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住宅ローンが組めないけど家が欲しい時は?ローンを組まないリスクと原因を解説

【更新日】2024-01-19
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物件を購入する際は住宅ローンを組んで購入することが一般的です。

しかし、住宅ローンを組もうと思っていても、審査に通らなければローンを組むことはできません。

ローンを組めない場合現金で支払わないといけませんが、本当にローンを組まないで家を購入するべきなのか、確認する必要があります。

この記事ではローンを組まずに家を購入するリスクを解説して、ローンが組めない原因とローンが組めない時の対処法について解説します。

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ローンが組めないのに家が欲しい理由を整理

ローンが組めない場合、不利になるので家を購入しない方が良いケースが多いです。

次のようにざっくりと考えているならば、ローンを組まずに購入するのは避けた方が良いです。

  • 賃貸より持ち家の方がいい
  • 持ち家に憧れている
  • 友人が買っていた

ローンが組めなかった場合、家が欲しい理由を整理しましょう。

安易な目的で購入すると、購入しても後程生活資金に苦しむことにもなりかねないので気をつけてください。

ローンを組まずに家を購入するリスク

ローンを組まずに家を購入する際、次のリスクが挙げられます。

  • 住宅ローン控除を利用できない
  • 住まい給付金を受けられない可能性がある
  • 手元の現金が減ってしまう

ローンが組めないことで控除を受けられないので気をつけましょう。

以下にそれぞれ解説していきます。

住宅ローン控除を利用できない

ローンを組まずに物件を購入すると、住宅ローン控除を利用できません。

住宅ローン控除とは、正式には「住宅借入金等特別控除」といいます。

マイホームの購入やリフォームなどで、一定の基準を満たすと税金の控除が受けられる制度です。

具体的には、年末時点のローン残高の1%に当たる金額を所得税と住民税から控除できる制度で、最大で年間40万円を最長10年間控除できます。

住宅ローン控除が適用される条件としては、「返済期間が10年以上の住宅ローンを組むこと」です。

10年間の適用で、400万円の還付を受けられるので非常に大きな金額が控除されることになります。

手元の現金が減ってしまう

現金での一括購入をすると、手元の現金が一気に減ってしまうのが大きなデメリットです。

手元資金が生活を圧迫しない範囲であれば問題ありませんが、生活に影響が出る可能性もあります。

特に住宅は購入後に、固定資産税や修繕のための費用がかかるので、住宅を購入できたら終わりではありません。

また転職や病気、子どもの教育資金など収入の変化や大きな出費が出るライフイベントがあることもあります。

一括購入をする場合は、将来のライフプランと貯蓄を考慮して決めましょう。

ローンが組めない原因

そもそもローンが組めない原因としては、次の内容が挙げられます。

  • 高齢すぎる
  • 団体信用生命保険に加入できない
  • 年収が少ない・勤続年数が短い
  • 借入状況に問題がある

ローンが組めない原因を把握しておけば、再審査に出すことで新規でローンが組める可能性もあります。

ローンが組めない原因を以下に解説していきます。

高齢すぎる

申し込む時点と、完済完了した時点の年齢が高齢すぎる場合、ローン審査に通らない可能性があります。

金融機関によって多少異なりますが、おおよそ次の範囲に決定しています。

申し込み時点 65歳~70歳
完済完了時点 75歳~80歳

例えば65歳に申し込みしても、ローンの期間を15年以上の期間で設定してしまうとローン審査に通らない可能性があるので気を付けましょう。

高齢の人がローンを組みたい場合は、期間を短くするなどの工夫が必要です。

団体信用生命保険に加入できない

健康状態に問題があると、団体信用生命保険に加入できないためローンを組めないことがあります。

団体信用生命保険(団信)は、ローンを組んでいる人が万が一死亡した際に保険金として未完済のローンを支払う保険です。

一般の住宅ローンを組む際は基本的に加入する必要がありますが、健康状態が悪いと加入できない可能性もあります。

具体的には、次の内容を告知する義務があります。

  • 過去3か月以内に意志の治療・投薬があったか
  • 過去3年以内に重大な病気、2週間以上の治療・投薬があったか

