分譲マンションの1階は売れない?売れ残りがちな理由と高額売却するコツを紹介
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中古マンションを購入する方は、2階以上の物件を探している方が多く、人気のマンションでも1階を売却するのに苦労する人も少なくありません。
しかし、売れないということはなく、マンションの1階だからこそ売却しやすい場合もあります。
事前にしっかりと準備をしておくことで売却しやすくなります。
ここでは、売れにくいと思われがちな1階のマンションの売却を成功させるコツを説明していきます。
※マンションの高額査定・売却のコツはこちらにも詳しくまとめてあります!
分譲マンションの1階が売れにくい理由
防犯上の懸念
一般に、1階のマンションは防犯上のリスクが高いとされます。
出入り口や窓からの不審者の侵入が容易であったり、盗聴・盗撮の恐れがあると考えられるからです。
ただし、高階層は一度侵入されてしまうと外部から見えにくいという問題も同時に発生します。
プライバシーの問題
1階のマンションは、通行人からの視線を直接受けやすいため、プライバシー保護が難しいと感じる人が多いです。
カーテンを閉めることで視線を遮断できますが、その分日光を遮ることになり、住み心地に影響を与える可能性があります。
高階層よりも、物理的に人との距離が近いのでプライバシー問題は大きなものとなります。
騒音と振動の問題
エントランスや共用部の利用に伴う騒音、上階からの騒音、さらには通行人や車の騒音など、1階は他の階よりも騒音や振動に影響を受けやすいです。
これがマンションの売却時にマイナスポイントとなることがあります。
特に学校や公共施設、駅近の物件であれば騒音トラブルは大きなデメリットとなります。
眺望と日当たりの問題
1階は他の階と比較して、眺望が限定的であり、周囲の建物や植物によって日当たりが悪くなることもあります。
眺望や日当たりは生活の質を大きく左右しますので、これらが売却価格に影響を与えることも少なくありません。
洗濯物が乾きにくいと言った問題も発生します。
分譲マンションの1階を売却するコツ・ポイント
1階特有の魅力の強調
1階のマンションには他の階にはない魅力があります。
出入りが容易である点、エレベーターを利用する必要がない点、庭やテラスを設けられる可能性などが挙げられます。
高齢者であれば、階段やエレベーターを使わずに家の出入りができるのもアピールできるポイントです。
マンションのセキュリティ面のアピール
1階の防犯リスクに対抗するため、マンションのセキュリティ機能をアピールすることが重要です。
オートロック、防犯カメラ、セキュリティ会社との連携など、安心感を提供できる設備やサービスの存在を明確に伝えましょう。
1階は防犯面が弱く侵入しやすいといわれていますが、同時に侵入しても見つかりやすいというメリットがあることをアピールしましょう。
リフォームや改修での価値向上
1階のマンションをより魅力的に見せるためには、リフォームや改修も考慮に入れるべきです。
例えば、防犯対策としてシャッターを取り付けたり、プライバシー対策としてフェンスを高くしたりするなどです。
対象となる購入者層の明確化
1階のマンションは、高齢者や小さな子供がいる家庭、ペットを飼っている人々にとって特に魅力的です。
そのため、売却時にはこのような層に対するマーケティングを重視し、1階のメリットを強調することが有効です。
分譲マンションの1階に住むメリット
アクセス性の高さ
1階のマンションは出入り口に近いため、日常的な移動が楽です。
エレベーターや階段の使用を気にせずに済むため、時間を節約できます。
また、緊急時の避難も容易で、これらのアクセス性の良さは特に高齢者や子育て世帯にとって価値ある要素となります。
タワーマンションと比較すると高階層から1階に降りるまで10分かかることも珍しくありません。
庭やテラスの利用可能性
1階のマンションでは、独自の庭やテラスを設けることが可能な場合が多いです。
プライベートな屋外空間は、季節を楽しんだり、ガーデニングを楽しんだり、子供やペットが遊ぶスペースとして利用できるなど、生活の質を向上させる要素です。
