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家が売れないときの対策を解説!売れない家の特徴4つ

【更新日】2024-02-05
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家が売れない原因には何があるのでしょうか。

目標の売却額が決まっている、新居の決済日が迫っているという方は、家が売れない原因を分析して対策を練ることが必要です。

この記事では、家が売れない主な原因と、それぞれの対策方法を紹介していきます。

価格も適正な家でもなかなか売れないことがあります。

家が売却できるかどうかには運やタイミングも関係してくるので、そのまま気長に待ってみるのも一つの手です。

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家が売れない原因4つ

所有している物件を売りに出せば、最短でも3ヶ月以内、遅くとも半年以内には売却が成立しています。

しかし、半年以上経っても売却が成立しないのは、売りに出している物件に原因があります。

  • 売却価格と相場価格が不釣り合い
  • 内覧件数が少ない
  • 不動産会社のサポート不足
  • 家自体に売れない理由がある

ここでは、物件が売れない代表的な原因を4つご紹介します。

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売却価格と相場価格が不釣り合い

所有している物件を市場に出す時に設ける売却価格は、所有主が自由に価格設定を行えます。

物件価格は、売りに出しているときの経済状況や取引状況によって決まる価格帯「相場料金」を基に価格設定をします

しかし、買い手も高額な買い物は避けたいため、相場料金を調べた上で物件購入をするかどうかを決めます。

交渉の場で値下げする戦略を立てていたとしても、相場料金からかけ離れた料金設定をしていると、内覧の申し込みが少なく、結果半年以上も売れ残ってしまう原因を作ります。

内覧件数が少ない

不動産が売れない理由には内覧件数の少なさもあります。

内覧件数が少なければ、購入のステップまでたどり着けないでしょう。

家を買う前には、イメージをつかむために内覧する人がほとんどです。

内覧の数が少なければ、不動産が売れない理由につながります。

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不動産会社のサポート不足

家が売れない原因には、不動産会社のサポート不足も考えられます。

不動産会社は家を買いたい人と売りたい人のマッチングを行う役割です。

サポート不足が起きてしまうと、思うように家が売れません。

不動産会社のサポートが足りないと感じたら、以下を試してみましょう。

  • 販売活動をチェックする
  • 積極的に動いてくれるように依頼する
  • 連絡の頻度を増やす
  • 担当者の変更を依頼する

家自体に売れない理由がある

不動産そのものに何かしらの問題がある場合「買いたい」と思う人は少ないです。

  • 築年数が経過しすぎている
  • アクセス・立地が悪い
  • 変型の土地に建っている
  • 再建築不可物件である
  • 二世帯住宅など家族構成に合わせた住宅

以上のように、環境や物件に問題がある場合は、販売が難しい傾向です。

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内覧が少なくて家が売れない時の対策

「家を売りに出しているけど、そもそも内覧が少ない!」という人は、内覧を増やす対策が必要です。

  • 広告の見直し
  • 囲い込み
  • 売出し価格の見直し

対策方法を把握して、内覧が少ない問題を解消しましょう。

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広告の出し方の見直し

売却活動中の広告は、出し方によって内覧希望者数が変わります。

特にインターネット広告を出している場合は、広告の写真に問題があります。

魅力的な写真を掲載していない物件は、買主が見ても「ちょっと気になるから見てみたい!」とはならず、内覧者も増えません。

例えば、家の写真より周辺環境に関する情報の多い物件は、肝心の物件情報が上手く伝わらず、内覧につながらない可能性があります。

買主が「内覧をしてみたい!」と思うには、家の外装・内装や設備などを明確に見せる必要があります。

周辺環境の写真も重要ですが、まずは売却予定の物件をしっかり撮影しましょう。

また不動産会社の担当と話し合って、ネット広告の掲載数やチラシの配布数を出来るだけ増やしてもらいましょう。

広告内容に修正が必要な場合は修正を依頼して、内覧者を増やしましょう。

囲い込みを疑う

囲い込みは購入希望者が現れているにもかかわらず、不動産会社が申し込みさせないことを指します。

「仲介手数料を取れなくなるから不動産会社が不利になるのでは?」と疑問に思う人もいますが、不動産会社側からすると買主も自社で見つけることができれば仲介手数料を二倍に取れるので、両手仲介出来るまで売らないと判断する会社もいます。