心臓病や脳系統の病やうつ病などの精神疾患に過去3年以内にかかっている場合は、団信に加入できません。

直近の健康状態が良くても、過去3年以内に病気にかかっているとローンが組めないので気をつけましょう。

年収が少ない・勤続年数が短い

年収・勤続年数も住宅ローンの審査に影響が出る側面です。

年収と勤続年数に関しての規定は、次のように決められています。

  • 年収 300万円以上・5~7倍の借り入れ金額
  • 勤続年数 3年以上

金融機関は貸した資金を返してもらう必要があるので、安定した年収が期待できないと住宅ローンの審査に問題が出ます。

勤続年数も3年以上働いている人でなければ今後転職・退職する可能性が高いと判断されるので、3年を基準にしているローンは多いです。

また年収に関して言えば、最低額は300万円以上とおおよその基準がありますが、大体年収の5~7倍が借入する金額の適性金額と言われます。

そのため、2000万円借り入れる場合は、300~400万円の年収が必要です。

安定した収入を得られないと判断されればローンが組めない可能性が高いので覚えておきましょう。

借入状況に問題がある

借入状況に問題がある場合も、住宅ローンが組めない可能性が高いです。

借入しているだけならば金額的に問題がないケースがほとんどですが、返済期限に遅れたなどの記録があれば住宅ローンの審査に影響が出ます。

当然「残高を確認していなかったために支払いが遅れた」ケースもあるかと思いますが、信用情報として記録されてしまうので審査に引っかかることはあります。

他にもレンタルショップの支払い遅延などでも、ペナルティ扱いを受けることがあります。

ローンが組めないのに家が欲しい時のポイント

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ローンが組めない時に家が欲しいときのポイントは、次の通りです。

  • 再審査を申し込む
  • 担保や保証人を追加する
  • 借入希望金額を下げる
  • 金融機関を変更する

ローンを組めない時には、申し込み方法を変更することでローンを組める可能性があります。

以下にそれぞれ解説します。

再審査を申し込む

ローン審査に落ちた原因を修正できる場合、再審査を申し込むことでローンを組むことができるかもしれません。

年収や健康状態に関してはすぐに変更することができませんが、修正できる面であれば修正して再審査に申し込みましょう。

窓口担当者から原因を教えてもらえることがあるので、質問しておくと良いでしょう。

ただし、当然ですが1度目と同じ条件だとほぼ確実に落ちてしまうので再審査に申し込む際は問題を改善してから申し込むようにしましょう。

担保や保証人を追加する

担保や保証人を追加することで、審査に合格することもできます。

物件の担保価値が不足しているなら、家族所有の物件を担保に合わせて担保を増やすこともできます。

また保証人を追加することで返済能力が上がったと判断されるため、保証人を追加することも一つの手です。

借入希望金額を下げる

借入希望金額が年収に対して高く設定しすぎていた場合は、金額を下げることでローンを組める可能性はあります。

借入金額の適性金額は年収の5~7倍なので、それ以上に借入れようとしている人は修正してみましょう。

親や家族に頭金を借りるなどの方法を取ることで、借入金額を減額する事が可能です。

また物件を見直すことも方法の一つです。

借入金額を減額することで、一か月ごとの返済金額が下がるので、返済にゆとりが生まれます。

金融機関を変更する

金融機関を変更することで、同じ内容でも住宅ローンの審査に通ることがあります。

金融機関ごとに審査条件は異なっているため、A銀行で審査に通らなくても、B銀行なら通ったなどのケースはあります。

銀行から信用金庫やネット専業の銀行に変更することで、審査に通ることがあるので変更してみるのも一つの手です。

しかし、最低限前述した最低条件を守れていないと金融機関を変更しても意味がないので注意してください。

住宅ローンが組めない時はなぜ購入したいかを明確にしよう

住宅ローンが組めない時は、何とかして家を購入しようとするのではなく、なぜ家を購入したいか目的を明確にしましょう。

周りが買っているから、などの理由で家を購入しようとしているなら、購入後の生活が不便になる可能性が高いので気を付けてください。

また住宅ローンの審査に通らなくても、他の金融機関に申し込むなど対策を取ればローンが組める可能性もあります。

何故審査に落ちたのかを分析して、修正できる問題点であれば修正してローン審査に申し込みましょう。

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