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不動産クラウドファンディングって儲かる?儲からない?利回り・収益の目安と考え方

【更新日】2022-06-29
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不動産クラウドファンディングって本当に儲かるの?

不動産クラウドファンディングは利益が出にくいという話もありますが、実際のところはどうなのでしょうか?

投資には様々な方法があり、一攫千金を狙いたい方におすすめの手法だけでなく、コツコツと収益を積み立てていきたい方におすすめの手法も存在します。

不動産クラウドファンディングは一体どんなシチュエーションで実践すべき投資手法なのでしょうか?

不動産クラウドファンディングの利用を検討している方に向けて、不動産クラウドファンディングの収益性や利用時の心構えを紹介していきます。

不動産クラウドファンディングおすすめ比較ランキング!人気17社の評判・サービスの違いと賢い投資先の選び方

不動産クラウドファンディングの儲けは年間5%前後が一般的

不動産クラウドファンディングの商品は、運営期間1年、想定利回り4%~7%あたりが相場だと考えられます。

上記の条件で200万円を投資した場合、10万円(利回り5%)の年間収益が得られる計算となります。

投資したお金の5%~8%の収益性を少ないと見るか、多いと見るかは人それぞれです。

不動産クラウドファンディングはプラットフォームとなる各社のサービスがあり、そこに登録されている案件を選ぶ形になります。

1つのサービスに登録されている案件も利回り条件に結構な幅があるので、自分の目的に合わせて選択することは可能です。

不動産クラウドファンディングの収益ポイントは2つ

不動産クラウドファンディングで得られる利益は、大きく分けて以下の2種類です。

  • キャピタルゲイン型
  • インカムゲイン型

キャピタルゲインは、安く仕入れた物件を高く売却したときに得られる差益(売却益)を主に差します。

一方、インカムゲインは収益物件の運用中に得られる家賃収入がこれに当てはまります。

不動産クラウドファンディングはキャピタルゲイン型・インカムゲイン型のどちらの募集案件もあります。また、両方の利益を見込んだファンドも存在します。

キャピタルゲインとインカムゲインのどちらを重視するかは、物件の状況や特徴によって変わってきます。

収益タイプ重視したいポイント
キャピタルゲイン型 物件の立地・規模・資産価値
インカムゲイン型 運用歴・期待利回り

何を重視するかを見極めた上で、登録すべき案件がどれか判断しましょう。

不動産クラウドファンディングの儲けが少ないと言われる理由

不動産クラウドファンディングの儲けが少ないと言われるのは、サービスに表記されている想定利回りが本来の利回り-管理コストで記載されているのが大きな要因です。

一般的な不動産投資では、物件の想定利回りがそのまま広告などに掲載されており、管理を外部に委託するかどうかは投資家自身が決めます。

管理を投資家自身がおこなう場合は労力がかかる一方で、利益を丸ごと得ることが出来ます。

一方で、管理を専門の会社に委託する場合は利益の一部を委託費用として支払いますが、そのかわり円滑な投資運用が可能になります。

不動産クラウドファンディングは管理を委託する代わりに利回りが引かれた状態からの募集開始となります。

そのため、不動産クラウドファンディングは単純に利回りが低い訳ではなく、その分もメリットがしっかりと存在します。

不動産クラウドファンディングの利回りを他の投資方法と比較

不動産クラウドファンディング以外の不動産投資との平均利回りの差は、次のようになります。

投資方法 平均利回り(年間)
不動産クラウドファンディング 4~7%
現物不動産投資 5~8%
J-REIT 3~4%
不動産ソーシャルレンディング 5~7%

不動産投資には、不動産を実際に購入して賃貸者に貸して家賃収入を得る現物不動産投資、投資信託商品として売り出されているJ-REIT、資金を融資してほしい事業者に投資家が投資するソーシャルレンディングがあります。

