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住宅購入にかかる費用はいくら?購入価格・諸費用の相場と予算別のモデルケースを解説

【更新日】2023-12-07
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住宅購入にかかる費用
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家を買う際はまとまった費用が必要なのは周知の通りですが、一体いくら必要なのかはそれぞれの事情や希望する物件の内容などによって大きく異なります。

注文住宅もお金を出せるだけ出して豪華に仕上げるというよりは、不要な機能を削っていき、できるだけリーズナブルに購入するという考えの方が多いですし、こうした考え方がプロ目線から見ても正解だと言えます。

では、一体いくらで購入するのがお得なのでしょうか?

今回は家の値段について、詳しく解説していきます。

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家は1,000万円前後から購入することが出来る

家の購入費用はピンキリですが、安い新築だと1,000万円前後で購入することができます。

約3分の2を住宅ローンで賄う方が多いので、だいたい300~400万円の予算があればマイホームを建てることは可能と言えます。

中古になると更に最低価格は下がり、築古ならトータルで数百万円しかかからないケースも多いです。

購入にかかる費用は都心・都市部か郊外か、注文住宅か建売住宅かによっても異なります。

注文住宅の場合は一から間取り等を決めていくので費用は高くなりますが、家を建てる上で最低限かかる費用というものがあるので減らせるだけ減らせるという訳ではありません。

リーズナブルな注文住宅を建てるとなれば、やはり最低1,000万円ほどが相場でしょう。

建売住宅のほうが安いが幅は狭い

家は入居者が一からデザインを決める注文住宅と、メーカーがフォーマットを決めて販売している建売住宅の2種類に分かれます。

このうち、建売住宅は大量生産を想定しているので、価格は比較的安くなります。

ただ、建売住宅は出来上がったフォーマットの物件に入居するので、希望と合うところ・合わないところが出てきます。

建売住宅はお得ですが、「せっかく夢のマイホームを建てるなら自分達の理想を詰め込みたい!」という感情もあるので、一概に良いとは言えません。

家購入の適切な値段は年収の3~5倍

家購入の適切な値段は、年収の3~5倍だと言われています。

家計を多少切り詰めたとしても良い家に住みたいなら5倍を出し、低めで購入するなら最低3倍を出すという考え方が良いでしょう。

夢のマイホームだからお金を奮発して出すというのも悪くはないですが、住宅ローンを借入すると将来的にも返済負担がのしかかってくる上に、加齢によって病気や入院のリスクが増えてくるので危険です。

奮発するにしても、5倍程度に抑えることをおすすめします。

家購入の値段を引き上げる際は住宅ローンを有効活用すべし

家の購入額を5倍以上で組む場合は、住宅ローンの有効活用が必要になります。

ローンを利用することで長期的な予算編成が可能になり、値段の幅が広がります。

家購入でかかる値段の内訳

家購入にかかる費用の内訳は、土地の購入費と家の建築費の2種類に大きく分けることができます。

土地の購入費用の内訳

土地の購入費用は、以下が主なものになります。

  • 手付金(物件価格の5~10%)
  • 物件の残代金
  • 印紙税・仲介手数料半金などの諸費用※

※費用目安はトータルの代金×6~10%

家の建築費用の内訳

家の建築費用は、以下が主なものになります。

  • 工事契約金・建築確認申請費
  • 着工金・地鎮祭費用
  • 中間金・上棟式費用
  • 建築費の残代金
  • 建物の登記費用

この他、引き渡しまでに支払う費用としてはローン借入費用や税金などが含まれます。

予算別の家の違い

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注文住宅は予算の違いによって質が大きく変わってきます。

前述の通り1,000万円から家の購入は可能ですが、予算ごとに出来る内容は大きく変わってきます。

ここからは予算別に大まかな家の違いを紹介していきます。

1,000万円台の家の特徴

1,000万円台の家は基本的にコの字、L字のような凹凸がなくシンプルなデザインにしてコストを抑えるようになります。

また、施工費を抑えるために片流れの屋根のものも多くなります。

切り妻式と片流れ式

1,000万円台までコストを抑えるとなるとハウスメーカーが大量仕入れしている素材を利用するので、選択の幅が狭まります。

2,000万円台の家の特徴

2,000万円台の家なら、ワンポイントでお金をかけるのがおすすめです。

システムバスをミストサウナにする、トイレをタンクレスにするなども可能です。

ただ、メリハリのある予算配分をしないと「やっぱりここも豪華にしたい」などと考えはじめ、結果的にトータルコストがかさんでいく可能性があるので注意しましょう。

3,000万円台の家の特徴

3,000万円台になると、実用性の面で備えたい機能は全て揃うようになります。

抑えるところは抑える工夫が必要ですが、理想的なマイホームを建てることが容易になってきます。

4,000万円台の家の特徴

4,000万円台になると実用的な機能を全て揃えた上で、より豪華な設備やデザインにすることができます。

流行の自然素材を盛り込んだ家も、この予算感だと叶えやすいです。

家を購入する際の注意点

持ち家を買うのは多くの方にとっての夢ですが、一方で無理に賃貸から移って失敗する人も非常に多いです。

家の購入で失敗しないために、抑えておきたいポイントを紹介します。

将来的な出費も考える

教育費や医療費など、将来的にかかる予想外の費用も多く存在します。

家族環境の変化などにより、月の出費が平均10万円以上アップするケースも少なくないのです。

家を購入する際は、こうしたケースも考えた上で予算を決めるようにしましょう。

ランニングコストを計算する

上記のような想定外の費用の他に、ローンの支払いや固定資産税、補修・修繕費などのランニングコストもかかってきます。

新居を購入する方は意外と見落としている項目なので、しっかり計算しておきましょう。

土地の値段の違いを把握する

意外と忘れがちなのが土地の値段の違いです。

土地の値段はエリアによってかなりの差があるので、同じ建物のデザインも場所によっては実現できない可能性があります。

逆に、立地の面で譲歩をすれば、より豪華な家を建てることが可能です。

どのような方針でいくのか、考えておきましょう。

住宅ローンの借入・返済戦略を立てる

固定資産税と同じくらい重くのしかかるのが住宅ローンの返済です。

頭金の額など、どのように借入をおこなうのかの決定と、借入後に返済額を減らすための工夫が求められます。

返済負担を減らすために大切なのが頭金の設定です。

銀行によって頭金の割合によって下がる金利の幅が異なるのでチェックしましょう。

借入後は繰上げ返済を上手に活用できるかどうかがカギになってきます。

繰上げ返済は月一の約定返済と違い、元金をダイレクトに減らせるのでお得です。

繰上げ返済手数料がいくらかかるのかも銀行によって異なるので、しっかり比較しましょう。

家は適切な値段で購入するのが最もおすすめ

結局のところ、適切な値段設定で家を購入するのが最もおすすめです。

奮発して高い家を購入しても、最終的に自分自身が困ってしまうことになります。

家なんて買うんじゃなかった…マイホーム購入で後悔する理由と対処法!無理して家を買った結果どうなる?

経済状況を整理した上で、どこにこだわるかを明確化しましょう。

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