!
世田谷区の既婚女性(35~45歳)の就業率は約51%となっており、23区中最低となっています。
全国平均が約60%なので、世田谷区は専業主婦の数がかなり多いエリアといえます。
世田谷区民の特徴というよりは、「夫が高収入なのでわざわざ共働きする必要がない」というのが実情でしょう。
家族連れで、妻が専業主婦の方が多いので、不動産を売る際にも同じようなケースで生活していた家が成約しやすいです。
世田谷区の不動産取引は居住用が中心
世田谷区は5年に一度、土地の利用に関する報告書を発表していますが、区内の約3分の2が宅地、3分の1が非宅地となっています。
更に、宅地の4分の3ほどが住居利用となっています。
簡潔に言えば、世田谷区の半分前後が住まい関連の利用に使われているということですね。
こうした状況を踏まえると、いくら高級住宅エリアと言えども、やはり中古物件の需要は高いということがわかります。
世田谷区の不動産相場・取引件数を徹底紹介!
世田谷区は23区内での取引件数が最も多く、約1万2,000件の取引が1年であります。
その次に多いのが江東区、大田区で、利用者数や相場の多い新宿区、渋谷区、港区などよりも件数が高いことをみると、治安がよく閑静な高級住宅街が良く取引されているようです。
ちなみに、東京都全体の不動産情報はこちらのページにまとめてあるので、合わせてご覧になるのがおすすめです!
→東京都で不動産査定・売却をするコツ|おすすめの不動産会社ランキング
世田谷区の坪単価平均は約63万円
2017年の世田谷区の坪単価は、平均207万7750円となっています。
かなり高い値なだけでなく、全国的に見ても単価上昇率が高い(全市区町村の中で100位ほど)地域となっています。
世田谷区の地域ごとの地価相場は、以下の通りです。
世田谷区のエリア地価ランキングTOP10(2017年)
相場順位 | エリア名 | 地価平均(1000円以下四捨五入) | 坪単価平均(1000円以下四捨五入) |
1位 | 下北沢 | 94万円/m2 | 311万円/坪 |
2位 | 三軒茶屋 | 91万円/m2 | 300万円/坪 |
3位 | 太子堂 | 91万円/m2 | 299万円/坪 |
4位 | 東北沢 | 88万円/m2 | 290万円/坪 |
5位 | 池尻大橋 | 86万円/m2 | 285万円/坪 |
6位 | 都立大学 | 83万円/m2 | 276万円/坪 |
7位 | 二子玉川 | 75万円/m2 | 250万円/坪 |
8位 | 二子玉川 | 75万円/m2 | 250万円/坪 |
9位 | 祐天寺 | 74万円/m2 | 244万円/坪 |
10位 | 奥沢 | 73万円/m2 | 241万円/坪 |
こちらのページで紹介されている渋谷区の地価相場と比較すると、世田谷区はかなり低くはなっています。
→渋谷にあるおすすめ不動産会社のサービス・口コミを紹介!最新の売買事例・相場も解説
ただ、居住用不動産の取引が多い世田谷区では、こうした地価データとは違う市況の部分が大切になってきます。つまり、世田谷が持つ”高級住宅街”というイメージが、地価とは別に買い手の購入意欲をかきたてているというわけです。
そのため、過去の具体的な取引事例を見なければ、世田谷区の場合は本当の相場はつかみにくいのです。
世田谷区の居住用不動産売買事例を紹介!