現物不動産やソーシャルレンディングの平均利回りは5%以上と、不動産クラウドファンディングよりも高い利回りで、J-REITはほぼ同一の利回りになっています。

利回りだけ見ると現物不動産投資が優れていますが、現物不動産投資は購入時に数百万円の高額な資金がいるため、ハードルの高い投資方法です。

またソーシャルレンディングは少額投資ができますが、貸し倒れのリスクが存在するため、安全度は不動産クラウドファンディングが勝ります。

少額で着実に不動産投資したい人は、不動産クラウドファンディングがおすすめです。

不動産以外の投資との平均利回り比較

投資方法 平均利回り(年間)
不動産クラウドファンディング 4~7%
株式投資 5~10%
FX投資 5~10%
投資信託 3~10%
銀行預金 0.01%程度

不動産投資以外の投資は株式や投資信託など様々ですが、他の投資に比べると不動産クラウドファンディングの利回りはそれほど高くありません。

しかし、不動産投資は元々長期的に投資するので、デイトレードなど数日で投資をする株式投資やFXと比べると平均利回りは低くなります。

また利回りが高いとその分リスクも大きくなるので、不動産クラウドファンディングは特に安定した投資をすることができます。

不動産クラウドファンディングが安定収益を得やすい理由

不動産クラウドファンディングの収益性が高いか低いかに関しては、投資家自身の考え方にもよるところになります。

ただし、利回りが年間4%~7%というのは、他の投資方法と比較してもそこまで低い訳ではありません。

また、不動産クラウドファンディングの収益を考える際は、以下の3点も考慮する必要があります。

  • 物件の管理コストがかからない
  • 1万円から投資を始められる
  • 分散投資をしやすい

短期間で一攫千金を得られる投資方法とは言い難いですが、ローリスクでコツコツ利益を得たい方にはおすすめの方法です。

ここからは、不動産クラウドファンディングの収益が安定しやすい理由を1つずつ紹介していきます。

理由①物件の管理コストがかからない

不動産はただ定期的に掃除・リフォームをすれば良いというものではありません。

築年数が経過するほど管理費はかさんできますし、入居者のトラブルや家賃滞納などもコントロールできません。

将来的にコストが膨れ上がる不安を考えると、不動産クラウドファンディングは安定的に収益を得られる点が大きな魅力です。

理由②1万円から投資を始められる

不動産クラウドファンディングは1万円から不動産投資を始められます。

少ない元手をコツコツ増やすことができ、失敗してもリスクが少ないために投資初心者にも魅力的な投資手法と言えます。

理由③分散投資をしやすい

不動産クラウドファンディングは非常に簡単に投資を始めることが出来ます。

サービスごとに多数の案件があるため、元手を分散させて複数の案件に登録することも可能です。

複数の案件を運用することで、1つの案件が元本割れした場合などのリスクヘッジが可能となります。

長い目で見て、継続的に収益を得やすい方法とも言えます。

一攫千金型の投資のほうがおすすめ?

