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FIRE(ファイア)が今注目!資産運用で経済的な自立を叶えるポイントを解説

【更新日】2023-12-20
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FIRE
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従来の日本の終身雇用・年功序列型のキャリアの考え方とは異なる概念として、FIRE(ファイア)が最近注目を集めています。

FIREとは、仕事以外の経済源を確立させて早期退職し、時間を仕事以外の目標などに費やすことを指します。

仕事に縛られず、自由な生き方が手に入る一方で、老後の資金がどうなるのかといった不安が残るケースも多いです。

ここからは、FIREの詳しい概要とメリット・注意点について詳しく解説していきます。

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FIREとは?

FIREは経済的自立、早期リタイアの頭文字である、“Financial Independence, Retire Early”をとった造語です。

欧米発信で盛り上がってきたキャリアの考え方で、終身雇用が一般的な日本にも最近入ってきました。

日本は欧米と比較してキャリアに多様性がないと考えられてきましたが、近年は転職の活発化など、新卒で入った会社を勤め上げる美徳などに、少しずつ変化が生まれています。

キャリアの多様化が進むことにより、FIREも注目を集め始めてきています。

FIREの考え方

FIREは、以下のような単純な早期退職とは一線を画すものです。

  • 生活に十分な貯蓄をキープして、退職する
  • 脱サラをして、個人事業にチャレンジする

FIREは単なる早期退職ではなく、資産運用を継続しておこない、運用益で生活することを前提とした方法となります。

収入が無くても生活できるほどの貯金や、脱サラして成功するために資金を貯めようと思ったら、退職のタイミングは遅くなってしまいます。

FIREは早いタイミングで資産運用に挑戦して、運用益で暮らしていける目途がたったタイミングで早期退職をして、その後は運用益の範囲で生活していくことを前提としています。

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FIREを実現するには不労所得がいくら必要?

FIREをおこなうには、不労所得がいくら必要なのでしょうか?

FIREのタイミングは、4%ルールの範囲内で運用できているかどうかが、大きな判断基準となります。

4%ルールとは、投資資金の元手4%の収益を確保でき、かつその4%の範囲内で生活ができる状態を指します。

・投資資金(元本)の4%≧年間の生活資金

投資元本の4%以内に生活費を抑えられるのであれば、資産を減らすことなく生活できるというのが、このルールの根拠となります。

ただし、4%ルールにも以下の懸念があり、必ずしも絶対的な指標という訳ではありません。

  • アメリカで確立した考え方で、米国株式市場の成長率とインフレ率に基づいている
  • 投資元本の4%の収益を得続けるには、それなりの経験が必要

4%という数値が100%信頼できる判断基準とは一概には言えませんが、投資元金1億円の人の生活費が400万円と考えると、比較的妥当な数字ではあります。

想定年間支出の25倍がFIREに必要な資産

投資元金の4%が生活資金になると考えると、想定される1年間の支出の25倍の資金が必要な計算になります。

年間の生活費が200万円なら、単純計算で200万円×25=5,000万円の貯蓄が必要ということになります。

ただし、十分な額の貯蓄があっても資産運用が上手くいかなければ、この計算は成り立ちません。

自分にあう資産運用の方法を探していくことも、重要なポイントです。

資金に応じてFIREの形を変える

FIREは投資元金を貯めて、それを元手に早期リタイアして資産運用をしていく方法です。

ただ、早期リタイアに十分な元手を稼ぐのは、どうしても時間がかかってしまいます。

そこで、まずは少額の投資元金を確保して運用に回しながら、フルタイム勤務をやめてパートタイムや副業収入に移行するというのも一つの手です。

FIREの4つの種類

Lean FIRE(リーン・ファイア)

生活費を元々多く使わない人などが、少ない元手・少ない消費で生活をするスタイルです。

お金を使う以外の部分に幸福を感じる方なら、検討すべき方法の一つでしょう。

一方でこのスタイルは突発的な出費の増加に弱いので、いざという時のための対策も立てておく必要があります。

Fat FIRE(ファット・ファイア)

