まずは、硬くてしっかりとした、スタンダードなタイプのボックスから紹介していきます。

➀不二貿易・突板スタッキングボックス

不二貿易の突板スタッキングボックスは、シックでしっかりとした印象を与える、シンプルな商品です。

サイズと色によって価格が異なります。

ニトリや無印良品以外にも、素晴らしい家具を販売しているメーカーはたくさんあります。

不二貿易の突板スタッキングボックスも注目すべき家具の一つです。

本記事で紹介する4つのハード系収納ボックスの中では、唯一の木製の家具です。

シンプルイズベストというべき作りで、木目調の美しい模様を存分にいかしたデザインになっています。

どのようなスタイルの空間に取り入れても、フィットしてくれる収納ボックスでしょう。

また、スタッキングも可能です。

同じサイズのボックスを2つ買って積み重ねるときに、カラーをそろえて統一感を楽しむのもいいでしょう。

あえて違うカラーを選んで、積み重ねた時のコントラストを楽しむという方法もあります。

デザインがシンプルである分、インテリアコーディネートの幅が広がって楽しむことが可能です。

また、ナチュラルにはアッシュ素材、ブラウンにはウォールナット素材と、いずれも機能性に優れ、人気の高い木材が使用されています。

その分値段は張りますが、自分の部屋に合うようなシンプルなデザインの収納ボックスが見つからない、という方にはぜひともおすすめしたい商品です。

②ニトリ・Nインボックス

「収納ボックス」と言われてまず私が思いつくのがこちら。ニトリの「Nインボックス」です。

サイズは4種類に分かれており、それぞれ価格も異なります。

ホワイトの他にも、中身が見えて便利なクリア、ブラウン、グレーなどいろんな色があり、お部屋のイメージに合わせて選べます。

全サイズ組み合わせ自在で、様々な置き方が可能。スタッキングもOKです。

真っすぐな形で、無駄なスペースが無く、空間を有効に使える他、取っ手が3方向に付いていて、縦向きにも横向きにも使いやすい。

フタやキャスター（別売り）もあり、必要に応じて好きにカスタマイズできます。

引き手を表に向ければ取り出しやすく、また、引き手を裏側に向ければ、よりスッキリ収納することもできます。

ひとつ難点があるとすれば、ニトリの商品は数年に一度リニューアルされることが多いです。

上の写真は、現在販売されている「Nインボックス」と、以前販売されていた旧インボックス。

ちゃんと互換性はあり、スタンキングもできるし、旧インボックスのフタを「Nインボックス」にすることもできました。

ただ、たまにリニューアルされてしまうので、数年後買い足そうとした時には、色味や形が微妙に違ってしまう、なんてことがあるかもしれません。

（その分商品としてはアップデートされています）とはいえ、とても使い勝手が良いので、納戸・キッチ③ン・子供部屋など、いろんな場所でかなり活躍してくれています！

③無印良品・ファイルボックス（25ｃｍタイプ）

続いては、無印良品の「ポリプロピレンファイルボックススタンダード・幅２５ｃｍタイプ」。

サイズは約幅２５０×奥行３２０×高さ２４１.５ｍｍ。

価格は2019年に見直され、2021年4月現在税込990円です。

無駄のない直線的な形。

フタを使えばキャスターを付けることも可能です。

発売以来「変わらない形」にこだわっていて、いつでも買い足せる安心感があります。

フタ・キャスター別売りであり。

フタを使えばスタッキングもOK。

無印の収納用品は日本家屋の「尺」をもとにモジュールが決められているものが多いので、家の収納に驚くほどにピッタリ！

先ほどのニトリのインボックスだとギリギリ並べられなかった半間のクローゼット（幅・内寸：78cm）にも、3つ気持ち良く並びます。

少しお値段は張りますが、揃えて損はないボックスだと思います。

④ダイソー・スクエアボックス

100円ショップ商品でおすすめなのがダイソーの「スクエア収納ボックス（深型）ホワイト」！サイズは37cm×25cm×22cmです。

1個220円なので、数を揃えたい時に便利。

カラーは、ホワイトの他にダークグレーやブラウン、ブルーなどがあります。

別売りでフタあり（110円）。

キャスターの取り付けは不可。

底に向かってすぼまっている分、入る用量は若干少なめ。

その分使わないときは重ねられるという利点も。

100円ショップは入れ替わりが激しいため、買い足したい時に不利な場合もあります。

こちらも縦に入れると、半間のクローゼット（幅・内寸：78cm）に3つ気持ち良く並びます。

安価なため、他のボックスに比べると少し頼りない感は否めませんが、よほど重いものを入れなければ問題はないと感じています。

続いて、硬くない、柔らかいタイプのボックスをご紹介します。

ソフトなボックスは、万が一落ちたら危険な、高い場所での収納や、小さなお子さんの使うものを入れておくのにもオススメです。

①無印良品・ポリエステル綿麻混・ソフトボックス

まずオススメなのは、無印良品の「ポリエステル綿麻混・ソフトボックス」シリーズです。

写真は「長方形・大」で、サイズは約幅３７×奥行２６×高さ３４ｃｍ。

価格は2021年1月に見直され、2021年4月現在税込990円です。

生地の内面がコーティングされており、汚れにくく耐久性もあり。

使わないときはコンパクトに畳めて、柔らかいのにしっかりと自立するのが魅力。

私は、納戸にあるシェルフのいちばん上に並べて、軽くてかさばるものを収納しています。

難点は、かたち上ラベリングがしづらい点くらいだと思います。

わが家では、ダブルクリップを挟んで、そこにラベルを掛けておくという形をとっています。

こちらのソフトボックスシリーズは、他にも大小様々なサイズ・フタの有無などいろんなタイプが展開されているので、ピッタリなタイプを見つけやすいかと思います。

②IKEA・SKUBBボックス

IKEA「SKUBBボックス」の31×34×33 cmのタイプは、1799円/3ピース（2021年4月現在）です。

底に付いているファスナーを閉めて組み立てます。

必要ない時は1~2cmの薄さに折りたためるので便利。

とにかく軽い（約450g）ので、クローゼットの上段にピッタリ。縦に取っ手が付いていて高いところに置いていても取り出しやすいです。

底板をはめ込むので割と丈夫でたっぷり入るのが魅力。

フタは無しで、取っ手部分が破損しやすいという意見もあります。

比較的リーズナブルなので、数を揃えやすいのもGood。

たくさん入って見た目も良いので、片付けが楽しくなる逸品です！

③ニトリ・Nソフトインボックス

ニトリの「ソフトNインボックス」は有名なインボックスから、ソフトバージョンも出ています。

サイズは以下の4種類です。

ホワイトの他にライトグレー・ブルー・ピンクなどお部屋に合わせてカラーを選べるのが魅力

角が丸くて拭きやすく、丸洗いもOKです。

取っ手が3方向に付いていて、縦向きにも横向きにも使いやすいです。

別売りのフタもあり。

フタをすれば、上に積むことも可能。

底に向かってすぼまっている形なので、重ねて省スペースで置いておくこともできます。

こちらはカラーボックスにぴったりサイズ。

取っ手がある面を表に向ければ取りだしやすく、取っ手のない面を表に向ければよりスッキリとした印象にすることもできます。

尖ったところがなく柔らかいので、小さなお子さんのおもちゃ収納なんかにもぴったりです。

似たように見える収納ボックスですが、サイズや価格、質感や買い足しやすさ等がそれぞれ違います。

ご自身にピッタリなボックスを選んで、おうちをスッキリさせてみてはいかがでしょうか？