投資には様々な方法がありますが、多くの投資家は「短期間で大きな収益を得られる投資かどうか」を判断の基準にしています。

こうした投資方法は、現在だとFXやビットコインなど、大きなレバレッジを活かしたものが代表的です。

ただし、こうした投資は長期的に見たときの勝率は非常に低く、大きなリスクが付いて回ります。

いくら収益性の高い投資でも、一発で借金を背負うリスクがあるやり方は非常に危険なので避けておくべきでしょう。

特に投資初心者は、まず不動産クラウドファンディングのような始めやすいものからやっていくことをおすすめします。

儲かる不動産クラウドファンディングの選び方

不動産クラウドファンディングは近年市場が拡大を見せており、大手から中小まで様々なサービスが参入しています。

サービスの運用歴や掲載される案件などにそれぞれ違いがあり、投資を成功させるにはまずサービスを比較して見極めるのが不可欠になります。

ここからは、利益が出る不動産クラウドファンディングを選ぶポイントを紹介していきます。

運営歴の長さで選ぶ

不動産クラウドファンディングのサービスは様々な企業のものが参入していますが、運営歴が比較的長いサービスのほうが、安心して利用できると考えられます。

収益の波がありつつも一定数のユーザーに支持されて運営し続けられているということは、ある程度信頼できると考えて良いでしょう。

募集案件の豊富さで選ぶ

1つのサービスの中に登録されている案件の数は、豊富に掲載されているほうがおすすめです。

1つのサービスの中に複数案件が掲載されているほうが、案件同士の比較がしやすく、良い案件を見つけやすいです。

また、豊富な案件を掲載できるということは不動産業者とのつながりも深く、今後も安定的なサービスの運用が期待できます。

また、案件数だけでなく、案件の募集頻度もチェックしておくことをおすすめします。

案件の情報量

不動産クラウドファンディングの募集案件には、投資する不動産の概要などの情報も併せて紹介されています。

掲載情報が詳しく幅広いほど案件の比較が簡単になり、あとで失敗しにくくなります。

利回りで不動産クラウドファンディングを選ぶ時の注意点

不動産クラウドファンディングによって収益を出そうと思ったら、まず利回りに注目する必要があります。

ただし、リスクをチェックせずに利回りの高さだけで案件を選ぶと、将来的に大きな損失へ繋がる可能性が高まります。

安全に利益を得られる不動産クラウドファンディングを選ぶには、利回り以外にどこへ注目すれば良いのでしょうか?

1つずつ紹介していきます。

利回りが高いだけの案件は避ける

不動産投資クラウドファンディングの利回りは2%付近のファンドから10%近いファンドまであります。

利回りはクラウドファンディング事業者ごとに異なりますが、利回りが高いと無茶な運用するすることになるため、安全性が低くなります。

利回りが高ければ効率のよい資産運用ができますが、利回りが高すぎると元本割れリスクが高くなるので結果損する可能性が高いです。

例えばホテルなどの宿泊施設であれば観光客の増減によって需要が左右されるので、利回りが高い代わりに元本割れリスクも上がります。

安定した収入を得たい場合は、マンションなどの居住用不動産を対象にすると価額が落ち着きやすいです。

リスクを抑えて安定した利益を出したい場合は、利回りが高すぎる案件は避けるのが無難です。

分散投資する

不動産クラウドファンディングに投資する場合、分散投資することでリスクを抑える事ができます。

投資先をひとつに絞ると対象の物件が破産した場合、損失が大きくなってしまいます。

投資先をいくつか分散することで、物件が破産した場合でも損失をできる限り押さえることが可能です。

分散投資をする際は、投資先を分散させるだけではなく、物件の種類(マンション・ホテルなど)を分散させることで一気に元本割れリスクをする可能性が低くなります。

過去に元本割れを起こしていないかチェックする

元本割れリスクを抑える方法として、投資する事業者が過去に元本割れしていないかどうかをチェックすることも重要です。

案件の利回りなど条件だけで投資先を判断する人も多いかもしれませんが、事業者の経営姿勢や状況を確認しておくことも重要です。

事業者によっては過去の元本割れ発生件数などを公開しているところもあるので、事業者自体の安全性を確認してから投資しましょう。

劣後出資の割合を確認する

劣後出資とは、事業者が不動産の評価額が下がる損失金額を負担する仕組みのことです。

火災や事故、経年劣化による評価額の下落が起こった際に、事業者側の劣後出資金で対応することで、投資家のリターンを一定に保つ役割があります。

例えば劣後出資割合が20%、2000万円の物件であれば、投資家が投資できる金額は1600万円分で、残りの400万円は事業者側が出資します。

400万円分の価格下落までは事業者側で対応してもらえるため、投資家側のリスク低減につながります。

劣後出資の割合は事業者・ファンドごとに異なるため、安全に投資するためには劣後出資の割合を確認しましょう。

不動産クラウドファンディングは安定して利益が見込める

不動産クラウドファンディングは大きなレバレッジで多額の利益を得たい方には不向きですが、低コストで安定した投資を始めたい方にはおすすめの方法です。

リソースをかけずに投資運用できるので、他の投資も併せて進めたい方にもおすすめです。

まずはサービスや募集案件を比較してみて、どんな投資ができるかチェックしてみましょう。

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