Fat FIREは、豊富な資金があり、資産運用することでリッチな暮らしが出来る人のスタイルです。

早期リタイアの中でも、最も理想的な状況と言えるでしょう。

事業で成功した方や資産家以外は、なかなか実現が難しい方法でもあります。

Side FIRE(サイド・ファイア)

資産運用をしつつ、足りない部分を副業で補うスタイルです。

完全に仕事を辞めるのが不安という人にとって、一番現実的な方法だと言えます。

Coast FIRE (コースト・ファイア)

資産運用はおこなうものの、自分のやりたい仕事も挑戦的におこなうスタイルです。

フルタイムで働かず、あくまで趣味として仕事を捉えることで、ストレスからの解放を目指す意味合いもあります。

FIREのメリット

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仕事以外の時間が確保できる

正社員でフルタイム出勤をすると考えると、週5日8時間ほどは仕事に時間を費やすことになります。

こうした生活スタイルだと、仕事以外の趣味や勉学、その他のチャレンジしたいことに時間を使うのは難しいです。

また、住まいや将来のプランなども、今の仕事を基準に考えなければいけません。

FIREをすることで仕事の様々な制約から自由になることができます。

資産運用の知識や経験が増える

最近は年金や終身雇用に対する考えが変化していき、資産は頭を使って確保するという風潮が盛り上がってきました。

2020年から新型コロナウィルスの流行もあり、経済・社会の不安定さを実感する方も増えてきました。

不安定な時代の中で、FIREを通して資産運用のスキルを身に付けておけば今後を生き抜くのに大きな助けとなります。

高収入である必要がない

従来の早期リタイアの考え方だと、生活に必要な貯蓄を短期間で貯める必要がありました。

上記の方法を実行しようと思ったら、平均年収の2倍前後の収入が必要な計算となります。

そのため、早期リタイアは現実的に大企業の高収入サラリーマンや個人事業主でなければ実行が難しいものでした。

しかし、FIREは資産運用に必要な元金が貯まりさえすれば収益を得ながら生活をすることが出来るので、 最初に生活資金をすべて貯蓄しておく必要はありません。

そのため、FIREは従来の早期リタイアよりも少ない元手でおこなうことが可能です。

FIREのデメリット

安定収益の確保が難しい

年4%の利回りで資産運用をするのは、簡単に見えて常に成功するとは限りません。

株式投資や不動産投資は市場が変化する外的要因も多く、収益を継続して維持できる確証はありません。

FIREをする前に、投資・資産運用の知識習得は不可欠となります。

失敗した時の再就職が難しい

FIREを2、3年試してみて結果的に失敗となった時、経歴上は空白期間ができるので再就職が難しくなります。

早期リタイアを目指す人は収入が比較的多い仕事に就いていることが多いですが、再就職後に前職とのギャップに苦しむケースもあります。

FIREを考えている方は、失敗した時にどうするのかの選択肢も用意しておきましょう。

想定外の出費のリスクがある

資金を貯めてFIREをした矢先に、自身や家族の事故・病気などで予想外の出費がかかる可能性もあります。

資産運用で得られる収益以外にも、どんな出費があるかを厳しめにシミュレーションしておかないと、計画が失敗する可能性は高くなってしまいます。

生活費など想定できる出費に対して、余裕を持てるくらいの見積もりをしておくことが重要です。

目的を持って生活するのは意外と難しい

サラリーマンは制約も確かに多いですが、仕事のやりがいや頑張った分だけ報酬が得られる仕組みなど、生きがいとなる要素も多数あります。

いくら人生に仕事以外の目標があったとしても、いざ自由になった時にストイックに目標を追うのは難しいものです。

特にまだ若い方がFIREを実行する場合は、ある程度は人生の青写真がないと目的の無い状態に陥ってしまいます。

FIREで人生の目的を達成しよう

FIREは働かずに生活をすることが目的なのではなく、労働に使う時間を減らして、人生を自由に使えるようにするものです。

そのため、ただ「楽をしたい」「仕事をやりたくない」という方がFIREをすると、失敗する可能性が高まります。

FIREの内容を理解した上で、自分に合った準備、やり方をとっていきましょう。

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