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太陽光発電のメリットとデメリットは?田舎の土地で安定収入を得る方法とリスクを解説

【更新日】2023-11-22
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土地の太陽光発電利用

土地活用の中でも近年注目されているのが太陽光発電です。

いらない土地に太陽光パネルを設置するだけで確実に収入が見込めるので、アパート賃貸よりも初期投資額が少なく、利益の計算もしやすいという方法です。

土地活用の種類については以下の記事にまとめてありますが、比較的リスクの高い方法が多い中、太陽光発電は低リスクで初心者でも始めやすいのが魅力的ですね!

土地活用の方法を厳選25種類紹介!収益性・初期費用やデメリットを徹底比較

ここからは、土地の太陽光発電利用の仕組みやメリット・デメリットを紹介していきます!

太陽光発電はシェアの拡大が見込まれる事業

現在、多くの企業が太陽光発電事業に参入しており、今後シェアが更に拡大すると考えられます。

東日本大震災の原発事故や電力自由化の解禁により電力の見直しが現在おこなわれている日本では、太陽光発電など環境にやさしい発電事業を実施することが、企業のイメージアップにも繋がります。

また、自然エネルギーを活用しているので、2020年以降は不動産業が衰退すると言われている中でも変わらず安定収益が見込めるのも魅力ですね。

太陽光発電のメリット

太陽光発電のメリット

土地を太陽光発電利用する最大のメリットが、そもそも収益化しやすいことと、立地にかかわらず利益をあげやすいという点です。

電力会社が買取に応じる最低限の発電量はクリアしていなければ収益化できませんが、初期投資さえしっかりすればどんな土地でも収益化可能です。

また、発電できるかどうかの基準は日当たりが良いかどうかなので、駅の近さなどはもちろん利益に関係ありません。

売却や賃貸では利益が見込めない土地にもチャンスがあるのは魅力的ですよね!

相続した田舎の土地と相性が良い

現在、地方の古家を都市在住者が相続したが、使い道がなく放置しているケースが多発しています。

こうした空き家問題の解決策としても、太陽光発電利用はおすすめできます。

周りに高い建物がないことから、パネル設置時の発電量は田舎の方が高いことも多いです。

地域によっては土地相場が500万円前後のところもあり、人気がなく売却や賃貸運営では処理できないことも良くあります。

こうした土地でも太陽光発電利用で収益化を図ることができますよ!

太陽光発電は10%以上の高い利回りを期待できる

1から太陽光発電事業を始める場合は、土地購入のコストもかかってきます。

ただ、すでに土地を所有している方なら10%以上の高利回りを実現できる可能性が大いにあります。

土地+太陽光発電設備を購入する場合の利回り相場が約10%なので、遊休地を利用する場合はより高い利回り(13~15%)を見込むことができます。

ただ、売電価格は日当たりや時期によっても異なる他、様々な外的要因でえ収益が下がる可能性があるので注意しましょう。

太陽光発電には自営方式と貸し出し式がある

太陽光発電は2種類の事業形態があります。

自営方式は、土地のオーナーが自己負担で設備を設置して収益を得る方法です。

コストはかかりますが、収入は全てオーナーのもとに入るので利益率も高いです。

一方、貸し出し式は太陽光発電事業をおこなう人に土地を貸して賃料を得る方法です。

収益性は低くなりますが、手間やコストの負担がほぼないので楽に収益を得たい人におすすめです。

自営方式は比較的狭い土地でも出来ますが、貸し出す場合は200坪以上の大きな土地が好まれる傾向にあります。

太陽光発電のデメリット・リスク

太陽光発電はメリットばかりではなく、デメリットやリスクも存在します。

事前にリスクを把握して、安全に運用していきましょう。

FIT制度には期限がある

FIT制度とは、再生可能エネルギーの固定価格買取制度(Feed-in Tariff)のことです。

この制度下なら、固定価格で電気を売却できることができます。

FIT制度は20年維持されますが、期限が過ぎた後に金額が改訂されます。

売電価格は年度ごとに下がっているので、20年以上経過したタイミングで利益が大きく下がる可能性が高いです。

西暦 出力抑制がある場合 出力抑制がない場合
2015年 35円/kWh 33円/kWh
2016年 33円/kWh 31円/kWh
2017年 30円/kWh 28円/kWh
2018年 28円/kWh 26円/kWh

長期で太陽光発電投資をおこなう予定の方は注意が必要です。

自然災害の影響を受けてしまう

太陽光発電に影響の大きい自然災害が台風・落雷・積雪などです。

台風で飛んできた石や木がパネルを傷つける、落雷がパネルに落ちる、積雪の重さに耐えきれず倒壊するなどの被害が考えられるので、万が一のために火災保険や動産保険に加入することをおすすめします。

