住宅ローンを組む際は、年収や勤続年数だけでなく申し込み者の信用情報まで調査されます。

信用情報は、これまでのクレジットカードやローンの支払い状況や取引事実をまとめた個人情報です。

債務不履行やローン支払い遅延などがある場合は、信用情報が傷ついてしまい住宅ローンの審査が通過しにくくなってしまいます。

住宅ローンを借入出来たケース①：ローン残高160万の住宅ローン

世帯年収650万円でカーローンやカードローンを合算して160万円のローン残高がありました。

購入したい物件を見つけたため住宅ローンを検討しました。

購入したい物件の価格は2,500万円なので収入面でもギリギリな上にローン残高があるので難しいだろうなと思いつつも住宅ローン審査申し込みを行いました。

審査の結果は何と通過でした。

通過した理由は分かりませんが、ものは試しで申し込みをしてよかったです。

住宅ローンを借入出来たケース②：2100万円の住宅ローン

世帯年収800万円で任意整理現在進行中の人が住宅ローンの借り入れをすることが出来ました。

任意整理を現在進行中で全て完済するまでに3年まであるので、住宅ローン審査は通過できないと考えていました。

家族には私が任意整理中なのは隠していたため、絶対無理だなと思っていましたが借入をすることが出来ました。

申し込み書類には正直に記入していたのに審査を通過することが出来とても嬉しかったです。

住宅ローンを借入出来たケース③：3030万新築マンションの住宅ローン

バツイチ40代女性、年収400万円の住宅ローンを借入出来たケースです。

銀行のカードローン残高191万円で信用情報は3回異動歴があります。

頭金なしで3100万円の借入審査を出しました。

カードローンは仮審査可決時点で完済予定でしたが住宅ローン審査を通過できました。

こんな私でも通過できたので誰でも通過することが出来ます。

よくない条件でも奇跡的に住宅ローン審査を通過することができた理由について解説していきます。

住宅ローン審査を通過することができた理由を確認することで、よくない条件の人でも住宅ローン審査を通過する確率を高めることが可能です。

奇跡的に通った理由①：勤続年数を考慮しない金融機関を利用した

住宅ローン審査をする際に、債権者となろうとする人の勤続年数を確認されます。

勤続年数が長い場合は、勤務をこれからも継続して行うことが出来るため、その人物の収入と今後の年収をある程度把握することが出来ます。

しかし、すべての金融機関が住宅ローンを組もうとする人の勤続年数を確認するわけではなく、一部の金融機関では収入などの状況を鑑みるだけで勤続年数を考慮しないところがあります。

転職直後で住宅ローン審査が通過しないと考えている人は、勤続年数を重視しない金融機関を利用して住宅ローンを契約するようにしましょう。

奇跡的に通った理由②：自己資本の比率を大きくした

自己資本と借入金の資金比を下げることでよくない条件の人でも住宅ローン審査を通過することができます。

一般的な住宅ローンの場合は、自己資本:借入金＝2:8と言われています。

しかし、良くない条件の人は2:8の資金比で住宅ローン審査の通過をすることは難しいです。

自己資本比率5:5などに上げることで、条件が良くない人でも住宅ローン審査を通過することが出来ます。

奇跡的に通った理由③：パートナーと申込をした

住宅ローンを組もうとする人の収入が少ないことが原因で住宅ローンの審査を通過できない人は、収入合算をすることで通過出来るケースもあります。

条件の良くない人でも収入合算をすることで、債券者のパートナーが連帯保証人になることが出来ます。

ただしパートナーの勤務形態がアルバイトなどの場合は年収の半分が加算対象になってしまう場合もあります。

奇跡的に通った理由④：親子で申し込みをした

親の信用情報に傷がついている場合でも子供とリレーローンを組むことで住宅ローン審査を通過することが出来ます。

親子リレーローンは、住宅ローンの返済を定められた期間まで親が行い、その後子どもが実施する形式のローン形態です。

収入を合算できるだけでなく、債務不履行が起こりづらい形態のため金融機関側の視点から見ても融資しやすいのが特徴です。

親・子の年齢によって審査条件などは異なりますが、条件の良くない人の場合は親子リレーローンを利用することで審査に通過する可能性が高まります。

奇跡的に通った理由⑤：複数の金融機関に申し込みをした

住宅ローンの審査基準・方法は各種金融機関によって異なります。

審査の申し込みを行い通過できなかった場合は、別の金融機関を利用することで住宅ローン審査を通過することが出来ます。

一度落ちてしまった場合は、落ちた原因を確認した上で借入金などの条件を変更して、別の金融機関に審査を申し込んでみましょう。

条件の悪い方でも住宅ローン審査を通過するための対策方法について紹介します。

信用情報に傷がついているなどを理由に条件が悪く住宅ローンの審査に通過することができないと考えている人もいますが、しっかりと対策をとることで通過率を上げることは可能です。

まずは、自分にできる住宅ローン審査対策を実施してみてください。

頭金を十分に用意する

一般的に頭金は購入予定の物件の20％を準備すると言われていますが、条件の悪い方の場合は、準備する頭金の割合を増やしましょう。

自己資本比率が高ければ高いほど、金融機関の住宅ローン審査が通過しやすくなります。

頭金を十分に準備することが出来る人は、金銭的リテラシーや計画性がある人と判断されるためです。

窓口で担当者に相談する

ネット銀行などの金融機関を利用すれば低金利で住宅ローンを利用することが出来ますが、条件の悪い人の場合は、店頭で担当者に対面で相談するようにしましょう。

ネット銀行はオンラインで書類の審査を行うため、その人の人柄や誠実さなどは抜きで判断をします。

店頭に訪問し窓口で相談することで、あなたの信頼性が上がり住宅ローンを通過する確率が高まります。

信用情報に傷がついている、条件が良くない人は住宅ローン審査を通過する可能性が低いかもしれません。

しかし、厳しい条件・良くない条件でも住宅ローン審査を通過していることもあります。

自分にできる対策をしっかりと行ったうえで住宅ローン審査を申し込めば審査を通過できる可能性は十分にあります。

今回紹介した方法を実施して、住宅ローン審査の申し込みをしてみてください！