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建坪・建築面積とは何?2階建て家屋はどう計算する?坪単価・延床面積・建築面積との違いも解説

【更新日】2023-12-07
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建坪とは
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理想的な間取りに魅力的なデザイン、注文住宅は誰もが憧れる住環境ですよね。

しかし注文住宅の建築にあたって、「建坪って何?」、「どうやって計算すればいいかわからない!」などの疑問を抱えている人は多いはず。

注文住宅に関する言葉について理解していないとハウスメーカーとの間の計画もうまくすすみません。

この記事ではそのような疑問や不安を解決すべく、建坪について解説し、坪単価や延べ床面積、建築面積との関係性についてもお伝えします。

さらには建築面積を確認する際の細かなポイントまで紹介するので、注文住宅の購入を検討されている人は参考にしてみてください。

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建坪の内容と坪単価・延床面積・建築面積との関係性

注文住宅の購入を検討されている方は、「建坪」という言葉よく見聞きするかと思います。

では建坪とは何のことを示すのでしょうか?

また建坪と同じく、「坪単価」、「延床面積」、「建築面積」という言葉についても分からない方がいると思います。

ここからはそれら言葉について解説していくとともにその関係性についての理解を深めていきましょう。

建坪=建築面積

建坪とは、建築面積を坪数で表したもののことを言います。

とは言うものの明確な定義といわれるものはなく、ハウスメーカーによっても言葉のとらえ方が違う場合があるというのが現状となっています。

逆に定義がしっかりとされている言葉は「建築面積」と「延べ床面積」です。

建坪の内容

建築面積は建物を真上から見た際の面積=水平投影面積のことをいい、延床面積は建物全ての階の床面積を合計した面積のことを言います

なぜ定義があいまいな建坪という単位が使われているというとのでしょうか?「坪」という単位は「畳」などと同じように日本に昔から使われている単位で、その名残として現在においても使われているからです。

坪単価は延床面積に応じて変わる

建坪と建物面積、延床面積を解説しましたが、注文住宅を建築する際には「坪単価」という言葉にも注意をしておかなければなりません。

では「坪単価」とは何のことでしょう?坪単価とは1坪当たりの建築費を意味しており、注文住宅を建築する際には、住宅の本体価格から坪単価を求めることができます。

しかし同じ建坪や同じ建築面積でも坪単価が異なってくることがあります。

それはどうしでしょうか?

坪単価は住宅の本体価格から延床面積を割ることによって求めることができます。

そのため同じ建坪や建築面積でも延床面積が変化することによって、坪単価が変わってくるのです。

また延床面積だけでなく、内装や外壁、設備などのグレードの変化に応じても、坪単価は変化します。

グレードが上がれば上がるほど、住宅の本体価格も上がるのは当たり前ですね。

坪単価を理解することによって、自分の予算内に当てはまる注文住宅を建築すること可能です。

注文住宅の購入の際は、坪単価をしっかりと確認しておきましょう。

建坪の計算方法

ここまで建坪と建坪に関わる様々な言葉について解説しました。

しかし肝心な計算方法を理解しておかないと、実際に使うことができません。

ここでは建坪の計算方法について解説します。

建坪の計算方法は以下の通りです。

建坪=建築面積×0.3025

この計算式に数値を当てはめることによって、建坪を簡単に求めることができます。

注文住宅の購入の際に実際に使用してみましょう。

建築面積を算出する際のポイント

建坪を計算する時に必要な建築面積。

これは上記の通り、建物を真上から見たときの面積のことを言います。

しかし建築面積算出の際に注意しておかなければ、建築基準法違反となることも…ここでは建築面積を算出する際に注意しておかねければならないポイントを4つお伝えします。

注文住宅を建てた後に「建築基準法オーバーだった!」ということがないよう、確認しておきましょう。

庇やバルコニーは1m以下あれば建築面積に含まない

庇やバルコニーなどは建物から外部で突出している部分ですよね。

このような場合は建築面積にどのような変化をもたらすのでしょうか?

建築基準法においては庇やバルコニーなどの部分は、1m以下あれば建築面積に算出されないと定められています。

バルコニーが建築面積に含まれる条件

逆に言うと、1m以上の庇やバルコニーは建築面積に算出されるため必ず注意をしておく必要がありますね。

実は、一般的な庇やバルコニーは突出部分が90㎝の程に収まるようにできており、建築面積に算出されないように工夫されています。

建売住宅などの住宅を購入する際は心配する必要がないかもしれませんが、注文住宅を建築する際、庇やバルコニーを大きくしようという人は注意が必要かもしれませんね。

吹き抜けのは建築面積に含まれる

注文住宅を検討されている方の中には、室内に吹き抜けを作りたいという人も多いでしょう。

吹き抜けは解放感もあり、日当たりもよくて憧れますよね。

では吹き抜け部分は建築面積に算出されるのでしょうか?結論から言うと吹き抜け部分は建築面積に含まれます。

しかし、建築面積には算出されますが、延床面積には算出されないのです。

なんともやっかいですが、吹き抜けを作ろうと考えている人は建築面積か延床面積で吹き抜け部分の算出が変わってくることを覚えておきましょう。

出窓は条件によっては含まない

出窓は外観としてもおしゃれですし、室内では小物インテリアを装飾することもできます。

出窓も注文住宅を検討している人の中では大人気のオプションですよね。

しかし建築面積の算出の際には少し複雑でやっかいです。

出窓は以下の条件を満たすときは建築面積に算出されません。

  1. 出窓の下端の高さが30㎝以上
  2. 壁から50㎝以上突出していないこと
  3. 1/2以上の面積が窓であること

また以下の場合は上記を満たしている場合でも建築面積に算出されます。

  1. 出窓の天井が室内の天井よりも高い
  2. 出窓の下の部分に収納がある
  3. 屋根と出窓が一体化して、下屋がない

出窓を作る場合、このように建築面積に算出するかどうか非常にわかりにくく、素人が見分けるのは困難です。

しっかりとハウスメーカーなどのプロと話し合いながら計画を進めていくことが間違いない手段でしょう。

中庭・カーポートは建築面積に含まれる

車好きの方は必ずつけておきたいカーポート。これらは建築面積に算出されるのでしょうか?

カーポートは屋根があるかどうかで、建築面積に含まれるかどうかが決まってきます。

しかし例外もあります。

カーポートの屋根を支える柱同士が2m以上離れており、カーポートの屋根までの高さが2.1m以上ある場合は建築面積が緩和されるという条件があります。

またカーポートは固定資産税が架かってしまうケースがあるため、注文住宅を検討されている人は注意しておきましょう。

ハウスメーカーの説明で理解できない部分は必ず調べておく

今回は建坪や建坪と関係がある建築面積や延床面積、坪単価について解説してきました。

ハウスメーカーと注文住宅について計画を進める段階で、これらの言葉について何も知らない状態だと自分がイメージ通りに住宅が完成しない可能性があります。

建坪などのことばの理解を深め、ハウスメーカーとの間で考えをすり合わせながら進めていくことが自分のイメージに近い注文住宅を建築する第一歩となるのではないでしょうか?

この記事を参考に広さや予算、設備について改めて考え直してみましょう。

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