仲介手数料を二倍取れるのは不動産会社にとってとても魅力的です。

しかし売主からすると、売りたい物件をいつまでたっても売れないので困ってしまいます。

囲い込みは専任媒介契約を結んだ場合に起きるので、複数の不動産会社と異パン媒介契約を結んでいる人は囲い込みに遭うことはありません。

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売出し価格の見直し

購入希望の連絡が一切無い場合は、売出し価格に問題があります。

一度売りに出している価格を見直して設定しましょう。

売出し価格を売主の希望通りで設定した場合は、相場と乖離している価格になっている可能性がありあります。

売出した時期が同じ物件の価格を見て、競合物件の動向を把握しましょう。

売出し期間が長く経っている場合は、不動産会社に成約物件をリストアップしてもらって価格を見直しましょう。

内覧があるのに家が売れない時の対策

「内覧してくれるけど、購入する手前でだめになってしまう」という場合、対策する方法は下記の通りです。

  • 内覧準備の見直し
  • 内覧での対応を見直し

魅力的な物件でも内覧の対応が適当だと、買主側が「信用できない」と感じてしまうおそれがあります。

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内覧準備の見直し

内覧は物件の第一印象を決める重要なイベントです。

玄関の掃除はもちろん、室内に不用品がある人は事前に撤去しておきましょう。

水回りのクリーニングが必要な人は業者に依頼しましょう。

また、買主に見せられない部分がある物件は「全て見られないならリスクがある」と判断して購入手前で話しが頓挫するケースもあります。

なるべく全ての部屋を見せられる様にしておきましょう。

内覧での対応を見直し

物件の内装・外装共にキレイな状態だったとしても、物件の見せ方が下手であれば暗い印象を持たれてしまいます。

明るい印象を持ってもらう為にも、家の照明をつけて明るい印象を持たれるようにしましょう。

子どもやペットが居る場合は、購入希望者が内覧している間だけでも室内に入れないようにしましょう。

親戚の住宅にあずけたりペットホテルに依頼したりしましょう。

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家が売れない時にしてはいけないNG行動

家が中々売れない状況でも、決してやってはいけない行動があります。

焦って行動してしまうと、本来もらえるはずだった売却益より少ない金額になってしまいます。

これから各項目を紹介するので、家が売れなくて実行しようとしている人は一度慎重に検討してみましょう。

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空き家にする

「家に住んでいるから売れないのか!」と判断して引っ越しを先に済ましてしまう人がいます。

急いで空き家にすると売れると考えている人もいますが、売れやすくなる訳ではありません。

居住中の家だと、内覧者が実際に生活するイメージがつきやすく買主が売主に質問し易い環境になります。

一方で空き家だと、買主にすぐ物件を譲れますが空き家になった戸建ては劣化スピードが早くなるので時間との戦いになります。

売却益が確定する前に引っ越し費用や家賃が発生してしまうので、売主が決まった後に、引っ越しをすすめていきましょう。

リノベーション・リフォーム

「家がボロいから売れない!」と判断した人は、リノベーションやリフォームを行なって再び売ろうとします。

しかしリフォームをしたからといってリフォーム費用を売却価格に上乗せ出来ない可能性が高いので、損をしてしまいます。

逆に買主自身がリフォームしたいという人もいるので、逆効果になってしまいます。

場合によってはリフォームした方が良いケースもあるので、リフォームをしようと考えている人は一度不動産会社に相談してみましょう。

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更地にする

「売りたい家が古いから更地にして売ろう!」と考えている人が居ますが、更地の状態で売っても意味がない可能性もあります。

土地探しの多いエリアでも、購入前に取り壊さない状態で取引されるケースが多く、建物が残っていると買主がイメージしやすいので購入希望者が多くなる可能性もあります。

また更地の状態で売れ残ってしまうと、買いたい費用だけでなく固定資産税の支払いも上がってしまうので注意しましょう。

不動産会社に満足できない時の対策

家が売れない原因が不動産会社にあると思い、不動産会社に不満が出てきた人は依頼先の変更を検討しましょう。

不動産をスムーズに高く売る為には、不動産会社のサポートが必要になるので「相談してもちょっと不安」と感じる人は不動産会社を変更しましょう。

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不動産会社を変更する

不動産の媒介契約には3通りあります。

【不動産会社との契約形態一覧】

契約形態 売却依頼を出している会社数 活動報告(会社義務) レインズへの登録(会社義務) 契約期間
一般媒介契約 複数社 なし なし※登録は可能 無期限※一般的には3ヶ月
専属専任媒介契約 1社のみ 1週間に1回以上 媒介契約締結から5日以内 3ヶ月
専任媒介契約 1社のみ 2週間に1回以上 媒介契約締結から7日以内 3ヶ月

まずは、自分はどの契約か確認しましょう。

一般媒介契約は複数の不動産会社と契約が可能です。

専任媒介契約・専属専任媒介契約は、不動産の販売にあたって1社としか契約できません。

そのため、不動産会社を変えるタイミングは、契約終了の時期がおすすめです。

規約を破って中途解約すると、不動産会社からそれまでかかったコストを請求されてしまう場合があります。

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不動産一括査定サービスを利用する

不動産査定

不動産会社を変更する際は、不動産一括査定サービスで査定価格を見て決めましょう。

複数の不動産会社に依頼すると、査定結果の内容や担当の対応などを見比べられるので、自分が一番適切だとおもう不動産会社に仲介を依頼できます。

最適の不動産会社を見つける為にも、不動産一括査定サービスを利用してみましょう。

家が売れない理由を洗い出そう

家が売れない状態は売主にとって大きな精神負担になるので、出来るだけ早めに解消しましょう。

不動産会社の担当と相談して、解決できそうな内容であればスムーズに対処してもらいましょう。

家が売れない原因が不動産会社にあると判断した場合は、不動産一括査定サービスを利用して最適の不動産会社を見つけて対処しましょう。

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