重い荷物の搬入搬出の容易さ
1階のマンションでは、家具や大型家電の搬入搬出が容易です。
エレベーターや階段を使用せずに直接部屋へ運ぶことができます。
これは、引っ越しや家具の購入、リフォーム時などに大きなメリットとなります。
引っ越し業者によっては、搬送料にプラスの費用がかかる可能性もあります。
高齢者や子供への利便性
エレベーターや階段の利用を必要としない1階は、高齢者や子供がいる家庭にとって大きな利点です。
また、子供が遊ぶ場所として庭やテラスを活用したり、車椅子の利用者にとっても出入りが容易であるという利便性があります。
分譲マンションの1階に住むデメリット
防犯上の問題
1階のマンションは、他の階よりも防犯上の問題を抱えやすいです。
窓やバルコニーからの不審者の侵入が容易であり、防犯カメラの死角になりやすいためです。
これは生活に不安をもたらし、売却時に価格を下げる要因となります。
プライバシーの懸念
1階のマンションは、通行人から直接見られやすい位置にあるため、プライバシーが保ちにくいと感じる人が多いです。
特に大きな窓やバルコニーがある場合、カーテンを閉じても完全に視線を遮ることが難しいことがあります。
騒音や振動の問題
1階のマンションは、エントランスを利用する人々や通行人、駐車場の利用者からの騒音や振動に晒されやすいです。
また、上階からの騒音問題も無視できません。これらの騒音や振動は、売却時にマイナスポイントとなる可能性があります。
眺望や日当たりの問題
1階のマンションは、他の階に比べて眺望が制限され、日当たりが悪くなることがあります。
これは特に都市部で顕著で、周囲の建物や樹木によって視線や日差しが遮られることが多いです。
これらは生活の質を下げ、売却価格に影響を与える要素です。
分譲マンションの売却に関するよくある質問Q&A
1階マンションの売却価格は他の階と比較してどう違うのか
1階のマンションは、防犯リスクやプライバシーの懸念などから一般的に他の階に比べて売却価格が低くなりやすい傾向にあります。
しかし、アクセス性や庭の利用可能性など1階特有の魅力を上手くアピールできれば、価格差を縮小することも可能です。
1階マンションの売却に最適な時期はあるのか
1階マンションの売却に最適な時期は特にありませんが、一般的に不動産の売却は春や秋が活況となる傾向にあります。
また、近隣の新築物件の供給状況や市場の需給バランスも売却タイミングを左右します。
1階マンションを高く売るための改修は何か
1階マンションを高く売るためには、防犯対策やプライバシー対策の改修が有効です。
シャッターやフェンスの設置、防音窓の導入など、1階特有の問題を解決する改修を行うことで売却価格を向上させることが可能です。
1階マンションの売却でよくある失敗例とその対策は
1階マンションの売却でよくある失敗例は、価格設定を適切に行わないことや、1階特有の魅力を十分にアピールしきれないことです。
これらを避けるためには、不動産専門の業者に相談したり、マーケティング戦略を練り直すなどの対策が必要です。
分譲マンションの1階でも十分売却可能!
上記で説明した内容に気をつけることで1階のマンションでも売ることができます。
しかし、気をつけなければならないのは、売れないことはないとはいえ、人気の高層マンションなどと比較するとやはりマンションとしての魅力にも少し欠けますし、売りにくいのは事実です。
ただし、小さな子どものいる家庭や高齢者の方には非常に需要のある物件なので売れないということはありません。
一括査定がおすすめ!
むしろ、高層階のマンションの物件よりも価格が低いために、買いやすいといえます。
アピールできるポイントをしっかり不動産業者に伝え、売却活動を行うことで、1階のマンションでも売ることが可能です。
まずは、相場価格を調べ一括査定サイトで申し込みをしてみましょう。
簡易査定の場合簡単な情報を記入するだけで、おおよその査定額が出ます。
準備を万全にしてからマンションの売却活動を始めるようにしましょう!
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