低所にパネルを設置する場合は雑草対策が必要

家の屋根の上にパネルを設置する際は心配いりませんが、低いところにパネルを設置していると、横から雑草が覆いかぶさって発電量を下げるケースも少なくありません。

個人で草刈りや除草剤を散布して対応することもできますが、年に何回もおこなう必要があるので遠方に住む方には不向きです。

遠方にパネルを設置して安定的に発電をしたいなら、防草シートの設置やコンクリート舗装などの本格的な対応をおすすめします。

鳥糞や花粉・砂埃のリスク

鳥の糞や花粉、砂埃がパネルの上に降りかかるリスクは常にあります。

こうした細かい汚れは雨で流されてキレイになるケースがほとんどですが、なかなか雨が降らないと汚れが固結する可能性があります。

パネルの発熱によってこうした汚れが発火して、火災が起こる可能性もあります。

大きな汚れがこびりついているなら、メンテナンス業者に依頼して落としてもらいましょう。

いたずらされるリスク

子どものいたずらでボールや石をパネルにぶつけられたら、意外と簡単には損してしまいます。

遠方の空き家などにパネルを設置している場合は、特にこうした被害の対象になりやすいです。

対処法としては防犯カメラを設置し、万が一いたずら被害にあったら警察に届け出できるというポーズを取る方法がおすすめです。

施工ミスが起こるリスク

設置の時点で施工のミスがあり、上手く発電ができない可能性もあります。

特にケーブルの配線ミスなどは、個人が気付きにくい上に収入に直結するので注意が必要です。

太陽光パネルは設置時に確認するだけで後は基本的に放置となるので、不具合を見つけにくいです。

実際、配線ミスに気付かず、1年利益が出なくてようやく気づいてたなどの例は少なくありません。

信頼できる施工業者を選ぶ、定期メンテナンスは内容が良く、回数が多いところに依頼するのが重要です。

太陽光発電は日照権の対象外なのか

一般的な住宅などでは、日照権というものがあると言われています。

明確な法律の取り決めはありませんが、一定時間以上の日照を侵害する高層建物が建設されそうな場合、日照権を根拠に裁判をおこなうケースも多いです。

ただ、これは日照権の侵害によって生活に悪影響を及ぼされていることが根拠になります。

太陽光発電の場合は、影で遮られて発電量が減少しても生活環境の侵害にはならないので、訴えを棄却されることが多いです。

「太陽光発電事業は、常に収入がストップするリスクを背負っておこなうのが普通」というのが、2021年現在の公式見解です。

日照権とは?日当たりの状況で起こるトラブルを事例・判例から徹底解説

太陽光発電に向いている土地の条件とは?