ここからは、実際に世田谷の不動産がいくらほどで売れているのか、最新データを紹介していきます。
世田谷区の最新戸建て取引データ
所在地 | 最寄り駅 | 取引総額 | 面積 | 買い手の利用目的 | 建築年 | 構造 | 取引時期 |
世田谷区 赤堤 | 豪徳寺駅徒歩7分 | 8,200万円 | 85m² | 住宅 | 2016年 | 木造 | 2017年1-3月 |
世田谷区 池尻 | 池尻大橋駅徒歩12分 | 5,000万円 | 45m² | 住宅 | 2016年 | 木造 | 2017年1-3月 |
世田谷区 宇奈根 | 二子玉川駅徒歩30分以上 | 4,000万円 | 115m² | 住宅 | 1990年 | 木造 | 2017年1-3月 |
世田谷区 梅丘 | 梅ケ丘駅徒歩11分 | 3,700万円 | 50m² | 住宅 | 1997年 | 木造 | 2016年10-12月 |
世田谷区 大原 | 代田橋駅徒歩7分 | 5,000万円 | 105m² | 住宅 | 1990年 | 木造 | 2016年10-12月 |
世田谷区 奥沢 | 石川台駅徒歩10分 | 1,700万円 | 145m² | 住宅 | 1977年 | 軽量鉄骨造 | 2016年10-12月 |
こちらは2016年下半期から2017年上半期までの世田谷区内の戸建て売買の事例の一部抜粋です。
地価データとは異なり、ある程度築年数がたった木造物件でも高額で売却されているのがわかります。
こうした事例を見ると、実際の不動産取引では世田谷区のアクセスやブランド力が有利に働いているのがわかりますね。
世田谷区の最新マンション取引データ
所在地 | 最寄り駅 | 取引総額 | 間取り | 面積 | 買い手の利用目的 | 建築年 | 構造 | 取引時期 |
世田谷区 赤堤 | 経堂駅徒歩9分 | 9,800万円 | 3LDK | 90m² | 住宅 | 2013年 | RC | 2017年4-6月 |
世田谷区 池尻 | 池尻大橋駅徒歩8分 | 8,400万円 | 2LDK | 70m² | 住宅 | 2012年 | RC | 2017年01-03月 |
世田谷区 鎌田 | 二子玉川駅徒歩24分 | 3,600万円 | 2LDK | 55m² | 住宅 | 2012年 | RC | 2017年01-03月 |
世田谷区 砧 | 千歳船橋駅徒歩8分 | 4,000万円 | 3LDK | 65m² | 住宅 | 1986年 | SRC | 2017年01-03月 |
世田谷区 経堂 | 経堂駅徒歩7分 | 3,800万円 | 3DK | 70m² | 住宅 | 1969年 | RC | 2017年04-06月 |
世田谷区 三軒茶屋 | 三軒茶屋駅徒歩9分 | 6,700万円 | 2LDK | 70m² | 住宅 | 2005年 | RC | 2017年04-06月 |
世田谷区 下馬 | 学芸大学駅徒歩11分 | 2,400万円 | 1K | 25m² | 住宅 | 2004年 | RC | 2017年04-06月 |
マンションの取引事例をみても、かなり高額で売買されていることがわかります。
ポイントとしては、上記であげた地価ランキングでは順位差のある地域の物件でも、さして価格差はないということです。
一応、成城や三軒茶屋は世田谷区の中でも別格のようなイメージがありますが、世田谷区は全体的に住まいとしての需要が高いエリアですし、まんべんなく売れているようですね!
世田谷区の不動産を査定・売買したいのであれば最寄り駅に注目すべし!
世田谷区は非常にアクセスの良いエリアとなっています。渋谷区のページでも紹介しましたが、場所によって最寄りの路線が異なる場合、物件の需要は少しずつ変わってきます。
こうした状況を踏まえた上でおすすめしたいのは、路線ごとに得意な不動産業者に依頼することです。
世田谷区に通っている路線は、以下の8つです。
- 京王京王線
- 京王井の頭線
- 小田急小田原線
- 東急田園都市線
- 東急大井町線
- 東急目黒線
- 東急世田谷線
- 東急東横線
京王電鉄、小田急電鉄、東急電鉄は、それぞれ京王不動産、小田急不動産、東急リバブルという系列の不動産会社を展開しています。
まず最寄りの路線を調べて、系列会社に相談しにいくという方法はオーソドックスですがおすすめです。
不動産を高額売却するためには業者選びが重要です!
世田谷区内を本拠とする中堅不動産会社も多くありますが、これらが全て査定・売買仲介に対応しているというわけでなく、さして世田谷区に詳しいわけでもありません。
世田谷区は人口が多いので、集客を狙って進出してくる可能性もあります。
いろいろな不動産会社を自分の足で回って見極められれば問題はないですが、限度がありますし、逆に優良業者を見逃してしまう可能性もあります。
そこでおすすめしたいのが、一括査定サービスの活用です。
→一括査定サイトは不動産売却に必要不可欠!メリット・デメリットを一挙紹介
このサービスを使えば、区の物件査定・売買に対応している業者をすぐに絞り込めますし、スムーズに査定額を比較できておすすめですよ!