太陽光発電を行うときは、土地選びが成功の有無を握っているといっても過言ではありません。

以下は、太陽光発電に向いている土地の条件の概要です。

太陽光発電に向いている土地の条件

  • 日照条件
  • 地形
  • 敷地面積
  • 土壌の状態
  • 風の影響
  • 法的制約
  • インフラの整備
  • 地元との関係

ここからは、先のリストで上げた8つの条件を1つずつ解説して行きます。

日照条件

太陽光発電は、その名の通り、太陽の光がエネルギー源になります。

よって、地理的な観点から日照時間とその強度が重要になってきます。

理想は、一年を通して日照時間が長く、直射日光が強い地域が最適です。

また、季節変動にも考慮しなければなりません。

特に、冬季は日照時間が短く、雲が多いと発電量が減少します。

土地を選ぶときは、地域の気象データを調査すると同時に、一年を通じた日照状況を把握することが重要です。

地形

太陽光パネルは、太陽の位置を計算しながら最適な角度で設置する必要があります。

このことから、平坦な土地が太陽光パネルを設置するのに最適です。

斜面や山地の場合、パネルの設置が困難なうえ、パネル同士が影をつくる可能性があります。

とはいえ、斜面地でも工夫次第では、効率よく電気を作ることが可能です。

例えば、南向きの斜面地であれば、太陽の光を直接受けやすいので、効率的な発電ができます。

敷地面積

太陽光パネルを設置するためには、十分な広さを有する面積が必要です。

一般的に1kWの太陽光発電設備を設置するには、約10平方メートルのスペースが必要になります。

ただしこの数字は、あくまで目安であり、実際は、使用するパネルの種類や設置方法によって必要面積が変動します。

大規模な発電所を設計する場合は、より広大な敷地が必要になります。

土壌の状態

土地の地質は、太陽光発電設備の設置費用や安全性に直接影響します。

例えば、堅固な岩石地に太陽光バネルを設置しようと考えている場合は、設備の基礎を作るための掘削コストが増大し、逆に緩い土壌だと設備の安定性に問題が生じます。

併せて、土壌の浸食や地滑りのリスクも考慮しなければなりません。

風の影響

強風が吹いている地域にバネルを設置してしまうと、バネル表面には図を付けるだけじゃなく、設備の運用そのものが困難になる恐れがあります。

安定した稼働を目指すためにも、風の影響を最小限に抑える適切な設計や構造が求められます。

また、パネルの設置角度を風向きに合わせれば、風力の影響を軽減できます。

法的制約

バネルを設置するために土地を活用するわけですが、そもそも不動産の使用は、地域の都市計画や法令によって制限されています。

土地によっては、建築基準法や地域計画法、農地法などの法令により、発電設備の設置が制限されています。

土地を活用する際は、これらの制約を把握すると同時に、専門家の意見を取り入れながら話を進めましょう。

インフラの整備

太陽光パネルを設置して収益を得る場合は、発電した電力を、電力会社が持つ送電網に接続するためのインフラを整える必要があります。

遠隔地の場合、電力網への接続や配電設備の設置そのものが困難な場合もあります。

仮にインフラが整ったとしても、接続コストが大幅に上昇するリスクがあります。

地元との関係

太陽光パネルの設置を進めるうえで、地域社会との関係性は、プロジェクトの成功において非常に重要な要素です。

例えば、今回のように、太陽光発電設備の設置は、周辺環境や風景に影響を与えます。

また成子を左右する要素として、地域住民や自治体の理解と協力を得ることが重要です。

具体的には、事前の説明会の開催や地域貢献活動を行うことで理解してもらえるきっかけになります。

太陽光発電に不向きな土地の特徴

太陽光発電に不向きな土地の特徴

太陽光発電の良さは、地価の低いエリアでも日当たりがよければ良い収入を期待でいる点が挙げられます。

一方、不向きな土地もいくつかあります。

一昔前に太陽光発電ブームがあり、多くの方が挑戦しました。

一方で、不向きな土地を活用したことで収益が挙げられず失敗した方も少なからずいました。

事前に所有する土地は本当に太陽光発電で利益が見込めるのかチェックしましょう。

200㎡以下の小さな土地

太陽光発電をおこなう場合、日当たりの他に発電規模も重要なポイントになってきます。

小さい土地だと日照時に発電できる電気が少なく、かつ日が当たらない時間も伸びてしまうのでおすすめできません。

最低でも200㎡(約60坪)以上は面積を確保するのが望ましいです。

日照時間の短い土地

谷底やビルの合間など、日当たりの悪い箇所にある土地は致命的に向いていません。

日照時間は専門家に相談をして、計測してもらいましょう。

道路の通っていない僻地

太陽光発電はアクセスが影響しない土地活用なので、原野商法で騙されて買った山間部の土地への設置などを検討する方は多いです。

ただ、車でいけないレベルの僻地にパネルを設置すると、定期的な管理が難しく、将来的に起こるトラブルを見逃してしまう可能性が高いです。

メンテナンスのしやすさも考慮して土地を決めることをおすすめします。

太陽光発電を成功させるコツ

太陽光発電はリスクもあり、100%高収益をあげられる保証はありません。

ここからは、これから太陽光発電を始めたい方が最低限おさえるべきポイントを紹介します。

土地の詳細情報をチェックする

自分が所有する土地も、 面積や地盤、日当たりなどの細かい情報は意外と知らないものです。

太陽光発電を始めるなら、まずは土地に対する調査から始めましょう。

影のでき方をチェックする

意外と予測できないのが影のでき方です。

周りに高い建物がなくて安心と思っても、遠方から影が延びてきてパネルに被る可能性があります。

夕方はどんな影のでき方をするのかチェックしましょう。

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太陽光発電事業の初期費用を比較

初期費用を出来るだけ安く抑えるのが成功の近道です。

効率の高いシステムの設置を出来るだけ安く対応してくれる業者を選ぶようにしましょう。

パネルの設置が安い業者に依頼したらその他の諸経費がかかって結局割高だったという失敗も良くあります。

各社の初期費用は総額で比較しましょう。

安すぎる施工会社が工事の質に注意

費用が激安の施工会社は、適切な基礎工事をしてくれないことも多いです。

値段だけで選ぶのではなく、まずは実績で絞込み、それから費用で比較するようにしましょう。

収支のシミュレーションを確認する

ざっくりとした収益ではなく、初期費用や管理費、固定資産税を差し引いた利益がいくらになるのかをしっかり計算しましょう。

全ての経費を含めて計算すると、発生する収益はごくわずかになってしまうケースも多いです。

土地活用は転用性の高さも含めて考えていこう

ここまで土地の太陽光発電利用について解説しましたが、注意して欲しいのがなるべく長期スパンで考えるのがおすすめということです。

土地は処分しない限りは永遠に所有者のものとなります。

維持費はかからないにせよ毎年税金の支払い義務がありますし、所有者が亡くなれば親族に相続されます。

何十年も先まで考えて活用方法を考える、あるいはどのタイミングで売却、処分するかという目安を付けておくことが重要ですよ。

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